the inner of Ti - MISCELLANEOUS

The inner of [Ti]
MISCELLANEOUS '04

041211
暖かい冬ですねぇ

　まぁ、今日はちょっと寒いけど。
　ともあれ、今年の夏は去年にひき続き部屋のエアコンを使わなかったので、三月頃から一回もエアコンに電源入れてないですよ。
　果たして、イザという時に動くのか？(笑)

返済完了

＜大事(だいじ)だよー♪＞
　奨学金完済のお知らせが届いたー。→
　で、書類などを処分（スキャン＆OCR＆ストレージ＆破棄）するついでに、いろいろと読み返してみる。
　日本育英会法　第一条　日本育英会は、優れた学生及び生徒であって経済的理由により修学に困難があるものに対し、学資の貸与等を行うことにより、国家及び社会に有為な人材の育成に資するとともに、教育の機会均等に寄与することを目的とする。
　…ふーむ、優秀かどうかとか、社会に有為な人材になれたかはかなりアレだとしても、ホント、勉強させて貰って助かりましたよ。改めて、感謝感謝です。
　そして、日本育英会が今年(2004年)に廃止されていたんですね。独立行政法人の日本学生支援機構なるものに業務が移管されていたそうで。まぁ、組織的には同じ連中のものでしょうが、“育英会”という名称がなくなっているというのは、一抹の寂しさもありますね…。
　そして、ふと気づいたのは
「うわっ、奨学金で借りた総額より、今乗ってるバイク一台の方が高けーじゃん！」
　ちなみに、これまで海外旅行に費やした総額はバイクをオーバーしてた。
　更に言うなら、過去にPC関係に費やした総額は海外旅行をオーバーしてた。
　そして、過去に支払った生命保険・個人年金の総額はPCを遥かに凌駕していた。
　もう一声、過去に実家に仕送った総額は生保・年金の倍以上だった。(！)
　…お金の価値って、使い方なんだよなぁ、ホントに…。（しみじみ）

改造完了

＜大事(おおごと)だぁー！＞
　先日、突如としてメインマシンのNo.11改が不安定に！
　症状は、
(1)コールドブート失敗（画面が出ない、OS起動中にブルースクリーン）
(2)USBスキャナの障害（接続時にブルースクリーン、使用中にデバイスのロスト）
(3)3D／ムービーレンダリング完了時のブルースクリーン
(4)ファイルコピー中のブルースクリーン
　などなど、かなりヤバげな状態に！
　折りしも（というか年中）フル稼働させている時期でもあり、かなりシャレにならない。
　ここは冷静に対策を検討。…今となっては旧式なNo.11改とはいえ、WEBに繋げていないので、ウイルスやパッチによる障害の可能性は無かろう。となれば、原因はハードにある筈だ。とりあえず(1)～(3)でUSBの周辺が怪しそうだ。（レンダリング完了音は、USB音源を叩いているので）　(1),(3),(4)はディスクコントローラ周辺が怪しい…。
　で、さっさとUSBボードを交換、RAIDボードも外して、オンボードのIDEのみの構成に。ついでなので（エンコ作業キャンペーンも終了したので）沢山ぶら下がっていた少容量HDDを外してシンプルな構成に。↑
　すると、ぴたっ！と安定化。
　OSの再インストールも覚悟していたので、すばやく復旧できてかなり嬉しい・助かったZE！（喜）

＜と、喜んだのもつかの間＞
　…だが、再び障害が発生！
　改善後も上記(2)の不具合が超頻繁に起きまくる！
　つまり、この原因は明確だ！　きっとUSBスキャナの動作が犯人だ！
　仮にスキャナが犯人だとすると、PC本体にまで悪さをしているのだから、単にUSBスキャナが壊れただけではなく、バスパワーとか信号線経由で本体へなんらかの影響を与えているぽい。強力だ。
　てなわけで、a)スキャナを買い換える、b)昔の(USB1.1の)スキャナに戻す、c)こんなのを使ってみる d)ACアダプタ式のUSBハブを介して接続するなどなどの対策案を挙げてみて、安上がりな可能性が高いc)から実施してみることにした。
　そんで近所のPC屋へ行ってみると、上記製品は無かったものの、よりおもしろげなこんなのがあったので、これでトライしてみることに。
・試行1. USBカードに並んだ2ポートで接続→瞬殺（NG）
・試行2. 別PCのUSBポートと組み合わせて接続→(OK)
　…てな按配。　最初の数分は不安定だが、本体を道連れに落とすことは無くなり、一応の改善は見ることが出来た。　真の原因はよくわからんが、当面はなんとかなりそう。
　ただ、これを使わなくとも、電源投入後に10分程度のウォームアップで安定して動くようでもあるので、ひょっとしたらマザボの電力回路がへたってきているのかもしれない。一応は動くようになったので、今後暫くはいろいろと調整しながら、原因と対策を探っていこうと思う。それはそれで楽しそうだしね。
　さてさて、このマシンもいよいよロートルっす。　マルチコアOpteronまで頑張って貰わねば！

＜「我々の愛した(略)」＞
　職場のマイマシンにDual XeonのWSが納品されたので、折角だから軽くベンチしてみた。　部屋PCとの比較は、こんなん↓。

表 “偏ったベンチマーク群”結果一覧

項目	No.11改 (DualAthlonMP 2800+ +Parhelia512_1280x1024 DualLCD)	Gypsy1 (Dual Xeon 3.2GHz +QuadraFX3600_1600x1200)	PANNIER (HT Pentium4-M 3.2GHz) +GeForceFX Go5200_1600x1200 SingleLCD
3D CG Rendering (CINEBENCH)	488	601	315
Multiprocessor Speedup (CINEBENCH)	1.83	2.15	1.17
OpenGL Speedup (CINEBENCH)	4.88	8.77	3.98
XSMARKS (640x480 16bpp)	9084	30488 (32bpp)	11475
フリフリみゅーみゅー 0.49(笑)	16FPS	36FPS	21FPS
信長の野望 ONLINEベンチ	131	265	158
AE6.0 Rendering 『Fate/stay night』 DEMO MOVIE B	18min8sec (AE6.5で17min40sec)	＜NA＞	15min30sec
備考	2004.06～(改造前：2002.10～)	2004.011～	2004.02～

　CPUパワーについては、ハッキリ言って「こんなモンなん？」って数字。　ハイエンドではないにしても、既に半年以上前に生産終了・流通在庫すら尽きかけている旧式なAthlonMPのマシンに対して二割ちょい増しの処理能力というのは、コストパフォーマンスが悪すぎな気がする。折角論理CPUが4つもあるのに！
　だがVGAのパワーには恐れ入った。流石にOPEN GLカード！ Parhelia512なんて屁なブッチギリっぷりに感嘆です。
　あと、熱もスゴイ！！ CPUもVGAも、そして電源も！タスク無しでもスゲー発熱がっ！

　どこぞの情報科学な先生のWEBページをチェックしていたら、そこで紹介があった『すごいやりかた』（大橋禅太郎、扶桑社）が面白そうだったので買ってみた。
　うん、面白い、かなり面白い。
　非常にポジティブな思考へ自分を持っていくためのきっかけにしたり、コツになるようなノウハウ、みたいなものかと。
　まぁ、私が使うと誤解されそうな、用法に注意のアイテムもけっこうありそうなので、注意せねば。
　「ケンカしてナンボ、だけじゃダメかも」と、少し反省した師走の夜。

041128
構造改革が必要です

　今年の冬はなかなか寒くなりませんね…。
　…てなことを言っていると、途端に寒くなるんだろうなぁ。

＜居るときでよかったー＞へにゃ～ん

　「さて、今夜も作業するかな…」と、いつもの手順…PCの電源タップのSWをONにして、ADSLモデムの電源SWタップのSWをONにして、サブPC〝PANNIER〟の電源をONにして、メインPC〝No.11改〟の電源をONにして、メインモニターの電源をONにして、収納しておいたキーボードとマウスを二つ取り出して、マウスパットを敷いて、スキャナーをUSBに繋いで、BGM用のCDの電源SWをONにして、スピーカーアンプの電源SWをONにして、再生ボタンを押して、この頃合で二つのPCのOSが立ち上がって、〝PANNIER〟がWEB巡回を開始して、〝NO.11改〟で作業の段取りを一通り済ませてから作業本番を開始して…、その直後っ！
　「お？おおおおおお？！」
　ぐらー
　二台のLCDモニタが私に近づいてくるではありませんか！
　いやいや、これは、これらとサーバーケース諸々が載せられたラックごと傾いて倒れそうになっているのだと気付いて、はしっ、ラックと掴んで支える。重い。
　「ぐおぉぉぉぉっ」
　ヘンな姿勢で頑張って支えつつ、頑張って立ち上がって掴みなおし、なんとかラックの安定を図って、一息。
　改めて調べてみると、ラックの柱に取り付けられたキャスターの一つがひんまがっておられやがりました。→
　いやー、今回は偶然助かったので笑い事にできたが、これが不在時だったら超大惨事のカタストロフィで絶望且つシャレにならない惨状でしたよ！！！
　よし、来年はきっちり直そう！　コードネームは〝ジェイナス計画〟だ！（笑）

＜『～の戦後』って方が内容に合ってるです＞
　夏ごろに『日経メカニクス』の書籍広告で見掛けた『技術者たちの敗戦』(前間孝則・草思社)なるタイトルが記憶に残っていたので、注文して読んでみた。（こげなマイナー書籍もカンタンに入手できるAmazonは便利だなぁ）
　さて、この書籍であるが、文章の脈絡が無く読みにくいこと、時間の流れと話の流れが分かりにくい、そして著者の我が至るところで顔を出して鼻につく、などなど、モノ書きとしてはかなり稚拙or推敲が足りないものであった。
　しかしながら、〝技術屋〟の視点から見た憂国と愛国の志はまぁそれなりに伝わるし、なにより先輩技術者達の貴重なエピソードがまとめられている点は評価できる。
　ともあれ「戦後の日本の技術の礎となったのは、元軍人・軍関係者であった」という切り口は、「まぁ改めて言われてみればそうだよなぁ」程度の認識であったが、そこで挙げられた具体的・そうそうたる技術者名に「ふーむ、成程、これはなんらかの意味があることらも」と、認識を新たにさせられた。
　そして、これまで（企業の戦略だったり、周囲が勝手に）神聖視・アイドル視されてきた技術者の本当の姿を、できるだけ中立的な視線・事実で述べようとしている（しきれていないが）点が、この書籍の価値だと思う。　某中村教授のような現象は昔からあったんだなぁ、と。
　さて、今更ではあるが「日本は技術立国」であることを、きちんと認識しにくい世の中であることは、方々で語られている。　しかし実のところは皆がそれを認識していて、しかし先が見えない・わからない・自信がないことによって、科学技術に依存した将来に希望を感じることができないのではないか、と私は思っている。　そこで「楽しそう」なコンテンツビジネスなどに目が向くとか、まぁ、それも結構、しかし科学技術が本流でなくてはならないことは絶対に逃げようがない無資源国日本の宿命である筈だ。
　で、ふと「〝技術史〟のような教育を、少なくとも工学系のカリキュラムではしっかりやるべきではないかな」などと、この書籍つながりで思ったコト。　今の教育では職業知識とかをちょっとはやっているようだが、恐らくは「今現在の働くヒトの姿」ぐらいしかやってなかろう、しかし過去の流れや栄枯盛衰の流れ、そしてその中でヒトがどのような社会や企業環境の中でどのように失敗して挫折してきたかもきちんと知識として学ぶべきかな、と。
　まぁ、真っ先に学んで欲しいのは、会社のオエラ方なんですよねぇ、いつの時代も。（皮肉苦笑）

＜それゆえほしい！＞
　今年は（本業以外の）お仕事を極力受けずに延々ナニをやってたかというと、有り余るCPUパワーを有意義に使って収蔵ビデオを処理・エンコード三昧、そしてもう一つ、所蔵技術書の総デジタル化を敢行＆完遂しました。
　やり方はというと、要するに「本をバラして、スキャナーでスキャニング＆画像データ保存＋OCR処理」。　奇しくもこの↑やり方でぜんぜんダメだった言う人も居るが、このヒトはやり方が悪すぎるからそうなったのであって、下名なりの経験とノウハウに基づいたきちんとした（OCRの許容差に収まる）スキャンと処理手順によって、十分実用になることを確認した上で作業を開始すればそんなことにはならないのであるのことよ？（今はOCR技術がすげー進歩していることもあるが、何よりも、過去＆今も遂行中であるマンガのスキャン保存で積み重ねてきた経験がここに来て活かされてきているのだと思う）
　この、ここ数年間の作戦行動中・且つ最終フェーズに入った〝非デジタルデータ駆逐キャンペーン〟によって、部屋の荷物がどんどんとシュリンクされていく。　以前は「（部屋の荷物を）如何に収納するか？」を追求してきたので、今年に入って完全にモードチェンジした格好だ。この結果、部屋の荷物は減る一方である。整理魔の私としては、ちょっと感動モノである。しかしながら、情報量は減っていない、寧ろアクセス性が向上しているのだから良いことだらけである。　やっほー。
　そして、このキャンペーンの成果を言い換えると、「専門書や雑誌も含めて、（実質的に）全文検索可能なデータベースシステムがプライベートに構築された」のだ。　このデーターベースには機械工学事典・科学技術事典なども含まれているのですよ？これは理系なくとも燃えるシチュではないかね？
　ちなみに、OCRはかなり進歩したとはいえ完全ではないため、今回のシステムではデータの本体ではなく、検索用のメタデータの生成用として扱っていて、人間が閲覧するデータの本体は画像、ってのがポイントだったりする。　ホントのメタデータはコツコツ作るか、専用のAI的なアルゴリズムで生成？ともあれ、将来的にはもっと精度が向上するだろう。しかし、現在のOCRでもかなり十分な品質のメタデータを出力できていると判断している。　そして、膨大な画像のスマートは閲覧を可能とするPCストレージ・プロセッサパワーの能力に関しては、マンガの閲覧システムで検証済みである。　そして、デスクトップ検索の分野に各方面がツバを付け始め（Google Desktop、次期OSX、次期Windows、etc.）てますよね。今年はこういった実用的な技術要素が揃う、転換点となる年であったのだ。（多分）
　検索可能となったことによって過去の資料がより有効に活用できるようになった、これこそがデジタル化の意義であり、データの質が向上したと言ってよいだろう。まさにPCの正しい使い方の一つであると思う。
　だが、あれだけあった専門書諸々がキレーに無くなるというのは一抹の寂しさ、心細さを感じたりもする。　ああいった書籍類の汗牛充棟な様は、技術・機械工学に対する忠誠心の拠り所や象徴みたいなものだったわけだしね。　これは合理的でない、古い価値観かもしれないが、悪弊と言うほどでもないと思うし、忘れてはいけない感覚だとも思う。しかし〝モノより、データ〟の時代が来るであろうことも事実だろう。ここいらのバランス感覚が将来どのようになっていくのか、少々楽しみでもある。
　で、あと、保存したデータの著作権とか、グレーなんだろうな、という思いもある。　少なくともデータをヒトに渡すことは無いので、私的複製であることは間違いなく、普通の著作権云々のトラブルは心配無用だ。　しかし、オリジナルの書籍は既に資源ごみで破棄されていることからして、バックアップは多重且つ厳重に行っていて、私が使用しているPCにはデータがコピーされ、また携帯するフラッシュメモリにも入っている。「私的複製権って、回数制限あるのかいな？」って気にもなってくるよね。
　ともあれ、今年のかなりの時間と労力を駆使しただけあった、自分に有益なアウトプットを出すことができて、結構マンゾクじゃよ？（笑）　ふいー。

