The inner of [Ti] MISCELLANEOUS '02

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021128
これらの記事は暑い頃に書きました

＜今年は＞
　エアコンを新型に入れ替えました。
　クーラーを使いませんでした。
　2000年に続いて、二回目の快挙。
　去年(2001)は二日使ってしまった屈辱を、根性で跳ね返しましたよ。
　などと、今頃（11月末）に言っても、有難味がない記事ですなぁ。（追記）


＜あ、あれは伝説の…＞
　先日ね、用事があったついでに、工場の食堂で昼食取ったんですよ、久しぶりに。
　で、フツーに
「あ、ごはん大盛りで」
　って、手のジェスチャを交えて注文したら
　…うわぁ。
　どこに出しても恥ずかしくない大盛りごはん。
　ちゅーか、あれだけ立派な、マンガみたいな“てんこ盛”って初めて見ました。
　これは人生に何度とない貴重な体験なのでは？
　むしろ、やりすぎです。
　[Ti]さん＠おなかいっぱい。


＜わき腹を突かれたヨ＞
　駅前の広場をてくてくと歩いていたところ、目の前を歩いていた小学生くらいの女の子が
「おーおきな、のっぽの〜♪」
　と、機嫌よさげに歌いだしたので、あぁ、流行ってるんだっけなぁ、とか和んだら
「〜和田アキ子♪」
　ガク。^*
　すまん、ウケた。
　（*:『BB Joker』かよっ！）


