The inner of
[Ti]
Video Game 2005-2008
080307
「大統領だって殴ってみせらぁ!」(違)
劇場版『らっきょ』
の第三章を追加上演で観てきました。 ここ暫く忙しかったので、延長しててよかったー。(汗)
窓口で前売り券を出した輩は(見渡した範囲では)流石に私だけだった。(笑)
さて、その第三章ですが、一〜三の中では一番面白かった!
なにせ、途中から腕組みしてるよ、俺!
そしてニヤニヤしてるよ、俺!
そんな自分に気付いて、「後藤警部補かよ」と自己突っ込み&「ホンマ、猟奇が好きなんだなぁ、オレは」と、暗闇の中で自己分析&更なる苦笑いしてるよ、俺!
そのタイミングで、式の「なんで笑ってるんだ」のセリフ。
見てるなっ?!ジョースター!!
で、ここのところの私は映像とか音響技術に関心がある関係上、どうしてもエンジニアリングな目で観る・聴くスレッドが無意識下で脳内常駐しているがゆえ、観終わってみるとそんな感じのログが脳内蓄積されてました。職業病かな。
第一章は、音響の良さにびびった。SEというよりも、梶浦女史のエンジニアリングなのかな、アレは。「お、来るか、来るのか?!」って感じでキター!のでたまりませぬよ。 一方で映像面では、暗部にマッハバンドが出がちだったのが気になった。 エンコードの不手際か、映像素材そのものか、いや、むしろ映写機にDLPを使ったのが原因だったのでは?と思ったがどうであろう。 上演終了後に「セイバーみたいだな」と語り合っていた学生風の二人組になるほど。 そして、復路のコンビニで無意識にアイスを買っていたのは言うまでも無い。マインドコントロールや!
第二章はテアトルダイヤ早朝上映で池袋へ。スクリーン小さいな…。 で、24fpsの映像素材か、映写機が24fpsの設定で上映してませんでした? 30→24変換をしたようなカクカクした動きの部分が所々にあった。 そして、サラウンド感が希薄で音像定位もかなり曖昧に感じた。テアトル新宿に比べて音響がショボイのかな…?
そして第三章も、もう一度テアトルダイヤで再検証。 プログレッシブなデジタルHD映像(映写機は35mmシネメカニカのようですが…。)の解像感とキレのよさに惚れ惚れした。 そしてカクカク感は若干薄れていたような気がしなくもない(が自信が無い)。フレーム補間とか細工してたのかな? で、やっぱり音像定位はイマイチ。それでも、低音のパワーはスゴイと思った。音が当たってくる。 一方で、館内の空調音がかなり大きいのが気になった。勿体無いな。 コクトー妹からツンデレの香りが盛大にする…。(ゴクリ)
さーて、次章はいつかな?
<久遠>
今更知りましたが、
風水嵯峨氏が逝去されていた
んですね。
ご冥福を。
橙さんの車はRX-8?よくわからんかった
071117
ある日、唐突にこんなの↓が宅配便で届いた。
「…何が届いたのだ?!」とビビった。
まぁ、中身は別件でお願いしていたモノだったのだけど、見てくれというか、存在感というか、オーラに笑った。(笑え)
<自称、異業種交流会>
最近、会社の飲み会ではデザイナーとかを積極的に捕まえて議論してみたりする。 連中はずっと仕事のことを話してるな、楽しんでるよ。 違うもんだ。
そこで先日、オフとやらに久々に参加してみたのだが、パソコン通信時代(古!)とは随分違うのだな。
コミュニケーションの形態が随分と変わり、参加する人間の質もすっかりと様変わりしていることが新鮮だった。
で、正体を隠したままで、いろいろと話を聴いてみる。 客観的な意見が聞けて面白い。
…社会学の調査をやっているような気分になってきたぞ。(笑)
<ほんの2年で様変わりしたもんですなぁ>
ようつべとかニコ動とか。
で、そこで知った事実。
TVCM
の存在を2年間知りませんでした。(笑)
<「天使とダンスだ!」>
これ
を見て、X箱が欲しくなってきたぞ…。
<上司の息子さんs伝説>
そして、飲みの席で始まる、上司の息子自慢↓。
(上司)「ウチの(大学生の)息子達がね、二人でゲームソフトを作ってるんだよ」
([Ti])「はぁ」
(上司)「左利きだからね、タブレットを左で使って、右手でマウス操作するんだよ」
([Ti])「それはすごいですね!」
(上司)「双子だからね、片割れが寝ている間にもう片割れが作業してね」
([Ti])「ほー、昼夜勤交代!生産性2倍ですか!」
(上司)「時々は引き継ぎに失敗してね、ケンカしてるよ」
([Ti])「マンガみたいな連中ですね」
…とまぁ、ゆかいなふたごはいい。
お父さんがしれっと全てをお見通しなのが笑えるな。 筒抜けやん!(笑)
つい先日になって『空の境界』の音楽が梶浦女史だと知って、大慌てだ。
あわわわっ!!