＜伝言ゲーム＞
　先日、他の部署の人間に、
「[Ti]（仮名）は自衛隊のレンジャー部隊出身なんだって？」
なんて言われた。
　ゼンゼン違いますょ。（笑）
　で、そんなことを言われた経緯を追跡してみた。
　結論を整理すると、こんな↓感じだ。
(1)（5年前、入社、職場での証言）
　　「ゴツイ奴がきたなぁ」
　　　↓
　　「自衛隊みたいな奴らしいね」
　　　↓
　　「[Ti]さん（仮名）は自衛隊出身なんですよね」　（これをこのまま、未だに誤解しているヒトが沢山いることが先日発覚）
(2)（半年前、自衛隊の友人経由の依頼で他の部署の見学を紹介）
　　「[Ti]（仮名）が知人の自衛隊をウチの見学に紹介したらしい」
　　　　　＋「その自衛隊はナントカっていう特別な部隊だった」
　　　↓
　　「[Ti]（仮名）は自衛隊のレンジャー部隊出身なんだって？」
　だから、ゼンゼン違いますってばぁ！

　ボチボチ師走です。駆け抜ける嵐。逃げる俺。大宇宙のうた。落ち着け俺。

041106
疲労

　どうにも眠れなかったりで、疲れが取れない日々が続く今日この頃。
　どれくらい疲れているかというと、夜、部屋に戻ってぶったおれて、
「ううう…、…そうだ、洗濯物干さないと…」
と、よたよた起き上がって、よたよた戻ってきたら、手にしているのが何故か掃除機だったりするくらいだ。
　NGワード：ボケ

＜新札は慣れないねぇ＞
　丸一年ぶりに、銀行から金を下ろしてきた。
　と言うのも、去年暮れに旅行費用を代理店へ振り込む際、口座振替だと高くつく銀行であったので電信振込みしようとして現金を下ろしたのだが、銀行統合だなんだのアオリで現金での振込みができず、仕方なく口座振替したために、下ろした現金がそのまま残ってしまっていたのだ。　それを使い切ったのが、丸一年が過ぎてしまった今月だったというワケだ。
　この状況は防犯的に少々物騒だったのかもしれないが、日に日にどんどんと目減りしていくリアルなお金が手元にあるというのは、無駄遣いを抑制して節制した生活をする為のいい刺激になっていたような気がする。
　数字の上だけの「予算」ではなくて、視覚的に見えるということによって変化する意識、みたいな影響があるのだなぁ、などと思ったデス。

＜HiFiでなくても＞
　最近のMP3プレーヤーは1Gだ5Gだ20Gだと景気良く容量増大中でありますが、私のは相変わらず64MBで潔いにも程がある状況とはいえ、まぁ、本気で結構十分だと思っているので、別に容量云々はどうでもよかったりする。実際、二週間程度の旅行であれば、これで十分だったしね。
　ただ、充電機能とかFMラジオとか録音できるのは、ちょっといいなぁ、とは、正直思う。そういったのは、旅行先などで利用することもあろうかと思う。　そして、サウンド機能に限らず、メディアの記録再生機能が増えれば、違うレベルでの利用形態になっていくんだろうなぁ、などと暢気に、その進歩を眺めている。
　ここでようやく本題。
　先日出張した際のこと。
　ホテルでのんびり（翌日の仕事を考えるとドキドキ）している際に、気分転換で音楽でも聴きたくなった。　そこで、MP3プレーヤから仕事用のモバイルパソコンへデータを転送して、これを再生してみた。その音は、はっきり言ってヘッドホンの方がずっといいようなお粗末なものであったのだが、フロにも入りたかったのでそのまま流しっぱなしにしておいた。
　そして、バスルームで聴いたその音は、なんだか古いラジオからの音みたくて、ちょっと風情があった。
　「こんなのもいいかもしれないなぁ」
　オチはない。

＜昼食時のバカ3人話＞
「『〝ガンダム〟の〝ダム〟って、ナニ』というネタがあるんだが、それに関連してだな、」
「突然だな」
「〝ボンカレー〟や〝ククレカレー〟の〝ボン〟とか〝ククレ〟ってなんだろうな」
「考えたことも無かったな」
「やっぱ、何かは兎も角として〝ボン〟とか〝ククレ〟が入っているんだろうな」
「だから〝ボン〟とか〝ククレ〟がナニかだ」
「いや、だから、〝クマカレー〟みたいな感じで入ってるんだよ、〝クマ〟みたいに」
「じゃぁ何だ、〝星の王子様カレー〟には〝星の王子様〟が入っているのかよ」（←注：商品名に誤りアリ）
「そうだよ、〝星の王子様〟みたいな感じで入ってるんだよ」
「飛行機が落ちそうでイヤだなぁ」
　…皆でボケ役。
　どの台詞が誰かは、言ってた本人も忘れた。
　オチは無いってば。

＜養殖モノだったのに＞
　最近のお気に入りは鮭。
　鮭の刺身はおいしいなぁ、としみじみ思う。
　勿論、今の時期は鰯や秋刀魚の刺身を生姜とネギで食すのもタマラン。
　だがしかし、鬼高級なマグロのトロよりもずっと美味しいんじゃないか？！と思わされて仕方が無いトロトロの鮭をワサビ醤油とホカホカごはんで食すのコトは幸せなんだってば。　安いしな。
　で、飽きもせずに、スーパーでさくのパックを買おうとしたところ、バター焼き用の切り身が半額になっていたので、「まぁ、皮や骨を取ればいっか！」などと言いつつ、こちらを購入。
　食す。
　ウマー。
　…いたたたっっっ！（当たった(笑)）

＜デジタル技術の脅威って奴ですな＞ M45 〝昴〟プレアデス星団
多分、φ130mm・f=750mm放物面鏡直焦点撮影
恐らくコニカラーGX3200 露出時間15分程度
撮影は1986年12月だったような？

M45 〝昴〟プレアデス星団
多分、φ130mm・f=750mm放物面鏡直焦点撮影
恐らくコニカラーGX3200 露出時間15分程度
撮影は1986年12月だったような？

　まずはこの写真→を観てくれ。
　私が太古の大昔に撮った天体写真なのだが、上がオリジナル（の画質調整後）で、下がスーパー画像処理によって飛躍的に画質向上がなされたものだ。　その効果がスゲーことが分かるであろうか？　分かるよね？？？
　こんなことをやってみたのは、今年の夏に行った「ビデオ総デジタル化」に於いて、デジタルフィルタのすさまじいノイズ除去能力にひどく感激させられた経験から、それを銀塩データ保管でも活用したい、という気にさせられていたからでして。
　デジタル化さえすれば、色調や発色の調整はお手の物である。　しかし、なにせ15年以上も前の高感度フィルムである、酷い粒状性とノイズは如何ともしがたいレベルであった。　それが、ウェーブレットによるノイズ処理を行うことで、ここまできめ細かな映像に生まれ変わる、そう、まさに生まれ変わってしまった、その想像以上の効果に驚いた！
　ちなみに、この処理はregistaxなどの専用画像処理ソフトを使ったワケではない。　AVIUTL（とそのプラグイン）を利用して簡便に処理してみたものだ。　シンプル（≒優れた）UIで設定が容易、処理も速いというメリットがAVIUTLにはあったし、何より柔軟性や手軽さがあるのがいい。（…更に今後のことを考えてみると、作業の自動化に便利かもしれないなどと思いついたが、まぁ、先のことか）
　近い将来は、動画記録にはH.264etc. 静止画記録にはJPEG2000などといったウェーブレット処理を含むものが一般化する筈であり、それに伴ってリアルタイムな記録・再生ハードにウェーブレットが実装されるとなると、コレ→のように、魔法のようなノイズレスな映像をごく普通に・リアルタイムで享受できる時代になるのかもしれないんですよね。　うん、スゲー時代だなぁ！　そう思わひん？
　あと個人的には、「最近は〝コンポジット〟と言えば動画のそれを思い浮かべる（そんでAfterEffectsに繋がる）のだが、思い返してみれば、〝天体写真をコンポジットして粒状性を改善する〟という使い方で覚えた単語だったなぁ」などと、すんげー懐かしいことを思い出したりした、というのは、また別の話。　うひー、なつかしー。(懐)
　あと、折りしもフィルムスキャナを買おうか、バックライト付フラットベッドスキャナで代替すべきかで悩んでいたところであったので、透過原稿を読めるフラットベッドスキャナを買ったのがいたのをこれ幸いと、試しに昔のポジフィルムを読ませてみて、こんな→方向に展開になったのですが、そのフラットベッドによるネガポジスキャンは、使いにくい＆手間がかかる＆時間もかかるはの三重苦であることこの上なく、やっぱり専用機がいいんだろうな、という結論に至ったです。　ただ、それだと、どうしてもオーバークオリティな品物しか無いらしいのが、ちょいとイヤなんだけどねー。
　てなわけで、いろいろと思案中。

＜贖罪の仕方＞
　先日、職場の資料室にあった『機械設計』誌を「往年の電話帳がすっかり薄くなったなぁー」などと、世相の移り変わりを感じつつめくっていたところ、主題のエッセイがあった。
　まぁ、時事ネタからくるものであったし、内容は少々天外であって、意表をつかれて面白くもあった。
　私が〝贖罪〟から連想するのは、その昔『天声人語』で読んだ海軍提督：吉見信一（のぶいち）海軍少将のエピソードからくるものであったので、それとは違った形の贖罪に、認識を新しくさせられた。
　少々話が逸れるが、前出の『天声人語』を読んだのは、下手したら昭和の頃のことであった。　当時の私は、家族が寝静まった深夜になると、当日の新聞を台所のテーブルで丹念に目を通すことを日課としていた。その日も黙々と面をめくり、最後に1面にあるその記事を読み、そのあまりの衝撃に紙面を涙でぐちゃぐちゃにしてしたことを覚えている。以来私は、「人間として最も尊敬できる人物」として彼の人を挙げることとなった。そして、その場でスクラップされた『天声人語』は、今もまだ大切にもっている。
　で、ここからが本題なのだが、前出のエッセイを読んでみて、尊敬する吉見信一氏についての情報を、WEBが発達した今こそぐぐってみてはどうか、と思いついた。きっといろいろな情報が出てくるに違いない、と想像した。　なにしろ、これまではスクラップ一枚しか情報を持たなかったのだ、嬉しいことになるに違いない、と。なぜ、今までやらなかったんだろう。
　…だがその結果はというと、心底驚いたことに「皆目情報が無い」に等しいものであった。海軍経歴紹介のページと、戦記モノの文庫本に提督時代のエピソードがあるらしい、という二点のみなのですから、愕然です。
　少々どころか、非常に残念・落胆したものの、少しでも氏の人となりが分かるのであればと、ひどく勇ましいタイトルの文庫本を注文してみた。
　文庫本が届いて最初に読んだのは、当然ながら最後のエピソードからである。『天声人語』では数行で語られていたマーシャル諸島での出来事が、戦記モノらしからぬ内容で延々と続いていて、最後は10ページ(全体の1/4)を割いて、終戦後の、正に私が知りたかった武人ではない氏の歩みが詳細に語られていた。さらにその結びの文は、私が後生大事に持ち続けてきた『天声人語』記事からの引用であった。
　勿論ながら、またしても涙と鼻水でぐちゃぐちゃにさせられた。(笑)
　17年間(←この文庫本のお陰で記事の日付がわかった)の月日によって私の中で聖人化されていた吉見氏が、真摯で誠実な人間であったことを、それがどんなに大切なことであるのかを改めて心に刻む、よい本であった。
　吉見氏への尊敬の質が少し変わり、またより強まったような気がする。
　そして、いろいろと考えさせられる。

＜いっちねーん＞
　水泳男に復帰して、早一年です。
　思い起こせば一年前、「ヤバイ、久しぶりの海外ツーリングなのに、体がなまりまくり」という危機感で、短期間に無理なく調子を戻すために通い始めたプールでしたが、季節が一巡すると感慨深いものがある。
　ところが、ここのところ仕事だ、出張だ、雨だとかでご無沙汰していたところ、健康診断で体重が2.5kgも減っている！ことが判明して「あちゃー、完っ全に運動不足だー」と反省、キモチも新たにして二年目に突入です。
　で、今日も今日とて相変わらずなちゃぷちゃぷ延々泳ぎで距離をこなしていると、どーにもプールサイドに怪しいやつがいるのが気になるのだ。
　そやつは全然泳がず、スイムキャップも着けず、水着も髪も乾いていて、プールサイドのベンチに腰掛たまま、ずーっと視線を一方向に向けている。
　その視線の先には、シンクロ教室。
　要するに、水着の小学生女子児童30人ほど。
　「…………」
　あーゆーの、はじめてみたー。
　なんつーか、思ってたよりもかなり目立つモンだねぇ、不審者って。
　チューイせよ！＞？