＜NOISE２＞
　今回はPCによる実環境への“騒音”を計測。
　サンプリングに当たって、DATかデータレコーダーがあれば良かったんだけど、代用でDVカメラを使ってみました。　ただ、DVはレベルがオートしか無い（WBはマニュアルにできるのにー）ので、得られたデータはすげー怪しいです。　キャリブレーションも基準となる参照音も使いません。おまけに、サンプリングレートが32kHz、深度が12bitです。まー、この辺りは拘る程のモンじゃないとは思いますが。
　さて、まずはDVカメラ本体（Canon FV2）によって部屋のバックグランドノイズを測定。↓　部屋に居る時の頭の定位置付近で測定。
　予想はしていたんですが、案の定、自分のメカノイズを拾いまくっています。これでは計測になりません。　14kHz付近からドカンと感度が下がっていますが、これはマイクの特性でしょうか？それともサンプリングレートが32kHzだからでしょうか？
　そこで、外部マイク(SONY ECM-MS908C)を接続、指向外にカメラを置いて遮蔽して再度測定。↓
　ま、こんなもんでしょう。
　これを見るとどうやら、10kHz付近からの低下はFV本体マイクの特性で、14kHz付近からの落ち込みはサンプリングレートの都合からの意図的処理らしいでしょうか。（ちなみに、この後で音声入力を16bitにしてみたら、20kHzまで落ち込み無しでした。再計測は面倒ですし、低音〜中音を議論する話題なんで、今回は12bitのまま進めます）
　これが、部屋の窓は閉、換気窓が開の状態で、それなりに静かな夕方という条件です。　絶対的な評価はできないのですが、これが「静かな図書館」程度とするなら、概ね20dBAということにしてみましょう。　これを今回の計測の判断基準とします。
　ついでに、窓を開けてみましょう。
　外では鈴虫が鳴いていて、裏山の葉擦れ音、建物向こうの道路から自動車などのノイズがどっと入ってきてます。不快じゃないです。寧ろ気持ちいいです。
　ちなみに、このマイクをカメラ本体のアクセサリシューへエクステンションアームを介して接続すると、こう↓なります。窓は閉じ。
　結局、本体のメカノイズを拾ってますね。（これは多分、床に反射した音を拾ったんでしょう）
　さて、やかましいと評判の我が時期主力PC：“No.11”（Dual AthlonMP2100+機、HDD二機）の電源を投入してみます。↓
　まぁ、作業している間なら、それ程喧しいという程じゃありませんが、このまま一日中稼動させろと言われたら抵抗がありますね。
　この時点でケース扉CPU側は閉じています。
　安心して稼動させる際にはケースを解放してますんで、その状態で測定するとこう↓なります。
　途端にやかましくなります。　危険です。　高音のメカノイズが非常に耳障りと感じる通り、0.8kHz〜8kHzが満遍なく、特に3kHz付近が10dB近い増加です。ほんの(？)2dBの増加ですが、恐らくdBA換算だと5〜6dBAは増加してるんじゃないかと。(計算が面倒なんでパス)
　実は、この時点でも内部の温度が低いので強制換気用φ120FANが定格の半分でしか動いていません。そこで、定格回転させます。↓
　うわー、やかましー。　中音が特に太くなって、全体が底上げされたカンジ。
　ここに、更に現在の主力PC：“No.7”（Dual PentiumIII 1GHz機、HDD二機）の電源ON。
　これがレンダリング大会時の部屋の状態ですな。
　No.11のFANは遅くに戻したのに、効果的にやかましー！って感じです。　絶対値で50〜60dBAって所でしょうか。
　ちなみに、No.7だけだと、こう。↓
　No.11のケース閉と同じ程度だということが判明。
　さて、これらの結果から、No.11の静音化対策の検討をしてみましょう。
　まずは、『騒音防止マニュアル』にもそうありましたけど、「ケースを閉じる」が定石なのは明白ですな。　じゃ、閉じましょう。　そして内部には吸音材を張りましょう。　幸いにして、No.11はサーバーケースです。空間は余裕ありまくりですから、分厚い吸音材ドンと来いです。
　でも、換気はどうしよう。　これまではケース解放による自然換気主体、サブでケースファンという考え方でやってきたので、大きく見直しが必要なことに。　そこで吹流しを使ってケース内外空気の流れを観察してみたところ、ケース扉の開閉で変化する気流や、仕切り付近などでの面白い動きがみて取れたことから、ふーむ、と換気設計に。　…あ、そうだ、ケース外に大型FANを設置、途中をconvergent divergent nozzle風（単なる趣味）にしてみましょう。　うむ、これだ。（？）
　で、CPU側扉には30mm厚(!)突起付き軟質ウレタンスポンジを吸音材としてびっしり貼り付け。電源側扉には20mm厚突起付き軟質ウレタンをびっしり貼り付け。電源本体周辺を囲むように吸音材貼り付け。意図しない吸気口となる部分も吸音材で塞ぐ。
　さて、どうかな？
　あれ？　普通なら高音域が減衰する筈なのに、300Hz以下の低音側が劇的に減衰されてますよ？　おまけに高音側は殆ど変化なしといった様子。　昔習ったのと違うよ。
　念の為、同様にNo.7にも吸音材を施工してみました。↓
　む、やっぱり同じように低音側が減衰、それ以外は全然変化無しです。フツーは 低音対応なら重量が必要なんだがなぁ。明らかに不思議だよ。吸音材を押し込んだことでケース壁面の固有振動数が変わったのかな？それとも外の騒音の低音部が減ったとか？まぁ、いいや。
　おまけに1〜2kHzが依然大きいこともあって、明らかにNo.11よりやかましいですし、A感度特性的にはちっともちっとも減衰したようには感じません。
　それでも、RMSで4dB弱の向上なのは、まぁ、立派なモンでしょうが。
　こうなると、No.7/No.11のやかましい原因となっている高音域音源…多分φ80ケースファンを改善したくなります。　ついでに、（これまではケース扉解放で済ませていただけに）今のままではケース内温度が今ひとつ下がらないので、ここいらでいっちょ活を入れてみることにしましょう。
　ここで、No.7には元々φ60ファン用ケース排気取り合いからダクトを外部に接続、その先にφ120ファンを排気に接続、回転数を半分に。
　さぁ、どうだ。
　ふむ、体感的にもかなり良くなりました。換気もいい感じ。これくらいなら、部屋の窓を開けて入ってくる虫の声と大差ないです。　で、425Hzと850Hzの山は明らかにCPUファン(3640rpm)の羽音なんで納得なんですが、1927Hzのピークがいま一つ原因不明＆残留騒音の大半を占めているですね。（やっぱりCPUファンか、HDDっぽい）　ふーむ。　ま、とりあえずはこんなモンでしょう。　リテールファンを付けたDual PentiumIII 1BGHz機にしては、十分に静かなマシンになったと思います。
　それにしても、絶対値がやっぱ変だ。DVで勝手にレベル調整しているんでしょう。でも、ま、周波数特性だけは、そこそこに信頼できると思うんで、まぁ、いいとする。
　あと、No.11は静音よりも安定稼動を優先するので、換気能力増強対策を施工。　ケース排気取り合いφ80ファン用x2の片方をアダプタを介してφ120ファン設置、もう片方は埋め。電源（SA-401-RA）の管路抵抗を少しでも下げる＆風切音を下げる為にファン部ケージを切除。（この作業してるときは、流石になんか、もー何やってんだか、って気分に…）更に出口側のφ80ファンをφ120に変更。（強力ベルクロで固定、脱着式に。）通常時はそれぞれ回転数を半分でサーミスタ連動で高温時は自動的にフル駆動、と。　さてさて、結果は…。
　いい感じに換気できてますし、Dual AthlonMP2100+マシンにしては、これならかなり静かなマシンでしょう。 でも、二つのCPUファンの回転数が微妙に違うので、騒音にうなりが生じているのが、ちょち気になるかも。うーむ。
　ちなみに、背面の外観はこんな有り様↓です。 利を取って見てくれやメンテ性は後回しというのがよくわかりますね。
　ふいー、これにて一段落ということにして、2002年PC整備計画第二期工事完了！ということに。　やっかましいHDD(Deskstar120)を黙らせるHDDケースとか、もっと高効率で静音なCPUクーラーとか電源を奢れば、もう2段は静かになるんだろうけど、そこまではもういいや。
　この三年程は（騒音で）人が住むような部屋じゃなかったけど、これで少しは落ち着けるよー。(^^)
　取りあえずは、来年の夏まで大丈夫かな？（…いや、VGAを新しくしたら、少しヤバイかも？）

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021025
いろいろ殲滅戦月間絶賛開催中

＜マツタケなんでしょっ！＞
　先日、古い手持ち資料を整理してて気付いたんですが、オレPCの処理能力ってば1992年の世界最高速コンピュータ：QCDPAX（筑波大）の50％超なんですね。
　そんなんで遊んでるんだから、10年前だったら国会問題だろな。(^^;)


