The inner of [Ti] MISCELLANEOUS '15-

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20230507
リビルド

GPGPUの概念が提案されて以降の10数年間、一応はそこそこ強力なGPUの搭載を心掛けてきたものの、それを普段の運用で有効活用できていたかと言えば否な状況が続いてきた。
が、この数か月間は今までになくGPUの稼働率が上がってきた。　NVIDIA Broadcastしかり、そしてSRCNNは非常にQOLに寄与している。
ゆくゆくはローカルGPTの運用ができるようになりたいものだな、としみじみ思う、今日この頃。



＜Windows 3Dビューアー って意外と使えるかも！＞ 　Windowsスタートメニューの先頭に登録されているアプリは、多くの場合で「3Dビューアー 」だと思う。→ 　それと同時に、一度も使ったことが無いアプリの筆頭でもあるような気がする。　何か有意義な使い方は無いだろうか？ 　さて、話は変わるが、工学系人間たるもの、自前でPC環境にちゃんとしたCADが無いとダメだよなー、とRhinocerosを購入してから16年が経っていて、今となってはバージョンアップ費用を繰り返し拠出している唯一のアプリになってしまっていることもあるので、折角なのだし、よりクリエイティブな生活の起点の一つとして、もう少し有効活用していきたいものだな、と常々。 　そこで話が繋がるのだが、作成した3Dモデルを説明資料に利用するとかいいよね、だけどRhinoceros本体を持たない人でも使える表示手段が必要で、一応公式のオンラインビューワーがあるにはあるのだけど、これを利用するには説明相手に生データを渡さないとならないのはちょっとアレでもあり、ここはやはり標準化が進んでいるWebGLなら誰でも3Dビューアーで観れるよねー（…というか、PowerPointで3Dモデルの貼り付けに使えるメリットも大きいんじゃない？）、といった流れで、gltfデータを出力・活用する方法について、細々とであるが模索をしてきていた。 　ここで厄介なのが、Rhinocerosにはgltfを出力する機能が無いため、プラグイン（例：AtStudio）頼りになるのだが、これがどうにも不安定で、大きなモデルが正常に出力できなかったりエラーを吐いたりで、運用上のノウハウで何とか対応しようと頑張ってはきたものの未だ安定するに至らず、そうこうしている間にプラグイン配布が終了してしまっていた。 困った。 　そこで別の方法を改めて探したところ、Blenderを利用する（アドオン拡張機能を経由してRhinocerosの標準保存形式.3dmファイルをインポート→Blenderのエクスポート機能経由で.glb保存する、といった）ルートがあることを知り、随分と前からSSDの肥やしになっていたBlenderを最新版に更新してからインポーターを導入、動作確認してみた。　幾つかの問題がある（�@不可視レイヤーが可視状態でインポートされる→Blender上での編集が必要、�A色や反射・拡散などの基本マテリアルは対応するがテクスチャや透明度はインポートされないっぽい→少なくとも透明度はBlender上でマテリアル編集・設定が必須！、etc.）ものの、ポリゴンの破綻や座標系の矛盾といった3Dモデル変換にありがちな面倒は一切無く、望外にうまくできることが確認できた。 僥倖、僥倖。 　ゆくゆくはWEBページへ埋め込んで観れるようにすれば活用の幅が広がるよねー、とThree.jsも試してみてはみたのだが、ローカルでテストするには動かすのに手間があって、ちょっと面倒さが先に立ってしまう。 まぁ、仕方ないのかな。 ちなみに、Three.js経由で表示するにはきちんとした照明を明示的に設定しないと真っ暗/真っ白だったり細かいところが見えなくなったりと、新たな面倒が加わるのなー、と。 あと、めっちゃHTMLを手作業で編集するので、25年前を思い出して、懐かしみ。 　当面は3Dビューワー経由がお手軽そうなので、先ずはこちらでの使いこなしを試行錯誤してみようと思うのこと。




＜備忘録＞
　16TB+8TBで運用開始した初NASであるが、気が付けば既に2年が経過していて、残り領域が心許なくなってきた＆二重化を諦めるデータが増えてきたこともあったので、GWを使って16TB＋16TBに変更した。
　が、今回はNASの設定変更も初なので、何をどうすればいいのかもさっぱり分からない。 ビクビクしながらめちゃくちゃ手探りであれこれ設定を探しながらで、何度もやり直す羽目となった。　私のNAS運用方法は、2HDDを一つの領域（ストレージプール）にまとめない：個々のHDDを別々の領域として扱って、スクリプトで二重化する使い方であるため、HDDを取り外すのであればそれに対応する旧いストレージプールの設定を消去する手続きが必要、と理解するまでに小一時間。 新しいHDDを取り付け→新規ストレージプールを作成→そこにボリュームを作成するのだが、その形式をこれまでどうしていたのかの考え方・形式毎の得手不得手を思い出すまでに小一時間、その後でこれとは別に再度ボリュームを作成する手続きが必要だと理解するまでに小一時間、最終的にNAS領域として運用するには「共有フォルダ―」を設定する必要があることを思い出すまでに小一時間。
　整理しておくと、こんな↓感じか。


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　�@QTS>ストレージ＆スナップショット>（古いストレージプール）管理>アクション>プールの削除
　�AQTS>ストレージ＆スナップショット>作成>新規ストレージプール>ストレージプールの作成ウィザード>ディスク選択>シックボリューム
　�BQTS>ストレージ＆スナップショット>作成>新規ボリューム>
　�CQTS>コントロールパネル>権限設定>共有フォルダ―>作成>共有フォルダ―>


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　その昔（30年位前）、モデムやパソコン通信ソフト設定を環境構築の都度、以前の設定方法を忘れて毎度毎度の四苦八苦をしいてた経験を思い出した。
　ついでなので、普段使いのバックアップ用ポータブルHDD（4TB+5TB+2TB）を更新して5TB+5TB+4TBとする＆暗号化を有効にすることで、NASと併せて完全な3重化及びいつ死んでも遺品整理で安心できるような運用を開始。 終活は日常的に視野に入れておかないとダメだよなーと去年痛感したので、少しずつやっていこう。
　あと、この容量になると、1GbpsやUSB3.0だと転送時間がもう限界ですね、ちょっとした環境変更で10時間とか20時間とかかかってしまい、数日間連日連夜ぶっ続けで転送する羽目になった。 少なくともLAN環境の2.5Gbps化は遠からず整備しないとなー、と、痛感。





＜「超解像はまだまだwaifu2xが一番だよねー」とか言ってたのがもう二年半前でびびった＞ 　去年以降はGPTの技術により革新的なレベルでAI実用範囲拡大しているとかの昨今ですし、そういえばSRCNN以降パッとしなかったSuper-Resolutionの分野についてもぼちぼち新しい技術があるんじゃないかなー、どんなもんじゃろがい、と調べてみたら、案の定で、いつの間にか次の段階に至っているではないかと気付くことができた。 　2021年には次の段階に至る超解像技術が数多く発表されていて、例えばSwinIRはGPTの基本技術Transformerから着想したモデル構造によりパラメータ数の低減（≒高速化）を実現した高レベル画像復元（超解像やノイズ除去）で長足の進歩を遂げていて、あとNAFNetも非常に実用的な実装が望めて好ましそうだ。 GAN構造に学習データに効果的な工夫を加えたReal-ESRGANは既に広く利用されているようで野良モデルが作られて生態系が回っているようだし、CNNからCUNetなど別モデルの導入されるなど元祖のwaifu2xもまだまだ作り込みが続いていて、それをベースに大量の教師データも加えて鍛えまくったReal-CUGANなどなど、より取りみどり。 　特に、Real-CUGANは解像度やノイズの柔軟性も高く、加えてpythonスクリプトの雛形も用意されているのが実に嬉しい、手軽に応用環境が構築できる高い実用性を備えた構成で、使い勝手が非常に良さそうだし、軽く試してみたところでも超解像画質はSRCNN版のwaifu2xより明らかに高いし、GPUの利用効率も高く、処理速度も十分納得がいくレベルだった。 　更に言うなら、ノイズ削減効果によるポジティブな副作用である逆ハーフトーニングの効果が数段強力となっているのも好ましかった。 　というわけで、普段使いしてきた超解像やノイズ処理用途の役割をwaifu2xからReal-CUGANに移行することにして、sendtoへ登録したスクリプトなどを一斉に切り替えた。 　過去の低解像自炊データとか一括して処理したい。

　そんで、ノイズ削減がここまで安心して使えて効果的なのであれば、12年来続けてきた星景撮影の後処理でノイズ処理専用の超重く不安定なプラグインを購入して作業性の悪化を我慢しつつ手作業でおっかなびっくりパラメータ調整している現状＋今後はVR用に撮影素材を縮小せずにそのまま使う為のクッソ激重なノイズ処理にも活用できそうだ、という手応えを感じたので、いろいろと試してみることにした。 上手く行くなら、久しく固定化していたワークフローが今後変わるかもしれないし。



α7s＋広角で南天の場合、denoise 1xと2xと3xの差は極々僅か。強いて言えば2x寄りの1xが丁度よさそうかなって印象？




α7s＋広角で北天の場合、2x→3xで僅かに星が増えてるかもしれない、という感じがしたかも？




α7s＋APS-C用対角魚眼の場合、星像が崩れてコントラストが下がる端部がちょっぴり締まるような3xかなー？




α6100＋広角で東天の場合は、1xだとノイズは消えないので明確に3xだが、ちょっぴりアーティファクトが点在しているような気がする？




α6100＋円周魚眼の場合も、ノイズも厳しいし、やっぱり星像が崩れる端部がスッキリする3xだろうけど、天の川とかアーティファクトなんじゃないのかという賑やかさ？




NEX5T＋広角＋ソフトフィルタの北天は、2xと3xの差が僅かっぽいが、光害が入るならコントラストが向上する3xがよさげ？

　取り敢えず、従来NRよりも遙かに高画質化が期待できそうなことは確実で、嬉しい限りだ。
　ここまでを踏まえて、最も高画質なタイムラプスVR素材化するにはどうした順番で作業すればいいかを検討。
　タイムラプス用の場合、時間軸方向のノイズ削減が不可欠であり、スタッキング相当の時間軸方向の処理をどの段階で行うのかが非常に重要で、また一回の撮影で1TBに迫る中間ファイルが生成される運用も想定した上で処理のパイプラインを考える必要があり、悩ましいのだ。
　

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　・最も微光星を鋭い像で拾い上げて星の数が多いのは、意外や�Aスタック前にノイズ削減した時で、非常にスッキリとしている
　　しかし、極小なアーティファクトが散在している模様で、動画化するとチラチラしそう
　・これ↑をスタックすると、微光星が消えてしまっている
　・�@を直接スタックした�Cはノイズが半減した一方でなんか眠い画像になっている
　・これ↑をノイズ削減した�D�Eは安定した微光星がくっきり得られている
　・�DはJPEGゆえハーフトーン部がややノイジーとなるが�Eとの差は極僅か
　---
スタック→NR3xの順でよそうだ。（？）
さぁ、GPU本格酷使の始まりだ。



＜一生で何回もやらない＞
　機会があったので、本籍から抜けて（分籍）して自分の戸籍を作った。
　本籍の戸籍謄本（全部事項証明、戸籍全部事項証明書）は去年入手していたので、後は最寄りの区役所戸籍課で分籍届を貰って記入して提出すればOK。無料。
　「本籍に登録する本籍地は居住地に限定されず、割とどこでもいい」という知識は以前から知っていたのだが、肝心の「本籍に記入する本籍地の記入方法は、我々が普段使いしている【住所】に相当する【住居表示】ではなく【地番】での表記がデフォルト、但し登録する本籍地が自治体により【住居表示実施地区】であれば【住所】での記入で構わない」といった、前提となる知識(住所≠住居表示≠地番≠家屋番号!といった背景の理解)が不可欠のややこしい条件を勘案して決定する必要があり、全体像を把握するのに難儀した。
　私の選んだ本籍地は、GoogleMAPの住居表示と路線価図の地番表記が一致していてこれが本来の地番表記なのか違うのか正しいのか分からなくて混乱したが、「住居表示実施」の存在さえ理解できれば、この場所がたまたま住居表示実施地区で、更に「×××町」の「町」も「字」もない所であったりで、割とシンプルに記載内容を決定できて、まぁ、結果オーライだった。
　あと、分籍届の窓口で担当者に訂正されたのが、「父母の氏名　父母との続き柄」に記載する名前は戸籍に記載されている自分の実の【父】や実の【母】であって、現時点で家族と認識されている（継父や継母などの）父母ではない、というもので、私は「ふーん？」程度の感想だが、人によっては嫌な気持ちになるんだろうな、と思った。
　あ、そういえば、印鑑（認印）については、分籍届に捺印は任意という但し書きがスタンプされていたので、持参する必要は無かったようだ。これはコロナ対応での印鑑レス化の一環だろうか。
　そんで、「自己の身分を証明する書類（運転免許証等）」を持参したけど、最後まで確認されなかった。 つまり、他人が勝手に分籍してしまってもさして問題が生じない程度の制度なんだろうか、戸籍って。（ええんか？）
　まぁ、これら全部が今後必要ない知識なんだなー、と思うと、人生とは無駄の集合体なのだな、としみじみ。

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20230219
あれ、3kg減った…？ 　

特段ダイエットするとか一切していないのだが、リングフィットアドベンチャーが終わったので、引き続きフィットボクシングをプレイ中で、筋トレやストレッチ効果はリングフィットの方がいい感じだなー、とか思っていたら、3か月ぐらいで3kg減っていた。
まじかー。


＜温かいナリ…＞
　ある日の朝、前回撮影の片付けをしていたら七年前作った夜露防止のレンズヒーターを断線させてしまっていたのを思い出して、その日は修復作業をすることにした。
　保管してあった断線したニクロム線を確認すると、再利用するは長さが足りないと分かったので、先ずはガラクタ箱の中からニクロム線を探す探す発掘する。そして熱収縮チューブやコネクタ類を探す探す発掘する。テスターを探す探す発掘する。繋いで繋いで補修完了…あ、この7年間で新規に買ったレンズには、ヒーターケーブルでケられないように花弁フードへ溝を掘っておくのを忘れてた！ことも思い出した（現地の暗闇だと気付かないが撮影データを画像処理してたら気付く、忘れる、を数年間延々繰り返していた）ので、この機会に追加加工する。ゴリゴリ、ブスリ。横着して手袋せず削ってたらヤスリを手に刺してしまった。改めて、保護具ヨシ、ゴリゴリ、完成。


7年前よりレンズが大きい→ニクロム線が長い→同じ線径のニクロム線なので抵抗が大きい→電流が少ない→発熱が控えめになった

以前は0.5A丁度程度になるよう線径を選んでいたのだが、今回は0.34A程度になってる。 少し心許ない気がしなくもないけど、撮影開始からずっと通電する使い方なら丁度いいぐらいかもしれない。 まぁ、次の撮影時に確認してみよう。


＜24年目の移行＞
　13年使ったガラケーのバッテリーがいよいよ弱ってきた感があって、いい加減スマホに移行しないとならん時期なのかなぁ、という気付きがぼんやりと見えてきた今日この頃、
　ふと、そういえば今使っているdocomoの3Gプランって次の契約更新が何時だったかな？と調べてみたら、いつの間にか解約金の制度が無くなっていたことに気付いた。 マジか。
　去年のahamo祭りのときにも3Gプランから変更しようとして、そこで初めて解約金というものが存在することを知ってプラン変更を諦めた、というレベルでこの辺りに無頓着だったので、解約金制度廃止のニュースが耳の右から左に抜けていたようだ。
　早速、プラン変更の検討を開始するが、何にも知らないレベルからなので時間がかかるかかる。
　そこから更に（店頭に行くという選択肢を毛頭思いつかず、全て在宅から処理する縛りを付けたことで面倒さがUPしていることに気付かないまま）具体的な手続き内容を調査・理解するのでムダに時間を費やして、どうにかこうにかToDoリストを整理、速攻でMNP手続きを開始〜誰にも相談できない状況下でビクビクしながらの数時間後に手続き完了。
　4日後には新しいSIMと端末が届いた。

WiFi接続で使っていたXperia Aceとの比較

　MNP転入キャンペーンによって市場価格の半額以下で入手できたので、5年前の最上位機種と同等の処理性能で価格が1/10とか、物凄いコスパだよなぁと満足感。
　6.8インチとかデカいし重くて、まったく全然好みじゃないのだけど、使うのが殆ど在宅なら巨大でも支障ないな？と選定した。 コロナで選定基準も随分と変わるものだ。
　そんな、モバイルを殆ど使わない使い方しかしないので、データ量は最小限のプランで十分となると、回線費用は以前の半分以下になった。こんなに安くなるとか、逆にdocomoの3Gプランはどんだけコスパが悪かったんだよ、という話だ。
　…が、よくよく思い出してみると、海外でローミングできてそのまま使えたことで、現地（ケニア）で事故った際に保険会社（パリ）へ電話して病院やらホテルやら航空券の手配しなおしやらの手続きをして貰えたのは、マジで命からがらレベルで助かったので、コスパだけで切って捨てる訳にはいかない価値があったなぁ、と考え直した。
　ま、今なら海外旅行時にはそれ用の電話をレンタルすればいいだけなので、やっぱり、今後はもうないわー、ですな。
＃あ、あと、ワンセグTVが映ったのが、311で会社で避難〜徒歩帰宅の時に役立った気がする。 ワンセグ機能使ったの、あれが13年間で最初で最後だったなぁ。 今、起動してみたら、どのチャンネルも映らない。 ひょっとすると生きてるSIMが必要なのかな？