　うわっ、年末が見えてきたっ！　一年って短いょ…。orz

040912
どうやらボチボチ鬱な周期に突入している予感

　機嫌が悪く、短気になります。
　キケン。

＜秋蝉の鳴く頃に＞
　横浜に来てからもう5年が経つが、秋になるといつも不思議に思っていたことがある。
　「なんで、松虫・鈴虫が木の上で鳴いているんだ？」
　私の出身の静岡では地べたで鳴いてたハズだし、以前住んでいた広島でも同様だ。
　ところが、ここの松虫・鈴虫は（勿論地べたでも鳴いているが、同時に）2m～4mの立ち木の枝先でリンリンやってる。　下手すると5m以上の高さで鳴いていて、立体交差の道路でそれを聴いたりもする。
　うーん、これって、なんらかの環境適応なのか、それともこれまで私が（先入観に縛られて）気付かなかっただけなのか？

＜オレオレ＞
　近年流行なオレオレ詐欺が、遂にウチの実家（静岡）に来たそーだ。
　「沼津署の○○です。お宅のお子さん（弟）が事故を起して、妊婦が怪我をした。動転して電話に出れない。相手は今なら200万円の示談金で済ますと言っている。今すぐ入金して欲しいので、指定する銀行に行ってくれ。口座番号は銀行に着いたら連絡する」と、バックに泣き声のSE付。
　…まんま、報道の通りの内容で工夫が無いので、これに引っかかるヤツは流石に迂闊すぎるだろーね。　ま、100件に1件引っかかればボロ儲けなんだろうし、このレベルでもいいのかもね。
　でも、実家の家族構成を把握して電話を掛けてきたのだから、気持ち悪い話だ。　つーか、ウチの親もカモ老人扱いされる歳になったということなんだよなぁ、これって。（ため息）
　ちなみに、弟は既に家を出て横浜に居るそう（詳細は知らん）なので、連中の使った名簿はちょいと古かったんでしょうな。（オチ）

＜！＞
　某氏から今年のSIGGRAPHのお土産にKydaraのTシャツを貰った。
　コレクターズアイテムになった。(T_T)
　…ホントにアップルがAriasごと買う気なのかなぁ？

＜基本・初心＞
　ただいま、以前の仕事関係で使ってた手持ち技術資料などを絶賛整理中。
　先日気付いたのは、これらの資料では「技術計算のインプットとアウトプットが工学単位系」でありながら、「途中の計算にはSI単位系を使っている」ことに気付いた。
　度量衡が法律（と国際条約と）によりSIへ切り替わって久しいが、現場ではまだまだ工学単位が重要なのだ。（そういう時期の資料でもあった）
　ただ、思うに、「数字に対する実感・感覚」、そして「過去との比較」、「経験や勘の拠り所」として、工学単位系（とそれによる数値）は、ワークフローの中でかなり重要な意味を持っているのではないか。
　逆に、設計現場から離れた今は、なんの疑問も無くSI単位系でを平気使っている自分に、ちょっと疑問を感じた。
　同様に、（「アカデミックな香りがするから」などという意識が働いて？）補助単位もふんだんに使っているが、もしかしたらべき乗表示のほうが直感的なのではないか？などという疑問も湧いた。
　「数値計算とはリアルのモデル化」いう意味を本当に理解して・感覚として正しく使っているのか？　ただの数字遊びになってはいないか？　などと、考えさせられた。
　見直さねば。

＜官能比較＝得体の知れない世界＞
　先月audio-technica ATH-W1000を買った旨を書いたが、折角なので会社にあった同じ価格帯の製品であるSENNHEISER HD600と聴き比べしてみた。
　結論としては、手前贔屓やHD600がロクにエージングされてないことを差し引いても、ATH-W1000の方が実にステキに感じた。
　…正直に言うと「完っ全に(ATH-W1000の)勝ちだ」と思った。
　開放型のHD600の自然で面白い音像定位とか、伸びのある高音とか、軽さとかは驚いたし、間違いなく素晴らしい。　そして、（密閉型のATH-W1000と同じ設定で繋ぐと３～5dBは音量が少ないと感じるので）ボリュームを上げるに従ってシャキシャキと気持ちのよい解像感の音がじゃーじゃーあふれ出るよ！というイメージで、これはなんとも新感覚であった。感心の連続である。
　だが、この時点で、どーにも低音がぼんやりしてきて、そのアオリで高音の細かいトコが埋もれてしまうような感じがするのだ。　ヲヤ？　…うーむ、これはきっと、私のてきとーCDプレイヤーとかテキトーUSBオーデオがこのユニットを鳴らしきれる出力を持っていないからなんじゃないか？
　これに対して、その適当オーデオでもきちっと固く締まった低音を鳴らし、全ての音域の音が脳に注入されるような心地よさや没入感を与えてくれ、それでいて下品にならないATH-W1000はステキすぎだと、思えた。
　一言て表現すると、「キモチ良すぎるんじゃー。」
　二言目を許して貰えるなら「トリップできるんじゃー。」
　まぁ、これ↑は使用したオーデオの質ばかりでなく、聴いたのがポピュラーやロック系統の楽曲ゆえなんだとは思う。　これがクラシックな管弦楽を一歩引いた場所からリスニングするようなイメージで聴くとかだと、開放感や伸びのあるHD600が向いているんだろうな。（推測）
　でも、私はオーデオのハードに凝る趣味が無いので、今の構成のバランスがいいんだろう、と自己納得だ。
　つーか、自己暗示？（笑）
　ちなみに、この聴き比べには『XenosagaII』のサントラを使用。　ドラムパートに被さる大編成のストリングスとコーラスが広いダイナミックレンジで旋律美を奏で、哀愁と希望をヴォーカルが歌い上げる、なんつーかスキが無いアルバム。　今年一番のオキニ。

＜ダイヤモンド＞
　「怒られ過ぎてわけわかんなくなってる」(c)サイバラのコメントが懐かしい旧動燃ですが、最近なら自工になるんでしょうね。
　最近ではこれが飛び火して、（先般の原発事故などでは）三菱重に原因を感じさせる報道とかされて、いろいろと浅はかは連中が多いと、嘆かざる得ない状況だ。
　私は水島関係のお仕事をする連中と仕事をしたことがあったが、連中は実にまっとうで、勤勉で、正しいことを行っていて、尊敬に値したし、こちらも恐縮だった。
　どんなに甘く見積もっても、内容に対する理解もなく安易に叩く・批判することをエンターテイメント化するマスコミ（ここにはNHKも含まれる）や、それを根拠に貶めることによって優越感を感じている浅慮な連中よりか、ずっとずっとまっとうで優れた人間であることは間違いない。
　勿論、省みて正すこと、責任を取るべきことなどなど、いろいろあろうので、今後も頑張って欲しい。

＜冷頭＞
　近頃、日本の〝民度〟とやらが下がって、短絡的な価値評価が横行しているような気がする。
　背景や状況を見ずに、キーワードのみで物事を認識する人間ばかりが増えていないか？　例えるなら「森を見て木を見ない」ような即物的判断がまかり通っているようなフシがある。
　「金メダルに価値がある」のではなく「金メダルを得た人間に価値がある」のだ。
　「三菱が悪い」のではなく「三菱で悪いことをした人間が悪」なのだ。
　「テロは悪い」なのではなく、「テロを行う人間が悪」なのだ。
　「南北朝鮮や中共が悪」なのではなく、「南北朝鮮や中共で悪いことを行っている人間が悪」なのだ。
　「戦争は悪いこと」なのではなく、「戦争を行う人間が悪」なのだ。
　「平和が大切」なのではなく「平和をなす人間が大切」なのだ。
　一つの単語やキーワードのみで物事を語れるものではないことは自明のことだ。　単語のみでアレルギーやヒステリーを起すような人間やその集団は〝民度が低い〟の定義に沿うものであろう。
　つまるところ「自分の考えを、自分の言葉で表現する」ことが出来ない人間が増えたところから、このような状況に至っているのではないかという気がする。　物事を単純なパターンマッチングや周囲の流れのみによって浅くしか捉えることができない人間ばかりが増えているように見える。
　状況や背景・因果関係のその影響範囲に対する認識を誤ることは自らの路も見誤ることに繋がるので、我々は慎重に判断を行わなくてはいけない。
　更に言うのなら、現状は知能としての個が没し（且つ快楽の方向のみに個を発揮し）ていることに他ならず、これらが集団を形成することでより悪化した病状を呈しているのではないか。　例えば「社会保険庁・道路公団及びその周辺組織は悪」は良例の一部であろうし、もっとミクロな組織・集団でも大同小異、また（他の国内組織に留まらず）南北朝鮮・中共の政治組織なども同様の禍々しさを露呈しつつあるのは明白だろう。　このように〝民度〟の低い人間がつるんで発生する弊害の深刻さは言うまでもない。
　組織・社会・集団としての悪（いわゆる〝ガン〟など）に対しては、決して善として認識できる日は来ないに違いないものとして、向きわねばならない。　悪例として挙げた上記組織や民衆の様を、我々は謙虚な心をもって他山の石としなくてはならない。

＜立ち止まってみる＞
　4年ほど前に作ったムービーを観返していて、あるシーンで、思考が凍った。
　そこは、近所の小学校の校内を映像素材として撮ったシーンだった。　その映像素材は、ある土曜日の放課後に、閉門直前の小学校へノーアポで職員室へ上がり込み、宿直の先生に「校舎内を撮影させてもらえませんか」とお願いして撮ったものだった。　客観的に考えれば無謀な振る舞いであったが、当時は熱意と誠意（？）とか迫力とかいろいろなもので押し切ったのだろう。
　で、思考が凍った。↓
　「…今の自分が同じことをしたとして、果たして信用されることができるだろうか？」
　この数年で世の中は物騒になったので、今同じことをすれば間違いなく「即！通！報！」モノであろう。
　しかし、仮に今の私が4年前に戻って同じことをトライしたとしたらどうだろう。　どうにも自信が無い。　というか、ダメだろ、完全に。
　「信用に足る人間であるか否か、人格の良し悪しに加えて価値その他諸々は、まずは外見と言動に表れる」のが持論であり、そうなると、何もかもが足りなさそうな今の自分は一体どんな風体なんだろう、撮影どころじゃないんじゃないか、と気付いて、自分に呆れてみたわけだ。
　すると、人を動かすに足る状態に至るまでに、何をしなければならんのだろうか。
　そして、正しい思考を取り戻し、心を穏やかに研ぎ澄ますのには、何をしなければならんのだろうか。

　そんな風に、久々に正気に返ってみた秋の夜長。

040822
残暑見舞い申し上げます

　子供の頃は9月に入っても「まだまだ夏！」と思っていたものだが、この歳になると盆過ぎには既に秋の気配を感じるようになりますなぁ。
　今年もまだエアコンの電源を入れていないのだが、この調子なら、このまま夏を越せそうだ。
　ゆっくり、季節が変わっていくのを感じる、今年の夏はは夏らしい、いい夏だ。

＜暴れるとでも？＞
　前回、〝痔〟になって医者にかかった話を書いたが、あのあとでもう一回通院した。　私は完治までちゃんと通院する良い患者なのである。
　しかし、そこに待ち構えていたのは、看護婦（看護士）さん二人コースです！
　前回の小柄な娘に加えて、毛先が茶髪なショートをひっつめた娘が二人がかりで、診察ベッドに横たわる私の下半身（の後ろ）に襲いかかる！！（マジ）
　流石に流石に気後れして、少々浅めに下ろしていたパンツを、グイっと下ろされちゃうのだ！（後ろから）
　その荒々しい四本の手で私のケツの孔はグイグイと拡げられ、そこに医師先生の5本目の手が添えられ、6本目の手がっ！！！！
　痛い、痛い、痛い！！
　…既に痛みが無くなっていた患部が、その日は夕方までヒリヒリしたよ＋異物感。
　いやー…、なんつーか、大概カルチャーショックなんだが、まー、美人さんだからよかったけどさー。（←そういう問題ではない）
　誰かボクに優しくしてよー。

＜その後＞
　私のDUAL CPU歴も既に6年目となり、黙々と働いてくれた二台のマシンがこの部屋からは去っていった。
　だが、実は彼らは別の場所でいまだに動いているのだ。
　初代DUALマシンの〝ALEX〟（Celeron466MHz×2）は会社のローカルサーバーマシンとして。
　そして、二代目DUALマシンの〝No.7〟（PentiumIII1GHz×2）は、同僚の父親の定年退職後の余生を彩る趣味マシンとして。　写真が趣味のお人なので、その方面で安定して動作するこのマシンは相性が良いらしく、喜ばれておりました。
　よかった、よかった。（ホロリ）
　こういった点から言うと、ノートパソコンはリタイヤ後の潰しが利かないので勿体無いなぁ、と思っていたのだが、これを使うことで有効活用ができるかもしれないなぁ、と画策してみたりもしたが、もう少し2.5inchHDDの容量が増えさえすれば（＋NASとの連動で）AVセンターとしての余命という選択肢もありそうですよな。
　さて、これからはどうなるかな？

＜聴覚出力＞
　会社に〝実験用〟として置いてあったSENNHEISER HD600 を聴いて、「うをををっっっ！！スゲーー！！」と思ったのがきっかけで、音楽鑑賞・ビデオ編集作業用モニタヘッドホンとして営々8年も使ってきたaudio-technica ATH-A7の代替を所望してみた。
　そこで「別にHD650を買ってもいいのだが、ここまで今までと音が違うのもどーよ」という気がしなくもないのと、「デザイン、カッコ悪りぃ」、そして「モニター用としては開放型てのはどーよ？」、という点で思案した末、結局はA7系統で進化したものを探そう、という結論に。
　すると、audio-technica ATH-A700かaudio-technica ATH-A900辺りが順当かなー、って思ったのだが、その脇に並ぶaudio-technica ATH-W1000に惚れしてしまいました。一目ぼれ。
　昔からこの手のヤツがあるのは認識していましたが、「まぁ、自分には縁がない製品だなぁ」と思っていたのに、何故かこの瞬間に「自分が買う可能性があるもの」として認識してしまったのです。　ヤバイ。
　そもそも私は「ハイエンドな品物は買わない、買うのは2番目から主義」を旨としているので、この衝動との間で葛藤が発生してしまいます。　おおおぉ、アイデンティティのピンチです。
　しかしながら、カタログページをよーく見てみると、更なる上位機種(限定生産品)があるではありませんか！　「よし、これ(W1000)はトップモデルではない」というのは納得の理論です。（欺瞞？）　アイデンティティの危機はヒラリと見事に回避です。　よし！
　木製ハウジングのヘッドホン、買ってきた