ありがとうございます。
テアトル新宿で握手!
060909
変人道
<バゼットさんは乙女ですから>
格闘ゲームについては、その昔、友人に借りたセガサターンでバーチャファイターをやって、評価モードで「技能:0」を叩き出した私なので、この分野には一家言あるものの、見る眼の無さにはかなり自信がある。
そんな私のオススメは
ここ
。
これを見つけた2ヶ月ちょい前に、ムービーで笑い転げた。 ゲーム本体は知らん。
<smooth criminal>
半年ほど前に
セリオさん
が部屋にいるのだが、ひと夏を経て、マイケル・ジャクソンPVがごとく、激しく前傾姿勢になられてしまわれた!
ソフビのフィギュアは変形すると聞き及んではいたのだが、まさかセリオさんが「ポウッ!!」なご様子になられるとは、いやはや、ロボットダンス。
まさか、とよく観察してみると、その2年半前から街灯の上で私に睨みをきかされている
シエルさん
もやや前傾気味になられておいででした。 ちょっと動的な香りのするポーズに。
どうしよう、お湯で治すとかするのかな、キン消しみたいに。(笑)
<7年ぶりの広島近況>
(一年ほど前に通勤電車でPDAへ書いた備忘録が出てきたので、ここに載せておく。)
…職場の歓迎会で集合した飲み屋の隣がとらのあな≠セったのでびびった。
7年前は無かったよな、こんなの。(ちなみにその付近は同人ショップやフィギュア屋、そんでPCパーツ屋だった。オタクブロックやね)
そして、飲みの席で始まる、上司の息子自慢↓。
(上司)「ウチの(大学生の)息子達がね、ゲームソフトを作ってるんだよ」
([Ti])「はぁ」
(上司)「『窓の杜』でも紹介されててね」
([Ti])「ほほぅ」
(上司)「萌え絵をね、タブレットで描くんだよ」
([Ti])「はー、芸があっていいですねぇ」
(上司)「コミケ≠ノ出すって、作業してるよ」
([Ti])「あぁ、それって盆休み頃ですよね、間に合うんですか」
…とまぁ、そんなギリギリニアミスな会話があったわけで、隠れ社会人オタクな私としましては、うっかり失言しないようにヒヤヒヤの綱渡りですよ!
彼ら(上司の息子達)の愉快なエピソードは、その後も色々と聞かされたのであるが、それをココで書くと(彼らも、私も)確実に同定されてしまうので、ここではそれを避けたい。
あれから1年、慎重に暮らしている私は、社会的体面としてはオタクを隠蔽できている…と思う…?
その息子さんの新作(?)が間に合ったかどうか、私は知らない
060729
あいつのことか
先日唐突に、
ACE COMBAT ZERO
のサントラが欲しくなったので購入。
ちなみに、私はACはおろか、プレステも持ってない。
なにゆえこのサントラを欲したかというと、去年観たデモムービーが印象的だったからに尽きる。
その背景に流れる、あのオーケストラルなフラメンコ、あれはいいものだ。
で、そのサントラだが、ハッキリ言って、デモで使っていたテーマ曲とあと若干の曲が素晴らしいけど、2枚組みCDの大半はあまり印象に残らなかった。 まぁ、ゲームをやっていない・ストーリーも知らないので、感情移入の仕様がない状態ではこんなもんだろう。
しかし、このテーマ曲『ZERO』は、やはりキンキンに熱く、実に情熱的で、ドラマチックで、たぎるよな!! この曲だけで3600円払ってもいい!と思えたよ。
そんなわけで、無限リピート中。
<豆知識>
歯を磨きながらこの曲を聴くのは危険!
フラメンコのリズムで歯を磨きまくってしまい、そしてサビのコーラスに入るところで、擦り上げてしまって、どうしようもなくなるぞ!
久々に中毒性のある、トリップさせられる曲であった。
満足ー。
最近は
こんなこと
をコツコツと(一週間で2秒弱)作業中。何時になるやら。
060527
技能系には尊敬
すげぇ!