木目調手帳ケースを適用したが、SDカード用の穴が無かったのでドリルとリューターとナイフで開けた！


＜3DSが終息のニュースを聞いていたら＞
　うろ覚えだが、3D写真や映像が撮れるコンパクトカメラがガラクタ箱の肥やしになっていることを思い出した。
　ひっくり返してみたところ、ゴロゴロ出てきた5年10年単位で使っていないコンパクトカメラの中に混じって発見。

3DカメラはFinePix REAL 3D FX-3D W3S（2013年購入） DG-5W(2005)は小笠原・ペルー行脚、EX-H20G(2010)はケニア・アラスカ行脚で思い出深い…

　このFX-3D W3Sから出力されるMPO形式の3D静止画ファイルだが、今となっては扱い方がさっぱり分からない。3DSで読めるであろうことは薄ぼんやり覚えているが、やっぱりＨＭＤでＶＲしたいので、ならばＰＣで扱う方法が必要で、少なくとも左右画像を個別に扱えるよう変換する手段が必要であろう→おそらく付属していたソフトで取り扱えるのだろう→その在処は忘却の彼方→さて、困った。
　とりあえず、手元にあった MPO対応のsusieプラグインでMPOを展開でき…片方しか展開されないのかな、これ？ 同様にIrfanViewでも展開できて、こちらはツールバーの↑↓ボタンで表示画像をちゃんと切換え可能で個別に保存もできるが、どうにも面倒だ。　なれば、困ったときのpython頼みでGitHubを探してみれば、古いけどちゃんとあって、割とシンプルにサイドバイサイドのJPEGに変換できることを確認できた。 まぁ、この後で、今なお機能拡張と更新が続いているステレオフォトメーカーでお手軽に且つ大抵のことはできそうだーと気付いたんですけどね。
　さて、次は3D動画の取り扱いだが、保存されている3D-AVI形式(.avi)形式について調べると、どうやらmotion Jpegコーデックで圧縮されたデュアルストリーム形式、らしい。 AVIってマルチストリーム対応だったのかよ、知らんかった。 こちらについても付属ソフトでYoutube3D形式(サイドバイサイド)に変換できるらしいが、この手段は手元環境で使えないので、例のごとくpythonで処理することになるのか？と調べたが、どうにもこうにも、OpenCV自体がマルチストリームを扱えない？とかの話の中にあったffmpeg・ffprobeでsubprocessする関数が猛烈に処理効率が悪くて流石に途方に暮れたと同時に、なんだよ、ffmpegがマルチストリームに対応しているじゃないかという情報が得られるわけで、こちらで分離保存するのが手っ取り早そう、うん、確かに手っ取り早かった、と確認できて一安心。


＜初心に返る＞
　先日、用があって自炊して連番画像ファイルで保存していた書籍の一部を送付する必要が生じた。
　ZIPでアーカイブしたものを送れば、問題なく閲覧できると思い込んでいたが、昨今のスマホしか使わない世代だと読めない可能性があったのだという事実に、世の移ろいを感じざるを得ない今日この頃。
　こうした用途であれば一番無難なのはPDFなのだろう。 高齢者にとっては20年前のWEB上で蛇蝎のごとく嫌われていた記憶を引きずるPDFであるが、いつの間にか世の中が変わっていたのだと、以下同文。
　で、多数のJPEGファイルを多ページPDFへ変換することになった訳だが、さて、何を使って変換すればいいだろうか。
・OCRソフトで画像を読み込んでPDF出力するのがシンプルだが、自炊が完了して以降はインストールすらしてない。
・多分20年近く前に買ったAcrobatがどこかにある筈だが、発掘してインストールするは面倒だ。
・Windowsのエクスプローラーから直接プリントアウト処理する出力先をPDFにするのは、多ページだと順番が保たれない。
・OFFICEでページに画像を貼り付けてPDFファイルで保存するのは、どう考えても手間がバカらしい。
・JPEG2PDFみたいなフリーソフトって20年位前にあったよなぁ、と探してみたが昨今の怪しいソフトに埋もれて見つからん。※後日見つかった
・PDF作成の無料WEBアプリサービスとかは論外。
　うーむ、なれば、またしても困ったときのpython頼みです。
　調べたところ、PDF出力用ライブラリが幾つかあるのは勿論として、それらをインストールするまでもなく普段使いしているMatplotlibやPILにPDF保存の機能があるではないか！
　最近は業務で大量のグラフをMatplotlibで出力していてその整理が面倒だったが、出力時にアーカイブしてしまうのはいいかもしれないなー、というのは今後やることとして、差し当たって必要な機能：指定したフォルダ内の連番画像ファイルを一括してPDF変換するスクリプトはPILを使って正味6行で書けてしまったのがなんとも素敵滅法です。ありがたやー。
　こんなささやかなことでも、自分で出来ることが増えるのは楽しいものですね。


＜自炊データの棚卸＞
　書籍や漫画を自炊しまくった末、手元に紙の本が無くなったのが多分2006年頃だったと記憶している。
　スキャンした画像ファイルはZIPで（最初の頃はLZHで）アーカイブにして、アクセスしやすいようにと、出版社で8フォルダーに分けて保存してきた。 自炊を開始した2003年頃は4フォルダだったが、途中でこりゃ足りないと気付いて倍増した経緯があったりもするのだが、2006年当時で4000ファイルもあって既に管理は破綻気味だった。
　あれから17年、この仕組みを放置したまま野放図に蔵書を増やしたた結果、今では1万ファイルを超えている。
　いや、ファイルを入れるフォルダを間違って重複していたり、2003年当時に決めたファイル名の命名規則がいい加減だったこともあって、余計に管理が難しくなっていることに気付きながらも、見て見ぬふりを続けてきた。　だって、ファイル紛失を恐れた結果、今では5重化バックアップしているので、これを整理するとなると5倍の労力がかかるんですよ、億劫すぎる。
　だが、ふと気づいた。
　「こうした作業こそ、自動化できるんじゃないのか？」
　�@自炊フォルダーの現状をPythonで取得、そして�A書籍のデーターベースと突き合わせて整理し直すとかどうだろう、とふんわりとした構想が浮かんだ。
　早速�@のコードを書いてみたが、即途方に暮れることに。　20年前に決めたファイル名命名規則：「＜作者＞・＜作品名＞＜巻数＞.zip」に沿って、作者と作品名を「・」で繋いでいるのだが、いつの間にか作者名に「・」を含んでいたり、作品名の中に「・」を含むファイルが結構あって、作者と作品名を分離できない場合が結構あるのだ。　そうした、複数の「・」を含むファイル名をリストアップし、最小限の変更で成立するように命名規則の修正を検討するところからやり直しだ。
　だが、これが済んで、自炊ファイルデーターベースが手元に出来てしまうと、これだけでもいろいろと結構便利じゃないかと気付かされ、活用方法を整理中。
　そして、�Aのデーターベースだが、ざっと思いついたは「Amazon の商品情報をAPI を使って 収集する」、そして「国立国会図書館オンラインで作者・作品名検索するスクリプトを組んで諸情報を取得する」、「（漫画限定だが）まんが王の月別発売リスト 197201-202302を手作業クローリング」、「オープンデーターセットのメディア芸術データベース（ベータ版）を利用」かな、と。 Amazonは多分最強だが手続きするのは死ぬほど面倒そうだし、国会図書館はレスポンスが遅するぎる感じ？、まんが王は古いとモレや偏りがあるけど割と確実で頼りになりそう、だが、まぁ、折角オープンなデータセットとして公開されているメディア芸術データベースからかなー、と試してみた。
　メディア芸術データベースをDLしてjesonファイルを読み込んでみると、思ってたのと違う部分が多くて戸惑うが、とりあえず漫画の10万レコード分は割と使えそうな感じ。 とは言え、"schema:creator"（作者）キーが無いレコードが5%ぐらいあって、内訳を確認してみるとアンソロジーコミックの類がそうなっているようだ。 その他、欲しい情報の"schema:publisher"（出版社）キーも10%ぐらい無いし、"datePublished"（出版年月日）は4割無いし、"datePublishedFinal"（最終出版年月日）に至っては6割無いか無効値で扱いが難しそう。
　あと、このデータセットはアニメや映画のレコードも含んでいて、こちらも同様にキャプチャとエンコを繰り返してHDDの肥やしになっている膨大なムービーデータの再整理に役立ちそう！ と気付いてしまった。しまった。
　まずはこうした全体像の把握だけで、なんかおなか一杯で、満足感。
　まぁ、のんびり、やっていこうと思う。


＜ねんがんのカーボンや！＞
　ここ数年、遠出しての撮影では、条件がいい時ならカメラ三台でタイムラプス撮影をしているのだが、フルサイズ用には2013年にオーロラ撮影用で買った小型三脚（Velbon UT-60）を、APS-C用には2005年にカンボジア・ペルーツーリング用に買ったトラベル三脚（Velbon ULTRA LUXi SF）を使ってきて、これらは小型軽量且つ適切な剛性もあって素晴らしくバランスいい選択だった、我ながらいい買い物だったと自画自賛。
　一方で、タイムラプス歴10年を経てようやくマイブームとなりつつある魚眼レンズでの撮影用には、手持ちの小型三脚はもうこれしかないという後ろ向きな理由によって、ミニ三脚（縮長195mm・重量0.58kgのVelbon ULTRA LUX i mini）をかなり無理して使っていて、流石にここまで小さい三脚を屋外で使うのはバランスが悪すぎるなぁ、と常々。
　そこで、久々の新規三脚で、そろそろ俺もカーボン製とかいいんじゃね？的欲目に反転脚で小型収納ギミックが趣味嗜好にマッチするわー、となったManfrotto MKELES5CF-BHを購入です。

あれれー、意外と大きい＆重い＆ヒョロ華奢だぞ！

縮長はかさばるし、剛性感は半額のVelbon ULTRA LUXi SFにすら遠く及ばない。 おまけに重い。
辛うじて、簡単に垂直を出せる機構と水準器がある雲台の出来は魚眼レンズによる全天撮影にはかなりよさげではあるのが、唯一の救いか。
うーん、今後の使い方次第かなー。 工夫しないと。



ついでに、なんとなく何かに使えそうでポチったコードリール。　さて、何に使おうか・・・


＜気付いたらもう４年＞
　トリシティ155に乗り換えてから。
　記念でミニカー購入（ということにする）

パーツが多くて、取説を読まないとポーズを取るの大変で楽しい！

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20220815
初見の新鮮な反応… 　

＜明日からどうしよう、と思っていた時期が私にもありました＞
　去年から始めたリングフィットアドベンチャー、10か月で全ステージクリアした。


　あとは、一周目に取りこぼしたイベントを拾うだけだし、数回やればフルコンプかな？
　…などと、とんでもない勘違いをしてました。
　むしろ、フルコンプするのならば、ここからが本番だった。
　ミニゲームをミスなしでクリアするとか、マジにどんだけ大変なんだよ、と。
　アドベンチャーモード終了時のLvから40アップしても、まだ半分も進んでない状況とか。
　イベントをクリアできなくて、体力が尽きてその日はもう諦めて翌日にリトライする、ゲーム内世界なら当たり前であろう判断を現実でも選択せざるを得ないことになっていることに、驚く。
　そんなこんなで2週間を経て、Lv456に達してやっとこ全てのイベントを拾えたので、集まったコイン13万ぐらいを使ってウェアを一気に購入してフルコンプ…するにはまったくコインが足りないじゃないか！
　仕方ないので作成しまくって大量に貯蔵していたスムージーを売り払って7万コインぐらいを手にして、改めてウェアを買いに…全然足りない！
　それなら、集めた素材を使ってスムージーを追加作成してから売り払おう、と延々2時間スムージーを作成し続けてた結果、2万5千コインぐらいを手にできて…まだまだ足りない！
　それならと、スムージーにできない素材を売り払い、ウェア購入に不要な宝石類も全て売り払った4万コインを使って…これでもまだあとシューズ60足が買えない！ なんだよ、ウェアだけで30万コインぐらい必要だったのかよ！
　もう手元はスッカラカンなので、これ以上のコインは再度ワールドで運動して稼ぐしかない。
　そういえば、アドベンチャーの二周目の途中から時間短縮のために戦闘の都度210コインの連続行動スムージーを何回も使う富豪的戦術を常に使っていたので、あれだけ多用すると累積20万コインぐらいを無駄遣いしていたのかもしれない。だとすると、その辻褄合わせをしろということなのだろうか。
　覚悟を決めて、ゼロからコインを集める。→とりあず一回ステージを走って種銭コインを集め、ショップで素材二倍スムージーの素材を買ってスムージーを作り、それを飲んで今度は金額二倍スムージーの素材を集めてスムージーを作って、あとはそれを飲んでバトルジムで延々連戦を続け、稼ぐこと2万コイン。

バトルジムを終了すると物凄い勢いでレベルアップして、ウェア類をコンプリート！

（…スムージーに拾い漏れがあったことに気付いたが、素材はもう全部売り払ってスッカラカンだよ…）もう、ゴールしてもいいよね…。
気力を振り絞って、素材を集めて、絞って…


全部埋まった！ 今度こそフルコンプリート！

ふいー、100時間以上かけたゲームとか、人生初でした。
感無量。



＜Forge：鍛造、でっちあげる、偽造＞
　20年以上使ったPhotoshopLEから卒業してAffinty Photoに移行してから２年が経過し、すっかり慣れた＆満足しているのだが、唯一明確に我慢が必要となっているのがテキストの縦書きレイアウト機能の欠如。
　この問題に対する一番簡単に解決する方法として多用されているであろうやり方が、有志によって配布されている日本語の書体を90°回転させた縦書き用フォントを使ってテキストオブジェクトを作成→テキストオブジェクトを90°回転させる合わせ技で、これには非常にお世話になってきた。
　然しながら、配布されている数種類の縦書き用フォントでは物足りない場面も次第に出てくるわけで、まぁ、そんな機会は稀なので、普通の横書き用フォントで一文字ずつ位置調整すれば凌げるのではあるが、なんとなく心細いのもまた事実でもあるので、縦書き用フォントのバリエーションを増やしたいと思うのも仕方ない心理かと。
　で、↑のリンクで紹介されている、縦書き用フォントの作り方を試してみるわけですよ。
　どうやら、オープンソースのフォント編集ソフト「FontForge」をPythonから制御して横書き用フォントを縦書き用に変換するというのがその流れのようだ。
　早速FontForgeをインストールする。Linuxならソースからビルドするようだが、Windowsは普通にインストーラーを使うので簡単。
　この時点で、FontForgeをPythonから制御するモジュール「fontforge」が使える状態に…なってない！ どうやら、fontforgeでpythonスクリプトを利用するには、fontforgeに-script オプションをつけることで起動される？（若しくは常に起動されていて、オプションによって起動スクリプトを指定できるようになる？）ffpython.exeにスクリプトを読み込ませる手続きをするようだ。　ちなみに、ffpython.exeを起動するとこれ単独で最新版pythonコンソールとなって、ここであればfontforgeモジュールがインポートできた。 成程、こういう仕組みか。 これって、GIMPとかと一緒なのかな。
　ともあれ、fontforge.exeに-script オプションを加えたショートカットを作っておけば、そこに任意のフォントをドロップすることで縦書き用フォント変換環境の構築完了です。（提供スクリプトは変換したTTFの保存場所が固定なのでos.path.dirname(font_path)を加える、とかの微改造を加えるとちょっとした面倒を回避できてより快適になった）
　さて、出来上がった縦書き用フォントだが、フォントビユーワの類で表示すると結構な頻度で形が崩れている文字がある…。


　しかし、Affinity Photoのテキストツールで使うと、問題なくレンダリングされていて安堵。


　但し、フォントによってはカタカナが回転しないものもあったりするで、一つ一つチェックするのは必須っぽい。
　あと、しっかりとしたオープンソースのフォントでない、フリーの面白書体なフォントはかなりの割合で崩れるのが悲しい。
　どのみち、フォントを集めるのは楽しいので、いいのだが。



＜ALL PROJECTIONS＞
　今年に入って2本目、かれこれ7本目？の魚眼レンズ：ttartisan 7.5mm f2.0を購入（↓右上）

APS-C用対角魚眼をフルサイズに装着して準円周魚眼として使う用途では、3本目。
　その特徴が、キャップの中央を外すとフルサイズ用の円周魚眼になるという奴ですが、測ってみるとこの条件だとイメージサークルは148°φ2764pix＠α7sですね。水平から16°が隠れる計算。うーん、中途半端で使い方が難しそう？
キャップを外した素のイメージサークルは190°φ3604pix＠α7sだけど、左右は花弁フードが5°邪魔してるのと、その5°より端は光量が極端に低下してるので、実質イメージサークルは180°ですね。 というか、むしろその5°で徐々にフェードする感じで丁度いいかも？ これなら花弁フードを即刻切除しなくてもいいかな、というギリギリのレベル。 分かりやすくて割とよい感じ。
　そしてそしての、もう一つの大きな特徴：ND1000フィルタが付属していて、これを後玉の後ろにねじ込むことができる、とかとか、なにこれ面白い。
　早速、改造ですよ。