で、速やかに（一番安く買えるらしい）中野ブローウェイのフジヤAVICで購入。　ちなみに、SENNHEISER HD650がW1000より安価に並んでいて、すっげー心をかき乱された(笑)
　…（早速、聴いてる）…
　〝エージング〟だなんだというよーなピュアなオーデオの作法やら味わい方は知ったこっちゃないし、USBオーデオデバイスとかMIDI音源とかの適当オーデオで聴くよーな私（まともなアンプなんて使わない）をして、「うをっ、スゲー解像度！」というのは直ぐに感じましたし、ピアノの音とかがキレイに聞こえました。「スゲー音」じゃぁないけど、「スゲー素直」って感じ。それと、A7での低音がこもったような感じが密閉型の特徴だと思っていたのに、えっらいヌケのいい低音にびっくり。「あぁ、これが〝フラットな特性〟ということか」を実感しました。　すっげー素直に聞こえるのに、しっかり聞こえる、そしてラクに聴ける。　そして物理的なフィット感は感動的ですらある。(特筆すべきは、メガネをかけてヘッドホンを装着しての長時間使用でも耳がまったく痛くならない！これは驚きだ！)　これなら、観賞用兼長時間のモニター作業という私の使い方にズバリ適合するなぁ、と、ホクホク。
　…つーか、今まで聞こえていなかった音（楽器の音だけでなく、楽器の共振音とか、演者の布擦れ音とかも！）が聞こえてきて生っぽさUpで、「手前のUSBオーデオ、こんなにちゃんとした音を出してたんだー！」とか、聴くたびにびっくりし通しですよ。
　但し、端子もオサレな木製なのはいいのだが、ミニジャックなので、USBオーディオなどに繋ぐには、こんな↓ことになるのが、かっこ悪いんだか、いいんだか。
φ3ミニジャック変換アダプタが必要。
ライフル弾みてぇ

　さーて、使い倒して、使い潰そう！

＜パーソナル・デジタル・アーカイブ計画＞
　手持ちのアナログ映像データのデジタル化が、この度完全完了。
　実施期間正味3ヶ月のオンスケジュール作業でした。
　総データ量は、しめて300時間分：250GB。（MPEG2＋WMVでの値）これなら余裕でHDD一台に収まる。　参考までに、これを処理する際にキャプチャした容量は4TB（DV形式での値）であり、可逆形式の中間ファイルの容量は12TBに達した。この3ヶ月は、730GBのHDDと4CPUを順繰りに酷使して、このデジタル化（キャプチャ＋エンコード）を行ったワケである。「もう、そんな時代なんだなぁ」と、実に感慨深い。　その意味でも、今回のコレは重要なマイルストンである。そして、今は途方も無く巨大だと感じる12TBを超えるデータ量を日々軽やかに超えるような日が来るのだろうかと思うと、更に感無量である。
　このデジタル化を通して、静止画の集合とすることによって画質の違いが見えてくることが面白かった。お陰で、オンエア中の映像でも映像障害が見えるようになりまっした。（笑）…まぁ、そのことが作品の中身そのものに対する差異になったりはしないんですけどね。ただ単にムダ（2011年以降は役立たなくなる筈だし？）な視点が増えただけとも言うし。
　逆に、映像を構成する〝音〟に対しては鈍感なままだなぁ、ということにも気付いたりした。　勿論、上記したヘッドホンの例でもわかるように、デジタル化で随分と感性に繋がる〝発見〟があり、価値も向上したりする。　しかしそれでも直ぐにリセットがかかって、鈍感になる。　このことは人間の認知特性上の都合なんだろうな、と思う。
　ちなみに、手持ち音楽データに関しては、完全デジタル化して既に数年。　世の中でも、デジタル以外での音運用なんて考えられない時代じゃないかと。（奇特な人は除く）
　一方で、取り込みの自動化が困難な静止画データのデジタル化は遅々と進まずして、現在のところは約24GB、500冊といったところ。
　さて、次は過去20年分のネガをデジタル化かなぁ、と画策中。　ただ、フィルムスキャナはデカイ上に別用途への潰しがきかない専用機なので、少し躊躇もする。
　とりあえずは、この3ヶ月間は完全に塞がっていたPCの有益な使い方を考えないと…。（課題）

＜再マスタリング？＞
　上記（パーソナル・デジタル・アーカイブ）つながりから、昔に作ったムービーを現在のレベルでの高画質で保存しなおしておこうと思い立ち、昔のプロジェクトファイルをAEに読み込んで再レンダリングしてみた。
　かつて数時間～数十時間かかったレンダリングが、概ね3から10分の１の時間で仕上がるのに時代の流れを感じ、そして、非圧縮で出力される画像とMPEGで残されていたデータとを比較して、新たな発見があったりした。　そしてこれをWMV9で保存して、作業完了。→非圧縮データと画質の区別つきませぇん。（また感慨）
　ただ納得いかないのは、AE4.1時代のプロジェクトファイルを読み込んだ際に、「フィルタが無い」と文句を言われることがあったのだ。　PS波形とかPSジグザグとかの超標準フィルタなのに？！
　AE6.5って上位互換じゃないの？！

　さて、次は何をするかな…。

040725
連日35℃な日々

　まだ部屋のクーラーの電源を入れてませんよ！
　なのに、DualAthlonMP2800+マシンが全力でエンコしてますよ！
　室外機が室内にあるような灼熱地獄DAZE！！（バカ）

＜新世界＞
　歳をとるにつれて、こう、体のあちこちがポンコツ化してきて、痛かったり辛かったり仕事に支障が出たりといろいろあるのだが、先日はまた一つ、新たなステップを踏んでしまった。
　〝痔〟だ。
　ある朝、目が覚める前の夢現で「ケツの孔を締めると痛いなぁ」と思っていたのだが、それが起床後も治まらないことに漠然とした不安を感じ、シャワーを浴びながら触ってみて愕然！なんかすげー腫れてる！
　普段の生活のなかでは、自分のケツなぞ触ることも見ることもないので、過去にこんなことがあったのかは知らんのだが、それにしたって異常とも思える腫れの大きさと痛さに恐怖した。　更に（運悪く）世間は連休で、病院も休みで（これが〝痔〟だろうということは想像がつくのだが）詳細な知識があるわけでもなし、最初はかなりびびった。
　しかしそこはgoogle先生に訊いて、半日もする頃には自分の状態を概ね把握できた。
　自分のコレは〝外痔核〟と呼ばれるもので、症状的には単なる〝血豆〟であって、放置すれば2～3週間で消えるモノでした。　但し、5日程度は痛いので、〝血豆〟よろしく〝つぶす〟治療法もアリ、というらしい。　少なくとも入院手術は不要であることで、少し安堵。
　とは言っても、立ち上がるときは痛いし、仕事中も痛いので、せつなさは蓄積され続けるんだけどね。
　「ほっとけばいい」と判明したとはいえ、近所に立派で新しい肛門科医院があったので、これもいい機会だろうということにして、（もう既に痛みも治まりかけていたけど）連休終了後に肛門科で診察を受けることにした。　ちなみに、〝病院〟と名のつくところへ出掛けるのは、かれこれ3年ぶりだ。
　既に10人程がいる待合室で30分ほど待って、3つある診察室の一つに入ると、うわっ。小柄で美人（ちょっと化粧が濃いかな？）の看護婦さんが笑顔で迎えてくれて、SHOCKその１だ。
　で、いろいろと細かい指示（要するに「下を脱いで横になってください」）の途中で、「大きいですねー」とのコメントが。　「…まぁ、身長のことを言っているのだろうが、この状況下でそのコメントはヤバすぎる。『もっと大きくなりますよ』なんて冗談を言ったらセクハラになるかな？いやいや、『ケツの孔は小さいんですけどね、今は』なんてのはどうだろう」などとオヤジ思考な心の中で葛藤（？）するも、ケツは丸出し。
　その後、（医師が隣の診察室で足止めされて）私はケツ丸出しで20分近くの放置プレイ。　その間何度か、「こんな格好ですみません、もうすぐ来ますんで」と看護婦が笑顔で膝をポンポンと。　…いーから、あなた来ないでください、中途半端な放置プレイむしろ傷つきます。（涙涙）
　そして医師登場。診療結果は予習で推測した通り、治療方針も「放置」で決定。
　しかし、その診療はケツの孔を開く！開く！開く！！　そして遂には、看護婦さんにケツの孔を開かれて、医師先生がなんか突っ込んでる！先生、痛い！痛い！
　頭の中では「力を抜かないと余計痛いよ」などとエロゲな台詞が横切るものの、ムリです、絶対ムリムリ中のムリ！！断続的に与えられる予想外の外力に抗するべく、最大筋力で締め付けてますよ、勝手に。　痛い！痛いってば！
　…で、待合室に戻っても座れませんでした。（オレは泣いていい…）
　こうして、大人への階段をまた一つ。（大SHOCKだ）

無事に完治(なおり)ました

＜この↑予備調査でみつけた＞
　こことここが面白かった。　これを読んでいたら、なんか、診療受けようという勇気が出た。（笑）

　ちなみに、同僚に「痔になっちゃってさー」と話をしたら、「オレも昔、手術した」とかいう人がチラホラ。　みんな悩んでるんだなぁ、と知った。　どうにも滑稽なイメージを伴う痔だが、罹患して初めてその「ぢはつらい」気持ちがわかったですよ。　つーか、4日でもう十分です、ハイ。
　ともあれ、生活習慣を改善せねば！

＜駆逐完了！＞
　遂に部屋内のアナログビデオメディア（VHSテープ、Hi8テープ）を一掃できましたー。
　スッキリ、晴れ晴れ！　これでビデオデッキ捨てちゃうぞー！！
　ワークフローは、キャプチャ（食事・入浴中）→編集（就寝前の30分程度）→中間ファイル生成（ノイズリダクション、トリミング、リサイズなどを処理。就業中）→エンコード（自動運転）→DVD-R保存（焼き用PCに蓄積、食事・入力中に処理）、という至極単純な普通のヤツ。　それゆえ、バッチ処理で効率化が図りやすく、段取り段階で結果の出来と作業の9割を決まるという特質がある。
　フィルタやパラメータの選定とか作業の段取りとかは徐々に改善してきたので、最初と最後では作業効率も出来も凄い差が出ていて、「また、ムダなスキルを身につけたなぁ」と、我ながら苦笑い。
　以下、備忘録。
・AVIUTLはDualプロセッサのマシンだと１CPUが余ってしまうので、バッチ処理する際には予めエンコードの側もバッチ処理を仕掛けておいて、キャプチャデータから随時エンコード結果を得るような処理をすると、HDDのコンフリクトを含めてもトータルとして効率的な処理が可能だった。但しドライブ容量の関係で、不要となった中間ファイルを手動で削除する必要がある場合もある。（連続稼動が20時間を超える場合などに限る）　ともあれ、2CPU・5HDDのマシンならではの体力で、この処理を安定して悠然とこなしてくれました。SUGEEEEEぜ！
・まぁ、ウチのマシンはHDDが5台あるので、AVIUTLを二つ立ち上げて、それぞれにソースと出力用として二台ずつのHDDを割り当てて同時処理、というのも、トータルではきっちり倍速出るし！大有りでした。ありがたやー。・シングルプロセッサマシンには、AVIUTLとエンコードの同時起動な仕掛けを置いて、且つAVIUTLの実行プライオリティを上げておいてAVIUTLの処理がCPUパワーを独占させ、そのバッチ処理が完了すると、次はエンコードのバッチ処理が自動的に開始されるようになることから、即ち長期間の自動処理をスクリプト無しで実行できることを発見。なんか便利。
・古いVHSテープはトラッキングが合わなかったりしてヒヤヒヤ。特に三倍速録画のものは画面全体にランダムなノイズが乗り、ノイズ除去してもエッジ部には残ってしまうので、結果として輪郭は微妙にぶるぶるとした画像に。
・10年位前にHi8へ移行したが、そのテープも妙にきついノイズが乗っていて、やっべー…なんて困っているウチにイヤな音が…。テープを噛み込みやがった。(T_T)　情けない気分で、噛みこんだテープをずるずると引きずり出し、このままでは流石にヤバかろうと、ヘッドクリーニングを念入りにしたところ、以降の再生からすっかりノイズが消えた。(ヲヤ？) 激！使用頻度の低い（←半端ではない！）ビデオデッキだからと高をくくっていたのが、Hi8は汚れやすい（汚れの影響が出やすい）のかな？
　で、なんつーか、今の（そこそこ肥えてきた）目で見ると、Hi8の映像はノイズ感がやや少ないけどエッジが甘い・眠いという印象を受けますねぇ。で、それをキャプチャして、ノイズ除去して、エンコードしたら…うわぁ…、VHSのそれ比で1/3にまで圧縮されてしまって、びびった。具体的には、25分番組が100MB以下になるということだ。即ち、DVD一枚に43本：18時間もの映像を詰め込むことができるということで…。　うひー。
　VHS映像ソースだと、一生懸命ノイズをエンコードしていたんだということですな。
・エアチェックをDV録画したものの処理に入ったのだが、ここでようやくインターレスの解除のアラやらドッド妨害やらの画像障害が問題になるということが、ようやく分かってきた。　つーか、これまでのVHSやHi8ベースの画像ではまったく問題にならんかった（それらを遥かに上回るノイズと実質解像度によって、埋もれていた）問題に対処しなければならんとな。つーか、放送局や更には同じ番組内でも障害の状態が変化するというのは、こりゃ、面倒だなぁ。やれやれだぜ。・アナログビデオは駆逐されたが、テープメディアとしては（LDメディアの退避用として）DVテープが未だ１０数本残っており、これからはこれらを徐々に処理していく予定。ただ、劣化による差し迫った時限があったアナログテープと違って、DVは未だ時間的余裕もあるので、作業はそれほど急がないし、またキャプチャ後も必ずしも破棄する必要は無いかもしれない。　優先度の高さではなく、内容の「どうでもいいもの」順に作業を進めるべきか？思案しながらのんびり進めることとしよう。
　こうして、『オレ部屋内総デジタル化計画』も、いよいよ紙メディアの1/2を残すのみとなりました！　コツコツがんばるぞー。