＜本格稼動目前です＞
　夏に組んだ[Ti]式動画箱参號８型電脳機ことDualAthlonMPマシン“No.11”の環境整備を徐々に進めているのですが、ここに来てようやくDualモニタに対応させました。
　実は今、RADEON VEが刺さっているのですけど、ドライバのDUAL対応がお粗末なこともあって、手持ちのPCIビデオカードとの二枚挿しにしました。…G450PCIを。(^^;) 古い！　現時点の私の主力環境であるトコロの[Ti]式動画箱弐號７型電脳機ことDualPentiumIIIマシン“No.7”はG400AGPがDUALHEADで頑張っていたりするので、VGAにこだわりがあるんだか、こだわらんのだかよく分からない環境に。　一つだけ確かなのは、ビデオ系ベンチマークはスーパー激遅。　まぁ、使い方からしてこの構成で不便０なんで、贅沢言えばRADEON9000Proが一万円を切ったら買ってもいいかなー、程度のつもりで、当面。ファン無いしね。（ついでに言うなら、モニタ4台接続可能になったよ！ってのはあまりメリットちゃうかな？ あ、でもDVD MAX出力機能はメリットかも）
　が、ここに来て問題となるのが、メインモニタに空いている入力ポートがDVI-Dしかないことであって、なのにこれまでRADEON VE＋FlexScanL565で行ったSXGAのDVI接続が安定していなかった(SONYのは論外)りするので、少々迷った後でナナオのDVI-Dケーブルをおごってみたら、なんとまぁ、あっさり安定表示成功で拍子抜け。（同様にSONYのモニタもやってみましたが、勿論ダメでした）　わーい。液晶モニタを買って一年、ようやくDVI生活のスタートです。（遅すぎ）
　要するに、JUSTYのDVI-Dケーブルは確実に質が悪かったことが、つまり悪質であることが大決定しました。　オマエも悪かったんかーぃっ！　あれだけ市場に潤沢にある品なのに、わからないものです。　もう買わないことにします。　間違っても一生涯買いませんよ。(恨)


＜おや？＞
　で、そのNo.11について、とりあえず安定稼動化が済んだので、そのあといろいろと検証中。
　で、WIN NT/2k上でCPU温度をモニタしていて気付いたんですが、ウチのPentiumIIIは連続フル稼働状態で室温+50℃(ケース解放なら室温+35℃）なのにテキスト打ちくらいなら室温+20℃(ケース解放なら室温+15℃）まで落ちるんですが、AthlonMPの場合は連続フル稼働で室温+45℃⇔無負荷時で室温+35℃を切ることがありません。その様子は、PentiumIIIの温度挙動は非常にクイックで大きく、AthlonMPは全体にクイックで狭い、という感じ。　特に、両者共SystemIdleProcessは99％でもAthlonの温度が下がらないのは、ちゃんと休んでないからなのでは？と思ったワケでして。
　ふむ？
　で、調べてみると案の定、AthlonはSystemIdleProcessだけではチップセットから切り離されないみたいですね。強制的に切り離すやり方もあるようですが、760MPやMPXでやられているという実績は少ない上に、CoolONで完っ璧に固まったんで、これはまぁ、やらん方が無難でしょう、てなことで当面は放置することに。ちょっとくやしい。
　…ただ、現状でも全力動作で正味250Wで、起動時も500Wに収まるようなんで、どのみちは450W級の静音電源に交換してもいいかなー、なんて、ちょっと考え中。うーん。


＜NOISE＞
　以前から気になっていたことなのだが、且つ私自身は決してオーデオマニアというワケではないし、それほどこだわりを持ってパーツを選んでいるわけでもないし、スピーカーなんて「聞こえればそれでいい」程度の認識だし、それでもまぁ、PCの電源ラインにフェライトやらオーディオ用ノイズキャンセラやらいろいろと付けてみた時期があったりしたのだけど、品物自体も昔よりはずっとずっと良くなったとは分かるのだけど、それにしてもやっぱPCオーデオはノイズが多いんだよなぁ、と先日痛感。
　私はどうしてもモニタヘッドホン（5年前で16k円、そこそこグレード）を使った作業が多いので、余計にそれを感じる機会が多いんでしょう。 少し神経質気味。…ちょっと余談だが、このヘッドホン、イヤーパッドが保安部品でまだ売ってると先日分かったんで、早速取り寄せて交換。うーん、いい感じの使用感に。(^^) 特に長時間使う際に快適になりましたよ。 消耗品なのかも？
　で、PCによるサンプリング時のノイズ例↓（オンボード音源 LINE IN 無結線状態でのサンプリングデータをFFT処理）
　多分、世の中のPCの大半はこんなモンじゃないでしょうか。
　勿論、非オンボードのサウンドボードにすれば若干（3dB程度）は改善されてました。これくらいで辛うじて許容範囲じゃないかと。
　そこで先日からはUSB接続の音源に変更。↓（USB音源 LINE IN 無結線状態でのサンプリングデータをFFT処理）
　成る程、これなら文句を言う筋合いは無くなります。 ケチをつけるなら、キレイに1kHz-2kHz-3kHz…とノイズが立ってるのがやなかんじなのと、20kHz手前からの減衰がビンボ臭いの位か。
　実際の運用面では、USBならではの不具合やら弱点もいろいろと（バスパワー駆動による本体ノイズの侵入、帯域不安定によるノイズの発生etc.）があったりしますが、まぁ、この辺りは運用面での工夫でなんとかなりそう。
　ここで問題となるのは、それなりに質が上がったことで、これまではノイズに埋もれて気付かなかった細かい配慮が必要になってきたことで、そういう経験に乏しい私はかなり困惑する。
　例えば、このUSB音源に結線してみるとこう↓なります。（USB音源 LINE IN Roland ED SC-8820 LINE OUT と結線状態でのサンプリングデータをFFT処理）
　微妙にピンクノイズっぽいものが乗っているんですが、これでピンジャックやらプラグやらを磨きまくってやったり、エージングモドキをしての結果です。　無作為に繋いだだけだと、下手すると更に10dB近くものノイズが上乗せされます。そうなると丁寧に繋いだPCIカードの方がまだマシになってしまう位なワケです。むー。
　ちなみに、光OUT/IN結線なら、不自然なくらいノイズが乗ってませんでした。なんか不自然。多分不自然。　奥が深そう。
　ともあれ、今の環境で少しでもキレイにLINE出力の音を録音しようと思ったら、こんな所が落としどころっぽいです。　ついでなので、高価なオーデオ用ケーブルを買ってきて同様な分析しようかと思ったけど、別にやってもいいんだけど、今後そんなに使うアテもないので、これは止めた。誰かやってください。　あと、USBバスパワー駆動の音源でACアダプタが使えるヤツは、ACアダプタから給電した方がマシなのかもしれないですね。(想像)
　そうだ、USBバスパワー機器用に電源ラインにノイズ除去フィルタをかませたUSBハブとか延長ケーブルとかオスーメスアダプタなんて、ちょっとしたいい音アイテムでアイデア商品になるんちゃう？
　む、大人しく光OUTの音源を買えって？ むーん。(^^;)