NDフィルタをバラして、こんなこともあろうかと以前購入したまま積んでいた小さい光害カットフィルタと合体、装着！

取り敢えず、本番撮影の前に裏山で様子を確認してみる。

　
市街地だと実力はまったくわからんけど、フィルタのお陰か赤い星がはっきりするとか、それなりに効果はありそう？

　室内で試した時には、フィルタを付けると中央と端部でピント位置がズレていて嫌な予感がしたのだけど、実際の星景であればクリチカルに効いてくる程のものではなさそう。 マジ端部はズレてるけど、そこに星は無いので問題として顕在化しないということかな。


市街地越しに見えたさそり座を切り出して、うーん、フィルタがあると周辺部でちょっと星像が崩れてる？ ピンぼけの影響かな？

　早速実写に出掛けたいところだが、今年は台風＆満月で撮影には不適の盆休み。
　ならば、以前から気になっていた手元の魚眼レンズの射影特性確認をこの機会にと、してみることにした。 今年の夏休みの自由研究だな。
　とは言え、計測機材がある訳でなし、何か工夫してやるしかない。
　ただ、原理的には画像計測で行うレンズのキャリブレーションと似たようなことをやればいい的な漠然としたイメージがあったので、深く考えずに手を動かし始めた。
　レンズを中心とした半円周上にある等間隔の目盛りを撮影すれば何とかなるだろ、というイメージに従って、取り敢えず段ボールを直径1mの半円に切り抜いて、壁に立て掛け、円周内面にメジャーを貼り付けた。（※以前検討したとき1/4円で必要十分だと気付いていたのに、今回はそれをすっかり忘れてたので不必要にデカい計測治具を作ってしまった（笑））

段ボール工作でホットボンドを使ったのは初めてだけど、楽ちんだな！

　レンズを交換しながら円周上のメジャーを撮影。

　全レンズをα7sで撮影してから、APS-Cの全周魚眼レンズで撮影したものだと撮像素子が少なすぎて文字が読めない！でやり直したw

　この↑画像から目盛り位置のピクセル座標を手作業で読みだし、レンズ光軸との交点を原点として角度に換算、これをプロットするとこんな↓感じになった。


ついでなので、正射影・等距離射影・立体射影・等立体角射影でフィッティングしてみた

　これまでAPC-Cの全周魚眼は端っこが随分潰れているという印象だったが、それが定量的に確認できた。更に言うと、MADOKA180はキレイに正射影だが、Meike6.5mmはやっぱり謎の射影だったということも。
　今回購入したttartisan7.5mmはキレイな等立体角射影、安いのに画質高い印象の7Artisans7.5mmはキレイな等距離射影、ピントが合いにくいSAMYANG8mmは立体射影気味の等距離射影？で微妙な感じ。 210°画角のLOWA4mmは等距離射影ですね。
　すごい、なんだかんだで、手持ちのレンズが魚眼レンズの射影方式を全部カバーしてることが確認できたじゃないか！ ムダに沢山買い散らかしてだけでない、少し意味があるようで、ちょっと嬉しいぞ。

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20220529
心が…乱れていく…　

リングフィットアドベンチャーを始めて丸9か月が経過。
只今、Lv378でステージ67。
そろそろ終わりが見えてきたナリ…。


＜今年も魚眼沼でレンズ収穫の季節です＞
　去年に引き続き気が付けば魚眼レンズが増えてる。


今回はLAOWA CF4mmF2.8/210°FISHEYE（左上）を購入。 180°を大きく超える210°を映し込める魚眼レンズです

　このレンズで撮影した映像をVR変換したならば、HMD再生時には水平から15°下方向の風景も観えることになるわけで、きっと臨場感は向上する筈だ。
　早速、裏山の展望台に上って試写してみる。

原理的に当然なのだが、実際に撮ってみると肝心の夜空が映る範囲が狭くなって、うっ、となる

　そりゃそうだ、撮像素子のサイズは変わらないのだから。
　α6100のJPEG撮って出しでの天空イメージサークルは、MEIKE魚眼のφ4000pix→LAOWA魚眼がφ3000pixになっていた。
　これはメインとなる夜空の解像度が25%下がったことを意味する。
　うーむ、VR再生時の垂直視界∝臨場感を取るか、夜空の解像度を取るかの択一となるのか、悩ましい。

　
気を取り直して、周辺部の画質を比較してみる。

　LAOWA魚眼は青ハロがかなりきつく出ている様子だが、点像はそれほど崩れないので画像処理でカバーできそうに見える。
　それにしてもMEIKE魚眼は潰れが大きい。半径方向の投影方式が特殊で、周辺部で極端に潰されている。 それに比べればLAOWA魚眼は素直な投影方式である模様。 なまじ星座の形を知っていると、MEIKE魚眼で作成したVRで不自然さに気付くことがあるので、これはLAOWA魚眼の美点となりそう。
　だがしかし、実質解像度の低下に加えて、レンズの明るさがMEIKE魚眼2.0→LAOWA魚眼2.8と40%も暗いのは割と深刻な星景撮影で不利な仕様であり、更に言うならレンズが短すぎて手持ちの夜露防止ヒーターが装着できそうにない懸念とか、こうした辺りを撮影時の設定や後処理でどこまでカバーできるのか、これから沢山の工夫を積み上げていかないとなぁ、と。
　うひー、楽しい。


　さて、GWに器材20kgを背負って登った満天の山頂で撮影した、4種類のボディ×魚眼レンズの組み合わせで全天画像＞5枚スタック＞ノイズ除去処理＞正距円筒図法変換したものを比較した。

　
�@α7s+SAMYANG 8mm F2.8。地平線が開けてるので対角魚眼で上下方向の視界が欠けてるのが目立つ。ピントが合ってない気がする

　
�Aα7s+7Artsans 7.5mmF2.8。視界の欠けはやや少ないが、カメラの垂直を出せてなかった失敗。しかしソフトフィルタを外したので解像感は大幅に改善した

　
�Bα6100+Meike 6.5mm F2.0。謎の投影方式により水平付近の景色が縦に潰れてるのがよくわかる。ソフトフィルタのお陰で星の色は出てるがやけにノイジー

　
�Cα6100+LAOWA CF4mmF2.8。投影方式の潰れは無いけど案の定解像感が損なわれて星が少ない＆（ソフトフィルタによる？）ノイジー

　
結局、VR用の素材しては�A＞�@＞�B＞＞�Cという感じだろうか。矢張りフルサイズ機は強かった。

　一方で�B、�Cのα6100は、ソフトフィルタが悪さしている可能性もあるけどこの結果で、VR用素材撮影機材として期待していたので、残・念。



＜この↑撮影で夜中に林道・ハイキングコースを右往左往＞
　魚眼で全天撮影する為、いい感じに開けた場所を探して日没後の林道に突入、倒木や崩落で迂回を何度も何度も繰り返して、これ以上はバイクでは進めない場所からは器材20kgをバックパックに詰めて登山開始…する前に、身一つでロケハン登山して撮影箇所を無事確認してから下山、器材を背負って再度登頂して一晩撮影を続けた訳ですが、これってGPSのトラッキングデータが面白いことになっているんじゃないか、と気になった。
　野外活動時のGPSロギングは17年前からGarminのGPSmap60CSを使っている（⇔スマホやスマートウォッチのGPSは普段OFFしている）ので、そこからGPSログを取り出そう、と思い立った。
　しかしながら、20年近く前のガジェットである。当時PCと接続していたアプリが今のPC環境で動くのか、とググってみると、ちゃんとWindows10で動くバージョンが配布されていた！ので、嬉々としてDL、インストール、実行、動いた…が、USB接続してもアプリ側がGPSmap60CSを認識してくれない。（GPSmap60CS側はPC接続を認識できてるのに…） USBドライバを変更してもダメ。 うーむ。
　そこで、当時の環境を再構築すればいいじゃん！との発想から、WindowsXP実行環境丸ごとモスポール保管中のUMPC：viliv s5をガラクタ箱から7年ぶりに発掘して、インストールを試みよう…とするも、当然バッテリは放電して動かない。 が、予備のバッテリに付け替えたらBIOSが起動した！…が、ブートできない。内蔵HDDを換装したSSDはブートメディアとしてBIOSからは認識できているのでもうちょっとでなんとかなりそうだ、と裏蓋を開けてから電源投入すると見事WindowsXPが起動！お久しぶり。 で、裏蓋を閉めて電源投入すると、やっぱりブートできない。ハテ？？？
　再度裏蓋を開けてよくよく観察してみたら、SSDとマザボをつないでいるフラットケーブルは狭いスペースに折り畳んで詰め込まれていて、その端子部に数ミリ程度のゴミがあった。　どうやら、CPU周りに貼られていた熱拡散用のグラファイトシート？の樹脂が劣化して千切れたカスがここに入り込んで、裏蓋を閉めると畳まれたフラットケーブルによって端子部に押し付けられてショートを起していたようだ？
　ゴミを除去して裏蓋を閉めると、無事起動！ やったね。
　そして本来の目的であるGPSmap接続用のアプリをインストール…できねぇ！ ガッテム！ オンラインにしないとダメなのかも。
　万事休すか。
　いや、まて。よく考えると、このアプリは既に開発終了していてメンテしていないとの説明だった。 つまり、その後継アプリがあるんじゃないか、とググりなおしてみると、案の定です。 そして、ちゃんとWindowsXP対応版も配布されているので、DLして、インストール、動いたー。
　…いや、いや、待て、まて。 後継アプリがあるなら、わざわざWindowsXPで動かす必要無いだろ、と自己ツッコミ。 普通に最新版をWindows10環境にインストールしたら、何事もなかったようにGPSmapを認識できた。 なんたる遠回り。


早速KMLをエクスポートしてGoogleEarthに転送、やべっ、これってスゲー楽しいヤツだ

　高低差がある経路って、3Dで可視化すると想像してた以上に面白いですね、今更知りました。







＜いろいろとある＞
かれこれ10年前の2012年10月に購入したカラーマネジメント用デバイスを分光計として利用（Argyll様様！）しているが、その際c++の自作プログラムでスペクトル可視化は（こんな感じで）済ませているものの、色空間での可視化は2000年頃に作ったEXCELワークシート↓を後生大事に使い続けている。


　が、20年進歩なしとか、流石に酷くね？ って気がしなくもないので、いまどきのアップデートを思案してみた。
　ググってみると、この分野で定番のフリーソフトにColorAC があるそうで、まぁ、確かにこれならド定番という出来。
　しかし、こっちは新しいソフトを覚えるのに幾星霜かかるんだレベルのITオンチ故、多機能高性能を持て余すのは目に見えていて、何も使ってない段階から既にげんなりしているという厄介さんです。
　そこで、困ったときのPython頼みで、検索欄にPythonを加えてググったら出てきたライブラリがCOLOUR。　なにこれすごい。　CIE 1931のxy色度図を2行のコードで描けるとか！

sRBGとAdobeRGBの範囲を追記しても10行で済む

　色変換の関数も豊富で、描画はmatplotlib経由なので小細工も簡単で、痒いところに手が届く使い勝手に大絶賛。
　こういうのがいいんだよね、DIY！

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20220213
健康でいてくれぇ〜　

去年の中頃はいろいろとポンコツになっていたが、9月頃からリングフィットアドベンチャーを始めたら、割と身体のメンテになってる感が。
只今Lv250。



＜メタバースな老後に向けて＞
　星景撮影に復帰して12年、「これから撮るのなら星景タイムラプスVRだろう！」と思い立った去年であったが、どうやら手持ち器材を基本としたお手軽な増強では満足のいくVR素材が取れそうにないっぽいことが判ってきた。
　年初に検討したときは、今年はこんな↓方向性で進めることにしていた。
�@現状だと使用するカメラは汎用一眼だな、専用VR用カメラはお手軽だが必要な画質が得られないかクソ高価の両極端すぎる
�Aお手軽に全天素材を撮るのなら円周魚眼しかないだろう、複数カメラ・レンズでスティッチするのは撮影時も後処理も手間がかかりすぎる
�B安価な円周魚眼レンズが手に入るAPS-Cが無難そう
�C状況によってはAPS-C用対角魚眼とフルサイズの組み合わせも良さげ、いやこれが本命か？
　↓
一通りの試行した結果はこんなん。
・対角魚眼＋フルサイズ機は、レンズの周辺画質が悪いなぁ！ 絞り込まないとダメかもしれん
　あと、手持ちのフルサイズ機（α7s）では、色再現などで有利だったが、画素数は不足気味なのがちょい不満かも
・円周魚眼＋APS-C機の場合、レンズの周辺画質はそこそこだが、
　円周魚眼レンズが使える手持ちの撮像素子未改造なAPS-C機が10年以上前のNEX-5Nしかないので、画素数が決定的に不足してる＆ノイズも多い
　↓
分かったことを整理すると、
・星景タイムラプスに向いた高感度耐性が期待できるα7sの製品ラインは画素数が決定的に不足しているのでこうしたVR素材撮影には向かない、残念
・それならば、実質的に初代α7sを超える？高感度耐性が期待出来て高画素なα7Rの製品ラインが新規導入の選択肢になるかというと
　詰まるところ、周辺画質に優れた対角魚眼レンズが入手できそうにないのがネックで、フルサイズ機は期待薄となる
　（絞り込めば許容可能な画質になるかもしれないが、そうなると更なる高感度が必要となる＆ノイズとの闘いになる）
　↓
ここから、とりあえず次に試すことを検討してみた。
・近年の製品で高画素なAPS-C機を新規手配する
　これなら、少なくとも10年前のNEX-5Nよりは高感度特性が良いことも期待できるだろう
　今年はカメラを一台も買ってないので、買ってもよかろう（※今年魚眼レンズを2本買ったことは棚に上げておく）
　これに手持ちのAPS-C用円周魚眼と組み合わせてみる
・フルサイズ機とAPS-C用対角魚眼の組み合わせで、レンズを絞り込んだ時の周辺画質向上とノイズ発生のトレードオフを最適化
　↓
そして、現状。
・とりあえずなので、2019年製のAPS-C機であるα6100を購入

大きさ比較　中央がα6100…、同じAPS-CのNEXと比べてデカい！ 軍艦部を除いたα7sと同じくらいのサイズだ
　これならNEX-5Nの画素数（3568x2368）に対して約1.7倍（6000x4000）の解像度であり
　単純な密度で比較するならフルサイズの高画素機ラインのRシリーズよりも上で、選択する合理性がある
　この解像度ならノイズ削減処理でダウンサンプリングを利用する余裕にも期待できる
　あとバッテリーがこれまでに買い込んだNEX-5シリーズやα7s用のそれと同じなので、余計な追加費用なく混在運用できる
　買った後にメニューを開いてCamera Appsに対応していないと気付いて慌てた（タイムラプス機能追加ができない！）が
　代わりにインターバル撮影機能が提供されていたので安堵。 そして、10年以上使い続けてきた自作のインターバルタイマーのリモコンがお役御免。めっちゃお疲れ様。

PICで赤外LEDを駆動してレリーズをコントロールする有線リモコン　側面SWはオーロラ撮影時に手袋操作できるように後付けした思い出深い一品
・とりあえずのファーストライトはこんな↓感じ。
　
上：α6100＋円周魚眼×eq変換画像切り出し　下：α7s＋対角魚眼×eq変換画像切り出し
　目的であるVR映像での解像度の向上は期待通りだが、周辺部のレンズ解像度がフルサイズ比で大きく劣るのと、撮像素子の感度の低さ・色彩の乏しさは今後パラメータ調整していかないとならんな・・・、という感触。 今のところ、期待以上でも無ければ期待以下でも無い、ちょっと微妙だな、位の手応えで、今後の使いこなし次第では期待できそうな気がしなくもない評価。　改造NEX-5Tのコスパ凄すぎとの比較だと明らかに劣るので、こっちも改造すべきかなー、といった選択肢も含めて、ゆっくり考えていきたい
・絞りテスト撮影は未実施
　しかし、光量が減る＝ノイズが増えることは確定であり、これがクリチカルな問題となるのは自明なので、後処理によるノイズ削減を前倒しで検討することにした。
　が、ノイズ削減の後処理は既にあれこれやってきている
　そこで、これまでは「固定カメラによるタイムラプス撮影には向いていない」と判断してまだやってきていないスタッキング処理を試すことにした
　試す用の素材なら、過去に撮影したタイムラプス素材が数万枚あるのでよりどりみどり
　↓
スタックによるノイズ抑制の試行。
・α7sとNEX-5Nを比較すると前者の効きが格段に上で、同じノイズでも素性の違いがあるのだな、という感想
・α7sの処理後はそのままノイズ削減処理しなくてもタイムラプスに使えるレベルで素晴らしい
・NEX-5Nはスタックの効きが悪いので、スタックする枚数を増やすなどが必要となりそうな印象
・懸念していたタイムラプスへの悪影響はまったくの杞憂であった（※設定次第）
・というか、時間方向のノイズはほぼ皆無となって、空間方向のノイズが残ったままなのにチラチラしない映像になって不思議な感じ
・ノイズだけでなく、色再現やコントラストも向上する効果が得られる？感じがする。後処理で破綻せずに調整する余地が拡大しているような気がする
・飛行機や人工衛星はほぼ消える。流星に至っては完全に消えるので、痛し痒し
・処理は想像以上に重い。Ryzen7 5800Hで4K画像x700枚がCPU負荷100%で1時間ぐらいかかる
・処理結果の連番非圧縮TIFFは4K画像で一枚80MBなので、一晩分のタイムラプスで500GBの空きストレージが必要→2TBのSSDを追加購入した