＜人生劇場＞
　最近、その筋の人の間で現実味を帯びて語られてはじめた概念に「人間が観る生涯の映像を全て記録」がある。
　私も上記のように大量の映像を次々と処理し、処理用のハードディスクは1TBの大台に達し、またバイク用にヘッドマウントカメラで旅行の行程を記録していくような経験を積んでいく中で、上記概念に真実味を感じるようになってきた。
　単純に考えると、人生80年分の視界映像は（NTSCレベルで記録するのであれば）1000TB=1ペタバイト程度に収まる計算になる。　これに後方視界や周囲環境をメタデータとして埋め込むとしても、10PBを超えることは無いだろう。この量のデータを一般民生品で取り扱うようになるのは、（ストレージの進歩が過去の延長上にあるとするなら）15年程度先になるのであろうか。それはもしかしたら（単一のストレージではなく）ny的なネットワーク上の分散ストレージだったり、無線で接続されるようなものなのかもしれない。　どのみち、「人生記録」は既に視野に入っているようだ。　人間の習性の一つ「記録欲」「保存欲」を究極に満たすシステムの構築が目の前に迫っているのだ。
　その先にあるのは、その共有になるなのだろうか？　そうなると既存の社会問題の解決とか、新しい問題の発生とか、いろいろなことが起きそうだ。　新しい世界が近づいているのだなぁ、と心躍るよ。
　…などと考え中。

＜夏場の屋内プールは外より涼しい＞
　水泳男＠プールに復帰して早くも10ヶ月な私だが、最近は…
「オレって、こんなに泳ぐの下手だったっけ？」
…などと、軽く失望してたりもする。
　兎に角、500mが過ぎる頃にはどーにも腕が疲れる・前に進まん・フォームがガタガタになり、1200mを過ぎる頃にはまるで初心者のよーな状態に。　まぁ、健康維持が目的の水泳なので、ゆっくり・長距離を泳ぐようにしているのだが、この惨状には閉口していた。　歳か？歳なのか？！と。
　で、ここ半年は悩みつつもジャブジャブしていたのだけど、先日は泳ぎならが自分の様子を見直してみた。
　…すると、何のことはない、「ゆっくり泳ぐ」に集中しすぎていたせいもあるだろうが、一周期が伸びたのと合わせる形でブレスのストロークが伸びていて、その姿勢を支える右手に負担がかかっているは抵抗になっているわであることが判明。同時に上半身がブレるとかの副作用も生じているようだった。　即座に「ブレスは短く」の原則通りにちゃっちゃと戻すようにしたら、すんげーラクになったし、ペースも向上したー。（嬉）
　こーゆーブレイクスルー（？）ってのは若い頃は結構あったものが、（退歩したものからの復帰とはいえ）この歳になって味わうことができるというのが、ちょと嬉しかったナリ。

　結論：エンコは冬にやるべきである。（後悔）

040611
コツコツと

＜ネロたん麺＞
　愚民のヒラメキによるメニューの独自開発（適当料理とも言う）は往々にして失敗に終わるというのは世の常であり、かく言う私も過去においては数知れぬというか得体の知れぬ元食材を我輩胃袋へと合法投棄処理してきたものであるが、そこで得られた経験値は対食物耐久値という形でしか発揮されてこなかったのが誠に残念であるものの、現在の過剰に清潔な日本においてはこの〝試練〟とも言える消化管のトレーニングが私の身体を人間として健康たらしめているのかもしれないと思いつつ、実は現代人として寿命を縮めている可能性も否定できないのである。
　…という、前口上はさておき、ヒラメキによる思いつき創作メニュー開発が成功した先日の稀有なる経験に俺様備忘録を残しておくアルよ。
　「塩味のインスタントラーメンに、激辛スナック菓子『暴君ハバネロ』を入れるとウマイ」という「レシピ＝名称」なレベルのスーパー単純調理。
　更に抽象的且つ具体的には、茹で上がりちょっと前に、半袋ぐらいのハバネロを投入、ふやけてからスープとよく絡めて、あとは大量のモヤシ＆刻みネギとゆで卵でトッピングすれば、（身体に悪そうだけど）適度に辛ウマイラーメンの出来上がり～。
　ウマー。(TωT)ズズズ

＜紫外線、ではない＞
　恥かしい話ではあるのだが、3Dをいじりだして3年以上になってようやっとUVマッピングを触るようになった。
　逆に言えば、テクスチャ編集の知識なしでもそこそこやってきたワケで、最初にラクできるソフトを選んでいたことはラッキーだったなぁ、とか思ったりも。
　とは言え、そんな中でもメッシュデータの互換性についてはそこそこ苦労しながらノウハウを持つに至ってきたとは思っていたのだが、このUVという奴も基本的な要件のクセに負けず劣らずというかむちゃくちゃ試行錯誤が必要やんね、と今更のように苦労している。　むしろ、3Dソフトのシステム操作の中身に関わってくるからタチが悪いなぁ、などと思った。
　つーか、UV付メタセコデータの3ds maxへのインポートなんて、とっくの昔に透過的にできるんだろうなどと甘く考えていたけど、こんなレベルで引っ掛かってていいんかいな、と我ながら呆れる感じだ。うーん、我ながら苦手だと思って避けていたのは確かだが、ここまでレベルが低かったとはね。反省。
　まぁ、5年目に入ったDTVの方もいろいろと見直しを入れて多少視野が広がった時期でもあるので、3Dについても〝ブレイクスルー〟とまでは行かないまでも多少は地力を蓄える時期に入ったかな、と思える。
　それにこの先UVはテクスチャのみならず、いろいろと応用の利く重要項目になりそうだしね。
　「小さなことからコツコツと！」byきよし師匠（←誤用？）

＜販売開始の一週間以上前に＞
　AfterEffectsの6.5が届いたー。
　早速インストール。
　…インストーラーが微妙じゃね。　システムドライブへ強制的にインストールされるファイルが多いし、システムドライブ以外にインストールするのがやりにくいつくりになっている。　昔のシリアルナンバーをいちいち訊いてくるのも、めどい。　あと、フォルダ構造がVer.4.0以来初めて変わってしまった。
　ちなみ、以前から興味があったAE用のプラグインを二つほど見繕って、一緒にインストール。　使用頻度を考えたらちょっと贅沢な気もしたけど、まぁ、年明けから半年ほど節制してたので、ちょこっと散財してもよかろーと。
　が、AEのフォルダ構造が変わっていたアオリで、付属のインストーラだとインストールができないものがあった。手動で手直しすればOKとはいえ、困ったもんだね。
　さて、AE6.5はというと、本体の改良部分はそこそことして、プラグインやらプリセットが激増えなので、使いこなすようになるのには手間やら気合やらが随分と必要そう？という印象。　うーん、タイヘンそうだ。　それよりも「キャッシュの改良」とやらで「メモリ3GB以上使える」など明記してあるとゆーのは、暗に「メモリ3GB以上積め」と言っているのだろうか？（実際、レンダリング開始から数秒で1.5GBを使い切るし）　ずーん。　
　うーん、メモリも増設かなぁ。

＜部屋内稼動総CPUが8.8GHzに＞
　当初の予定とは裏腹にレンダリング以外のタスクが激多い運用実態となってしまった(笑)主力マシン"No.11"を組んでから早くも20ヶ月が経ってました。　で、今年頭に立てたシステム増強計画のラストとして、CPUを換装しやした～。
　メニューは、32bitCPU最期の改造になるんじゃろー的なDualAthlonMP2100+→DualAthlonMP2800+で、目出度く強化完了。
　CPUスペック上は消費電力・発熱量共に増加なしで換装可能な筈なんで、BIOSのVer.UPとCPU換装のみでアップグレード可能という、お手軽強化なんでお気軽でもあるー。
　が、古いSocketAなんで、苦闘の末にCPUクーラーを外して、冷や汗まみれでCPUクーラーを取り付けなくてはいけないという苦行があって気が重いー。　つーか、出来ることならやりたくねー作業だ。　この点はPentium4が羨ましいのぉ。
　ともあれ、組み立て完了後の電源SW一発で正常起動でしたので、よしとする。　そして、CPUファンが随分と静かになったのは、これだけでも気持ち的には元を取った気分である。（嬉）
　てなわけで、苦戦を予想していたCPU換装イベントをあっさりクリアしたので、恒例のベンチマークをば。

表 “偏ったベンチマーク群”結果一覧

項目	No.11改 (DualAthlonMP 2800+ +Parhelia512 1280x1024 DualLCD)	No.11 (DualAthlonMP 2100+ +Parhelia512 1280x1024 DualLCD)	(参考)PANNIER (HT Pentium4-M 3.2GHz) +GeForceFX Go5200 1600x1200 SingleLCD
3D CG Rendering (CINEBENCH)	488	401	315
Multiprocessor Speedup (CINEBENCH)	1.83	1.81	1.17
OpenGL Speedup (CINEBENCH)	4.88	5.28	3.98
XSMARKS (640x48016bpp)	9084	8735	11475
フリフリみゅーみゅー 0.49(笑)	16FPS	16FPS	21FPS
信長の野望 ONLINEベンチ	131	129	158
AE6.0 Rendering 『Fate/stay night』 DEMO MOVIE B	18min8sec	21min26sec	15min30sec
備考	2004.06～	2002.010～2004.05	2004.02～

備考：AE6.0をAE6.5にして再計測したら17min54secと、一応は短縮。　うーん、微妙？

　3Dのレンダリング能力は従来比2割ちょっと向上というところか。　メモリ＆ビデオカード＆HDDが足を引っ張ってるのがよく分かりますな。　ま、私の用途的にはこれでもOK。　WMVエンコードなら、HT-Pentium4 3.2GHz比できっちり倍速だしね。(つまり6.4GHz相当？)
　ともあれ、今となっては超安上がりでポンコツでDualCPUのエントリーモデルとも言える構成ながらも、純粋にパワーが必要な作業に対しては未だに最強クラスのシステムなことは確かですな(と思う)。　それに、どうやらDualプロセッサが世の中の趨勢になりそうな昨今で、PC自作を開始して以来Dual一筋の私としては、先行きがうれしい限りですしね。などと、シングルを使ったときにDualの有難さを痛感しまくっている昨今の私なのでした。
　さてさて、これまでにも増して、有意義にCPUパワーを無駄遣いするぞー。（笑）

＜無駄遣い中＞ソフトウェアエンコードによるノイズ軽減の例（実寸）
このランダムノイズが30フレーム/秒ででまくるのだがら、バカ正直に記録したら膨大な情報量となることは容易に想像がつくであろう。

…コレがナニ番組のどこシーンか分かった勇者には300ペリカ？

ソフトウェアエンコードによるノイズ軽減の例（実寸）
このランダムノイズが30フレーム/秒ででまくるのだがら、バカ正直に記録したら膨大な情報量となることは容易に想像がつくであろう。

…コレがナニ番組のどこシーンか分かった勇者には300ペリカ？

　俺様絶賛悶絶開催中の〝部屋内アナログメディア破棄キャンペーン〟も、実施開始からかれこれ3年目、「ついにその時が来た！」とばかりに、山場となるであろうビデオのエンコードの段階に突入しておりまする。ガタガタブルブル。
　要するに、十数年モノのVHSテープを延々サルベージ＆延々エンコード！の、果てしない苦行が待ち構えているのだ。　あぁ、気が遠くなるー。
　しかし、ま、コツコツとやることに。
　で、その過程で気付いたのは、「ハードウェアMPEGキャプチャとAVIキャプチャ＋ソフトウェアエンコードでは、後者の方があきれるくらい圧倒的に高画質」という事実でした。　特に、劣化したVHS3倍速録画＋アニメという条件下では、まったく勝負にならんくらいのすさまじい画質差となる！　この条件だと、前者はノイズを記録するのに帯域を使い切ってしまうようなものなので、ノイズをとことん軽減可能な後者の圧勝は向こう数年間はひっくり返せないであろうと思わされるです。　勿論、前者はリアルタイムエンコードという手軽さもあるが、保存先が所詮DVDなのでファイルサイズの制約が大きく、画質が稼ぐだけのレートも確保することはできない。→なおさら低画質となるという悪循環。　これが後者だと「十分に高画質」でも概ね300MB/一話（DVD-R一枚で14話）程度のレートで保管可能ですから、もう、比較にならない。　しかし、低画質なデータを低画質なまま保存するのであれば、それは必要十分な性能を有するとも言える。　さもすれば「高画質でリアルタイム記録」というハードウェアMPEGキャプチャの売り文句に惹かれまくるし、それもやむなしとは思うが、向き不向きがはっきりとある旨については、キチンとした試行結果による判断を踏まえた認識が必要ですな。(逆に言うと、向いているソースもある。LDの直接MPEG化とかね。あと、VHSでも標準録画ならば意外と観れるので、向いているかも？)
　しかしながら、後者（ソフトウェアエンコード）は、途中で画質改善のフィルタ処理を前提としたものであり、効果甚大である引き換え(トレードオフ)として、滅茶苦茶なHDD容量とCPU演算量・そして時間を要するものであることに対する覚悟と準備が必要なんでよすねぇ。　結果、今のところは、一日当たりで150GBのキャプチャファイルと中間ファイルを生成してCPUを18時間稼動させて、やっと2時間弱の動画を処理しています。　先は長いや。
　しかし、ま、「小さなことからコツコツと。」

＜HCD＞
　三菱自工の欠陥隠し云々で、諸々の起点となったハブ破損の内容・図面等を私なりに精査してみたが、かなり困惑させられた。
　短い期限と制約のなかで（妥協的とはいえ）技術的にまっとうと思える対策がなされていて、それが裏目に出て問題が顕在化する（むしろ亀裂の発生が頻発する）ことになると予測するには、かなり難易度が高いと思わざる得ないということだ。仮に私でも同じような対策を考えただろうし、既存の他社製品に比べれば寧ろ高い剛性の構造への処置がなされているのだ。（この辺りの判断が私の甘さなのかもしれないし、経験や技術力不足なのかもしれないが）要は、応力の流れから考えて、ハブの強度不足・応力集中や単純な回転疲労による亀裂が原因だは考えにくい、そんな感じだ。直感的には材料の不均一や不純物・析出物、不適切な球状化熱処理、不適切な加工工具・面粗度、図面外の逃げ加工や鋳抜きの類、そして、あまりないとは思うが、軸受け・サスペンション構造物周辺の振動モードによる影響etc.といった方面を疑うことが自然に感じるし、こうなってくると〝言い逃れの詭弁〟扱いされてた「ボルトの締めすぎ」も（相方のホイール形状込みで）十分疑うに足る原因候補だと思えてきた。
　…などなど、客観的な技術者の立場からなら、いろいろと考えることはできる。　しかし、設計を担当した技術者の立場を考えると、かなり辛いものがある。　「自分で設計・組み立てた・そして売った機械が、事故を起こす、ましてや人を傷つける」ことは、とてつもない辛いことですよ。少なくとも、自分の拳で直接人を傷つけるよりもずっと辛い。　そして、当時の管理職は（私とは分野は違えども）そういった経験は少なからず積んでいる筈であろうし、商売や体裁よりもずっと大切なことを忘れているのであれば、罰せられるべきだろう。
　個人的には、これらが「バブル採用世代の若手がテキトーな仕事をやった結果であった…」、でないことを祈りたい。(怖)
　それにしても、浅慮なマスゴミによる三菱バッシングの横行は目に余る。そして、それに釣られて悪口を叩くことで正義面・いい気分になっている能無しアホ共が増えるのも嘆かわしい。まったく嘆かわしい。
　そんな見苦しい連中を見るにつけ、この国は、交通事故死の4倍自殺があり、交通事故件数の3倍の糖尿病患者が人工透析治療を受けていることに気付いていない、ひどく病んだ国だということを思い出させられる。