＜↑というのも＞
　一年計画で部屋内レガシーデバイス駆逐月間絶賛実施中の最終段階だったりするので、ごく僅か残っていたオーデオカセットをMP3化＆破棄完了としたかったわけで、こんなことをしてたわけです。
　それにしても10年以上前のテープつーのは…懐かしいなぁ、もう。
　もう、そりゃ、繰り返し、繰り返し聴いた曲にじんわり。（ありがち←年末大掃除で雑誌につかまるような感じ？）
　「あー、もう、少しぐらいノイズがあっても、全然全然関係ないやー」って感じですな。（ありゃ）
　色あせたアルバムがその価値を失わないように。
　がんばらないと、という気にさせられたよ。
　昔の自分に負けないように。


＜↑そして老兵は＞
　我が家財の最古参が一つであったLDプレーヤーが、この度晴れて退役なされました。10年間お疲れ様。
　僅かな期間で完膚なまでにDVDに駆逐されてしまったLDですが、かく言う私もここ３年半はDVDしか買っていないです、気付いてみれば。ありゃ。ここんとこ、単なるCDプレーヤでしたもんなぁ。
　結局、最後の購入LDになったが1999年4月の『SPRIGAN』でした。戦って死ね。
　で、私が最初にLDを買ったのが1990年7月の『蝉時雨』。この時はLDプレーヤなんて持ってませんでしたけど、ディスクだけは買いました。(^^) ありがち。 　で、1992年6月にプレーヤを購入。以来、色んな映画を見せまくってくれて10年ちょい、お世話になりまくりましたもんだなぁ、と感慨。いや、もう、泣いたり、笑ったり。　そして、映画的なカメラワークとかスクリプティングの妙をいろいろと教えてもらいました。　ありがとう。
　そのLDも寄る年波には勝てず、既に4年ほど前からCAVのディスクは後半がトラッキング不良を起こして読めないとかの不具合が出ていて、先日確認してみたらとうとう最初の15分程度しかトラッキングできなくなっていまして、もう、一線は張れないなぁ、と。（CLVはだいじょうぶなんだけど）
　そんで遂に退役です。…やっぱ感慨深いよ。あ、『P2』を観返したら、OPのOS起動画面からその舞台が2002年だったと判明。 うーん、偶然じゃのぉ。
　そして最後に手元に残った一枚は、やっぱり『蝉時雨』。(^^;)　だって観れなかったんだもんよ！(どうもディスク自体がダメになっているみたいだ…？別のプレーヤでも再生できなかったりするんですよ。盤面が汚れてなのかな？　とほほ〜。)
　ま、いつか観る機会があるさ。


＜そんなわけで＞
　私の部屋に残るアナログメディアは、本/マンガと過去に録ったVHS/Hi-8のみとなりましたワケですな。
　本のデジタル化はそれこそ10年かけてテキスト化を行うも遅々として進まず、マンガのスキャニングは言わずもがなで、完了はいつになるやら。　さしあたって、USB2.0の安価なスキャナが出た時が決行の時ですな。(とか何とか言ってたら、Canonから出てましたね、USB2.0接続の安価スキャナ。早い！むぅ。これは買いますか…、と買いに行ってみたら品物が無い。店員に尋ねてみたら、一部のUSB2.0I/Fで接続不良が出たので店頭回収している、のだそうだ。むぅ、残念だが、素早い対応には感服。改めて出荷を待ちましょう。(2002/10/12))
　VHS/Hi-8は…、まぁ、要するに「第一話を除いた全話を、最初にエアチェックを始めた番組としての義務感から執念で録画した『せらむん』の録画テープ」が大半じゃけんのぉ(^^;)　こちらの方面のデジタル化は、エンコードハードならボチボチのレベルになってきたけど、ストレージの都合で次世代DVD待ちですなぁ。（と言うか、10年間観てないんだから破棄するのが筋な気もするのだが。）
　むこう３年、が私的には時代の変わり目かなと思って、物的・精神的にいろいろと準備している。
　財産に対する価値観が変わっていくような、その過程が今なんじゃないかな、と。
　変わらないものも沢山あるだろうけどね。

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020829
夏が終わりますか

　今年の夏は部屋のエアコンを新型に換装。
　でも、一回も電源を入れずにやり過ごせそうです。
　さぁ、来い残暑。

＜図＞
　まずは、下のグラフを。

　これは、私の過去12年間の主力PC遍歴について、その処理性能(時々のメインアプリで計測値)を縦軸にプロットしたものです。　我ながら見事な法則性に則ってますな。(^^)
　で、このグラフとから次の更新時期と性能…そして自ずとその性能を実現するための機器構成も導き出されます。 →独自の計算による現状概略予想では、Dual Xeon/2.6GHz、Pentium４/4.2GHz若しくはDual AthlonMP2300+付近が候補となります。　ピーク性能を持続させる使い方がメインだから私とDUALシステムと相性がいいことは過去3年で実証済み。　そのXeonシステムはコストパフォーマンスの悪さで検討に値せず、Pen4は当分出そうに無く、そろそろ入手可能と予想できるAthlonMP2200+が妥当且つ唯一の選択肢となってます。　早くでないかな。　馬MP。(8/2)
　…出ました。(8/27)


