-
＜騒音＞
ここ（横浜・港北NT）に越して来て、もう5ヶ月。 こないだまでTシャツ一枚で汗をかいていたような気がするのに、月日の流れの相変わらずの速さにびっくりだよー。
まぁ、それは兎も角として、意外に思ったのが、夜、案外と静かだったこと。（住宅地なんだから当たり前なんだろうけど、田舎モノなので…）
でも、遠くでバイクの音とか毎日毎日聞こえるなーとか、思ってたんですけど、先日、その発生源と正体が判明。
壁越しに聞こえてくる隣りの部屋の住人のイビキでした！
いや、むしろ、すげぇぜ！ (^^;)
＜ちょっとまて＞
“お受験”にまつわる誘拐殺人とかの報道を見ていて、どこか「環境・世間が狂っているのが原因」的空気を感じて、ヘンに思えた。
そりゃ、狂ってる部分も有るし、確かに影響は受けるだろうけど。 でも、「悲しいことだけど仕方が無い面もあるねぇ」的な扱いは、「自分も当事者になりかねない」という人間がそういった人間の為に用意した逃げ道に感じる。もっと言えば、欺瞞だ、卑怯だ。 中立の立場で報道すべきである。←神奈川県警の不祥事や、臨界事故、Ｈ２Ａの失敗などの報道で見せた容赦の無さや・掘り下げの甘さに腹が立つ。これらの共通点は、その背景にある環境・組織・社会がそうさせざるえない状況を創り出していたにも関らず、表面に出た部分のみが叩かれて、背景に関しては一言で片付けられていたような気がする。（もっとも、その表面に出た人間が食い止めることは出来た筈なのも確かだが。）こういうのは、非当事者意識による攻撃対象固定なんじゃないかな、と思えてならなかったのだ。
要するに、個人・団体を攻撃しろ／するなとかを言いたいのではなくて、なんで、状況の分析から反省・前向きな提案とかにつながらないのかなぁ、ってのが不思議でしょうがないのだ。 “悪人”を決め付ける迄が彼らの正義で、「後は視聴者に委ねます」で終わってない？ みんな忙しいんだから、なかなか「じゃあ、どうしよう」まで考えないよ、悪人さえはっきりした時点で当事者じゃなくなるんだし、多分。
＜老師＞
先日製造業各社へ出された、モノづくりに気合いを入れ直せ通達の報道であったコメントの
「たるんだ空気が蔓延している」
は、なかなか上手い表現↑かな、と思った。
まぁ、歳をくった人の話しだから、現状の現場との感覚のズレはあるだろうけど、世の中の高度化・忙しさ・慌ただしさに甘えている/技術に対する認識が甘くなっている部分はあると思う。 少なくとも自分はそうだったし、今でも拭い切れていないし。
私的に振り返ってみると、納期・コストなどの結果のみを楯にされて、成長するヒマもなしにハリボテを繕いつつ仕事をこなしてきた気がする。 皆、仕事上で尊敬・お手本となるような人を見つけることができず、自己流のやり方で固まって、管理職の目の届かないそこには当然甘さも介在していた。
特に、業務の細分化などによる全体把握の困難化や、責任感の希薄化・目標感の喪失がそういった甘さに拍車をかけてたし。（…やる気のある品質部門は大変だろうなぁ、最後の砦だし）
それに、なんだかんだ言っても経験することがレベルアップの早道であるのだが、効率化と称したアウトソーシングによってその機会をことごとく失い、基本を持たない（持っているという自覚のない）状態で仕事をしていたような気がする。（でも彼らに頼らないと納期・コスト的に成立しないのも確かだし…） 結果、人を仕事を割り振るだけの能力しか持たない“管理職”のなんと多かったことか。
まぁ、会社に永年いれば、スゴイと思える部分を持つ人も何人かは見つけることができたのですが、結局一番尊敬できたのは、一緒に仕事をした協力会社（要するに“外注”業者）の人達でした。 彼らの責任感・確実さとその管理者の能力・意識の高さには、いつも自分を恥じ入らされて、また悔しくなりましたし。（→転職の動機の一つ） なのに、そういった人達をぞんざいに扱う自分達の管理職の傲慢さには始終辟易し通しでしたし、あれはまさに「たるんだ」状態だったな、と。(なんだか前の会社をこきおろしているみたいけど、彼らも“仕事・会社”の為によかれと思ったことをやっていたのであって、基本的には真面目で非常に働き者なんですよ。考え方と感覚・言動がヘンなだけであって。)
ただ、前出の報道で、「日本は技術立国なのだから…」を繰り返して、さも自分達（製造業）が日本を支えているんだ的な特権意識（？）をむき出しにしている人達にはヘンに思えた。 経済的にはその通りだけど、違う分野と協力して支え合っているという意識を持って、自分の分野の責任を全うするという気概がないと、今の状況はあんまり変わらんのではないかなー、と思いました。
＜おっさん＞
さて、今年もあまり目出度い気のしない誕生日を迎えて、また一つ年をとって、気がついて見れば、親父の歳の半分近くになっていて、ふと部屋に落ちている髪の毛の量が増えたような気がするのはいままでの畳生活がフロアリングになったせいに違いないと取り乱したり、しなかったりな昨日今日。
…というわけではないのだが、ここ一年程、おっさんを描くのが妙に楽しいことに気がついてしまい、こう→ちょくちょくと。（いや、これはある事情で描いたけど、途中でやめた描きかけなんですが）
まー、絵をだらだらと描き続けて、いつのまにやら１０年近くになってしまい、そりゃ腐るほど（ホントに腐ってる…）女の子の絵を描いて来たけど、こう、色を塗っていて楽しいのはデコボコに味があるおっさんだねっって感じなんですが、他の絵描きさんはどーなんだろうなー。（実のところ、女の子の絵は、下絵を描いて、瞳を塗った辺りで集中力が切れてるんですよ〜。こ、根性ねー）
あ、あと、動物も楽しいですね、デコボコしてて(^^) というか、いままではっきりと認識していなかった構造を再認識するというか、いろいろと新鮮ですよ。 それに、カワイイしね。
そういえば最近、“自分の絵柄”を忘れたような気がする。絵を描く度にナンカチガウと毎度毎度思ってる。（へたっくそな）塗り方の特徴は残ってると思うんだけど。 末期症状、なんだろうか…、ま、いいか。
＜いいわけ＞
まー、ホントにつまらんことばかり長々と書き連ねて、おまけにウェブに載せてしまって、一体何の意味があるのかーっ？って気もするけど、自分の考えを整理・理解する為には文字にするのが手っ取り早いというか、後で考え直す際の資料になるとか、あと、“誰か”が自分の考えを観る可能性が有るというだけで、精神安定上いい方向に働くかな、とか、私のバカ姉のバカっぷりと精神不安定ぶりをみていて、少し。
あと、元々私は喋る方じゃないのに、今の仕事だと一日中一言も喋らないこともあって、喋り方忘れそうだし、いざ、喋る機会に備えて考えを整理しておくとかね。(^^;)
ま、たまには言い訳。