α7s＋対角魚眼レンズ

5枚スタック←　→元画像
α7s＋対角魚眼レンズの端部拡大

5枚スタック←　→元画像

NEX-5N＋円周魚眼レンズ

7枚スタック←　→元画像

NEX-5N＋円周魚眼レンズの端部付近拡大

7枚スタック←　→元画像

ノイズ削減効果に加えて撮像素子の限界領域で破綻なくコントラストや色彩が増すメリットは、VR用だけでなく通常のタイムラプスにも有効に機能する筈なので、広角レンズでも試してみる

NEX-5T＋広角レンズ

5枚スタック←　→元画像

NEX-5T＋広角レンズの中央部拡大

5枚スタック←　→元画像


　年初に今年は後処理のシンプル化を進めよう、と考えていたが、どうやら、一層ややこしいことになりそう。
　そしてこの処理によって改造NEX-5Tの価値が3倍増ぐらいになった！という感触。中古で1万3千円で買ったカメラが、一番見栄のいい星景画像を吐き出してるよ！
　とりあえず、今回のフローに沿って一通りの処理を試してみたところ、夜長な冬場なのでカメラ三台で一晩で1万枚撮影して、JPEGでも60GBにもなって、それをスタッキング処理に15時間程度かけて出来た中間ファイルが900GB、そこからノイズ削減とタイムラプス化の処理に数時間かけてHQXコーデックで圧縮した25GBの動画素材が出来た。 VR化するなら、ここから更に数時間をかけて座標変換処理をするわけで、うひー。
　楽しー！ ・
・
・

まぁ、結局すぐに改造しちゃいましたけどね

　ファーストライトは春が来てからからな。
　楽しみー！





＜ROS on Windows＞
Windowsでは出来ないLinuxを使わざるを得ない作業は幾つかあるが、ここ数年はWSLを使ってお手軽さが増しつつも、結局は面倒が多くなるのには変りがないので忌避していたものの一つに、ROSによるロボット開発がある。
勿論、以前からWindowsへの移植が進められてきたのも知っているが、どうせ不完全で不安定なんだろう、と決めつけていた。
そして緊急事態宣言＆台風銀座の盆休み、ちょっと触ってみようかな、と思い立ったが吉日、やってみると意外としっかりした環境構築が出来て、印象を改めた。
とりあえず、既に動いているPython環境を壊される危険性を鑑みて、一旦VirtualBOX上の環境へのインストールを試してみたところ、非常にポータビリティの高い環境構築をしていることが分かった。 カスタマイズしまくった普段使いのPython環境は一切変更されず、新たにROS用にチューニングされたPythonがインストールされ、（膨大なパスと環境定数を追加する）VisualStudio2019を前提として生成された専用のセットアップバッチファイルを使った端末上のみでそれらが動作するようになっていて、Windows設定への変更はパス4項目の追加のみというシンプルさであった。　ちなみに、VirtualBOX上のWindowsはOpenGLが1.1しか動かないので、ROSは動いてもrvizが動かないという罠があった。
それならば、とセットアップしたPCから、ROSを構成するファイル類を丸ごと別PCへコピーして、パス4項目を追加したところ、完璧に動作する環境が構築できた。これは気持ちがいい。
ただ、インストールフォルダをインストール時に変更する設定をしても、インストールスクリプトが不完全なのかしっかりと反映されず、結局はスクリプトを読んで自分で書き換えるとかの面倒が必要であり、おとなしくデフォルトフォルダ設定にした方がいい、というのが何回か試した末の結論。惜しい。
あと、ROSと合わせて導入した＆めっちゃ多用するWindows Terminalだが、管理者権限での起動時のカレントフォルダを任意に設定できるとか、タブで増やせるとかの使い勝手は非常によいという好印象。　しかし、閉じると履歴を忘れてしまうとか、透明度設定ができないとか、まだ不完全なのが惜しい。 今後、改善が進むといいなぁ、と思った。


チュートリアルを改造して円周座標をpublish＆subscribeしてそれぞれ描画するテスト

とりあえず、長年の懸案の一つが解決してスッキリした！



＜ノートPCの酷いキーボードの許容限度＞
　4方向キーに[pagup]｢pagedn｣キーが隣接していて、ミスタッチが頻発してどうにもストレスフル。
　これは許容限度超え。
　そこで、


キートップに百均にあった丁度いいサイズの透明なクッションゴムを（少し削って）貼り付けた
　結果、うわーいい感じ！という操作感に。
　細かいことを言うなら、厚さ1mmのゴムだとやややりすぎ感があるので、0.5�oでいいので高さを変えると操作感が著しく改善されそう。
　但し、このままディスプレイを閉じるとクッションゴムと液晶パネルが接してしまうので、閉じたときに少し隙間が残るようベゼル側にもクッションゴムを貼り付ける必要がある。
　まぁ、デスクトップ運用ノートなので、閉じるのは3年後とかだし、問題ないよね。







＜野外活動の視界＞
　去年辺りから、コンタクトを入れると近くにピントが合わなくなるので、ツーリングキャンプ時の星景撮影でカメラのピント合わせができなくなる問題が顕在化、その対策として百均の老眼鏡を使い始めたものの、今度は暗闇且つ極寒の中でポケットから出して装着して外してポケットに仕舞うという一連の動作が非常に面倒で、しくじって地面に落としてしまって慌てるといった新たな問題が発生していた。
　そこで眼鏡ストラップを使おうとあれこれ品定めしていたが、ふと「いや、単に首からぶら下がってればOKなんじゃ？」と気付いたので、


眼鏡用じゃない普通のストラップを片側のテンプル部に取り付けてみた
　テンプルを畳んで首からぶら下げるスタイルでいく。



＜初心＞
　最近、Pythonを使っていると、BASICを使い始めた頃のDIY的ワクワク感を思い出すような感覚がしばしばある。
　そこからの連想で、「そういえば、ガラクタ箱にポケコンがあった筈だ」と発掘。


　電池を入れたら（動かなかったが2回入れなおしたらSW押下で微妙にノイズが出てたので再度入れなおしたらバグっていたが液晶が点いたので再度リセットしたら）動いた！
　無理筋だと分かってはいるが、何か、活かす使い道はないだろうか…。

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20210806
五十肩が辛い3か月間でした

30年近く使い続けているスタッキングコンテナの取っ手が折れてた奴を、何とかしてみようと、ふと思い付いたやり方で


修復してみた。
最初に接着剤を試したがまったく効かないので、それならと、ドリルで何カ所か穴をあけてステンレスワイヤーで縫合しながらぐるぐる巻き、その隙間にホットボンドを注入・埋めて「SRP（ステンレスワイヤー強化プラスチック）」化
ふむ、これは安心感がある。
それならと、同様に2005年から16年間使い続けているポータブルGPSの、RAMマウントのバイク車載ホルダーロック部が折れていたので


こちらも修復した。
あぁ、ドリルはいいねぇ！



＜python多項式近似の高速化＞
唐突だが。
点群(x[:],y[:])からn次多項式の回帰式を求めるには、np.polyfit(x, y, n)とnp.poly1d()を使えば簡単にできるのだが、これをnumbaでコンパイルすると警告が沢山出る上に速さも半分以下になって、よくよく調べてみると上記のnumpy関数はnumbaでサポートしていないと分かった。
うーむ。
ここでc++を使った外部プロセスを用意するのも一案かなーと思ったものの、なんとなくNumbaでサポートされているnumpy関数を使って多項式近似を記述できるんじゃないのか？と気づいて、調べてみたら案の定で GitHubに「5倍速出たよー」というサンプルコードがあったので、これ幸いと試したところ、既にコメントにも書かれていたエラーが山ほど出てきてダメだった。　…が、回帰計算のキモにあたるnp.polyfit()相当の処理に限定すれば問題なくできたのでざっと試してみたところ、一応速くなるのだけどバーターで発生するオーバーヘッドをキャンセルするには5万ループぐらい必要なので微妙かな、という感じ。
しかし、@jitのデコレータにきちんとした型指定を加えると格段に速くなって、1万ぐらい？で済むように。
そしてnp.poly1d()相当処理の中身がホーナー法による乗算の効率化と判ったので、発生しているエラーを修正、ついでにデコレータへの型指定を加えたら、オーバヘッドはほぼ無くなって、8倍速程度にまで高速化できることが確認できました。うれしい。
numba周りの知見は4年前？にUMAP-Learnを32bit版Pythonで動かそうと、ひーひー言いながら改造したときに得たもので、否応なくやったことだったけど、それがこんな所で役に立つとは面白いものだなぁとなった、GW中の自由研究でした。



＜平成懐古＞
21年間使い続けてきたPhotoshopLEがWindows10の20H2でｒｏｋｕに動かなくなっったことで強制的に卒業させられた結果、Affinity Photoに移行して半年、が経ち、概ね問題なく使えそうなレベルに手が馴染んできたので、GW中は大量の画像を処理しよう、と予定していた。
そしたら2枚目にしてハングアップした。
強制終了させたら、裏で立ち上がっていたクラッシュ処理のサービスが頑として動かず、タスクマネージャーも巻き込んでハングアップ、最終的にはOSも終了できなくなる始末。
2月頃に更新があったのが影響しているのだろう、とアタリをつけて調べてみると、同様の悲鳴が世界中で上がっていた。
どうやら、GPU周りが原因のようだったので、GPU処理を外したところ安定化。しかし領域指定した途端にCPU処理が100%になるので、こりゃいかん、と推奨対応であるGPUドライバ最新版更新をしてみたが、頻度は格段に下がれども矢張りハングアップ＆OS巻き込みクラッシュ。 なんか、20数年前を思い出すぞ。
最終的に、GPU処理は残して＋Open-CL処理をDisableとすると安定化して、12時間以上ぶっ続けで操作してもハングアップすることはなくなった。
但し、長時間連続使用すると操作レスポンスがどんどん悪化して、最終的には我慢できないレベルになることから、適当な時点で再起動をかけた方がよさそう、という一抹の懐かしさを感じる対応が必要っぽいです、これ。



＜ミレニアム懐古＞
1999年のver4.0→4.1→5.0→5.5→6.0→6.5→CS4→2012年のCS6と律儀にバージョンアップを繰り返してきたものの、スタンドアロンで使えなくなって更新する気が失せてからもうすぐ10年になろうとしているAfterEffectsからの移行先としてdavinci resolve studioでリニア編集22年目にして学び直し中。
超強力なカラーマネージメントが特徴のプロダクトとは言えど、20年以上のAdobe暦で培われた我流の盛り盛り調整テクと整合させるには更なる経験値が必要で、しばらくは試行錯誤。
あと、ウリの一つになっているGPUを使った高速な時空間ノイズリダクションにも興味があるので試行中だが、こちらもカラーバランス狂いまくりのフィルターワーク＆本体改造に適合させる為に特化した過去10年以上に渡るトライエンドエラーの末にたどり着いた精緻さとノイズレスを両立するツールチェーンと複雑なパラメータ設定をワンストップ化するには至らない模様で、落としどころを模索中。


トーンカーブとかコレクターの配分とかめっちゃ試行錯誤
それにしても、53秒分のレンダリングに30分近くかかるので、上記試行錯誤に時間がかかりまくるのにはまいった。


滅茶苦茶重いノイズリダクション処理中　CPUでなくGPU処理していて、しかもCUDAでなく3D処理を介して計算してるっぽい？
また、3200pixを超えると、HQXコーデックだと色々と不具合があるっぽい？のも難儀。 AVIUTLで読めなかったり、AEやdavinci resolveが読めないデータを吐いたりする。そろそろAVIから卒業する時期なのかもしれないのか。　HQXはProResよりもノイズが乗りにくいらしいので安心だったのだが…
更に、このデータを正距円筒図法で変換すると6400x3200pixのサイズになるわけで、重い、重すぎる。

とりあえず、久々に性能不足でPCを買い替えたくなる気分になったわー。



＜と、自分に前振りしたので、PCを買い換えました＞
20年前に3DCG処理の重さに悲鳴を上げて導入しゴリゴリぶん回し続けたDualAlthonMP機はCPU換装しつつ13年前まで使い倒したのは懐かしい思い出だが、それ以来となる久々のAMD機。
と言ってもイマドキなので、G7からの更新でノートPC。
メリハリと割り切り構成で好感＋Alienwareの影がチラチラする、DELL G15 Ryzen Edition。
標準仕様から、キーボードをUSに、OSをProへ変更した結果、注文→納期見積り1ヶ月のところ２週間で納品。
CPUはRyzen7 5800H・GPUはRTX3060といったコストパフォーマンス最高の満足な高性能に加えて、SSDは小容量ながらも望外の高速品（Samsung PM991a、2800MB/s超）、メモリは64GBに換装しても3200MHzで安定動作しているのでRAMDISKはノートPCでありながら2万MB/sの大台に乗るという素敵な過剰感モリモリでありながら、相変わらず物足りないペチペチ感触でギリ許容範囲なキーボードと、今時こんなのがあるんだと逆に感心するこれぞ安物という狭い色空間の液晶などなど、用途がはっきりしていれば完璧に合理的で、実に潔い構成。

性能向上のペース配分はまずまずって感じ


SSDは結構まともなものを使ってた＆RAMDISKは遂にノートPCで20000MB/sの壁を突破してた


相変わらず酷いディスプレイパネルだなー
前機種のG7では地味な外装なれど質感もまずまずだった筐体は、デザインにゲーミング風味が増量されつつ幾分コンパクトになって玩具感が出たことに加えて、何故かインストールされているAlienware Command Center からコントロールするUSキーボードのイルミネーションと併せて、ちょっとした遊び感覚も楽しめます。（←あと、裏蓋を開けると、マザーボードにAlienwareのグレイがプリントされているのが確認できて、ニヤリ）

こんなところにグレイさん　この後メモリを64GBに換装、SSDを増設（右下に予め用意したM.2用ブラケットが見える）
ちなみに、巨大な電源アダプタはAlienware用と同じ品物。


Alienware17と比べるとかなり小さい のに 電源アダプタは同じ！
ただ、M.2スロットの空きにSSDを増設しようにも、固定ネジもブラケットも付属していない＆DELLはバラ売りしていないので、自分でなんとかする…予め調達しておく必要があります。（私はAmazon.comで増設メモリと併せて購入しておきました）



＜インフラ拡張＞
部屋の設備にNUROが無料で追加された。
2.5Gbps対応のSONY NSD-G1000Tが取り付けられてたので、折しも↑2.5GeのPCが手に入ったこともあるので、回線速度を計ったら1.8Gbpsが出る！ 普段使っているフレッツの４倍！


ぐぬぬ、それどころかWiFiですら倍速近く出る状況に。
あー、でも、2.5G対応のLANポートが一つしかないのが残念。　PCとNAS↓で運用するにはHUBが必要になるじゃないか。
うーん、まぁ、ボチボチ拡張していこう。


＜棒茄子で茄子＞
3月頃に、月一のデータバックアップをしていたら、6年前から使ってきたバックアップ用HDDが窮屈になっていることに気付いた。
当初は8TB＋4TBで運用開始、暫く後で8TB+8TB=16TBに拡張し、RAIDを使わずに二重化したバックアップをしてきた。
更に言うなら、普段はネットワークから切り離したPCに使う外付けHDDとして運用し、バックアップ時はそのPC対して普段使いのPCをファイル共有したP2P接続するというややこしい使い方を、かれこれ20年以上続けてきた。
この機会に、ということで、ようやくNASを使ってみることにした。


USB HDDケース → 10Gbpsに拡張可能なNASへ（初NASなのでSSDでのお試し中）
・なんか結構デカいな！ イメージしてた3倍くらいある筐体サイズ！
・初期設定のIP自動取得だと毎回変わるので固定がいい。なんでこんな設定なんだろう
・同様に初期設定のストレージプール上限閾値設定だと毎回うるさいのでしない方がいいっぽい。どうぜ自分で管理するんだし
・電源ON→管理ツールで捕捉まで2分20秒→管理画面が開ける(BEEP音)まで5分以上もかかる！ 遅い！
・シャットダウン→電源OFFまで2分、WEBアプリ上で完了確認するまで３分！ 遅い！
・まぁ、電源ON→共有フォルダを開くまでなら2分かからないのだけど、以前の外付けUSB-HDDの方が早いし手軽だね
・それにしてもHDD入れると共振がひどいな！ 傾けると止まるけど！ けど！ 7,000円のHDDケースの方がずっと静かだよ！ 5倍の価格なのに！
・HDD２台を別々に管理したい場合はストレージプールをHDD毎にやればいい、ってどこにも書いてないよね。こうした使い方をした人はいないのかな？
・このNASへ外部HDDをUSB接続するとPC側のネットワークドライブからもマウント＆共有した状態で見えるのはお手軽で便利
・このNASへ外部HDDをUSB接続するとスタンドアロンで（PCなしで）コピー操作してくれるのは便利…と思っていた時期がありました。これは罠だった
・スタンドアロンでの外部ストレージからのコピー機能だと、フォルダのアイコン設定をコピーしてくれない！→超不便になる→結局PCでコピーする二度手間に…
・同様に、古いファイルをコピーしたら作成日が最終更新日になっていて、これがNTFSだと作成日はコピーした日になるので、第二バックアップとの間で最初の差分更新が全ファイル更新コピーされる罠。　つらい
・とりあえず、余っていたDDR4メモリと交換して、16GBに増設した。 これで使えるようになる各種機能はぼちぼち利用してみたい。