マジ、すげぇ。
つーか、ナニやってんだ、アンタ!(褒め言葉)
ガチ技術系の私にとっては、絵とか演奏とかの技能系な技は羨望且つ別世界なんで、いやはや、タメイキまた一つです。
そんで、そのような人たちのネットワークやコミュニティがきちんと永続していて、更には
面白い企画
を敢行するアクティビティを発揮されているのを知り、その黎明期に多少なりとも関わったモノとしては、嬉しくもあり、元気を分けてもらえるようですよ。
若い人のエキスちゅーちゅーです。 アトラク=ナクアだけに。(うわぁ)
私としては、あの時の作業が実質的には最初の3DCGなムービーだったわけで、当然ながら超手探りな自転車操業の薄氷を超汗だくで楽げに逃げ切った頑張りと息切れ・動悸の経験をさせて頂いたお陰で、その後は適当な3Dスキルを飄々と楽しめるようになるなどの随分と有意義に作用してたものとなって今に至り、それはそれはとても極めて重宝な経験であったと回顧することができるのですが、そんな内向きの影響だけでなく、幾許かの影響を外向きに残せていたんだなぁ、というのは、嬉しいもんですねぇ、マジに。
そして振り返ってみれば、あの頃(2001年)に決めた「自分は技術系らしく、きちんと裏方に徹しよう」方針を、ちゃんと5年間守ってきている自分にも気付いた。
あの頃なりにしっかりと美徳・計算・打算いろいろ考えた末の結論だったが、今でも間違っていなかったと思うし、それが自然とできるようになっているのは多少なりとも人徳か、はたまた枯れたのか。 まぁ、歳をくったというか、忙しくて目が回っているとかがあるのだろう。
少なくとも計画性については実績を伴って進歩してきたのは確かなので、今後とも、より計画的に、より客観的に、より技術的に、よい仕事を地道に続け、少しずつでも進歩させながら、のんびりやっていきたいものです。 変わらぬ思いじゃよ。
てなわけで、ここのところ前のめりがちだったが、ちょこっと振り返ってみる、そんなきっかけになったよー。
そういえば、もうすぐ『痕』10周年ですかぁ
060429
多分、守秘義務でない範囲で
田舎に引きこもってから早くも丸一年が経過し、折りしも世の中はGW、そして某社謝恩会がアルヨー、ということで、ぶらり、上京してみた。
前日まで業務成果プレゼンx2でてんてこまいだったので、マジに何にも準備もせず、当日朝に駅で新幹線乗車券を買うというすばらしい用意周到ぶりにも関わらず、のぞみ自由席にきっちりちゃっかり座れたので、発車直後に眠って、目が覚めたら東京だよー。ニッポンの鉄道、素晴らしい。
あ、名古屋駅手前で、名鉄の保線作業員らが、こちら(のぞみ)に向かって手を降るパフォーマンスをやっているを見かけて、ちょっと、なごんだ。 いい習慣だと思う。
さてさて、1年ぶりの東京、一年ぶりの秋葉原。 都市は生きています、いろいろとマジ変わりしてます。
案の定、秋葉原駅では、迷ってるのか迷ってないのかよくわからん上下動を繰り返して「ひれーっ!(広い)」を呟きつつ、昭和通り改札を出ると、とっても広いという、新オフィスへご挨拶。
そんで、秋葉原を縦断して、てくてくと会場へ移動。
こやまさんらに一年ぶりに会う。(あれ?武内さん、ちょっと太った?)