＜合わせて86系7452MHz、RAM3192MB、HDD393912MBの部屋に＞
　てなわけで、私にとって“第三のMP機”、そして“動画箱参號”となるべく、AthlonMP機向けの部品をたんまり買ってきましたー。
　盆休み前休日出勤＆休日出張が先方の都合でお流れになった瞬間を狙っての秋葉掃討で一気に器材を買い揃えての突貫作業！　時間切れなんで馬MPは諦めてパロMP2100+とて馬じゃーてなのが微妙に負け惜しみ気味ですが、まぁ、時間も無いことだし、背に腹は代えられません。時間の方が優先です。あと、盆休みに入ると品薄になりそだし。
■てなわけでかき集めた今回の構成は、MPU:dual AthlonMP2100+、M/B:Gigabyte GA-7DPXDW-C、HDDはIBMの120GB二台=240ＧＢに1.5ＧＢのPC2100、そんで電源はRAという、いかにもありがちなdual PentiumIII1GHz機の後継、非常にそつがないチョイスです。　　その裏で、初代MP機の“ALEX”が丸三年のお役目を終えて引退です。本機は『fair wind』を製作する為に組まれ、その後は『永遠の楽園 (上)、(中)』、そして『名曲アトリエ』ではレイトレのサブ機として数々の戦果を上げ、次世代機“No.7”大活躍の礎となったマシンでした。　ホントにお疲れさま！
■とりあえず素で組んで電源を入れてみると、その起動の速さに感動しつつも、あまりのやかましさに笑いました。(^^;) リテールのヒートシンク、やかましすぎやん。　おまけに、ごうごうと吹き出される熱風がVGAを加熱しまくっていて危機を感じるとかあるので、これはゆくゆくなんとかしていかな。 ついでに熱源なサウンドボードは外しちゃって、USB音源にしようかな。 あと、USB2.0のNICが出たらそっちも置き換えたいね。
■ちなみにこのM/B、“サーバー用”というが故のクセなんでしょうが、AGPもPCIもスロットの差し込みがものすご固くて、当初AGPとNICが差し込み不足のトラブルを起こしました。力ずくでつっこめば解決しますけど。　それとあと、Mirosoftのマウスで認識できない固体が有る(できるのもある)とかいうマイナートラブルがあったけど、全体的には素直なM/Bだなぁ、という印象でした。
　しかし、緊急用としてインストールしようとしたWin98が再起動に失敗するとかいうトラブルは解決できなかったので、今回はWin2kのシングルブート環境で落ち着くことに。　…そしたらすげーや、起動時間40秒だよ。
■懸念していた発熱ですが…、これが想像以上！！こりゃ、すごい！ CPUファンの吐き出す熱量も豪快だが、何故か拡張ボード類からの発熱が壮絶！ NICがなんでこんなに熱いんじゃ？！なんでサウンドボードがこんなに熱いんじゃ？！USB2.0ボードがこげに熱いのはちょっとおかしい！　などなど、ケースを閉じるなんてとんでもないヒートっぷりにビビりまくり。　こりゃ、とてもじゃないけどミドルタワーじゃ使えん。盆休みにサーバーケースに移設しないことには、使う気にならんわ、ギャー、ってくらい。（後日：どうやらHDDの輻射熱・熱対流がボード類を加熱していたらしい。サーバーケースに移設したら熱くなくなりました。うーむ、7200rpmがこんなに熱いとは！5400rpm品と比べて数倍あるよ！異常！！）
■で、まぁ、肝心の計算速度の実力をレイトレ課題で確認してみたところ、前任の主力機“No.7”:dual PentiumIII1GHz機と比較して「丁度二倍だね」てな感じでした。その一方でTMPEGEncによるDVのMPEGコーディングで比較してみるときっちり三倍速を叩き出します。なのに午後こーだー(ver.2.39c)だとCD135倍速相当で1.4倍。得手不得手があるみたいですが、 FSBが二倍、メモリの転送レートも二倍、周波数は1.7倍という条件なんで、まぁ、妥当と言えば妥当な結果なんかな。 メモリのチューニングとかすれば、もうちょこっとは改善が効くだろうけど、まぁ、傾向に大差は無いでしょう。　浮動小数点計算パフォーマンスが高いと評判のAthlonなんで、レイトレにはもうちょっと期待していたというのが正直なトコなんですが。
　…あー、今、No.7とNo.11とで一日がかりなレイトレース課題を競争中なんですが、この終盤になって外で雷がスゴイことになってまいりました。　この実況はモバイル機：FIVAでお送り致します。　あー、停止すべきかなー。　うわっ、近っ。　ヤバイよ。　外の雨の音がスゴイから、No.11の発する爆音すらかき消えてます。　あー、風が涼しいです。 ん、今日はここで止め。
　…さて、盆休みになりましたです。
　くわっ、と気合を入れて、買い散らかしたシステムの常用化整備を一気に施工。…完了。丸々5時間かかったよ。ぐったり。
・“No.7”をALEX筐体へ移設、ケーブル類をスリムに換装、φ60のケースファンをφ80に換装、FDD、PCMCIA撤去。これまでに色々と細工してあったので、半田づけとかも必要になってドタバタ。
・“No.11”をサーバーケースへ移設、CPU側をPWMコントロールφ120ファンで冷却、ファン連動温度計設置、激音ヒートシンクを東海理化の静音品U2L-A2440(←Dualで取り付けるにはギリギリでした)に換装、SoundBlaster撤去、USBオーデオ追設。　 と一言で括ってはみたが、なにしろヒートシンクの取り付けが怖いよー。コアを痛めそうだしノッチを痛めそうだし、ボードも痛めそう。 何とかしろよ＞AMD
■この整備で、爆音だった“No.11”がなんとかそこそこ使える程度には静かになって、CPU温度もフル回転時で72℃程度で安定。 FDDが環境から排除され、サウンドもUSBへ移行。 またChipSetのUSB1.1はDisableとしてUSB2.0に環境統一。 これまた歴史的役割を終えたPCMCIAも撤去！ ついでに買ってきた簡易電力計“エコワット”で計測してみると、CPU100%負荷レンダリング時で250Wの消費電力でした。(本体＋LCDモニタ一台＋スピーカ駆動時)となると、電気代は一時間6円程度になりますですな。ちなみに“No.7”は同条件で140W。
■こうして夏のPC環境増強・整理キャンペーンin2002はほぼ完了と相成りましたです。　おつかれー。　…なんてことしている間に馬XP2600+が出てしまいましたが、まぁ、やむえんな。（仮に今すぐMP2500+が出たとしても、当面は対応する静音ヒートシンクが無いしね…）
　秋〜冬にVGA周りで若干の更新があるかもしれないものの、一年半後のHammerな更新まではこの体制（No.7＋N0.11…セブンイレブン体制）で行く予定。　 今回のキャンペーンでかなりシンプルに洗練されたとはいえ、この“No.11”の完全引退までは3年あるので、ぼちぼち改良作業をやっていこうと思う。 うーん、でも、その頃にはちゃんと次世代書き換え型DVDが出てるかなぁとか、UIや活用形態がどんなんなってるかなぁとか、電力的・熱的に限界からひょっとしたらもう並列機の時代なのかな〜、そんなら部屋内TFLOPSの時代が見えてきてるかも？などと、夢は脳裏を駆け巡ってます。
■さてさて、ともあれ今回のキャンペーンの結果、初めてのPC比で速度1000倍の体制となりました。　目出度い気がするにょ。　…でも既に、一号PC比でメモリは4千倍、ストレージに到っては40万倍なんスよね。　恐ろしい時代になったものだと、なんとなく。
　ともあれ、これであと半年は戦える。