ただ、暗号通貨高騰の影響で大容量HDDが品薄＆暴騰してて2か月間程入手できなかったが、暗号通貨の暴落の結果ようやく16TBの品が買えたので、16TB+8TBで運用開始した。
バックアップ領域に余裕があると落ち着くなー。
末永く使っていきたいです。



＜マウント不具合＞
かれこれ数年間に渡って片ボケが治らず、レンズを替えたり、いろいろとやってきたがストレスはたまり続けてきた。　が、ようやくここに至って原因が絞り込めてきた。
マウントアダプターの不良だ。
高いものでもないので、新品に替えてみることにした。


左が旧製品右が新製品、旧製品はマウント部にに隙間があって片ボケの原因になっていたっぽい


旧品に内蔵していた光害カットフィルタとソフトフィルタを移植、これで準備完了
で、早速撮影したところ、片ボケは見事に解消していた。
レンズの収差が四隅で対称になっているのがしっかり判るレベルでピントが合うようになって、あぁ、ようやくここがスタート地点だと。
4年間を無駄にしてしまったなー。



＜そして、魚眼レンズ沼…＞
4本目の格安魚眼レンズを購入。
今度は7Artsans 7.5mmF2.8。


速やかにバラして0.075mmのシムを除去して無限遠調整＆花弁フードを切除


2832pixでトリミングすると163°のイメージサークルになる計算？片側8.4°なら許容範囲かな


最後のレンズ面が平らなので　LEEのソフト1フィルタを貼り付けた


早速撮影撮影〜正距円筒図法に変換してみた
狙い通り、欠ける範囲が少なくなってかなりいい感じ？になった気がする…。
だがしかし、同じ条件でSAMYANG 8mmF2.8を撮影・処理したものと比較すると随分違ってしまっていた。


水平線〜30°付近の拡大（7Artsans 7.5mmF2.8）

水平線〜30°付近の拡大（SAMYANG 8mmF2.8）

富士山の形を見れば7Artsans 7.5mmF2.8の方が正確に幾何形状を再現できているのがわかるのだけど、ピントがしっかり出ていないせいか？コントラストが低下〜解像度が数段低くなってしまっている。　対して、SAMYANG 8mmF2.8はピントは合わせることができても星像は崩れてしまっているが、それでもコントラストや解像度は確保できている。
撮影範囲と解像度のトレードオフになって悩ましいところだが、このレベルで解像度が違うのであればSAMYANG 8mmF2.8に軍配を挙げたい。
折角買った＆改造したレンズで残念だが、まぁ、値段が倍違うのだからさもありなん、ということかー！(※後になって気付いたのだが、ボディ側にソフトフィルタを組み込んでいたので、レンズ側にもソフトフィルタを仕込んだ7Artsans 7.5mmF2.8はソフトフィルタの二枚がけでコントラストが低下していたようで、翌年両者を比較したらコントラストは同等かそれ以上だったです。申し訳ない！)



ちなみに、この撮影ポイントは過去10年間いつもの場所から少し上った山頂で、標高2013m(H22に再測量で2014→2013に改定)で東西南北が見通せて全天撮影には絶好の筈だが、いつか行ってみようと思っていた未踏のポイント。
どうやら、半日ハイキングコースの一部で標高差200m最短ルートなら経験者談だと30分程度ということらしい。
この日は一晩中雲一つない天気予報で予想最低気温は12℃程度で、GW明けの平日で（昼間なら兎も角）山頂で夜を明かすような奴はいないだろう、このタイミングなら行くしかないでしょ！と出掛けた。
↓
結果的には過去最高レベルの快晴！そして素晴らしいロケーションだった！
が、駐車場の看板の表示だと標高差250m・2時間弱の行程？とあって少し暗雲が。
天文薄明が終わる20時頃到着予定で登り始めたら鹿と遭遇しまくり。
撮影機材・野営機材20kgを背負った私は、ひーひー言いながら汗だくで50分かかった。
そんで着替えなし＆一晩中強風＆明け方には辺り一面が霜柱（氷点下）で結構ピンチ。
一応10℃前後の野営を想定してダウンの上下とゴアのレインウェア、手袋のインナー、毛糸の帽子
あと荷物に入れっぱなしだった使い捨てのインソール型カイロがあったので遭難しないで済んだ
22時頃には私と同類？が登ってきたが200m位離れてポジショニングして、いつの間にか去っていた。何だったんだあれ。


夜明け いい夜空でした


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20210410
D・I・Y！ D・I・Y！


コツコツやってることをメモしてたら、結構な量になってた。



運用2年目の在宅勤務用スタンディングデスクにモニターアーム＋ノートPC用トレイを追加、快適化！



＜貧乏人的DIYのVR(その1)＞
以前、自分で作成した独自形式VR動画を鑑賞する用にUnityでWindowsMRでプレーヤーを作成したが、この再生環境はWindowsをインストールする度に再構築が必要なので正直面倒。
そこで、標準的な形式のVR動画に変換しようと思う。


元映像は、天頂の位置が中央にある魚眼レンズ（多分等距離射影方式）画像のタイムラプス

　これを水平線が画像中央を通る正距円筒図法に変換するわけだ。

とりあえず、Hugin - Panorama photo stitcherで正距円筒図法で画像中央が水平線になるように投影


細かく調整ができるけどバッチ処理や動画処理のやり方がわからん…。

ググってみたらffmpegを使った方法があったので、やってみる。


手探りで散々試行錯誤した結果、画像でうまくいった！


動画でもうまくいった！ 万歳！（ただ何故か変換時にyaw変更ができないのが残念ナリ…）

これをYoutubeにアップロードすれば、パノラマ映像としてぐりぐり動かせた！

てか、5年前からVLC media playerならローカルでもぐりぐり動かせるた！知らんかった！ あと、GoPro Fusion Studio付属のプレーヤーも軽くてよかった！

そしてWindowsMR内の標準動画プレーヤーで再生して360°に切り替えればオリジナルのVR動画を鑑賞OK！目的達成！
だが、後になって専用アプリがあることを知ったり、更にGUIで非常に使いやすい上にHQX出力ができてデータが扱いやすいしソースコードまで付いてて至れり尽くせりなAviutl向けの専用フィルタが提供されていることを知って、ヲイヲイ。

また、出来上がった正距円筒図法映像から動画素材用として透視図法映像での切り出し変換処理は、静止画ならAffinity Photoに搭載されていていい感じだったのだが、動画対応となると手持ちのAfterEffectsCS6だとVRプラグインがAdobeに買収されてCCユーザー以外は使える手段が無くなっている！、…そうなるとVideoStudioやPinnacle Studioとかになるのかと少し迷った末に、py360convert とOpenCVを使って変換スクリプトを組んだ後になってから、いや、待て、ffmpegを使えば（切り出し窓位置が固定になるけど）コマンド一発だろ、いやいや、待て待て、透視図法映像が欲しいのであればFisheyeToPerspectiveを使って元データから直接生成する方がいいじゃないのか、と気付いた。
…いやいやいや、これとは別口なのだが、CS6を買って以降（NeatVideoの更新を除いて）10年メンテを放置してきたAfterEffectsから22年ぶりに移行しようと右往左往中のDaVinci Resolve Studioであれば、直接的にはVR機能が搭載されていないようなのだがプラグインならありそうだったり、工夫次第でいろいろとできるっぽいことも分かってきた。

などなど、必要なツールチェーンがかなり長くて混乱している上に、まだまだ活用途上で知識不足が酷いので結構な遠回りだらけな状況につき、今後は少しづつワークフローの最適化を工夫していきたいナリ。


＜貧乏人的DIYのVR(その2)＞
上記の魚眼レンズ撮影にはNEX-5Nを使っている。
8年前のオーロラ撮影以来ずっと固定してきた機材だ。
魚眼撮影したデータをそのまま動画鑑賞するのであれば、必要十二分の解像度と感度でまったく不満は無かった。
しかし、綺麗な正距円筒図法データを作成するVR用動画素材に使う機材となると話は変わってくる。
NEX-5Nは10年以上前のカメラで、流石に解像度が低いし、低照度での色再現も十分とは言えない。それにHαが映らないのは物足りない。
うーん、、大人しく高解像度＆高感度カメラと円周魚眼を買うしかないのかなぁ…。
…ということで、手持ちの機材＋αで最大限に綺麗な正距円筒図法データを撮影する方法は無いものか、と思案してみる。
まず、α7sなら（低解像度とは言えど腐ってもフルサイズ…NEX-5Tよりも低解像度だけど…なので）NEX-5Nよりは高解像度で、感度も高く色も出易いし、赤外カットフィルタを交換してHαもきっちり撮れる。
これにAPS-C用の安い対角魚眼を組み合わせれば、少しケラレるけど概ね円周魚眼っぽい映像が撮れるんじゃないか、そんなアイデアを試してみた。


これで何本目の魚眼レンズなんだろう…APS-C用レンズは小さいな　　　…あぁ！、α7sを買って以降、撮影サイズを16:9にしたままだったことに気付いた！うわぁぁ



とりあえずNEX-5T（APS-C）で夜景を撮影してみる…悪くなさそうだ？



フルサイズだとこんな感じ…イメージサークル端は流石にダメダメっぽいことが分かる

解像度はあんまり変わらんな。というかα7sの画素自体が少ないのでサチってる感じ


それよりも、APS-C対角魚眼＝180°として単純換算するとフルサイズの縦は152°で片側14°がケられる計算であり、花弁状フードが凄い邪魔と判ったので…



翌日には分解、シムを調整してオーバーインフを出してから、邪魔な花弁状フードを切除



フード無しの状態で改めてフルサイズで撮影…なんか予想よりイメージサークルが大きいぞ？



どうやらイメージサークルは約190°ということらしい→APS-C対角で173°、フルサイズ縦で144°（＝片側17.6°のケラレ）か…ちょっと大きいな


とりあえず180°相当で切り出した夜桜を正距円筒図法に変換してみたら、上下でケラレてるところが思ってたよりも大きい感じだ


変換したデータをVRプレーヤーで観ると…スライドして屋根が開く観測所から空を観ている感じになった
前向きに考えるなら、映したくないものがある範囲に合わせて撮らない、みたいな使い方ができるかも？
それとも、この範囲に規定の前景・シルエットを置くとかの画面創りもアリかもしれない。ひょっとすると新たな楽しみ？！

これで当面の事前試行はひと段落なのだが
実はもう一つ、綺麗な（高解像化且つHαが撮影できる）正距円筒図法データ撮影の試み第二案があって、


より高解像（α7sの116％）で赤外線カットフィルタ除去改造したNEX-5TにAPS-C用円周魚眼を装着するため後玉に焦点調整且つ赤外線カット用フィルタを付けてみた
明らかに角度が深いので干渉フィルタで径方向に色が変化してしまっている…が、懸念していたほど酷いわけじゃなさそう？
これくらいなら、レタッチでなんとかなるのでは？


しかし、ここは敢えて安価な赤外カットフィルタを購入〜分光光度計で使えそうか特性を調べてみた
左がほぼスポットで計測、右が環境光で計測したもの。
両方とも仕様的には700nm付近がカットの閾値になってるのでHαは余裕なんだけど、うーん、環境光だと斜めに入射してくる光の特性を含んだものになるわけで、こちらは色素型じゃないダイクロイックフィルタの特性が悪く出ることが想像できる値だな…、どうかな、一応許容範囲ギリギリかな？


早速、いつもの撮影ポイントで試してみた…予想外にαとNEXとで差が付いた！
まぁ、いつものノイズ除去処理で作り込めば差は詰まる筈ではあるのだが、うーむ…。
VR用だと撮影データを縮小せずに使うので、流石にNEXとα7sの差が顕在化してきた。感度はα7sより低いけど、魚眼なら長時間露出もある程度許容でき…なくなるのか、VR素材用だと。うーむ、許容範囲を攻めることも必要になるな。
逆に言えば、ここにきてようやくα7sの性能を活かせる使い方が見えてきた感。無駄な使い方をしてきた期間が長かったな…。
まぁ、アレコレと課題山積で楽しみがいっぱいだ！



＜GIMP備忘録＞
近頃ようやくAffinity Photoに慣れてきた。　しかし、若い頃のように大量の画像を延々処理する根気は最早ない。
なので、画像のバッチ処理をpythonでゴリゴリ書いてはいるものの、拡大縮小ぼかしシャープなどの基本的な処理以外の、トーンカーブとかを自前でやるのは精度が出ないとか、やっぱり細かい所に手が届かないのがもどかしい。
…そこで、ふと、「連番画像→ロスレス動画に変換→AEやDavinci Resolveで編集→連番画像変換」というバカらしくてエキサイティングなワークフローが頭を過ぎるが…いや、まて、落ち着け…画像サイズが4K超の動画なんて、手元のPCだと寧ろ辛いだろ…いやいや、それなら前回のPC更新からもうすぐ3年だし、そろそろPCを買い替えてもいいんじゃないか、という手段のためには目的を厭わない本末転倒な悪魔の囁きが…。
ぐっと堪えて冷静になってみると、「GIMPってスクリプトが使えるんじゃなかったっけ」と調べてみたら、おおっ、pythonコンソールがあるではないか！
しかも、Portable版でもきちんとコンソールが開くぞ！
早速、ゴリゴリスクリプトを書き始めるも、ドキュメントが少ないのでとっかかりでやや苦労。でも、割と素直なpythonだと分かると、まぁ、なんとかなりそう、なった。
ただ、入出力がとても遅い！ OpenCVの劇速と比べると、まぁ、こんなもんなのか？
そんで、日本語ファイルネームが使えないのが、Python3系に慣れた昨今だと、些か残念だ。
GIMPにはG'MIC などのプラグラインがあるので、そういったものを利用すればいろいろとできそうだ。 GUIの使い勝手が苦手だったけど、こうして便利ツールとしてなら明らかに効率いいし、ゴリゴリ活用できそう！
うん、可能性が広がるのはいいことだ。

※後日追記：Affinity Photoに「一括ジョブ」なるバッチ処理に相当する機能が搭載されていた。いや、知っていたのだけど、ここでできる機能がグレー化や左右反転などしか無かったので役に立たないと判断していた。だがしかし、別機能の「マクロ」で操作を保存すると、この「一括ジョブ」機能と連携して任意のバッチ処理ができることが分かった。 これはGIMPでAPIを調べながらスクリプトを書くよりも楽だな！



＜仮想PC関係備忘録＞
ここ数年、ノートPCしか買っていないので、その前に使っていたWindows10リテール版のライセンスが余っていて、それらを有効利用すべく、仮想マシンにWindows10をインストールして、複数起動できるようにしてみようと思った。
VirtualBoxで開発環境とPython一式をインストールしたら、25GBの仮想マシンになった。
クラウド経由でリモートマシンへ送ろう、と思っていたが、無料ユーザーだとOneDriveは5GB、GoogleDriveは15GB。　仕方ないから1か月間だけ有料ユーザーになって送信しようか、と覚悟を決めたところでGoogleDriveが17GBになってることに気づいた。ハテ、15GBじゃなかったっけ？…そこから、ゴミ箱が8GBも溜まっていること、これまで消去したファイルがゴミ箱に全部残っていることを今更知った。これで15GB丸々使えるようになったので、7Zipでファイル分割すれば、2回に分けて送ればいい。
実測で上り100Mbpsの回線で1時間ちょっとかかった。
VirtualBOXで3Dアクセラレーションが有効化してるとツールバーが見えない問題で難儀した。対策は、設定>個人用設定>色>「透明効果」をOFFにする。（※Windowsのライセンスを有効化しないとこの設定ができないので、難儀）



＜モバイル環境の見直し…＞
ここ最近の携帯各社プラン更新ラッシュの報道を聞きながら、漠然と「21年間使ってるdocomoのガラケー回線をMNPで更新しようかなー、4月以降はMNP手数料も無くなるらしいしー」、と考えていて、4月に入って最初の週末に手続きを調べたら…
このdocomo回線には、既に新規受付が中止されているような古い割引契約が自動更新で適用され続けていて、それが所謂2年縛りの契約で、その更新月が今年の2か月前で、契約解除の期限は3日前までで、これから丸2年後まで解約金10,450円(税込)が発生する罠があった。
なんというタイミングの悪さ。
2年縛りとか他人事だと思ってたし、そもそも長年放置してきた回線で契約内容なんぞまったく把握していなかった。
がくー。
さて、今回は見直しできなかったが、知識も更新できたので、ぼちぼち考えていくことにしよう。　どんな風に見直しをすべきかな…