だらだらとダベりつつも「他の参加者が居ないなぁ」などと漠然と思っていたが、徳郎さんが現地スタッフに出していた指示を聞いてようやく要領を得た。
「しまった、18:00集合でなくて、18:00受付開始だったんか」(失敗)
スタッフの皆さんも大忙しや。
あ、スタッフの皆さんの挨拶も、回を重ねる毎に上達してきてますた。(笑)
今回はアトラクションのビンゴ大会も凝った催しになっていて(つくりさん、BLACKさんお疲れ様)、そこで私はiPod Shuffleをゲット。
前回ビンゴでのフィギュアとキャラクターバスタオルをゲットに比べたら、オチとしてのインパクトは足りないものの、未だに4年前の初代Movo(64MB)を使い続ける私であることから、なかなかに丁度よい品物を頂けました。ありがとうございます(_o_)
とりあえず、景品のイラスト色紙が、描いた本人(武梨えり女史)に当たったというハプニングが、今回のトピックなのは間違いないでしょうね。
彼らの謝恩会へは、なんだかんだ(青本→歌月十夜→Fate/stay night→今回)でちゃっかり参加している私であるが、今回は特に謝恩会の規模・メンバーがどんどん増えてきたさまをしみじみと実感しました。
ご馳走が「焼肉♪焼肉♪」→「寿司ーっ!」へのグレードアップはさておくとしても、やはり、今回は参加者の1/10も分からんかったことで、規模の拡大を実に痛感。
名札から肩書きがわからんので、私にはイラストレータや漫画家ぐらいしか認識できなかった。 しかも、「おぉーっ!」てな有名どころばっかですしから、さすがに声を掛けれんよー。(「あ、あの漫画家、女性だったんだー」なんてのもあっなぁ(笑))
学会や展示会なんかだと、名札(名刺)にある肩書きを会話のきっかけにするのに慣れてたので、こういう機会でも、もうちょこっと工夫があるとよかったかな、と思いました。
その後、今回の目的の一つであった一年ぶりの秋葉原巡回を10時頃まで、ぐるぐると行脚。
これもいろいろな収穫があった。
特に、各社最新大型ハイビジョンモニタの見比べとかは、日本でもここでしかできないんじゃないだろうか。すっげー、贅沢な経験だと思う。パネルの画質のみならず、映像サンプルのクセとかアラとかハッキリと認識できて、びっくりした。(映像ソース自体、デコーダー能力自体のアラがけっこうひどいと感じた)→バカにしていたHD-Xactiの画質であるが、実はそれほどでもないのかも、なんて思った。今後暫くは、まだまだポストプロセスの重要性が高い、ということかと理解した。うひひ。
で、翌朝が早いので、インターネットカフェで時間を潰す。
実はインターネット喫茶で夜を明かすのは初めてやねん。
一晩丸々インターネットやって、漫画読んで、ソフトドリンク飲みまくって、仮眠して、2000円しないんだもんなぁ、あれは、いかんね、ヤバいね、ダメ人間製造施設だね!(笑)
そんな感じで、ダメ人間に浸りつつ、だらだらと過ごす。
夜が明けた始発で東京駅へ移動、既にGW帰省ラッシュでごった返す東海道新幹線改札の行列の二列目を確保。ゲートオープン後のダッシュ(という程でもない競歩)で一位に躍り出て、のぞみ1号の1号車1A席をゲット。 これまた初めての500系なんで、いろいろと興味深い。 700系と騒音周波数帯域が違うとか、客室構造が随分違うとか。 これらを含めて、今回は新鮮な経験が多いなぁ、と思いつつ、やっぱり寝る→目が覚めたら着いてた。日本の鉄道スゴス。
さてさて、これで、一区切りついたので、また、次の作業を開始せねば!
人生、生涯勉強です。
単なる備忘録ッス
060226
amour-passion
先日、近所の地図を眺めていたら、市街地への近道を見つけた。
で、てくてくと歩いてみたら、目的地までの途中にYellow Submarine広島店があったので、おお、オタクショップ、ひさしぶりー、などとふらり、立ち寄ってみた。
言い訳のようだが、この類の店に私が足を踏み入れるのはこれで二回目・6年ぶりだ。 横浜店でも秋葉原でも行ってない。 なので、この日はまさに魔が差したとしか言いようがない。
そこで、戦慄した。
梓
が居たんだよー。
しかも
四姉妹
揃ってた。貴重なんじゃねぇか?