＜国を訴えた基地外とは対極＞
　イラクで亡くなられたジャーナリストの嫁さんの会見、あれは素晴らしかった。
　きっと、絵に描いたような反面教師であった３バカ＆その家族連中の会見をTVで見て「あんな風にはしないでくれな」などと、夫婦間で笑いながらのやり取りがあったんじゃないか、と思わされた。　涙もちょちょぎれた。
　どうか、ご冥福を。

040515
キーワードは適応能力かな

　暑くなったり寒くなったり！
　いいなぁ、こういう変化がある季節は。

＜ATMを使えない親父を笑うオレ様の日々＞
　日常生活の必需品となって久しい携帯電話ですが、所詮は家電製品、しかも開発期間が短いがゆえに劣悪なユーザビリティで出荷される製品なこともあって、筋金入りの家電オンチな私には、ロクに使うことができません。　ガチで。
（あと、最初に広島で買ったので、ドコモ中国のある土地まで行かないと機種更新もできやしない、ということで余計に面倒なこともあって、どーでもいいや、などと5年以上も放置）
　が、ヒトと会うとき・旅行のとき・ツーリング時などは重宝するのは間違いないので、覚えていればちゃんと使うのですよ、一応、がんばって。
　先日の飛騨ツーリングの時も、現地で合流する友人に到着の連絡を入れよう、としたのですよ、がんばって、現地直近のサービスエリアから。
　そしたらですね、なんか通じないんですよ、ダイヤル直後に「非通知電話は取次げません」なんてアナウンスが流れるだけでね。
　でも私は、携帯を買ってからこちら、そんな設定にした記憶は無いんですよ。これは初期設定なんですかね？
　ともあれ、なんとか通知設定にしなければならないんですが、そこは家電オンチ、どーすれば設定を変更できるか分かるわけもない。普段なら念のために持ち歩いている取扱説明書も、ツーリングには持ってきてない。困ったぞ。
　でも、ボタンを適当に押していたら、なんとなくソレっぽい設定を発見したんですよ、スゴイぞ、俺。
　その設定を変更！できない。今度は「暗証番号を入れろ」なんて言いやがるんですよ、コイツ。暗証番号なんてオレは知らんぞ、設定した記憶なぞ無いのだ。また困った。
　適当な番号を次々と入れてみるが、当然のようにダメ。1111とか9999とか1234とかの初期設定っぽいのもダメ。1時間ぐらい延々と打ち込み続ける。ハタからみたらメールでも打っているように見えるのだろうが、その実は、超低レベルハッキングをしているトコなのだ、オレは！（つーか、携帯でメールってしたことないしー）
　あぁ、キレイな月夜だなぁ、なんて現実逃避を始めた頃、ふと閃く！　そうだ、0000はまだ試してない！入力！おおお、通過した！凄いぞ、オレ！
　後で訊いたら、非通知設定やら暗証番号0000は初期設定なんだそうで？　ははは。　知るかよ。
　まぁ、そんなこんなで、1時間以上の苦闘の甲斐あって目出度く連絡を入れることができたのだが、その友人のコメントがイカスぜ。
「近くの公衆電話からかければすぐだったのに」
　…オゥ、シット！！

＜ようやく脱・初心者？＞
　4年前にDTVを開始して以来の付き合い且つ中核だったキャプチャーボードEZ-DVなんですが、動作環境から外れまくりな今のメインPCだと挙動がかなーり不安定なのが鬱だったので、この度撤去と相成りました。
　代わって、安物（2千円かよ！）のIEEE1394ボードを突っ込んで、ふぬああを組み合わせてキャプチャ環境を再構築した次第。
　で、4年後の今更言うのもなんだけど、最初にEZ-DVを使ったのは正解だったんだなー、などと痛感しました。　Canopus独自の制約もあったけど、それ以上のいろいろな制約やらしがらみ・煩わしいこと・面倒なことを考えずにキャプチャできる環境を速攻で構築可能だったという点で、初心者的にはごっついラクさせて貰ったんだなぁ、と。　ま、要するに、今ですらIEEEでのキャプチャ環境構築はなにげに面倒だったということでし。
　でも、環境さえ構築してしまえば不便もなく、9分30秒を超えるキャプチャがやっとこ可能になったこともあるので、いろいろと応用が利くようにもなった。　AEから直接NTSCでプレビューできるというのもメリットだしね。
　今後は、文字通りうなりまくってやかましいHDDの容量を活かし、有意義に使っていきたい。

＜Win"N"X＞
　「実装はたいそう立派だけど、どう考えても厨房（視野が狭い連中の意）ご用達＆繁殖ツールだよなぁ。まぁ、それに浸かっている屑連中は議論の余地なく論外。努力なくして益を得ようと群がる姿勢と考え方は、時代遅れの著作権云々の前に人間性に欠陥があるだろ」と、常々苦々しく思っていたWinnyですが、ようやく？容疑者として作者が逮捕されたそうで。
　こないな論法で立件できるという実例を作った京都府警はスゴイなぁ。（公判維持できるのかいな、という辺りは微妙ですけど）
　まぁ、いい機会なので作者の主張を読んでみたけど、（大切なことではあるが）技術的興味が先にあって、それを正当化する為の理屈を後付けていた、そしてそれが彼の中で真実になった、という感が拭えないです。　現状を変えるきっかけになればいい、という彼の主張は否定しないのだけど、そのやり方が明らかにおかしいものだと気付けなかったのは、おかしな社会化をされた影響で正気を失っていただろうか。　所詮ヒトが言った言葉で語っているが故の浅はかさだと、思った。
　自分の技術的好奇心を充足させるために繰り返しバージョンアップを行っていく中で、そのツールが知的財産権の現状を壊すことに使われていることを敢えて看過していたというのは、技術者としての倫理的におかしいことではなかろうか。　これでは、アタマが足りない・生産性を持たない一部の連中に対してのみ都合の良い、単なる蛮勇だろう。　しかしこれが「何らかの形で知的所有権に対する将来的なモデルを示す」とか、「現状と折り合いをつける仕組み（例えば、独自の著作権管理機能とか？）を併せて実装する」とかしていれば、また違った結果になったかもしれない。「それを実現するために、200回以上のバージョンアップをした」のなら、思想も伴った英雄だし、正しく神だと思う。
　古くから昨今に至る韓国や中国で、日本を含めた各国の知的財産権が無視されて（企業のみならず）国益を多大に損ねてきた（且つ進行中）を省みて思うのは、今回の件を端的に言えば、100万もの日本人が（Winnyという道具を与えられて）彼らと同じ行動を後先考えずにとることを示した、と取ることができるのではないか。　そして作者は、イラクで捕まった三バカを見て、自らを省みるべきだと思える。　と、いうか、本当に現状を変えようとすることについて「自分の頭で、自分の言葉で」考えたのかをきちんと見直してしかるべきではないか、と想像する。
　技術者たるもの、技術の実現が目的ではなく技術は手段であること、目的順序・方法論の大切さをキモに命じておきたい、と思わされた出来事でした。

＜知的財産権つながり＞
　これ↓は、先日調べモノをしていて知ったトリビア。
「　誕生日に歌われる『Happy Birthday to You』は、現在も著作権が生きている　」　この曲は、AOL/タイムワーナー社が2030年まで保有している、れっきとした（c)の楽曲なんだそうで！！
　へーへーへー！！！
　そして出来てから100年たっていない、まだ若い曲だというのも驚き。
　つーかこれ、AOL/タイムワーナーが某ディズニーみたいな著作保護姿勢をとる時代になったとしら、とんでもない被害に及ぶサブマリン著作権やねんねぇ…。そんなことしないと思うけど、ヤバげなことはどこにでもあるもんだなぁ、って思った。

＜一歩引いて考えるべき問題だと＞
　数ヶ月の年金未納をヒステリックに騒ぎ立てて失職させるマスコミ＋政党と、それをよしとする世間の風潮は阿呆だなぁ、と思う。　専門家でもない限りは知識が足りないのは当たり前なんだから、誠意を持って謝る＋きちんと償えばいいのに、それをしない政治家（開き直るor辞める）とそれをよしとしないマスコミ＋政党＋世間のありかたは、まったくをもっておかしいことだ。　要するに、償える〝失敗〟を償わせないのは、心が貧しすぎるように思う。　そして、そんな些事にかまけて大事を蔑ろになっている現状が、長年おいしい汁を吸ってきた連中の思う壺になっている。　嘆かわしいことだ。
　そもそもマスコミは単に流行に乗せて無責任に騒いでいるだけ（それが仕事）で、〝正しい謝り方〟を知りもしないし、そもそも許す気もない軽薄な連中なのだから、その扇動に乗せられて一喜一憂する〝当事者以外の人間〟はアホだなぁ、と。
　とは言え、その状況を最大限に活用して政党の利となした福田(元)官房長官の華麗な掛け引きには、正直グっときた。（キャラクターによる＋αもあるだろうが）あんなことができる政治家が未だ居たんですねぇ。　陳腐な政治ショーが万延していた昨今だったが、久々に溜飲が下る思いでしたよ。
　ちなみに私は、本気で貧乏だった学生時にも国民年金をカッチリ手続きしてたし、転職もギャップ０日でしたから厚生年金も隙間なくトランジットなので、国民年金問題が発生する余地なしの筈だし、給与明細で確認可能。サラリーマンならではですな。　小市民ついでに、生命保険＋個人年金も延々と積み立て中。　これらが将来どれくらい役に立つのか分からんが、まぁ、〝勉強が実際に役に立つ頻度〟よりは確率が高いのだから、少々のムダぐらいは気にしないと思うことにしている。　「そんなことを気にするぐらいなら、もっと大切なことを気にするべきだろー」てな。

＜つかれたー＞
　去年の秋に水泳男に復帰してから、早くも8ヶ月。
　最近はお得な回数券を使って、競泳水着のケツを追っかけてるぜ、いぇーい、なぞと言ってる余裕も出てきて、まぁ、慣れたといっても過言ではなかろうなど思っていたんですよ。
　さて、その横浜国際プール、おそらくは日本で最も贅沢なプール五傑に入るであろう立派で贅を尽くしたプールとはいえ、秋・冬の間はサブプール（25+25m、水深2.5m）のみでしか泳げなかったんです。　それが5月からはメインプール（50m +20m、水深1.5m+4m）が泳げるようになりましたのですよ。
　で、泳ぎました。
　結論：ダメダメに泳げない自分に気付きましたー。(泣)
　1km程度ならすいーっと泳げる程度には慣れたつもりでいたのだが、それは単に25mプールに最適化されたペースを身に着けていたということであり、それが50mプールだと適応できない・ガタガタになってしまうことが、速効で判明したのだ。　この日は1.2kmでピンチを感じて早めに切り上げたのに、翌日は肩とかが痛かった。　いや、キモチイイんですけどね、筋肉痛。（マゾ？）
　なんつーか、このキャパシティの低さ、歳なんやなぁ、ということかー。(寂)

　…はっ？！
　ひょっとして、年が明けてもうすぐ5ヶ月？！
　あまりの百代の過客の旅人ぶりに気絶しそうだよっ！！
　襟を正さねば！

040424
最近ツイてないー

　まぁ、そんなモンか。

＜あるところにはあるのぉ＞
狙撃可能なアングル？！

　縁あって、NTTドコモの国賓とか〝VIP専用〟を謳うショールーム〝Club-D〟に行ってきました。
　場所は、NTTドコモが本社を構える山王パークタワーの29階！
　その窓から外を眺めてびっくり、国会議事堂が丸裸で俯瞰視できるよ！→　つまり、ここからだと対戦車ミサイルで国会を直接視界で攻撃できるばかりか、桜田門のどてっぱらに一撃喰わせられるよ！てな立地（ヲ）
　そのためでしょう、物騒な昨今に伴って、一階入り口では来館者を厳重にチェックしておりました。　が、まぁ、ドコモ社員に紛れて入ること出来そう？（ヒトがカードをチェックしてるよ。FORMA＋Felicaで駅改札みたいにすればいいのにねぇ。）
入り口にはアシモがいました

　流石にVIP施設！　数々のバブルな設備もアレですが、なによりもプロ系なおねえさんx4名がアテンダントしてくれました。
　うーん、金がうなりまくっております！

＜どひー＞
　AfterEffectsが、もうバージョンアップ（ver.6.0→ver.6.5）ですと？！
　…ver.6.0で2作品しか作業してないよー。(泣)
　えぇっと、前回は去年の8月か…。むぅ、もうそんなに経ってたのか…。（愕然）
　うーん、まぁ、ver.6.0にはバグっぽい挙動も割とあるし、ここで搭載された新機能には詰めが甘かったりするものが多かったので、このバージョンアップはやむ得まいか、というところ。
　さて、これでAEのバージョンアップ5回目、システムディスク6枚目ー。(笑？)

　そういえば、先日、昔に作ったムービー『fair wind』(2000年）の素材をちょいと流用したくなって、久々にAfterEffectsプロジェクトを開いてみたんですが、ちょっとショックでした。
　まず最初に「Ver.4.1形式じゃ！ Ver.6.0形式に変換するぞ（意訳）」とのメッセージが出た。うおおお。そういえばそうだった。時はどんどん進んでいるんだなぁ。
　で、読み込まれて表示された画面がコレ→
　うおおおお。　画面からはみ出まくってます。
　というのも、ver.4.1の当時の作業環境は20inchCRTで1600X1200の仮想2画面によって3200x1200でして、今は17inchLCDで1280x1024の2画面な2560x1024であるため、当時のウインドウ配置が保存されたプロジェクトファイルだとこんなことになったワケです。（左下のツールパレットx3は、今の使い方による配置なんで、なおさらおかしいことに）
　今から見ると非効率的なレイアウトでやってたなぁ、と思う反面、当時のWindowsNT4.0＋DualCeleronの466MHz+512MB+G400DHなどという非力マシンでこれだけのフッテージをよくもまぁ編集していたもんだということに、感心もした。やるなぁ、当時のオレ。いまならやらんなぁ、今のオレ。
　有意義に使いたいものです。