＜MD2MP3＞
　盆前の怒涛の出張期間の最中、長らく愛用してきたMDプレーヤ(SHARP MD-SS331-S)が突如心不全な状況に陥られてしまわれました。　懸命の救命活動の甲斐なく、心拍・脳波停止。　享年5歳3ヶ月でした。　合掌。
　コイツは『Atlach=Nacha』と一緒に日本橋で購入後に、毎日の通勤時は勿論のこと、全国各地・世界各地を一緒に旅してきた相棒の一つだっただけに、寂しさが先に立ってしまいますが、軽く5万時間以上を働ききったヤツですから、大往生なんでしょう。明るく見送ってやりたい。
　なんで、分解しました。(^^;)
　まず驚いたのが、「ありゃ、ネジが2本も足りないやー」でして、そういえば1年ほど前に部屋の掃除でネジを落ちているのを見つけたなー、とか思い出したのですが、あの時にMDの疲労がたけなわになっていたのかもしれないとか思うと、わが身の無神経さを責めたりもしますが、ナニはともあれ、分解続行。
　非常に高い密度で実装されたメカ部と回路部に惚れ惚れしつつ、密着したそれらをバラし、電源を入れてその動作を少しずつほぐしていく楽しさよよよ。 リミットSWによる動作や、ボイスコイルの挙動、そしてスクリューによるサーボピックアップの動作…あ、ここが壊れてるのね。モータが完全に沈黙してました。ホコリもなし、ギア列に噛み込みなし、潤滑は十分、位置によるシーケンスを一通りチェック、手で回してみるとカンタンに動くなぁとか確認した結果、多分モーター内部での断線、若しくはサーボ回路かセンサ部の損傷なんでしょう、ここいらの部品寿命ですねという結論に。機械屋の私にはここでお手上げ。
　それにしても驚きなのは、5年もの間電池がまったく劣化なく使えてきたことです。SHARPにおける第二世代のLi-イオン電池(AS-S31BT)の素性の良さが伺えます。よくがんばりました。
　さて、音楽が無いと暮らしていけない私なので、速やかに後継が必要だと思案開始した次第なのですが、リサーチにと入った出張先の店頭でCriativeのNOMAD MuVoを手にして、その合体変形構成に気付いた瞬間に即決！ あれ？ この時点で思案開始から30分(^^;)　元々私は日常的にUSBメモリでデータを持ち歩く運用をしているので、このMuVoなら正に一石二鳥、“少ない”と称される64MBも日常生活の運用ならゼンゼン問題ないし！ケーブル不要というのもすこぶるgood。USBから充電できたら完璧だったのになぁ。
　てなわけで、よーやっとMP3プレーヤのユーザとしてのデビューとなりましたー。(MP3プレーヤ機能を持ったCDプレーヤは持ってるけど、多分その機能の使用頻度は低いし)
　でも、電源OFFでレジュームが効かないとか、リピート機能が使いにくいとか、曲順設定にコツがあるとか、プレーヤとしては若干使い勝手が悪い部分があるですね、このMuVo。でも、ま、屋外専用オーデオですから、これらは許容範囲な欠点ですな。 つーか、ファームウェアの更新で機能改善できないのかな？(希望)
　あと、MDを運用する際にはアルバム単位でディスク使っていたけど、MuVoを使うとちょいちょいと曲を入れ替える気になるので、聴く内容の傾向も少し変わってきたかもしれないです。気に入った曲を一曲ずつ追加したりとか。 このあたりの活用形態、少し興味深いかも。 それにこれなら運動しながらも使えそうだしね。
　なにはともあれ、さてさてさて、また新しい音楽生活が楽しめそうです。(^^) よろしくナ。