そして、現品限り。
おまけに定価の3千円引き。
財布の中には3万円。
「はっ、オレは呼ばれてた?!」
20分程ぐるぐると悩んだ末に、吹き荒れる烈火の如く凄まじい自制心を発揮して、血の涙を道に滴らせながらそこを後にした。
強いぞ、俺。
部屋に戻って、WEBを調べて、二日、悩んだ。
…ぽちっとな。
届いた。
ははは、初フィギュアっすよ。
なんか、写真を撮るのが楽しいぞー、っと。
060214
もう9歳
昨年は(局地的)流行語として、ツンデレ≠ェあった(と思う)。
発祥については諸説あるだろうし、私は浅学にて定ではない。
しかし、典型的でない*Gえの形態でありながらカオス状態で高いエネルギー状態にあったものが、分類上の固有名詞を与えられたことによって、より具体的な求心力を持つに至ったということは、感覚的に理解できるだけのオタクマインドは、私にもまだ残っている。
言うなれば、過冷却状態の液相に衝撃が加わって、一気に結晶化・発熱した状態ではなかろうか、などと連想する。
で、考えてみれば、手塚マンガや永井豪マンガにおいて、ツンデレ≠ヘ数多く認められていたような気がする。 そう考えてみると、由緒正しいヒロインの形態であったのかもしれない。
しかし、私も色々と思うところがある。
「梓(@『痕』)はツンデレかなぁ? うーん、定義からすると、微妙に違うような…」
「同様に、楓(@『痕』)は定義からするとツンデレだよなぁ。でも、ツンデレ≠カゃないよなぁ…」
…等々。 と、どうしてもスッキリしない。 狭義のツンデレ、広義のツンデレなど、もっと汎用的な概念が必要に感じたりもする。
そうだろう、一気に結晶化したものは、えてして不安定である。
金属であれば、内部ひずみを残し、時効効果で析出する化合物により複雑な相を呈する。
ツンデレ≠烽オかりで、その組織化と同時に即座に細分化、体系化、そして分化が既に始まっているようだ。
その道も半ばであろう去年の後半、ある派生概念が突如発生した。
素直クール
である。
この単語を目にしたときの心境は、まさに「目から鱗」であった。
魅力ある萌えの形態でありながらラベリングされていなかった概念が、まさにスポっと収まる瞬間を目の当たりにして、久しくなかった感動を覚えたものである。
半年を過ぎて今更の話題を、と思わないで頂きたい。
確かに、今更その定義を云々するのであれば、時機を逸していると思われるのも止む得ないことであるし、私もそのようなことを論じる気はない。
しかし、敢えて言うなら広義の素直クール℃痰オくは素直クールの上位概念≠ネる私なりの閃きが(もしかしたら既に論じられているかもしれない事柄にもかかわらず)突如としてピコーンと襲って来たので、ここに備忘録の筆をとることをお許し頂きたい。
「そもそも、素直クール℃ゥ体が萌え≠フ要素をそれほど含んでいない点が萌え≠ゥら派生した概念としては異質なのではなかろうか」
そんなところが、今回の発想がスタートであった。
素直クール≠フ派生元であるツンデレ≠ナは、他者の様態または行動形態を称するもので、それを「能動的に観察」する萌え≠ナあり、それは萌え≠フ定義にある愛でる@v素をふんだんに含むものであった。
そしてツンデレ≠フ逆転の発想から生まれたという由来を持つ素直クール≠ヘ、必然的にその能動・受動の様態が逆転する、つまり愛でる≠ニいう萌え*{来の能動的な要素が逆転して、対象からの行動を受動的に受ける立場に変化させられている。
その対象からの行動…主に言動は、空気を読まない(且つ色気のない)素直な°∴、の言葉であることが、一般的な素直クール≠ナある。(と思う)
その素直クール≠前にしたとき、次に必要なのはこちらのアクションである。 ここが一般的な萌え≠ニ大きく違う所なのではなかろうか?と考える。
素直クール≠ネ玉が投げられているので、それを受けて、返さなければならない立場に立たされているのだ。
その玉を受け止められなければ素直クール≠フ前に立つ資格が無いことは勿論であるが、こちらが返す玉は、ハテ、どのようにすべきだろうか。
よもや、同じような素直クール≠ネ玉を投げ返す? いや、いや、自分はそんなキャラではなかろう。
…などと、年甲斐もない妄想に入り込む寸前になって、頭を過ぎったのが
セリオ
である。
彼女は冷静に・クールに、正しいことを述べて、そして正しい回答を求める。
彼女とのやりとりは、こちらの正しさが試される。
そして、彼女の正しさに、沢山のものを気付かされる。
そこに色恋沙汰の入り込む余地はまったく無い様に見えるが、これは素直クール≠ニ呼べるのではないか、と思った。
素直クール≠フ言動は、正直さの発露であり正直な回答を求める姿勢でもあり、その前に立つ者は正直さから逃げてはいけない。勝負の最中なのだ。萌え≠トいるヒマなぞない。
セリオとのやりとりも、本質は同じだと思う。
自己のデータベースや正しいセンサ情報から紡がれる言葉に対して、我々も自己を見つめて、または彼女の知らない世界から言葉を手繰り寄せて「正しい」返答をしなければならない。
最初に広義の素直クール≠ニ呼んだモノのイメージが伝わったであろうか?