＜おひさー＞
　以前にOPEN OFFICEを使い始めた旨を書いたが、結局南極よりによってMS OFFICEを先日買ってしまいました。ごめんなさい。＞？
　物持ちの良さに関しては田舎のおばあちゃんクラス（↑↑で書いたAfterEffectsは別格なんで除く）を自負するワタシであり、MS OFFICEver.5('96)を「まだ使えるから」などとPhotoshopLEのver.5ばかりかAldus Photostyler ver.1.0J(1993)や、MicroGrafx Designerのver.4.1(1995)が超現役だったりするよな、（OSとAfterEffectsを除いて）骨董品ソフトの杜のワタシの環境下で、久々（8年ぶりだ。(笑)）に最新のソフトが入荷です。
（でも、未だにMS OFFICEのパッケージ箱を持ってるよ。ビデオテープ入れだけど。）
　結局はなんだかんだと数値処理を扱うことが多いので、まぁ、たいていはタグ付正規表現と表計算だけでもなんとかなるのだけど、やっぱ、いざという時にはマクロが手っ取り早くわけで、そしてOPEN CALCでは表計算マクロに関する情報が無いに等しいのが辛いので、EXCELに頼らざる得ない場合もあったわけで、こないなことになったわけです。
　まぁ、8年ぶりのいい機会だし、いろいろと応用が利くPerlとかのスクリプトと組み合わせて運用できるようになっておくのもいいかなー、とか、考え中ー。てゆーか、（Winユーザなのに）正規表現は使い慣れていることと、いーかげんさがあふれたPerlがキモチイイなぁ、などと思う機会が増えてきたですよ、最近。
　さてさて、勉強しないとなぁ。

＜おおおおおっ＞
ひでぇー…。
悪い見本のようだよ。

　コレ→、なんだか分かります？
　答え：会社で1年半使ったAthlonXP2100+リテールクーラーの惨状。昔の掃除機のフィルタのよーだね！
　いやー、冬だっちゅーのにカンタンにオーバーヒートするなぁ、と思ってたんですよ。でも、よくもまぁ、焼けなかったモンだ。
　で、ケースを開けたついでなんで、随分と前から転がしておいたAztecaにクーラーを換装したので、冷却もよくなり、なにより劇的に静かになったー。（喜）
　つーか、反省じゃよー。

＜いいなぁ＞
　これ。
　DUAL液晶モニタ＋フリーマウントアームによる超快適コンピューティングの伝道師暦2年の私ですが、更にノートPC使いへ久々の復帰したばかりということも重なり、食指動きまくりですよ！
　どーしようかな。

　あぁぁぁっ、もうGWですか？！　あわわわわっ。

040320
何事も経験じゃね

一雨毎に暖かくなるこの時期。
その「雨」に「雪」はカウントされるのだろうか。（寒）

＜あ、靴に塩素臭が…＞
　…てなわけで、去年の秋前から久々に再開したプール通いなんですが、相変わらず競泳水着のケツを追っかけてます。
　あ、いや、もとい。　つい、本音が…。　要するに、続けています、ということで。
　とは言えど、てろてろ泳いでいると若い娘さん方に抜かれることも多く、この間なんで小学校低学年に抜かれてしまっては、いろいろと自覚させられるですよ。
　そう、「自分の、全体における実力の順位」を、否応無く自覚させられるんです。
　私は基本的に自分の土俵でしか勝負しないので、しかも基本的にヘンな土俵しかもっていないので、こういった場は貴重かもしれないです。
　つっても、「ここで、泳ぎ出しで1km連続やるよーなヤツはオレだけだろー」なーんて、新しい土俵をこさえては「抜かれるのもやむなし」とか思ってるのは、我ながらせこい。(笑)　（つーか、よく観察したら数人居たわ＜連続1km）
　あ、くだらない事だけど、このプールで自分が「沈む」ことができることに初めて気付いた。「潜水」では無く、「沈む」だ。これまでは「人間は浮くようにできている」と信じて疑わず「カナヅチ」な人が信じられなかったんです。ところがこのプール、水深が2.5mもあるんですよ。どーあがいたって、潜らん限りは足が底につかない。この条件だからこそ「息を吐けば沈む」ことが、はっきりと分かった。　で、その状態でも1分程度なら息は続くことも確認。（息を吐かなければ3分はOK）　ほか、体の動かし方とか、普段行わない姿勢や条件下によって、いろいろな発見があります。興味深いですな。
　てなわけで、眼福と健康維持と眼福と精神鍛錬と眼福ですな、プール。

＜紐をギュっとね＞
　そういえば、バカの大足としてはたいへんにありがたく利用させて頂いてきた靴のヒカリ五反田店なんですが、いつのまにやら店が変わっていたですよ！！
　一瞬、「うわっ、廃業？！」とかびびらされたです。
　いや、実際は、純粋に店名が変わっただけだったんで、一安心。　これが廃業だったら、オレ的には一大事でしたから、やれやれです。
　安心ついでに、オレ定番のAIR FORCE Ⅰ MIDを、今度は黒赤で購入～。 …いつも思うのだが、この新品バッシュのしっくり感は、なんとも素敵でうっとりだ。（うっとり）
　「自分が履ける靴（大きいサイズの靴）が、逃げやしない上に沢山の種類の中からゆっくりと選べる♪」という、このうえない贅沢をさせてくれる店なんで、今後ともよろしく。（とレジのおばちゃんに言ってきた）

＜QoP＞
　先日ウチのレンダーファームから退役したPC〝No.7〟(DualPentiumIII1GHz機)を同僚へ譲ったのだが、その第二の出発の際に随分と苦労した。
　何しろ、新しいHDDにOSがまったくインストールできないのだ。
　WinXPはおろか、Win2kまでもが、インストール最終段階で勝手に再起動がかかってしまう。勿論、カード類を全て外し、ビデオカードを交換し、メモリも交換し、HDDも交換し、ケーブルを交換し、CD-ROMドライブを交換し、FDDを外し、BIOSを古くしたり新しくしたり、BIOS用電池を交換し、ポート類も全てdisableにしても、ダメ。なんというか、見事な再現性。（あ、何故かWinNTはインストールできた）
　つい一週間前まで元気よく稼動していたマシンが、いったいどうしたことか？！　そのあまりに頑強な抵抗振りは、ムカつくというよりも、あっけにとられるという感覚でした。「あんびりーばぼー」
　そんなこんなで散々っぱら悩んで、ふと〝工場設備でのセンサ異常に関する昔あった経験〟の一つを思い出し、電源ラインを別系統のコンセントに接続してみたところ、何事も無かったように、インストール完了！！
　この時のインストール作業を行ったテーブルは、5kW近くのタコ足配線なテーブルであったことから、高調波とがかものすこいことになっているのは容易に想像がつくとはいえ、PCがこのような形で影響を受けるとは想像もしたことが無かったですし、そもそも今でも信じがたい。　だがこの後、このテーブルのタコ足を2.5kWの二系統に変更したところ、問題なく動作するようになったので、原因は電源ラインの品質であろう、ということでFA。（？）　そういえば、私の部屋で稼動していたときは、（付近のオーデオの電源ラインにPCが悪さをしないように、という配慮で）電源ラインをオーデオ用ノイズフィルタ付のタップで分配して、ノイズフィルタを隣に配し、且つフェライトコアをつけていたのが、幸いしていたということか？
　このPCに搭載している電源ユニットは十分な容量があるので油断していたのだが、そのさらに上流の電源品質によって電源ユニットorマザボが誤作動するという現象、うーむ、一体どのような原理なのだろうか。なんとも、奥が深い。
　オーデオ屋なんかは電源から手をつける原則論があるそうだが、意味は違えど、今の私には含蓄を感じまくりますよ。
　いやはや、勉強になった。

＜増殖＞かなりスッキリしてきた。
AVシステムを含めると、もう一息。

　その↑↑No.7の引退に向けての調整を事前に行うとゆーことで、一年半ぶりに既存機〝No.11〟に対してHDDを増設した。
　つーか、既存の240GBでは、ツーリング映像の編集には不足していたので、やむなく、という動機もあった。　途中素材で69GBもあるんだもんなー。
　で、今回買ってきたのは、250GB。「いっそRAIDで1TBなストレージに増強しよかのぉ、5inchベイならまだ7箇所空いているしー」などとかなーりマジメ（？）に考えたけど、いよいよ部品を買う段になって、やめた。扱うデータの総量がはっきりしてからでもいーや、ということで。あぶない、あぶない。ムダ遣いするとこだった。
　その250GBのHDD、OSのWin2k(SP3)がHDDを128GBしか認識しなくて、慌てる。これは、もう、いよいよRAIDカードでも買ってくるか？来るのか？！と思ったところで、頭を冷やしてみると、BIOSはアタリマエ(サーバー用のマザボだもんね)に250GBを認識しているようなので、レジストリをちょこっといじってみたら、ケロっと認識できた。 Webから遮断して純粋培養してきたWin2kシステムであるが、怪しいトコも多々ありそうだな、と思わされたでし。やれやれ。
　ついでなので、ケース外部に取り付けていた冷却用のφ120ファンをケース内部に仕舞い、ケース内部のケーブル結線も整理する。
　そんで、No.7の臓物であった60GBx2を移植する。　IDEチャンネルが不足するので、結局はRAIDアダプタを買ってきた。 RAIDアダプタは玄人志向の安物だが、そこそこ速いという評があるし、なによりIDEケーブル二本分に満たない価格というのが、それはそれで潔く、妙に気に入った。動けばいいですよ。
　てなわけで、現在のストレージは610GBで、非常に作業しやすくなった。　私のレベルなら、暫くはコレくらいで十分かな。
　そして、一年後頃には１TBが普通の時代なんでしょうなぁ…。　恐るべし。

＜怖くて夢分析できない＞
　先日は風邪で寝込んだ（春先恒例）のだが、例のごとくいろいろと悪夢を観ることになって気持ち悪い。　が、時々は役得気味なのもあったりもするので、いろいろと興味深かったりする。
　で、今回はちょいと印象に残る夢があった。
　それが、ヒトを殺す？夢だった。
　状況的には、どこぞの小屋？でいかつい男ともみ合っていて、手持ちのエモノが無くなって、必死で手近な木切れを掴んで突いたら、相手の男の筋肉質な腹にぶすりと刺さって、必死でそのまま窓ぎわまで押し戻して、途中で「あ、これは、初めてヒトを殺すことになるな」と気付いたのだが、その男が力尽きて窓から落ちるまで力ずくで棒を押さえ込み続けた。
　そして〝死体〟を見たくなかったのか、相手が倒れる瞬間にこちらも大の字に倒れて、目を覆って、少し祈った。
　その後、仲間（欧米系）と共同宿営所（岩砂漠？に建っていた）に戻ったのだが、TVに逮捕されたイスラム過激派の映像が出ているのを仲間が見つけて、私怨ある彼が「ヘイ、ヘロリスト！！」とオーバーアクションで叫んだところ、近くで食事をしていたイスラム系の同僚の一人が立ち上がって衝突しそうな気配になった。彼を必死で（英語で）なだめながら、「戦場だなぁ」「誤解は簡単に生まれるんだなぁ」なんて、悲しくなりながら思った。
　で、目が覚めた。
　春風邪はタチが悪いです。

　最近、USBメモリをUSB2.0対応の1GBに変更した。 NTFSの圧縮ドライブでフォーマットして日々運用している。速いし、沢山入るし、ごっつい便利だー。　(-人-)ありがたやー

040228
PC環境更新顛末

いよいよ春が来てますねー。

＜BLADES＞
　先日、長らく使っていた手持ち在庫分が切れたので、久しぶりにカッターの替刃を買ったー。
　…いや、失礼。（ぎゃふん）
　で、その際に「替刃(10枚組み)を買ったのって、ひょっとして、小学校以来じゃね？」と気付いた。
　業務でカッターをバリバリ使う人は兎も角として、フツーの人なら、そうそうカッターを使うわけでなし、10枚の替刃を使い切るのには莫大な時間が掛かるよなぁ、と。
　ちなみに、手持ちにはアートナイフ用替刃もあるのだが、これは死ぬ迄に使い切ることはないだろう、ってペースじゃなぁ。
　その連想で、私が持つ膨大な各種工具類は、私が死ぬまでに絶対にヘタることなぞないに違いないと思うと、勿体無いような、諸行無常なような、それはそれでロマンだなぁとか、いろんな感情が湧いてくる。
　妙に物持ちがいい性分からこんな気にさせられるとは、面白いものだ、と思った。

＜2kﾀｿ＞
　数年前に一部地域で勃発し、そのバイタリティと発想の強烈さに感服させられた「何でも萌え擬人化」のムーブメントですが、どうやらゲーム脳・漫画脳な土着の風習として定着したようで、近年はより凝った形で・且つスマートにアウトプットがなされるようになって、興味深い。
　そんな中、去年の夏頃から構築が始まったOSをモチーフとしたそれについて、テーマ的に入り口が広く、またPCユーザーに対する親和性も高く、キャラクター性の付与と共有が容易であることも相まって、非常に楽しみにしている。
　いや、要するに、萌えた。(笑)

＜ノートPC近況＞
　久々のノートPCを運用中なのだが、PCとしての処理能力はたいそう立派で、むしろ予想以上であったし、WEBブラウジングするくらいなら無音に近い程静かなのもいい。
こんなかんじで使っています。
このキーボード構成、結構合理的だと思う。
キーボードが悪いととっつきにくくなりますからねー。
人に優しいキーボードは重要です。