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020727
重い腰をあげて

＜ある日のデスクトップ その3＞


＜“芸は(案外と)身を助く”＞
　ご存知の通り、ここ3年でDTVの知識をそれなりに使えるようになったんですが、それがお仕事でも利用できたりすることがボチボチとあって、人間どう転ぶかワカランもんだなぁ、などと、先日思ったですよ。
　その先日、そりゃぁ大げさな実験設備で、書類を何枚も書いて使用許諾を取って使うようなヤツで、監視がついて、何人もの共同作業で計測を行うような仕事で、そのデータをNTSCにオーバーレイして画像と一緒に保存するような計測装置（ン千万円）を使って、その画像をDVカメラで保存したですよ。 DVはSONY製の結構高いヤツっす、そこにあったで一番いいやつ。　で、後日、そのデータを画像と比較しながら画像処理でキャプチャーするシステムにかけてデータを吸い出そうとしたら、まるで壊れたデータしか吸い出せないんですよ。　もー、システムのメーカ呼びつけてどーしてくれるんだ、なんとかしろとガーガー言ったさ。　そしたら、「実はSONYのDV一部機種は、走査線の最初の一本を勝手に削除してしまっているんです。その所為でシステムが正常に動かないんです。以前、ちゃんと規格に合わせて下さいと申し入れたんですが、画質に関係ないからといって門前払いされてしまったんです。あ、ちなみにビクターも一部機種でそうなります」ということで、ごめんなさいの一点張り。いや、ごめんなさい言われても、そういうことは先に言ってくれ、再度テストするのには費用も時間もヒトも取れんのじゃー、と、困る困る困る。マジ困る。
　で、俺様DTVな芸が勝手に発動して、何気にその“規格外”DVデータをキャプチャしてみると、そこで確かに走査線が一本足りないことを確認したですが、同時にオーバーレイしたデータ画像の痕跡が残っているのも確認してしまったので、「うーむ、この部分を元にしてオーバーレイ分を創生できるんじゃないか？」と、“規格外”DVデータを丸ごとAVI化＆フッテージ化＆処理＆再DVコーディング＆NTSC出力してみたところ、ビンゴ！！！　見事に失われたデータをサルベージ出来てしまったという魔法使い様に大変身ッス(^_^)　再テストに要する費用分数百万円とその手間・時間を浮かしたという、快挙。
　…が、その処理に要したデータ量が35GB、一日ぶん回すのが必要だったとかが、今のPC環境だからホイホイやれたのであって、少し前だったらとてもムリな話なんですよねぇ。　技術の進歩はありがたいものです。
　応用次第では、こんなこともある。


＜フィールド実験中＞
　例の如く出張な時間の多い昨今なんですが、これまた例の如く禁煙場所での喫煙ヤロウとか歩きタバコポイ捨て野郎を見掛けることが何故か多いので、(威圧的に)注意するのが日課みたいになってたりするのが相変わらずなのは以前も話題にしたのだが、その時書いたように“叱り方”を色々とロングランで試してみています。　うっかりすると、ついつい襟首をふんずかまえて引きずってしまうんですが、結果的には「先手必勝で威圧的に注意」した方が速やかにコトが済んで面倒が少ないということを、この一年間で学習しました。 基本的にこういった状況下では複雑な日本語は通じないので、まずは単語で話すとかが基本ですな。 それでも通じないことが多いけど。　あと、“周りに人が多い場所”で“私はここに暫く居るよ”という状態を作ってから叱ると効果も効率も高いようだという傾向はあるのすが、ここで若い連中を「頭ごなしに叱り付ける」と、かえって反発を招く〜支離滅裂な態度に出てくる〜ことが多いようです。逆にやや中年のおっさん気味なのに威圧的に叱ると、情けないくらいオドオドさせてしまって、こっちが情けなくなることも多数。（← 通りすがりの人間に叱られて、必死で謝るようなことをすんなよなぁ、いい歳して情けない。謝るヒマがあったら拾え、その吸殻を。） ここいらの匙加減が微妙ですから、もうちょい経験値を蓄えてみようと思う。（…ちゅーか、少なくとも横浜市は条例で全域で歩きタバコが禁止されてるんだがな。）
　もう一つ、歩行者専用道をバイクで逆走してくるよな小僧狩りも絶賛実施中なんですが、この場合必然的にふんずかまえる(これにもノウハウがある。逃げられないように、最初はゆっくり〜相手のリズムを崩した動きをするのがポイント)ことになるので、結局毎回スムーズに行きません、難しいです。叱るに効果的な状況を作りにくいこともありますし、問答無用でイグニッションを切る〜ヘルメットならよかろうとうっかりひっぱたいちゃいますし。(威圧的というより短絡的)　相手も予想外の事態にどーすればいいか考えられない状態に追い込んでいるようなのが、その態度とか発言から推測できるので、「はい、イグニッション切って」「次、降りて」「日本語通じますか？」「間違っているのが誰で、正しいことはナニか判りますか？」と誘導してあげるのが効果的っぽいです。　まちがっても、カッとなってイグニッションを抜いて投げたり、「じゃ、そこの交番で話そう」と優しく誘ったりすると、下手すると泣かせてしまいますから、これはNGです。匙加減が大切です。（そもそもは道路交通法違反だがな。）
　でも中には「エンジン切ればいいんだろ！　でもイグニッションをONにしないとニュートラルに戻せないだろ！」「ニュートラルにしないと壊れるだろ！」「これでいいだろ！（←シートに座ったまま、ガニ足でバイクを進めてる）」位に開き直ってくれるヤツもいて、その有り様はたいそうかっこわるいものの、内心は寧ろ天晴れと感心してたりしたことも、あるよ。　こういうのは、手ごたえがあるというか、割と後味がいい。(^^)　彼はきっと更正することでしょうし。　これで“近所の頑固爺”への野望がまた一歩。
　で、最近流行りの実験ですが。
　喫煙者を注意の際に、意味もなくあらぬ方向を指して「ここ、禁煙ですよ」と言ってみましょう。
　すると、ほぼ100%の確率で、その注意された人はその方向に向かって移動します。　マジにリモートコントロールです。(^^)
　きっとこういった行動は、心理学的に何らかの意味づけがされてるんだろーなー、とか、思いながら、今度はもうちょっと面白い反応を引き出せるような注意の仕方を思案してみたいなー、などと。
　ちょっと面白いでしょ。　(…どっかの心理学/社会学研究室で、そんな研究やってるかもね)