上記とは関係なく、10年くらい使っているMVNOのデータ専用SIMを手持ちのスマホに繋いだらどうなるかな…動いた！ の図





30年近く部屋の隅でタワーになってるスタッキングコンテナ、のリブにφ7の穴を明けて百均のフックでリュックサックハンガーに

最近、電動ドリルが妙に活躍してる。　ドリルはいいぞ。





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20201228
世の中は思い込みばかりだな




＜昔とは違うのだよ＞＠9月
さて、夏が終わった。(頃のメモ)
今年の夏は常時エアコン稼働〜消費電力をモニターしていたので、そこで集めたデータを整理してみた。
1カ月間の結果は以下の通り。
------------------------------
average
　　 0.134318182 kW
　　 3.223636364 kWh/day
　　 96.70909091 kWh/month
　　 2560.856727 円/月
------------------------------
…え？！
エアコンの消費電力って1kWぐらいだ、というイメージだったのだが、平均すると130Wだったのだ。
ここ10数年、朝夕は台所の換気扇で外気を取り込む＆サーキュレーターで涼をとっていたが、換気扇110W＋サーキュレーター40Wなので、実はエアコンの方が省電力だったということだ！
おおう。
もう少し分析してみる。

昼間と夜中で別々にサンプリングした結果のヒストグラムと平均気温で散布図＆回帰

湿度も説明変数に関わってきそうなので、重回帰すればより正確な回帰が出来そうだが、記録に残していなかった、残念。
部屋にあるエアコンは、定格1150W、全力冷房で540W程度で、ドライ運転だと最大400W程度、という感じだったので、平均すると250Wぐらいなのかな、という肌感覚だったのだが、実際の稼働時間のかなりの割合で休止していたのだということか。
これが、断熱がそれなりにしっかりしている今どきの建物だとこうなる、という典型的な一例なんでしょうな。



＜Amazon Ealstic Compute Cloud＞＠10月
1年半前にUdacityの講義ででEC2にインスタンスを作って、ちょくちょく計算をしたのだが、修了時にインスタンスを全て消して以降、まったく触っていなかった。
そして今月、クレジットカードの明細（Amazonだらけ）を眺めていたら、よくよく見ると「EC2」が課金されてる？！
急ぎEC2にログインしてBillingを確認すると、6月から課金されてる。
しかし、インスタンスは全部消えてる。
まてまてまて、もしかしてハッキングされてる？
…Billingをよーく見ると…、EBSに課金されていた。
あー、そういえばインスタンスを使ってた頃に何度も停止させるような使い方をしてたので、勝手にEBS(Elastic Block Store)へ退避していたのかもしれない。
そして、日々課金されていたのだけど、私の場合はUdacityの100ドル無料枠があったので、それを使い切るまではBillingが0ドルのままだったので「Billingが0ドルだから問題ないよね」と確認することすらしなかったので、6月以降の課金が発生していることに気付かなかったわけだ。（あとクレジットカードの明細も、Amazonの音楽ストアを利用していると同じ「Amazon」の海外枠になるので、EC2課金がそこに紛れてて気づかなかった、ということらしい）
うわー、10年以上前にAVのアカウントを解除し忘れて課金し続けててた経験があるが、同じ失敗を繰り返してしまったよ…。



＜20年ぶりのツール移行なだけに＞
先のWindows Updateにより動作不良が生じ始めたPhotoshopLEだが、その症状はどんどん悪化しつつあり、最早常用に耐えうるアプリではなくなってしまった。
代替アプリとしてAffinity Photoを試用中で、存外に便利だったりして、流石に20年も新しいと役立つなぁと感じさせる所がある一方で、まぁ、色々と不便も。　縦書きテキストツールが無いとかはちょっと酷いけど、まぁ仕方ないとしても、20年前のAfterEffectsレベルの頻度で落ちるのは懐かしさを感じさせるし。
マクロ登録ができるのはかなり嬉しいし工夫次第で期待できそうなのだが、それが折角のバッチ処理で利用できずにサイズ調整程度しかできないっていうのは、なんと言うか勿体ない。
…ここでふと、Affinity Photoが対応していないバッチ処理、例えば色調変更などは今ならOpenCVを使って簡単に出来るのでは？と気付いた。
20年前なら無理だったが、今ならPythonでお手軽にできそうじゃん。
こんなん、サンプルコードがいくらでもありそうだし、楽勝、楽勝…、と思っていた時期が私にもありました。
マジにないのだ！
いや、簡単な条件のサンプルならいくらでもある。色相値を指定してその色相チャネル上のピクセルを操作すればいい、その原理は普遍的だし簡単だ。
しかし、Photoshop等行っている色相変更は、色相に幅があり、その境界が連続的に変化するものであり、そうした操作を行うコードトはついぞ見つけることができなかった。
どうやら自分で作るしかなさそう。
何も考えず、これまでの知識でざっと作ってみたら、スパゲッティなコードになった上にループがネストしてピクセル毎に条件分岐するあれやこれやで処理速度激遅で、numbaで高速化してもなお遅いというクズコードを書いてしまった。　処理結果もなんか変な感じがする。　もう一度作り直してみてもやっぱりダメで、どうやらそもそも何かを見おとしているっぽいので、改めて基本から組みなおすのが早道な気がしてきた。
まず気付いたのは、カラー画像を構成するuint8の行列の振舞いと、HSV色空間の関係を正しく把握できていなかった。
numpyで3chのuint8行列を作成、これをHSV色空間の画像データに見立てて、Hのchを0→255でリニアに変化させたものを、RGBに変換したものがこちら

OpenCVでのHueは0→179で色相が一巡するのは知っていたが、uint8で表現可能な180→255も連続して正しく変換してくれていることが判った。
では、マイナス側はどうなるのか？
uint8に-255〜0を代入したら、上記とほぼ同じ画像が得られた。（正確には0が違うが）
確認のため、-255〜50を代入したのがこちら

0→-1で不連続となっていて、連続させようとするのであれば-76にジャンプさせなくてはならないことが判った。
ここでややこしいは、float→uint8を介在させたり、HSV→RGB変換をした結果が整合しても、uint8で処理する過程に於いてはこの限りではないということ。　厄介な条件分けで混乱・処理速度を低下させることを避けるなら、+180をするというのが一番シンプルなHue位相の処理方法だと理解できるまでに、ここから結構な試行錯誤があった。
これで色相調整のキモとなる部分が把握できたので、改めてコードを書いてみたところ、正確な位相シフトのロジックが分かってしまえばnumpy行列の一括処理によりシンプル記述＆高速処理できた。


上から、 (1)元画像、 (2)色相の変更条件を「黄色を変更する色相と指定して±50の範囲で徐減」としたときに元画像から生成した変更強度のマップ、 (3)マップを元に色相を変更した元画像、 (4)更にマップを元に輝度を変更、 (5)マップを元に彩度を変更した結果。 ちゃんとできたかな、という感じ。




しかし、既存の画像ファイルで処理したら、こんなことになった。 生成されたマップがおかしい。画像下半分がグレーになっている。元画像だと目盛りや文字・白背景の部分が実はごくごく薄い緑色だったのでこんなことになった模様。 この結果、色相変更処理では問題ないが、このマップを使った輝度変更で背景色・文字色が意図しない変化をしてしまっている。


つまり、PhotoshopLEのHSV変更ツール↓は、


一見すると色相を基準として彩度や明度を変更しているが、実はその場の明度や彩度も考慮した上で調整されたマップを生成して操作していることにようやく気付くことができた。
そこでOK,OK,分かった、解った、と明度チャンネルを使って明度調整のマップを作製〜明度調整したら、今度は激しいブロックノイズまみれとなって何事か？！となった。
不可逆画像圧縮でJPEGを使うようになって30年以上だが、「人間の視覚は明度変化に鈍感だから、その情報を省略することで視覚的に影響を与えずに画像を圧縮」という原理は知りつつも、まぁ確かにその通りだよねと曖昧に納得して気にしたことが無かった明度チャンネルの実態を、ここに至って初めて確認することとなった。


左が元画像の明度チャンネル、右がJPEG化（品質85％）した明度チャンネル
はー、このチャンネルJPEGを元にして明度調整のマップを生成したら、確かにブロックまみれになるわけだ、と納得。
となると、Photoshopはここからブラーをかけてマップを調整したりしているのだろうか？
永らくシンプルで直感的に操作してきたことだが、意外やややこしいことを沢山しているっぽいのな。
いやはや、20年間気付かなかったよ。


＜逆ハーフトーニングの再発見＞
2015年に公開されて以降、畳み込みニューラルネットワークを用いた超解像処理SRCNN（Super-Resolution Convolutional Neural Network）の実用的な実装：waifu2xは今なお様々に派生して使用分野が拡大中だが、私もsendtoにショートカット登録するなどフィルタとして実に重宝している。
超解像はAIの一分野なので、昨今の急激な技術発展に伴って既にwaifu2xを超える性能を謳うものが幾つか出ているが、計算量が5倍10倍だったりして、結局は最適化の進んでいるwaifu2xのバランスが今なお最良、だと思う。（GUIなどを工夫した商用アプリとしてSenseiやTopazなどもあるが、あれはワークフローの適正化であってアルゴリズム的な優劣とは別の訴求をしているように見える）
更に、waifu2x単体でなく、古典的な画像処理手法を併用することで更なる高画質化が図れる…縮小処理の繰り返しやシャープ処理と組み合わせたwaifu2xを複数回処理することで、輪郭線の精細化などの効果が得られるなど、工夫次第で様々な活用が可能であることとか、試行錯誤的にノウハウを蓄積中。
そうした過程で、超解像の機能も便利だが、実はノイズ除去の機能も素晴らしく優秀・賢いと感じさせる機会が多く、必然的にそんな利用機会が最近は増えてきた感がある。
その文脈で、単行本化されておらず、印刷精度が悪い雑誌からの取り込み画像しかない作品を快適に読みたいな、と20年近く前に低dpiで自炊した雑誌取り込み画像の高画質化を試してみたところ、どうやらトーンをグレースケールに変換できる機能があることに気付いた。


左が取り込み画像→右がノイズ削減処理画像

左が取り込み画像（縮小＋指先部分実寸）→右がノイズ削減処理画像（縮小＋指先部分実寸）

興味深いことに、ノイズ削減処理が逆ハーフトーニング技術として機能しているのだ。
論文などを調べてみると、この技術分野には空間周波数でフィルタ処理する技術が古くからあり、比較的新しいものにはGAを利用したものが提案されているが、明らかにそれらよりも強力且つ安定して機能しているように見える。
白黒写真の自動着色が実用的レベルで機能している昨今であり、そうした専用の処理系で逆ハーフトーニングすれば更に強力なのだろうが、おまけ機能？でこのレベルの処理が出来るのであれば上々だと思う。
漫画作成アプリにもこういった機能がおまけで実装されているらしいが、それなりにニーズがあるということかな。
なんか、老後の時間を潰す作業が一つ増えそうだぞ、とか。（笑）



＜知識の整理・外部化＞
高校生の頃の勉強の仕方は「ノートに箇条書きで整理する」の一本鎗だったものが、大学でPCを使うようになって以降はテキストファイルを使えるようになって、更に編集やインデントによる「階層化」を加えるようになって、かれこれ30年以上が経つ。
テキストファイルをポケコンやPDA〜スマホに入れておくことで、これまでの生涯で整理した知識を忘れず・更新容易で・検索・即活用可能な状態に維持することが可能という時代にワクワクしたものだ。（まぁ、今となっては衰える一方の脳機能を補う生命線なのだが）
その後、WWW技術の一般化に伴ってHTMLを直打ちしていた時期もあったが、一々ブラウザでレンダリングする面倒臭さが勝りすぎて自然消滅。データベースも試したことがあったが、以下略。
しかし、秀丸を購入した1996年から10年を経た2006年ver.6で実装された「アウトライン解析」がこの状況の転機となった。　階層化の一覧が常に表示されている状態となって、大規模化したデータの利便性が劇的に跳ね上がるし、逆に階層構造の見える化はとっ散らかった知識整理・質的向上に繋げる使い方もできるので、これはもう便利すぎて手放せない一因になっている。

　
活用事例とアウトライン解析の設定

さて、ここまでは前振り。
ここ数年、MOOCを受講するにあたって、コードの提出にMarkDown形式のドキュメントを要求される機会が増えた。
まぁ、自分のWEBページを作ってかれこれ20年以上、未だにHTMLをテキストエディタで直打ちしている人間にとっては、初見のMarkDownであっても「なる程ね」程度の感覚で即対応できたのだが、ふと「これって、15年以上も我流でやってきたテキストの階層化を簡単な手直しだけで標準技術へ移行できるのでは？さすれば活用の幅やメリットも更に増えるかも？！」ということに、今更ながらに気付いた。
　で、やってみたところ、成程便利かもしれない。
　テキストの構造化に対する意識がもう一段深まったような気がする。
　ただ、段組みマークが「# 」なのは、Pythonのコメントアウト記号と同一なので、Python関係の資料においては著しくノイズになってしまう問題は生じている。
　数年前からPythonを使い始めて以降、文字コードの面倒を吸収してくれる秀丸の有難みに加えて、マクロでPythonをシームレスに実行できる普段使いの快適さが決定的で、世の中の流行りであるATOMやVCなどの高機能な新興エディタから疎遠になってしまっている弊害があるのだが、もしかするとそろそろ卒業が促されているのかもしれないな、と少し。


＜さて、年末です＞
　スマートカードリーダーを使う季節です。 　今年は5月に給付金の手続きがあって、年末以外にスマートカードリーダーを使った珍しい年となった。
　で、年末なので久しぶりに使ったら、サービスが繋がらない。
　デバイスドライバはきちんと動いているので、アレか、Windowsの20H2更新の弊害か、と思ったら、別のPCx2ではきちんと動作する。　すると、おま環で悪いということか。　前回インストールから1年4か月しか経っていないが、大型UPDATEが3回あればこんなことにもなるのかな。
　ということで、年末休み初日はWindowsのクリーンインストールで開始。
　が、手元にあったM.2のSSDがSATAしかない。 これだとデータードライブの方がシステムドライブより速い構成になってしまうが、まぁ、いいかな、とやってみたら、意外やその通りだった。　Windows自体は既に十分軽量で、使用しているアプリも軽いものしか使っていないので、大量のデータを入出力してボトルネックになっているのはそれ以外というのが、現代のPC事情ということに、今更気づいた。　いやはや、時代は変わったのだな。
　あと、ライセンス管理がオンラインのアプリが増えたことで、普段使いの環境構築が随分と楽になったのも隔世の感。Excelとかは言うに及ばず、RhinocerosやMatlabなんてインストール後のアクティベーションやアンインストールで一苦労がいつもの恒例行事だったのが、なんてラクチンに。
　Chromeの引継ぎは完璧だし、以前は一々面倒だった秀丸や秀丸メールも設定ファイルのエクスポート・インポートで超円滑。　あっという間に普段通りの環境の再構築が終わってしまった。
　が、開発環境の構築については、ほんの一年前といろいろと様変わりしていて、以前のやったことリストをなぞって再構築できない状況になっているので、大幅な見直しが必要だった。 Python環境をAnacondaベースでやろうにも、適切なバージョンの入手が難しいとか、必要なコンパイラの入手・設定方法がVisualStudio2019経由になってたとか、TensorflowやPytorchのバージョンとCUDA＆ライブラリや既存コードとの整合とそれぞれの入手性とか、難しい、難しい。
　作業時間の見積もりが完全に破綻して、結局半日仕事になってしまった。
　しかしこれで、スッキリキビキビの気持ちいい環境で年越しです。


　今年の備忘録いろいろ。






USB電熱グッズが何時間使えるか どんどん増える手持ちのUSBバッテリ毎に試算	SANYO KBC-L2A カタログ容量：5000mAh 実測値：3041mAh 重量：132g	Anker Astro カタログ容量：5600mAh 実測値：4757mAh 重量：122g	TENKER DJS40 カタログ容量：8000mAh 実測値：4800mAh 重量：230g	Anker Astro2 カタログ容量：8400mAh 実測値：6724mAh 重量：190g	MOXNICE 1043 カタログ容量：10000mAh 実測値：7000mAh 重量：160g	PHILIPS DLP2101Q カタログ容量：10000mAh 実測値：7600mAh 重量：205g	PAVPower RP-PB005 カタログ容量：10000mAh 実測値：8900mAh 重量：250g	Anker PowerCore 15000 Redux カタログ容量：15000mAh 実測値：8923mAh(12058mAh/3.7V) 重量：269g	Anker PowerCore Essential 20000 カタログ容量：20000mAh 実測値：13000mAh(17568mAh/3.7) 重量：343g	Anker AstroE7 カタログ容量：25600mAh 実測値：20831mAh 重量：490g	RAVPower RP-PB055 カタログ容量：27000mAh 実測値：24897mAh 重量：848g	MOBILE POWER MP-50000 カタログ容量：52800mAh 実測値：47735mAh 重量：1308g
THANKO USB指まであったか手袋 (0.16-0.32A(片手))	7.0	11.0	11.1	15.5	16.2	17.6	20.6	27.9	40.6	48.2	57.6	110.4
USBヒーター手袋 (1.15A(両手))	2.0	3.1	3.1	4.3	4.5	4.9	5.7	7.8	11.3	13.4	16.0	30.7
Alomejor 電熱インソール (0.51A(片足))	4.4	6.9	7.0	9.8	10.2	11.0	12.9	17.5	25.5	30.2	36.1	69.3
Tomameri USBブランケット (1.43A)	1.6	2.5	2.5	3.5	3.6	3.9	4.6	6.2	9.1	10.8	12.9	24.7
PAEDIA 結露防止 カメラレンズヒーター (1.10A)	2.0	3.2	3.2	4.5	4.7	5.1	6.0	8.1	11.8	14.0	16.7	32.1
THANKO 忍者手袋 (0.42A(片手),0.77A(両手))	2.9	4.6	4.6	6.5	6.7	7.3	8.6	11.6	16.9	20.0	23.9	45.9
NP-FW50互換USB給電アダプタ (0.35-0.5A)	6.4	10.1	10.1	14.2	14.8	16.1	18.8	25.5	37.1	44.0	52.6	100.9
電熱パンツ (1.48A)	1.2	1.9	1.9	2.7	2.8	3.1	3.6	4.8	7.1	8.4	10.0	19.2