それは色恋沙汰ではないかもしれないし、最早萌え≠ナはないかもしれない。
しかし、その素直クール≠ネ者との普段の会話は、セリオとのやり取り同質なものであろうと私は確信している。 それは吾人も同様であろう。
…と、久々に妄想の迷宮に足を踏み入れて、駄文を綴ってみた。
そして、ふと気付いてみれば、もうすぐセリオの誕生日ではないか。
虫の知らせ、であろうか。
やはり縁がある、と思った。
要は「セリオ萌えを素直クール≠ノ含める際に必要な素直クール≠フ拡張」がその論旨である駄文、の最後に付け足すのもアレではあるが、
「誕生日、おめでとう」
なのよ。
060129
CDTVに映って驚いたのはアレとして
<昨日、気付いたこと>
「そういば、ちょも山女史がアリスソフトを退社されたんだってなぁ…」
「…は?!」
「そ、それは、もう『妻みぐい』の新作は、期待できないということではないかっ?!」
「 ( 愕 然 ) 」
○| ̄|_ orz on_
<先刻、気付いたこと>
「 今 年 は 『痕』 1 0 周 年 じ ゃ な い か っ !! 」
(くわっ!!)
…そうか、梓ももう28歳か…。
それはそうと、メガネかけてるような気がしませんかね、今の梓>?
<相変わらず、終わらない未来>
先日ですね、会社の上司から
「未来のね、進んだ技術を使った生活シーンを分かりやすく説明するような、…シナリオ仕立てのものをなんとか書けないかね、技術プレゼンで使うんだけど」
という業務指示が。(納期:今日中)
「はぁ…、まぁ、やってみます」
粛々と資料を集めて、ネタを作って、プロットを立てて、
執筆
作業開始するオレ。
途中で気付く。
「…わたしに出来るのは、アレしかあらへんやん」
かくして、まんま
『セリ風』
な小噺二編を提出。 ならざるえまい。
ちゃんと起承転結、オチを付けて終わるぜ。 付けざるえまい。
ちなみに、セリオだけは出てきません。 いくらなんでも。(笑)
<しかし、なんだね>
その『セリ風』、自分で言うのもなんだし、「その意気やよし!」な気持ちはあるのだけど、数年ぶりに読もうとしたら、直視できん。
読み始めて数秒、おもむろにPCの電源を落として、そのままフロに入って、寝た位だ。
「ごめんなさい、ごめんなさい」
「堪忍や、堪忍してぇな」
まさに、こんな↑感じ。
まるで、『宇宙刑事シリーズ サウンドトラック』を燃え燃えで聴いていたら、『アニーにおまかせ』を聴かされるようなせつなさや。
おかしい、過去に自分で描いた稚拙な絵や写真なら直視できるし、ムービーに至っては結構な頻度で鑑賞〜反省会を自主開催できる位なのに、文章は何故にダメなんじゃ?!
世の物書きは、どうなのだろう。
そういえば、漫画描きはこのような劇症性自家中毒状態に陥ると聞いたことがあるような気がする。
つまり、この毒はストーリー≠ノよるものなのかもしれない、という仮定が浮かぶか、どうだろう。
すると、きっと映画やゲームを作る連中も感じうるものか。
いったい全体、どのような心理的・生理的反応が脳内で起きているのか。
いやはや、長生きすると、いろんなことがあるもんだ。
<ちょい、古い話ですが>
こんばんは、前作の時は「アーチャーとオイラは身長が同じー」をイヤガラセのネタに使っていたけど、今回は「ほら、バゼットと同じところに泣きボクロー」がイヤガラセのネタな[Ti]です。
いい歳こいて。
で、まぁ、当日は「ハテ、なんか通販を注文中だっけ?」と管理人室で受け取ったTYPE-MOON通販であったのだが、その際、管理人室にAmazonの箱が妙に多かったのが印象的でした。(笑)
で、ゲーム後に『last piece』を聴きながら「…あぁ、交響組曲 Fate≠ンたいなのが激欲しくなったぞ!」みたいな[Ti]でした。 どうですかね、ジェネオンさん。
051028
ディーンじゃなくてすみませんねぇ
以前も紹介したことがある
大編成オーケストラによる打ち込みゲームアレンジ曲
ですが、新作の『アトラクオーケストラLv2』がっ!! ステキ過ぎるっ!(時候の挨拶)
そんなわけで、実に久しぶりのゲームネタです。
で、(随分)ちょいと前の話なのだが、どこぞで「良作だよ」という声があったので、『六つ星きらり』のデモ版をDLしてみた。
「ふんふん? まぁ、ちょっとクドさを感じなくも無いが、普通にツカミがあって、丁寧に作ってるねー」
