the inner of Ti

The inner of [Ti]
Comics

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"DARK WHISPER"

"FAMLIY!"

"FUMICA"

"DARK AGE"

"So What?"

100320 [最近の状況]

　ここは二年近く放置していたけど、相変わらず月々１０冊程度は漫画を買ってます。
　が日々の慌しさから、一回読んだら一ヶ月経ってしまって、裁断→スキャン→破棄の処理に回されてしまうのが定常化している。　以前なら、せめて３回は読んでいたのに。
　一旦スキャンしたら、データはメインPCのHDDに収められ、バックアップデータもHDDケースかDVD-RAMに保存されることから、メインPCなりサブPCを立ち上げ無いとアクセスできないので、実質的には死蔵に近い状態となる。　つまり、余程のきっかけが無い限りは、読み返すことはまず無いのが実態だ。
　だが、去年末に導入したミニPCの運用で、その状況が改善されつつある。
　要は、スキャンしたデータをミニPCで閲覧しやすい環境を整えることで、就寝時などの短い時間に漫画が読めるようになったのだ。
　この際、これまでスキャンしたデータは出版社・著者別に整理していたものを、ミニPC閲覧用には購入した順番に並べておく、といった工夫を加えたことよって、閲覧の敷居が下がったように思う。
　なにより、「この手元の端末から過去の蔵書数千冊へアクセス可能な状態にある」と思うだけで、シアワセ感があるというか、膨大な時間をかけて電子化してきた労が報われる気がする（多分錯覚）とか。
　ちなみに、現在の所蔵スキャンデータは4000冊で60GB程度なので丸々ミニPCに入る量だ。　これに漫画以外の蔵書やビデオデータを含めると450GB程度なので、1.8インチHDDの大容量化も進んできたことだし、遠からずすべてのデータと閲覧環境とを手軽に持ち歩くことができるようになりそうだ。　現時点でも3次バックアップ用に買ったポータブルHDDを使えば出来なくもないし、クラウドの環境が整っている地域で且つそれを使うことに抵抗が無いのであれば既に実現可能なんだな。
　今後はiPadを契機にして電子書籍リーダーが一気に普及するのかもしれないが、もしかしたら、その未来というのは、案外この程度のものなのかもしれないな、なんて気も。

＜最近のトピックといえば、アレだ＞
　東京都の非実在青少年ナニガシの流通規制＆単純所持罰則条例騒動だが、議会の人間レベル低さというか、なんとも気持ち悪くて嫌な話だと感じた。
　あれは単純に「としあきちゃん、あなたの為なのよ！」的にアレコレ押し付けるモンスターマザーの論理（？）であって、それが単なる建前であり「結局は手前の自己満足の為なんだろ！」という側面を見逃さないのが押し付けられる側の感情であって、更に「文化の灯火が踏みにじられる！反対！」という既得権益ゴロが出張ってくるに至って、気持ち悪さもピークに達する。　あぁ、きもちわるい。
　出発点からして「悪魔の証明」並に話のレベルが低いのに、ものすごい上から目線なので、反論も同じレベルとならざるを得ず、その後の議論がまともに続く訳が無いのだ。
　そもそも、誰一人として相手を信用していないではないか。　議員センセイ様連中は描く人間・売る人間・読む人間のすべての人間性を信じていない（ように感じさせるヒステリー論法で条例化を議論している）し、反対する側も「規制は絶対に恣意的且つ都合のいいように拡大解釈されるに決まってる」と運用する人間をまったく信じていない、そして元々カネ以外を信じない既得権益ゴロは言わずもがな。　相手を否定し、その上嫌悪感を発散している臭が万延しまくり。
　相手を信用せず、同じレベルで低い議論のふっかけ合いがかみ合う訳も無い。　後に残るのは単なるヒステリーと罵詈雑言のかけあいだ。
　少し冷静になって考えれば、まともな企業内で企画なり改革の提案をするのあれば、課題明確化→原因分析→対策立案→効果評価の事前検討を示すのが当然であって、定量的な数値なしに説得することは不可能、というのが常識だと思うのだが、東京都議会はそうした民度に達していないということなのだろうか？　一から十まで感情論に立脚した課題定義と原因分析～脊髄反射で浅い対策しか示せずに効果評価を無視した条例案、この辺りの稚拙さが、今回の騒動の出発点にあると、一サラリーマンとしては情けなく感じざるを得ない。　先ずやるべきのまっとうな調査をしたのか、まっとうな分析をしたのか？と。　少なくとも「自分」と「周囲」を客観的に見れていない幼稚な人間による上から目線と感情論で規制を振りかざすような香りを払拭させることが、議論の俎上に載せる為の第一条件であろうと思う。
　言い換えれば、欧米の環境ゴロが国連を巻き込んで地球温暖化を認めさせたのと同様な手法を用いるだけでも、冷静な議論に参加できる人は少なくないと思うし、そうなれば既得権益ゴロをデカイ面して出張らせる余地を与えることも無かっただろうに。
　対等に、建設的に、できれば合理的な内容で、相手を尊敬できるような議論をしたいものであるのことよ。

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