それにしても、LCDが15,16,17インチ3台の風景、ちょっとアホ。

こんなかんじで使っています。
このキーボード構成、結構合理的だと思う。
キーボードが悪いととっつきにくくなりますからねー。
人に優しいキーボードは重要です。

それにしても、LCDが15,16,17インチ3台の風景、ちょっとアホ。

　Dualモニタで使えば、画質の高いデスクトップ用LCDモニタでDVD鑑賞も可能だし。
　しかし「うー、いろいろまいったなぁ」というのが、運用を開始して一月の印象。
　まず、なにはともあれ、キーボードがいただけない。まぁ、チルトできないくらいは我慢できるのだが（でも、手首への負担が激増している…）、US配列じゃない時点で私にとってはストレス巨大で、加えての奇天烈なファンクションキー配列（F1-3、F4-7、F8-11、F12という区切り）とか、カーソルキーの右にCtrlキー！みたいなありえなーい！配置など、これはきわめて立派な腐れキーボードと言えよう。　たまらず、メーカーに「USキーボード寄越せ！自分で交換する！！」と言えども、「そんなん一切お断り！」と返されてしまい、どーにも困った。　とりあえずは暫定的処置として[Windows]を[Ctrl]に、[アプリケーション]を[Alt]に、[無変換]と[前候補]と[カタカナ]をスペースにするよう、KeyCtrlで設定したものの、結局はUSキーボードの魔力に屈した私は、外部キーボード＋キー配列変更アプリを適用して使ってます。これでようやく「デスクトップ代替」に恥じない状態となったワケです。ふいー。
　ところが戦いは続く。　そう、タッチパッドのフィーリングが、私にとってはまったくの論外な有様で、生産性劣悪なこれを私が運用できるとは思えない故、問答無用でマウスを装備した。（そもそも、本体のキーボードを使うと入力の際に左手親指がタッチパッド領域に触れてしまう人間工学的にお粗末な位置関係なことから、時折カーソルが意図しない動作をしたりしてムカつくこと甚だしいこと請け合い。堪忍してくれ。なので、上記したように外部キーボード搭載すると、この点も改善されてGOOD）
　そして、画面が悪い。画質が悪い（色再現や視野範囲の狭さ）のは、デザイン用途でない時ならギリギリ許容だし、むしろUXGAな分だけ快適さもあるのだが、なにしろ位置が固定というのがいけない。LCDモニタ＋フリーマウントアームの快適性に慣れてしまった身には、これが非常に堪える。　長く使っていると首が痛いし、さらには姿勢も悪くなって腰にも悪そうだ。
　あと、ノートとはいえど、HDD容量がいまどき80GBでは少なすぎる。（3年前に組んだデスクトップPCからのデータを移行させることすらできなかったのには、流石に閉口したです。）　「デスクトップ代替ノート」の名が廃るではないか。　PCMCIAカードスロットなぞつぶして、もう一基のHDDを搭載できればいいのではないか、と思ってならないのだが。
　細かいところだと、GUIの応答がワンテンポ遅い（これはＸＰだから？それとも所詮なんちゃってDUALのHT-Pentium4だから？）とか、USBが背面にあるので操作しにくい(デスクトップでは前面パネルに配置していたので)とか、テーブルが狭くなった（デスクトップではキーボードのみがテーブルに乗っていた）とかとか、併せてみると細かくないじゃん。　てなわけで、キャスター付のコンテナに乗せて、必要時に引き出して使うようにしてみた。うん、そこそこいいかも。モニタ出力も、GeForceFX5200Goは外部モニタをクローンで使えば、自動的に仮想スクリーン（1600x1200のデスクトップ画面を1280x1024のウィンドウで表示。懐かしー機能）対応に設定してくれるので、割と柔軟に運用できそうだ。ちょっとドライバが不安定だけど。
　うーん、それにしても、この5年間ですっかりPCの運用形態が硬直化してしまったようだ、昔はもっと柔軟に対応できた筈だったのになぁ、などと気付かされました。（能力的にも、工夫の点でも）凝り固まってしまった運用形態を根本的に考え直さないと！！と思ったさー。

＜レガシーな入力デバイス＞
　上記したように、ノート入力用の外部キーボードが必要になったので、コンパクトでUS配列な、且つ出来のいい（素直な）キーボードを探したのだが、これが、無いのだ！　驚くようなことなのが、マジに市場に無いのだ。　重ねて言うが、マジに「そんなものは無い」のだ。　信じがたいでしょ？ワシも信じられなかった。　それがPS2だったり、日本語配列だったり、コンパクトでないものならあるのだが、これらの条件を満たすとなると、不思議と無いのだ。　何故なんだろう？！
　Insert/Deleteキーの位置がイヤだけどこれが比較的理想に近かったのだがこれはPS2だし、配列が理想でUSBなのはこれなのだがいくらなんでも小さすぎだし、これは日本語キーボードだし
　ちなみに、私が愛用しているFKB8745-T101(PS2)が取り扱い終了してるー。(T_T)…と思ったら復活してる。やれやれ。　ちなみに、会社ではSPACESAVER KB II US(のキーボード部分だけ)を使っているが、もう、こっちもヤバそうだなぁ。
　てなわけで、結局はFKB8745-T101をFILCOのPS2-USB変換アダプタでつないでます。キーリピートの応答が少し悪くなったような気がするが、ちょお快適
　そして、もう一つ。今度はマウス。
　私はボール式のマウスでないとダメな人間なんですが、USBマウスを買いに行った店頭でまた驚く。　ボールマウスって、殆ど無いんですね、今は。光学式だらけ。
　散々っぱら探して、ジャンク扱いな品物をようやくGETして事なき。
　　まぁ、結局はキーボード用に買ったUSBアダプタがPS2マウスにも対応していたので、Microsoftホイールマウス(初代、7年前に買った)をノートで使ってます。　毎週末の掃除の際にマウスのメンテを行う習慣があるので、こんな古いマウスでも全然問題なく使えてますよ。　きっとボールマウスが絶滅するまで使いつづける人間なのだろう、私は。（笑）
　柔軟性が無いと、辛い時代だねぇ、ということで。

＜お疲れ様＞
　というわけで、21世紀の訪れと同時に運用を開始したDualPentiumIII1GHzマシン“No.7”が、代替のHT-Pentium4 3.2GHzノート機〝Pannier〟の本格運用開始をもって、めでたく退役と相成りました。
　思い出してみれば、拙者の二代目DualCPUマシンとして、数々の力任せな処理をモリモリとこなし続けてくれた日々でしたよ。
　最初の大仕事(？)が『歌月十夜』(TYPE-MOON)向けデモ風ムービー製作から始まって、『ダークウィスパー』同人誌コンテンツムービー製作、『永遠の楽園（下巻）』(小栗's notebook)向けプロモムービー製作、『Hammerklavier』(EMBRYO)向けプロモムービー製作、『風ノ唄』(みるくそふと)向けOP/デモムービー製作、そして『“Монгол” - くさのうみ -』(モンゴルツーリング記録映像)の編集まで、たいそう活躍してくれました。　スゴイ奴だったよ、コイツは。
　ホントに、ご苦労様でした。

　季節の変わり目故、風邪をひきましたー。ゲホゲホ。

040207
新しい年がきた

　と思ったら、もう12分の1が終わってしまってましたよ！
　あわわわ。

＜わーい＞
　私と同じ建物の住人である同僚の部屋に引かれていたADSLが突然繋がらなくなった。（私は平気）
　NTTが修理に来て、ブリッジが二重になってたとかどうとかを見つけて、翌日には是正したらしい。
　そしたら、私の部屋でのスループットがこれまで2.11Mbpsであったものが、2.69MbpsにSPEEDアップしました。実に27％の向上です。
　回線速度はあまり気にしてなかったけど、上がるのなら喜ばしいことだ。　こんなこともあるのね。(嬉)
　ちなみに、未だに12Mコース。←貧

＜（多分）現在最強ノートPC＞
　ここ5年ほどの部屋PCシステムは、映像製作をその主眼におくことによって、必然的にDualづくし(DualCPUマシン・Dualモニタ・二台体制）な具合でやってきてるのですが、最後にNo.11を組んで一年半が経過しました。
　さぁ、更新時期がやってまいりました。
　だがしかし、これまでは「システム更新時に性能三倍…少なくとも二倍」というノルマを課してきたのに、昨今はハイエンドのCPU性能が伸び悩んでいることから、そのノルマが実現不可能な状況が続いており、やむなく今期のシステム更新はキャンセルということにしました。次期Opteron or Xeonに期待。
　で、今期はシステム構成と運用のシンプル化を図ることにして、ノートパソコンを7年振りに導入することに。　そしてウチには「DualCPU以外は敷居を跨がせない」というべらんめぇな家訓があるので、「なんちゃってDual」なCPU：HT-Pentium4のノートシステムを選定・導入されました。私的には初のP4＆初のｎVidiaVGA。そして久しぶりのUXGA画面（15inchなのにー。）　あ、そういえば、初のWindowsXPでもあるな。
　そしてPC名称は、これまでのローカル命名則に従って“PANNIER”でいきます。←わかるかな？(^^)
　さて、早速ベンチにかけてみた。↓

表 “偏ったベンチマーク群”結果一覧

項目	(参考) ThunderBird (AthlonXP2100+ + QuadroFX500 1152x864 DualCRT)	No.11 (DualAthlonMP 2100+ +Parhelia512 1280x1024 DualLCD	PANNIER (HT Pentium4-M 3.2GHz) +GeForceFX Go5200 1600x1200 SingleLCD	No.7 (DualPentiumIII1GHz +RADEON7000 1280x1024 SingleLCD
3D CG Rendering (CINEBENCH)	222	401	315	201
Multiprocessor Speedup (CINEBENCH)	×	1.81	1.17	1.85
OpenGL Speedup (CINEBENCH)	5.33	5.28	3.98	2.67
XSMARKS (640x48016bpp)	9625	8735	11475	1710
フリフリみゅーみゅー 0.49(笑)	24FPS	16FPS	21FPS	7FPS ポリゴン破綻
信長の野望 ONLINEベンチ	178	129	158	74
AE6.0 Rendering 『Fate/stay night』 DEMO MOVIE B	NA	21min26sec	15min30sec	38min26sec
備考	2002.04～	2002.010～	2004.02～	2000.12～2004.02

（考察）
・3D CG Renderingは、その名の如く3D CGのレンダリング能力を示す。DualCPUを活用したレンダリング能力を示しているので、私には結構重要なテスト。結局はGHzの総計値に比例したものになっている。なんちゃってDualの"PANNIER"では、まぁ、こんなところか。(少し残念)
・Multiprocessor Speed upは、CPUのシングル動作時とDual動作との3D CGレンダリング能力比較。Dualの効率の高さを示すワケだが、HT動作の"PANNIER"は案の定低い。というか、Pen4のHT無し状態での能力の低さをも示している訳だ。Pen4のEGHzステップではHTが効率化されたらしいが、どーなのかなぁ…。
・OpenGL Speed upはプレビュー画面のソフトウェアレンダリングとOpenGL表示との差からGPU単体のOpenGL性能を示す指標と考えればいいのだろう。"PANNIER"のGPUは曲がりなりにもFX世代なんで、それなりの数字を出しているようだ。
・XSMARKはシングルCPU×GPUのOpenGLパワーを示すベンチでしょう、多分。ハイエンドなビデオカード(Pen4 2.6GHz＋FireGL)が他を圧倒する値：17000を出すことからも、3Dグラフィックな作業環境の快適性の指標と考えればいいと思います。"PANNIER"はCPUが頑張っているのか、かなり立派なもんだ！
・フリフリと信長ベンチは、シングルCPUパワー×GPUのDirectXパワーを示すと考えればいいんでしょう。というわけで、私の部屋PCの中では、かなりゲーム向きのマシンですな、ノートPCのクセして。＞"PANNIER"
・AE6.0 Renderingは、主に2Dのムービー向けのレンダリング処理、ビデオ編集の適性を問う。扱うデータが大規模(素材が動画・静止画合わせて3GB以上、アウトプットも3.2GB)であり、メモリ容量とHDDのスループットがモノを言う。このタスクを重要事項の一つとして想定した構成(大容量メモリと複数のHDDを持つ)とした、通称“動画箱”と呼んでいる"No.11"や"No.7"が圧倒的有利なテスト…、と思っていたら、意外な結果に！侮れんな！！

　…というわけで、この"PANNIER"は、3DCGの全力レンダリングを除けば、ウチ最強PCだという結果になってしまって、あれー？(予想外)。
　御本尊（サーバーケース入りPCのNo.11）がここまで脅かされるなんて、まったくの予想外でした。これが技術の進歩なんですねぇ。　これで、安定性（今後の検証事項だ）とかが確保されてたら、サーバーの立場ないなぁ。
　ただ、ノートなだけに、配置上の都合などからDualモニタの運用がやりにくい＋HDD容量が小さい(80GB)ので、動画編集はデスクトップのNo.11のお仕事になると思う。（できないことはないが）
　そして低消費電力（ACアダプタが130W品）であることは、デスクトップには真似できない。
　これで、キーボードがUSだったら満足なんだが…。←切実ナリよ(T_T)

＜素性の良さ？＞
　趣味：音楽鑑賞…、などとは口が裂けても言えない程度にしか私のオーデオは稼動しておらず、時折集中的に行うビデオ編集作業の際にはヘッドホンを使ってしまうとかいう状況を鑑みると、運用頻度が極端に低いくせに中途半端な寸法のスピーカが邪魔！と常々思っていたので、この度に小型品へ更新する運びとした。
　そこで選んだのが「小さい割にそこそこ音がいい」という評判というか、定番なSONY製コンパクトスピーカ：SRS-Z1であって、まぁ、そうは言っても、所詮はこの小ささの筐体なんで（むしろその小ささを価値として）あんま期待せずに、近所のLAOX（←大して気合も入れていない表れ）で買ってきたですよ。
　まずは梱包を解いて、ごそごそと配線を繋ぐのだが、R/Lスピーカとアンプを繋ぐケーブルが非常に短いので、嫌が応にもデスクトップ配置になるのがナカナカ潔いのぉ、などと思いつつ、CDの電源ON…。
「…おおっ！」
　いや、びっくり。
　そりゃ、ウーファー付きと比べちゃいけないが、それにしたってこの寸法のスピーカからとは思えない低音が聞こえてきて、すげ、びっくり。
　それでいて、そんなに作ったような不自然さは無いので、低い音量でモニターに堪え得る解像度がある。私の部屋は（夜間で戸締りすれば）ノイズレベルが20[dBA]以下なので、これだけでも極めて魅力的です。
　そしてなにより、そのしっかり・異常にはっきりとした音像の定位感には、マジびっくり。音源がそこにあるよ！って感じが強烈にっ！
　我ながら安上がり（買い値で1万6千円）だなぁ、とは思うものの、ちょっと感動＆満足度高しデス。

　さてさて、今年はナニをしようかな…。（年末に考えてなかったよ）