…などといったイントロが終わって、OPムービー。
「うーん、流石に手抜きムービーだけど、まぁ、これもアリかなー」
さて、本編。
「………本編? えっ?えっ?! おおっ!! …うーん、やられた!」
…と、まぁ、まんまと引っかかったワケですよ。
曲とムービーを活かした演出…というか仕組み≠ノは、素直に感服しました。
このご褒美に、速攻でAmazon注文をかけましたよ。
このOP、なんと言っても楽曲の圧倒的な楽しさ・歌うたい達の楽しさや勢いが気持ちよいですな。
歌唱力≠サのもののは決して上質というわけでないのだけれども、とにかく「楽しく歌っている」のがこちらにも伝わってくるので、聴いていて実に楽しくなる。 団体アイドルの歌唱に通じるのかもしれないが、「これはいい歌だ」と思った。 楽しいのは大切だ。
(後で知ったのだが、某業界誌ではこの楽曲を「電波系」と評していた。それはいくらなんでも間違いだろ?と思うなぁ)
そして、その「楽しさ」をスポイルしないこと・できればそれを盛り上げることに意義があると「わかっている」ムービーの出来に、「役割をしっかりと果たしているなぁ。いい仕事だ」と感心した。
そのムービーにしても、技術的な目新しさとかは無いし、一部ネタ切れに伴う(?)クドさがあるので、正直言えばあんまり興味が湧く映像ではないと思う。 だけど、丁寧に作業をしつつ全体のバランスが良いので、トータルで良い仕事をしているなぁ、と思えた。
そんで何よりも、「このムービー(というか、むしろ楽曲だろう)をより魅せるために図られたシナリオ上の仕組み…というか小細工」に、わたしゃズギュンときたよ。 このことだけでもゲームを買ってもいい、とまんまと思わされたくらい感心した。 →一年ぶりにゲームしたよ!
さて、肝心のゲーム本編の方は、まぁ、確かに良作。
手堅く、丁寧に、多分良心的に作られていると思う。
ネタとなってる天文分野の内容に関しては、一家言ある私をして「デジカメで月面を撮影するの、こんなやりかたでええんか?」ってツッコミがあった位かな。 いや、実はあれは“念写”というウラ設定だったのかもしれないな。
あと“観望モード”の提供なんてのは、なかなかに良心的だし、そもそもキレイだし、なかなかの出来だと思った。
だがモノ作りの話になると、その中身はかなり杜撰というか、経験はおろか知見が浅すぎるという印象であったのが惜しい。 …1.2m鏡を使った望遠鏡を素人が組むとか、その外観がハーシェル式だとか、基礎工事の内容がマジいい加減とか、プラネタリウムの構造をホントに知っているのかしらんとか、定量的な表現とその計算根拠云々etc.etc...、細かいところも大きなところもいろいろと工学・光学的な無理があるし、きちんと理解せずに…ライターがテキトーな想像(中学・高校生レベルのいい加減な知識・経験)でモノを書いていることが駄々漏れていたのだが、まぁ、ファンタジーにツッコむのもヤボだし、そこは好意的に解釈してもいいかな、などと広い心で気にしてませんよ?(してるじゃん) ただ、こういったところがきちんとしていると、全体の価値も評価も高くなるので、惜しいですよねぇ。
OPまでのスタートダッシュが素晴らしい作品だっただけに、詰め(と、その一歩前から)が随分と甘いのが惜しいのだけど、まぁ、良作。
あと、これ↑(『六つ星きらり』)とは別に、「OPムービーがスゴイよ」ということを伝え聞いたので、『ジブリール2』のデモ版をDL。
…まず、その楽曲がいいですね。『六つ星きらり』同様に、合いの手でメリハリがつけられていて、楽しげでリズミカルな曲調が耳に心地よいですよ。うん。楽しそう。
その華やかな曲に合わせて、『ぽぽたん』OPを髣髴させるよな華がある絵柄の動画&達者な構成がなんとも贅沢ですな! 実にいい仕事をしている。
これら何れのムービーも「楽しそう!!」と思わせる役割を実によく果たしていて、そういったものが大切なんだなぁ、と思った。 いやはや、勉強になった。
そして、「あぁ、オレは楽しい気持ち≠ェこもった映像を作っていきたいんだな」と、自覚するに至った昨今です。
…などと、いう閑話は休題。
で、「はっ?! よくよく考えてみると、実は常連なんじゃねぇか、オレ?」な話。
まぁ、『歌月』のfate版≠ツながりという意味からの帰結、なら収まりがいいような気もする…かな?