　そして、この年末でFlashがWEB上で使われなくなるのも一大事件。
　20年前から常用している天気予報サイト、毎日使ってる自作のアプリなど、未だに現役なので、年明けは移行でいろいろと戸惑うことも多そうだ。
　変化しないとダメだな。






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20200830
心配事が減らない昨今



会社の健康診断はオールAが例年だったのが、今年はいきなり「D」が。
病院、嫌いなんじゃよ…。


＜学生の頃は学校でもポケコンでプログラムしてたし…＞
普段使いのスマホ（Xperia E1）がある朝突然壊れた。
通勤中のテキストリーダー＋オーデオプレーヤーとして5年間使ってきたが、コロナ対応ですっかり利用頻度が落ちてはいた中での文鎮化。
いや、正確にはオーデオプレーヤーとしては使えていた。画面ONするとタッチパネルがまったく反応しない＆なんか乱打されてる状態。怖い。
大音量の本体スピーカーでの再生連続40H余裕で、キャンプする際には一晩中使うなど重宝してたし思い出も沢山あって、引退後も部屋のBGMで活用しようと思っていたが、あっけなくお陀仏となってしまった。
代わりとなる小さいスマホが欲しいが、そんなん中華しかない昨今、流石に普段使いのスマホを中華にする程正気を失っていないので、結局3代目もXperiaで選んだ。


第一候補はXperia XZ1 compact だったが、中一日で入手可能のAceを選定
薄すぎて持ちにくい、というか、落としそうな不安感があったので、初めてカバーもつけて、一安心。
廉価機種とはいえ、日常使いのアプリなら十分な性能とされているようなので、よし、スマホにもPythonをインストールしよう、と思い立つ。（浮かれてた？）
結果、numpyのビルドで延々時間がかかり、matplotlibのビルドで失敗して、ふて寝。
モバイルでプログラムは、俺にはまだ早かったようだ。



＜今どきのRAMDISK＞
パソコンを初めて買って以降、30年間常にRAMDISKを欠かしたことがない来歴を持つ人は少なくない筈である。
かく言う私も、BUFFALOのEMS付属のRAMDISKから始まって、
↓
ERAM：記憶している最古、2004年頃？
↓
Gavotte RAMDisk：OS管理外メモリの利用
↓
ERAM改：ランダムアクセスの高速化、大容量化
↓
Dataram RAMDisk：導入容易化
↓
SoftPerfect RAM Disk：安定化
↓
RAMDA：高速化
↓（NICドライバとの干渉、時々激遅病になる）
ROG RAMDISK：安定化

あと、BUFFALO RAMDISK ユーティリティーやVSuite Ramdiskを使った期間があったような気がするが、覚えてない。
そして、機能的には満足していたROG RAMDISKは「Z」ドライブが使えなかったり、自動保存を無効化する小細工が面倒、更新終了？ということで、次の選択肢を探した結果、
↓
ImDisk Toolkit：今回検証中

ImDiskの特徴で、"Allocate Memory Dynamically"機能を使うと消費メモリ＝使用済み容量に節約できるが、スピードは半減する。


AWEは糞遅い＆少ないストレージ＆メモリが少ないという三重苦なタブレットに向いた性質だな、と適用
SSDの速度向上が著しいとはいえ、あと10年位はRAMDISKのが快適で合理的な時代が続きそう。
末永く、お世話になります。



＜延長タップは消耗品＞
エアコンの連続運転で効率化を検証するために、簡易電力計でエアコンの消費電力を盆休みの期間中モニターし続けた。
エアコンの消費電力はせいぜい1kWであるので、（推奨はされないであろうが）一応これで計測できる筈、と考えた。
ただ、これを挟むとエアコンのコードが短くてコンセントが接続できないので、（よくない結線なのは100も承知で）やむなく延長コードを介して結線した。　安心のパナソニック製定格1500W仕様の延長タップなので気休めにはなろう。
ついでなので、コードを束ねた際のリスクも観察しよう、という設定で電源ON。

サーモグラフで観察すると…、おやおや？
この時は450W程度でしたが、束ねたコードが人肌程度に加熱されてるは予想通りとして、タップの部分が56℃になっててびっくり。
実はこの延長タップ、ほとんど使用せずにガラクタ箱で25年間塩漬けしてきたもので、見掛けは新品そのものです。
なのに、接触抵抗が増大している様子。
普通に使用してたら更に劣化して、火災の危険が云々も成程です。 速やかに、30cmコードの新品を購入して入れ替えました。
見える化、重要ですな。

連続520Wでも最大35℃　「電源コードは生もの」ですな



＜20年目にしてようやく＞
普段、朝起きて、PCを起動して最初に繋ぐのが天気予報のWEBサイトで、まず外気温を確認するのがルーチンになってかれこれ20年ぐらい？なのだが、最寄りのアメダスセンサは結構離れているようで、明らかに体感と違うことがままある、という印象が常にあった。　輻射熱とか湿度とか全然違うのだろうな、と。
そこで、ふと、「盆休みの自由工作で、ベランダに温度計を設置して、ワイヤレスで計測できるようにしよう」と思い立った。
ワイヤレスの温度計、できれば湿度計も一緒になっているものを探したところ、Bluetooth接続の国産品：SwitchBot 温湿度計がよさげかな、と選定した。　用途的には不要な液晶表示があるものの、単4電池2本で1年以上動作するので問題にはなることはなさそう。　そもそも安いし。
で、メーカーが提供するアプリはスマホのみ対応なのは、まぁ許容できなくもないが、常にインターネットにオンラインでないと動作しないという仕様は許容範囲を逸脱しているので、即アンインストール。　自作することにした。
さて、自作プログラムでBluetoothを扱うのは今回が初めてになるので、まずは規格を調べたところ、BluetoothとBluetoothLEはまったく違うものなのだと、今更知った。（SwitchBot温湿度計はBlutoothLEで送信する） その語感から「Limitted Edition」的なものなのだろう、と勝手に解釈していたが、実際は「Low Energy」であって、中身が全然違うのか、しらそん…、となった。
気を取り直して、先ずはライブラリ探し。
お手軽にPythonで実装しよう（秀丸マクロから実行することを想定）として色々と探したが、Windows環境で使えるBluetoothライブラリ自体が少ないことに意表を突かれて、それでもこの半年でいきなり完成度を向上させているBleakというライブラリがあったので、これで行こうと実装開始。
しかし、SwitchBot温湿度計の計測データ送信は、PCと接続して行うのではなく、ブロードキャストで送信するという仕様らしい、と気付く。　しかも、その送信データには二種類あるのだと（BLEのscanrpの仕様を）理解するのに随分とかかってしまい、その上Bleakにはそのデータを処理する部分が実装されていないことが判った。
が、同じように困った人が既に居たようで、Isuueに解決法と合わせて上がっていたので、それを参考にライブラリ自体の改造に着手→元々activescanがデフォルトになっている実装だったので、scanrpをメタデータ経由で読みだすようにしたところ、近所で動作してるGoogleのビーコンはからは信号を取り出せたのだが、肝心のSwitchBot温湿度計からは取り出せない…。
ああでもない、こうでもない、とBleakを改造しまくって、ふと、「これって、既にWindowsAPIを直接いじっているのと変わらなくなね？」と気付く。 なら、c#でやった方が早道じゃんか。
改めて、c#実装例を探すと、そのものズバリでSwitchBot温湿度計用のc#実装を公開されている先達が居られた。 しかもPythonで困った経緯まで一緒。
有難く使わせて貰って、不快指数や暑さ指数を一緒に表示するように微改造、おお、動く、動く。
ただ、信号を取り出せるのにかかる時間が、1秒以下だったり、2分かかってもダメでタイムアウトを10回繰り返すようなこともあったりで、SwitchBot温湿度計のscanrp取得には微妙なタイミング調整が必要そうな雰囲気。（Bleak改造だとその辺りを調整する自由度がキツイので、ダメだったのかも？）


ベランダの日陰（軒下に吊るしてあるエアコン室外機の吸気側ブラケット）に設置、…クソ暑いなぁ！

距離にして4mぐらいですが、鉄筋コンクリートの壁（またはシャッターと窓ガラス）を透過しても余裕で受信可能（-68〜71dB）なのは素晴らしいですな。
てか、ホントに鉄筋コンクリートなのか、ここ。

とりあえず動くようになったので、運用を開始。 いい感じ。

しかし、Python実装に未練が残るので、Virtualbox上のUbuntuからできるかな→なんかVM自体が不安定になっててまともに動かない、それならHyper-VのUbuntuからできるかな→VMは安定したけどBluetoothにアクセスできねぇ、そうだ、AndroidのPythonコンソールからやるのもいいな→ライブラリのインストールで失敗するよぉ、あ、こんな時こそDockerなんじゃねか？→（いまここ）…と、本末転倒な迷走を続けた2020年の盆休みでしたとさ。



＜USBカメラは大量に持ってるけど＞
αをWEBCAM化するソフトをインストールした。
てっきりαのファームを書き換えてUSBCAM化するのかと思ったら
WindowsのUSBCAM互換のデバイスドライバだった



ボケ味豊かなWEBCAMになったがαのマイクは釣り合わないので外付けマイクとか必要になりそう



＜Windows2004UPDATE＞
をかけたら、WEBブラウザからルーターの設定画面に入れなくなった。
192.168.0.1が開けない。
有線LANで接続してる2台が同じ症状。（無線LAN接続の別PCは大丈夫だった。いや、ダメな2台は固定IPで相互接続してるけど、それが原因かも？）
いろいろ困ったが、結局、IE>インターネットオプション>セキュリティ>信頼済みサイト>サイト　にhttp://192.168.0.1 を追加したらなんとかなった。 httpsでないと繋がらない制約が加わったとかなのかな？
Edgeの設定には該当するメニューが無いから、近い将来IEが無くなったら困るだろうな…。

そしてPhotoshopLE。

1999年に\13500で買ったPhotoshopを未だに使ってる俺。


瞬間起動、消費メモリも僅か、左手が覚えたショートカットで操作性は超快適の一言。 空気のように使えて、新しく環境構築時は最初にインストールするソフトの一つになっている。
加えての超安定で、これまでの唯一の不具合が（実質的に）4K環境下だとマウスカーソルがバグるで、これ以外の問題は無かった。
なのに、2004UPDATEでハングアップするようになってしまった。
いや、普通に動いているのだ。
但し、どうやら特定条件下（例：テキスト入力モード下で[Ctrl]+ドラッグによるレイヤー移動）で以降の操作を受け付けなくなる症状が発症。
レイヤー移動は無意識にやるので非常にリスクが高い。
そろそろ年貢（Adobe税）の納め時か？
だが、今ならふるさと納税という手もあるかもしれない…、とAffinity Photoを試用してみたところ、ショートカットがほぼ一緒、設定を変更すれば操作性はほど同一にできたので予想以上に好感触だった。 LEではサポートされていない多ホイールによる各種補助操作もあるし、移行してもいいかもしれない。 （但し、ドキュメントの拡大縮小処理を%指定できないのは★一つマイナス　あと、上記のレイヤー移動の古いショートカット自体が存在しないのは痛し痒しでちょっと残念）
ちなみに、普通にやったらAffinity Photoのインストールが失敗した。 これはおま環で頻発している症状で、ローカルにAdminの別アカウントを作って、そこからならインストールできる持病が悪さしていた。 UPDATE直後から発症するとか、業が深い。


病院いかないとなぁ…、涼しくなったら。





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20200628
今年の前半終了したわけだが



コロナ対応生活が始まって4か月が経過した訳で、当初こんなに続くとは思っていなかったのと、結果的にはイメージされていたより共存できている安堵感がないまぜになっている昨今ですな。


在宅勤務の昼食に震災後の備蓄を少しずつ消化、以前から用意していた消毒薬が活躍、2月下旬のトイレットペーパー備蓄がこれだけで心もとなかったが3カ月後に補充できた




＜コロナ需要＞
　集合住宅内の在宅勤務者が増えたせいか、それとも周辺地域で在宅勤務者が増えたせいか、4月中旬以降になってインターネット回線がとんでもなく遅くなった。
　元々200Mbpsあったのが5Mbpsを切る勢い。（上り回線は太いままなので、下りを無駄遣いしているヤツがいるっぽい？）
　更に会社のVPNも大混雑しているようで、こちらは200kbps以下になってる。　仕事に支障が出るレベル！
　そこで回線の見直しを考えてみよう、と。
　てか、長年放置してきた現状の回線設定すら把握してなかった、というか、そもそも必要な知識がないという壁にぶち当たる。　分かりにくい、というか、さっぱり分からない設定ページを、単語一つ一つググりながら解読した結果、数時間かかってようやく現状の設定と、改善すべき項目の内容、必要となるプロバイダの手続き、更新すべきハードウェアの仕様、OSの設定項目、をリストアップして、それらを実施する順番やメニュー案を策定。結構めんどい。
　とりあえず、5年前から使っている有線LANルーターが「IPv6プラス」に対応していないのが分かったので、その辺りから改善しようと、無線LANルーターをポチる。消費電力が5倍くらいになるから無線LANルーターは嫌いなんだけど、世の中の需要が無いのであろう、有線LANルーターは随分と前から新製品が出ていないので、当然IPv6プラス対応製品なんてない、まぁ、背に腹は代えられないし、もしかしたら無線LAN機能をOFFにできるかもしれないしな、と妥協することにした。　
　続いて、プロバイダにIPv6プラスの設定を申し込んだら…


僅か2時間弱で、設定が反映されてた！


もう少し詳細を調べると、IPv4がフン詰まりしてたらしいと分かった


翌朝もう一度調べると、IPv4も本来の値に。 どうやら日中はIPv4帯域を無駄遣いしてるヤツが近所に居るっぽい？

すごいぞ、なにこれ。
まだルーターが対応していないのでIPv6のネイティブな使い方をしていない（PPPoE接続のまま）なのに、こんなことになるんだ。これなら当面ルーター更新しなくてもいいんじゃないか、という気がしてきた。
まぁ、この機会にと、ルーター更新したけどね。
コロナ更新の始まりだ！



＜3代目＞
　寝ながら漫画/小説リーダー用として2016年に買ったWindowsタブレットPCDiginnos DG-D09IW2だが、半年ぐらい前からタッチパネル（のWindowsボタン部）が勝手に乱打される不具合が徐々に悪化〜手に負えなくなった→タッチパネルをOFFにして、代わりにBluetoothデバイスでなんとか凌いできた。
　しかし、さらにmicroSDXCカードを突然見失う症状も一日一回レベルに増えてきたので、コンテンツのメディアがUSBメモリ頼みの運用になっていて、いよいよ寿命が近づいてきたな、という印象が日増しに強くなる今日この頃。
　そうなるとぼちぼち代替機を用意しておく頃合いなのですが、今やSurface以外の選択肢が殆どなくなったWinTabです。　まぁ、用途的には完全にスタンドアロンで使うので、中華Tabでもいいかな＆2in1でミニノートとして計測用途（分光測色計、サーモグラフ、オシロスコープ、GPS、etc.）の母機として使えるようにしたいな、といった要求仕様から勘案した結果、1代目WinTabのASUS VivoTab Note8と同様にペンが使えるのがちょっとうれしいCHUWI Hi10Xを今回は購入。
　大して期待していなかったが、キーボードとドッキングしたノートPCスタイルだと、DELL XPSを思い出すような（実際に並べてみると差は歴然ですが、十分高品質に見える）質感だったのは大きな加点。　タブ本体600gでキーボード合体1.2kgの重量は今時の軽量機に比べると明らかに重いですが、用途的にはまったく関係ないので、これもOK。
　CPUベンチマークは前機種DG-D09IW2の倍（CinebenchR15 94cb→182）で、これは10年前に常用していたcore i3-330Mが160cbだったので、不満皆無なレベル。
　そして、microSDXCカードは400GBまでは読めました。 しかし期待していた512GBは無反応で、ちょっと残念。
　あと、バッテリーが明らかに少ない。3,250mAhあるので5時間程度は使えるが、10時間は使えてほぼ心配なく持ち出せたDG-D09IW2から半分程度になってしまったことで、これまた残念。


早速ディスプレイを分光光度計でチェック


これは思ったよりずっっっっと広い色域ですな/CPUベンチマークは本来の240cbから25%程度絞っているようだ/USBは普通のPCの1割減程度でアクセス可能


懸案だった充電はジャンプスターターや巨大USBバッテリの12V出力が初めて役立った！　あと百均のソフトケースがぴったり


懐かしいサブノートサイズ　　　とりあえず分光測色計＆サーモカメラのインストールと自作プログラムをセットアップした

PCの汎用性・使い勝手を「我慢しなくてもいい」上に、タブレットとしての利用ができる、成程、Windowsタブレットは2in1が正解だな、としみじみ。





＜ごろ寝スタイル操作デバイス＞
　ごろ寝スタイルでのPC運用を始めてからかれこれ10年ぐらい、スタイラスとハードキーでの操作からスタートして、次第にマウス機能付きの無線キーボードが合理的だと気付いてからは、あれこれいろいろと試してきた。
　必須仕様は英語キーボード＋タッチパッド（orトラックボール）で、できればバックライト点灯（照光式）のON/OFF機能があって、近年はBluetoohも必須となると、意外と選択肢が少ない。
　で、ここに来てようやく決定版に巡り合えた。

スクロールジェスチャの精度が悪い以外は満足！




＜へやキャン△！＞
　既に雪が解けて出掛けられるようになってもなお自粛が続くので、禁断症状を緩和するために室内でキャンプな雰囲気を出してみた。


（マットとシュラフ、チェアはフレーム外だが、これが結構雰囲気作りに効いてる）


LED焚き火はこんな感じ↓


　一つ一つは微力だが、力を合わせれば雰囲気出るじゃないか！となった。
　とは言え、早く本物のキャンプに出掛けたいなぁ。



＜久々の明るい部屋に＞
部屋の蛍光灯シーリングライトが点灯しなくなった。
蛍光灯を交換しても点灯しない…、時々点灯するけど、しばらくすると切れてしまう。
これはもう、寿命なのだろう。 というか、漏電等だったら火災の危険もあるかもしれない。
そう管理会社に連絡したら、即LEDシーリングライトに交換してくれた。


二波長型LEDか

リモコンで点灯/消灯できるだけでなく、光量調節できたりするのが「…文化的！」と感動してしまった。
これなら、アレだね、PCからコントロールすることが容易になったので、タイマーで徐々に明るく/暗くしていくことで自然な起床/就寝を促す奴とかできるのではないか？
夢はスマートホーム！



＜残念家電を救え＞
2年前に買ったそこそこお高い（2万3千円）扇風機、電源ケーブル収納の配慮がゼロとか、ウリである角度調整の使い勝手がまるでダメダメなどなど、ユーザビリティ面が兎に角酷い、独善的な作りのガッカリ家電で、家電素人のデザイナーがゴリ押しで作らせたのだろう感がひどかった。　取説を読まないとカバーの外し方も分からないような作りって、昭和かよ。
それだけでなく開梱の時点でリモコン受光窓の部品が脱落してるとか、はガッカリ品質ポイントではあるものの、ギリギリ許容できなくもないにして、本体の使い勝手の悪さを辛うじて補える可能性を残していたリモコンだが、その品質がまたダメだった。
まず、磁石で本体と固定する仕組みになっているのに、磁力が弱すぎて簡単に脱落する。
そして止めだったのは、電池を入れると一日で放電してしまうのだ。
最悪と呼んで差し支えないリモコンだ。


リモコンを分解してみたら、半田がダマになってたり、半田を落として基板を痛めた形跡が残ってた。

製造技術と品質管理の酷さが伺えた。
かと言って、この使い物にならないリモコンを諦めて、使い物にならない本体側のスイッチ類を操作すると、使うたびにイライラさせられて精神衛生上たいへんによろしくない。
そこで、このリモコンを使えるようにしよう、と考えた。


ガラクタ箱にあった要らないリモコンを分解して、メンブレンSWのパターンを読んで、使えそうな部分を切り出す


SW ON時に通電するように小細工して配線する


多分15年位前に買ったまま放置していたコイン電池ホルダーに仕込んで、デキアガリ…カッコ悪い！

POWERボタンを押して通電させながらリモコンを操作する、Two-Hand Operation仕様となった。…カッコいい！
これなら電池は放電しないし、通電OFFのし忘れも生じないのである。
ついでに脱落しやすいマグネット弱さ対策として、百均の磁石も追加したので万全な状態に。

…あれから2年が経過して、部屋のシーリングライトLED化でリモコンが増えてようやく気付いたのだが、これって学習リモコンを買えば良かったんじゃないのか？と。
これでいいのだ。


まぁ、結局学習リモコンも買ったけどさ　　　あとATOM Camは完全にいじり倒しおもちゃとして購入



＜ネットワークカメラ…と言いつつほぼドラレコですね、コレ↑＞
　近頃ちょっと話題になってた格安ネットワークカメラのATOM Camを購入。
　タイムラプス機能がなんとなく良さそう…キャンプに出掛けた先で定点カメラみたいな使い方出来るかな、と。
　で、初のネットワークカメラなんで、セットアップでいきなり躓いた。
　PCアプリが用意されていたのでインストール、起動するも、アカウント作成をしてくれない。　背に腹は代えられないので、嫌々ながらスマホをWiFi接続して初期化して、ようやくPCアプリが使えるようになった。　しかし、PCアプリは録画中映像のプレビュー機能のみ！で、タイムラプスはおろか基本的な設定変更もできないものだったよ…。
　…気を取り直して、所望の使い方を実現する運用方法を探る。
　まず、アプリはWEB経由でしか操作できないので、キャンプ先での運用はほぼ期待できないと分かった。
　そして、ここが肝心だが、タイムラプスはアプリ側で撮影開始/終了操作したという情報のみが記録されて、静止画がスマホに順次記録されるというわけではないということ。　タイムラプス映像は、撮影後の「アルバム」で閲覧する際に「ダウンロード」をする後処理で初めて生成される仕組みになっていた。　もっと言えば、電源投入〜初期化完了後にmicroSDHCカード（※SDやSDXCではない、4-32GBまでのSDHCのみ！ あとFAT32限定！）に1分単位で分割記録されているmpeg4ファイルが元データで、そのタイムスタンプを基準としてコマ送りをしてタイムラプスを生成する機能がアプリに実装されている、というものであるようだ。　つまり、インターバル撮影によるタイムラプス撮影ではなくて、コマ送りタイムラプス映像生成機能、というものだった。　したがって、静止画を使った画質の高いタイムラプス映像は期待できないということ。　残念！





6月に入ってからは週に二日出勤、残りが在宅勤務という生活サイクルになった。
この先も柔軟に変化、更新していかないとな。


コロナ無駄遣いで買ったロボ魂バイファム　　DVDに保存したバイファムのLD-BOXが10年以上経っても観れたが、複数HDDに保存して廃棄



LD-BOXのDVD保存過程（DV録画→DVキャプチャ）で使ったDVテープとDVカメラも整理　　　普段使いのUSBメモリを512GB→1TBに更新、遂に大台に






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20200301
常時在宅なので通販受け取り最強状態


コロナ対策で、在宅勤務が始まった。 去年整備したノートPCスタンドのスタンディンクデスク部分がようやっと稼働開始。 健康サンダルを履いての立ち仕事、なんか健康になれそうな気分。（錯覚） 業務文書や事務手続き・WEB会議は会社支給のノートPCをスタンディングで操作。一日4時間ぐらいかな。 調べものやプログラミング、リモート操作等は下の座卓の大きなディスプレイでリラックスしながら。 今回困ったのは、会社支給のノートPCがJIS配列の日本語キーボードなこと。 会社ではこれにUSキーボードを繋いで、設定も変更して使っているのだが、今回の在宅勤務で持ち帰ってきたのは本体PCのみ。 そこで自宅で余っていたUSキーボードを挿して電源ONしたところ、何故か入力できない。 慌てず騒がず、本体キーボードでログインしようとしたら、本体キーボードの配列がUSになっていて「￥」を入力できない。つまりドメイン指定ができない。慌てた。 いやまて、確かUS配列に設定変更した際に、本体キーボードはJISで外付けキーボードはUSとなるように面倒くさい設定をした筈だ。 改めて調べてみると、去年の夏以降のWindowsの更新によって、そういった使い分けの機能がオミットされていたようだ。糞が。 ともあれ、このままではいけない、と手元にあるキーボードジャンク（たくさんある！）箱の中からいろいろと試そうとして、しかし手元のキーボードは殆どがUS配列で、さらに会社支給PCはBluetoothもオミットされているのでUSBの有線または無線しか使えない制約があって適応するキーボードは更に少ない。　あれこれ試して4つ目でようやく「￥」を入力できてやれやれだぜ。 てか、この時点になってようやく気付いたのは ・本体JIS配列キーボードの「む」で「￥」が打てた！ ・外付けキーボードのUSBケーブル・ドングルを挿していたのは、LAN端子だった！（寸法ぴったり＆手探りで挿してて気づかなかった） なんて無駄な時間を…。



＜強化学習＞
UdacityのDeep Reinforcement Learning Nanodegreeを卒業した。



これで、Nanodegreeは自動運転と二つになった。



もう一つ二つ欲しいのがあるので、コツコツやっていこうと思う。



＜在宅勤務を環境ビデオで改善するぞ！＞
モデルチェンジか在庫処分か知らないが、超短焦点プロジェクタのLG PH450UGが随分と安くなっていたので、買ってみた。
壁から50cmぐらい離すと100インチでほぼ壁いっぱいの映像が得られるヤツです。
・バッテリーでの駆動できるのが珍しいが、持続時間は40分ってところか。
。とりあえず、バカみたいに太い電源ケーブル（48Wなのに、600W〜1kW用）なのは、多分日本法人担当者の手配ミスまたは在庫処分なのだろう。 即、ショートコードを追加注文。
・あと、ACアダプタのプラグがスカスカで外れやすいのは意味不明。いや、本体が軽いから、コードを引っかけても落下させない配慮かな。
・底面にカメラ三脚ネジ穴がないのは予定外。てっきりあるものだと思い込んでいた。 プロジェクタ吊り用金具の穴はある。　せめてVESA穴だったらよかったのに。
・電源ケーブルが背面に刺さるので、本体をテーブルに立てて投影する使い方ができない。（バッテリー駆動時ならできるけど、短時間限定となる。　てか、このレイアウトだと後述する光学的制約で画質が悪くて使えない）
・映像をPCからWiFiで飛ばせるが、手元のWindowsPCだとできるものとできないものが分かれた上に、設定が非常に面倒。なにより、リモートデスクトップよりも遥かに遅延が激しいのでマウス操作はほぼ不可能。大人しくHDMI接続するしかなさそう。
・USBメモリに入れたPDFが読めるのは助かる、ので自炊漫画も…と思ったら読み込みが超遅くて実用的でない。小説とかなら許容できるかも。画像ファイルも読めるが、同様に遅い上にスライドショーしたら切り替え時に暗転するので不快！

肝心の設置場所だが、上述したスタンディングデスクに設置して、壁に投影しようと画策しているので、壁と目の距離が110cm程度で大画面は不要：32インチもあれば十分で、むしろ小さい方が輝度が高くなって、よかろうと考えた。
当初、デスクマットを壁に貼り付ければ、丁度32inch相当のスクリーンになるなと思ったのだが…、32inch（40cmx71cm）だと上部が湾曲＆ピンボケる！　なんと、近すぎるとダメという光学性能上の制約があった！ ガーン！
どうやら48inch（60cmｘ107cm）でギリギリっぽい？　このときスクリーンと筐体後端の距離は約13cm。　最小画面サイズは、50inchというところだろうか。
ここまで離しても、壁紙の凸凹で影ができてしまうので、とてもじゃないが観れたもんじゃないことから、壁紙を追加注文〜貼り付けて暫定運用開始 。





＜10年目＞
去年末に更新されたスタメン撮影機材を、お出かけカメラケースに詰めたら ぎゅうぎゅうだった。


このお出かけ用ケースを買ってから6年間、機材が徐々に大型化してきたからなぁ

よし、この機会にワンサイズ大きなケースを検討しよう。


よしよし、これなら補助機材もしっかり入りそうだ、ポチろう


そんな訳で、今年のお出かけセット



旧お出かけケースは交換レンズやバッテリーを入れよう　　あとマットも10年ぶりに更新


デジカメで星屋撮影に復帰してからの10年間で買った広角レンズとボディを虫干し






＜意外と高いのね＞
最近、コンタクトだと眼がショボショボになってしまうようになった。
25年間のコンタクト歴だが、ぼちぼち終焉なのだろうか。
で、メガネはというと、15年前に買ったきりなので、久しぶりに買い替えることに。

丸眼鏡が好きなのでジョンレノンモデル、レンズはニコン
出来上がりに2週間かかって、4万円ぐらいだった。




＜在宅勤務で宅配受け取り最強状態＞
必須でないけど長らく欲しいものリストに入れたままだったアイテムを、ついポチるきっかけに。


星座観望双眼鏡がまた増えた



＜布団乾燥機＞
花粉とかコロナウイルスとか鳥の糞とか副流煙とかそもそも平日は日の出前出勤日没後帰宅なので布団が干せない昨今、遂に布団乾燥機を導入してみた。
早速サーモグラフィーで温度分布をチェック。


送風マットのないタイプだが、一様に温まっていることが確認できた。
プラズマクラスター消臭機能もあると謳っているが、自分ではわからん。


＜スマート腕時計＞
冬場で長袖のせいなのか、ソーラー充電の腕時計が頻繁にLOW BATTERY表示されるようになった。
かれこれ25年間、ダイビングしたり砂漠に行ったり-40℃の極地に行ったり4500mを超える高山に行ったりとしてきたので、腕時計はプロトレック一筋だった（ ATC-1100（1995年）→PRW-1000LJ（2006年）→PRW-1500YJ-1JF（2010年））のだが、流石に10年使っていればヘタってくるのも仕方がなかろう。
そこで、買い替えた。
今回はGarminのスマートウォッチ Instinct（左）だ。

見易い！軽い！ しかし正直、質感や精緻さでは値段相応なのでプロトレックに完敗していると思う
なのに何故にGarminか。
この25年間は、GarminのポータブルGPSを携えて世界各地踏破してきた時間でもあるのだ。このブランドに対しては信頼も愛着もある。
あと、6年前からはEPSONの心拍計付き活動量計も併用（左手にプロトレック、右手に活動量計）してきたが、こちらもそろそろ動作が怪しくなってきた＆両手に時計は面倒くさくなってきた。
なのに、プロトレックにHRセンサが搭載される気配は皆無。（注：WSD-F21HRが出ていることをInstinct入手後になって知った。ホントに知らなかった！ 推測だが、私のようなスマホを使わない人間がリーチできる範囲での広告宣伝が絞られてるのでは？）


故にGarminというわけだ

だが、スマートウォッチなのでプロトレックのように10年間電池交換不要とかはありえない。充電の面倒が発生する。


裏面にこんな充電コネクタがある。　クレードルも売ってた
ワイヤレス充電できればいいのになぁ、と残念。 今回カラー液晶の上位機を買うこともやぶさかでなかったが、この電源問題が解消されるまでは時期尚早かな、ということで現状技術での最適解である白黒機選定に至った。
一方で、スマートウォッチならではの、表示・機能カスタマイズが素敵。
このInstinctはウォッチフェイスや機能メニューのカスタマイズが、本体だけでできる（スマホ不要！）なのが超うれしい。
あと、GPSを使わずにだが、24時間常時アラームx3と活動量計・心拍計だけという最小限のライフログ記録な使い方で、21日間もバッテリーが持ったのは素晴らしい。

アウトドア用途なので、日出/日没、月齢、ABC、気温、気圧、高度を機能メニュー上段にセット

ただ、初回起動時にはインターネット接続されたスマホとのリンクが必須で、PCアプリとのリンクだけでは起動が完了しないのがイラっときた。どうせ充電にPCに繋ぐのだからPCで完結させてくれ！年寄りはスマホが嫌いなんじゃぁ！
更に、これを付けたままバーピージャンプのインターバルで心拍170超のときに70とか表示されて100程度に落ちるまできちんと計測されなかったのも不満！いや、勝った！（喜）
加えて、アラーム設定を本体だけではできない＆設定を確認することすらできないのは謎仕様すぎる。　タイマーはできるのに！
ついでに言うなら、オートバックライトがジェスチャーだとうまく点灯しないことが多い。おまけに日没前には自動点灯しない設定しておくと、日中に屋内で確認したいときも反応してくれない、手動操作が必要になるのは面倒。
さらなる、殆ど因縁なのだが、アラームの解除が「GPS」ボタンだと気付かないと、10分毎にスヌーズがかかるのもイラっとした。

でも、まぁ、全体としては、（融通が利かない部分を差し引いて）いい道具感のあるガジェットだな、と満足感は高い。


健康増進に繋がるよう、願掛けだ。






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