まぁ、今回は(も)「悲劇なバイオレンスがスキスキで、そこに浪花節が加わればたまらんばい!」という私の嗜好そのまんまをおもうさま投影してのやり放題だったので、実に楽しく作業することができました。 勿論映像としての技術・完成度は「所詮素人芸レベル@2002年版」で低いままなのですが、「私の楽しさ」が観る人へ「おもしろそう!」と変換されて伝わるような言霊≠ニして映像の中に定着されていればいいなぁ、ということを積極的に意識して作業しました。
そもそもがエンターテイメントが目的なのだから、その手段である技術そのものに振り回されるようなことは極力避けてみたわけです。避けれるにこしたことないですしな。
その結果はというと、ひどくローテク&「ワシはこうやりたいんじゃぁ!」な古臭い(いつもの)構成を押し通す形になったのですが、私自身は初心に返った気分で作ることができましたし、観ることができました。 こうした「背伸びしない、限られた手段で、如何に楽しげな気持ちを表現するか?!」ということが方法論としてあったわけで、勿論ながら技術に挑戦するモノ作りも楽しいものなんですけど、今回みたいなモノ作りも楽しいものですし、その楽しさも重要だろうなぁ、と。 (ただ、実はボツ素材の中には少しばかり頑張ってみたのもあったりするのだけど、今回の採用は見送りとなってます。一応は「スゴイものを作ってみたい」という気持ちも残っているわけで、これはちょっと残念ナリ。)
あと、心残りというか、やり残したネタで「アニメPVのノリでナレーションを入れて欲しかった」みたいなのがありましたです。 でも、ボスが鬼忙しそうだったので、流石に言い出せなかったです。(笑) その内やってください、ゼヒ。
まぁ、そんな今回の作業でしたが、これがまた、これまでになく長期間かけて(断続的に)やりましたので、結果的に結構な量となりまして、逆にそこを利用して連作的な楽しみ方も配慮したりもしてますので、そこいらに気付いて頂けると、ちょっと嬉しいかも?(謎)
ともあれ、素人作品の荒っぽさについては寛容且つ生暖かい目で見守って、その先にある作品そのもののキラリキラリをガッポガッポと汲み取って頂ければと思いまする。
…で、バゼット嬢と言えば
この人
なんですが、デモムービー(B)を
愛
と執念と泥臭い手段とによって驚く程高い精度で解読されて、心理的慣性によるバイアスがかかりまくり且つ落ち着け落ち着けと自分に言い聞かせつつ、想像の翼を本気でブンブン振り回されている、そう、正に上記した「ガッポガッポ汲み取って」いるその様に、拙僧は激しく感服致しました! 参りました!!orz これぞ、マジにファンの鑑ですよ! と。
ムービー担当としては「軽率な編集や手抜きな部分まで含めて丸裸にされちまったぜー」なので少々バツが悪いんですが、本編・キャラへの
愛
を刺激・ここまで楽しんで・やきもきしてもらえたということで、予想だにしていなかった製作者冥利を味わせて頂いたような気分でして、もう、嬉しいやら、反省するやらですよ。
満塁ホームランや!
わけわかんない文章↑を意図的に書いてますが、私の頭の中はいつもこんなもんです。
ともあれ、諸々併せまして、どうぞ宜しくお願い致します。(_o_)
万難を排しての無事発売をお喜び申し上げます
050227
cielito-lindo:"青空"の意
先日出張先で時間が空いたので、近所にあった図書館へぶらり入ったところ、そこの雑誌コーナに小説誌『メフィスト』が置いてあったのを見つけて
「えーっと、確か奈須さんの小説が載ってるのだっけ?」(←『ファウスト』と勘違いしている)
と、手にとってみる。
「あ、奈須さんの記事は対談じゃん…。まぁ、いいか」
で、読み進んで、
「あれ?」(←ようやく『メフィスト』と『ファウスト』が違うものであることを認識した)
…なんてことがありました。
勘違いと偶然が重なりましたが、
「まぁ、縁があるってことなんだろうな」
ということにしました。(笑)
さて、「セリオさんの誕生日記念にでも…」と思っていたら、諸々に忙殺されてタイミングを逸してしまいましたが、先のコミケで頒布したセリオさんムービー(のQVGA版)を裏頁に再UPしておきましたー。 よろしかったら、どぞー。
…え、今の旬はイルファさん? 私はPS2を持ってないので、TH2は知らないんですよー。
さて、どうしたものか