私のバイク仲間はスモーカー多いけど、みんな必ず携帯灰皿を持ってるよ。カコイイ(^^)



＜「なめて治す」を正しく＞
　先般、左手首を随分と酷く捻挫で痛めた際に、なんとなく“老人医療”とかについて、いろいろと考えさせられた。
　まず、怪我を直すために手首をガッチリ固定続けた結果、“関節が固まる”という現象がホントに生じたこと。しかも、それが辛いし、本気で痛い。捻挫そのものより辛かったかも。
　そんで、“筋肉が落ちる”、“筋の滑りが悪くなる”という現象が併発したこと。
　筋肉が無い結果、“些細なことで更に痛める”という現象。
　おまけに、それらが複合して“治りが悪い”ということ。
　痛めたところをかばった動きをする結果、“別の場所にムリがかかる〜痛める”現象。
　もー、これらのフルラインナップで、途方に暮れましたよ。
　で、少々辛くても弱った部位を積極的に使っては(正しい)マッサージを繰り返しての一ヶ月、ようやく「筋肉は戻ってきたかな？」程度には回復して、でもまだ関節の可動範囲が元通りにはなっていないので全快とは言い難いのだが、まぁ、なんとか支障なく暮らせるようにはなった。　これが足だったり腰だったりしたら、一人では対応ができなかったかもしれないし、もっと歳をとってきたら…、うーん、こりゃ、大変なことだなぁ。 更に色々と複合して問題が起きそうで、なんとも恐ろしい。
　今回の私については、旅先でどーにも悪化しまくった際に助けてもらった鍼灸の先生の治療行為・助言をきっかけにして、自力で快方に向かうことができたので、感謝です＞吉野さん
　そうなると捻挫時に行った外科で日常生活に対する適切なアドバイス・指導があれば防げたとも思えるのだ。
　なんというか、「あるものを活かす、いい流れを作る、そういうことを助ける」ような医療が必要なんじゃないかなー、と、漠然と思いました。　そういうのも、専門家のお仕事として価値があるなぁ、と、実感。(考え中)


＜舌の根も乾かぬ内に＞
　ボチボチ恒例のPC更新時期が近づいてきましたので、いろいろと検討中。（あちゃー）
　でもその前に、現用機にUSB2.0ポートを追加する作業を唐突に施工。
　というのも、半年前に買ったUSB接続のCD-RがUSB2.0対応だったですが、ChipSetのUSB1.1接続で使ってきたので、Maxで6倍速な読み書き性能にドキドキシオシオしていたので、更新前にフル性能を発揮して頂こうという計らいをすべきであろうということで。　ついでに５つも余っている5インチベイにUSBポートを引っ張ってきて、運用性もUPさせてみることに。
　結果、(当然ながら)余裕の12倍速で書き込みOK、AVIの直再生OKとなりましたヨ(T_T)
　ついでに、USB接続でバックアップ用に常用しているリムーバブルCompactFlashドライブがUSB1.1ハードなのに更新速度が上がってるヨ！という予想外なメリットも発生。(転送速度が何故か5割増なのに加えて、数千あるファイルコンペアで速度が随分と上がっているらしく、バックアップ処理全体でいうと半分に短縮された。ドライバのつくりがいいのかな、それともVIAのUSBがタコだったのか？)
　更には、USB接続のバスパワー駆動なSC-8820(MIDI音源)のホワイトノイズ…しかもマウスカーソルの動きに連動して変調するタチの悪いノイズが、ピシャっと消えたー。(T_T) 多分今まではバスパワーラインからM/Bのノイズが侵入してたんだろう。(まぁ、サーバー用M/Bだしね)
　とまぁ、6000円の投資にしては、意外や随分と快適になったことにえも言われぬ満足感が…。(^^)　いままでが酷すぎたという説は、まぁ、アレとして。
　となると、チョーシぶっこいて、もうちょいとばかし“快適性を補強”してみたくもなる。
　そんで、「今の流行なら“静音”でしょう（？）」ってことで、定番な電源の交換及びファンチューニングをば実施してみることにして、まずは静音電源…猫も杓子もというか、とりあえず安心できるTORICA SPW-320NPに換装…PentiumIII1GHzのDual(TDP30Wx2)程度なら余裕でドライブできるでしょう。　そんで、私のPC周辺の生活スタイル(未使用時は電源OFF、PCはケース解放で使用、毎週末の部屋掃除でPC筐体内部も掃除機でバキューム)だからこそ可能となる、ケースファン撤去という荒業を遂に実施。 でも、ちょっと不安もあるので、φ120ファンとPWMのファンコントローラを追加して開放感あるのんびり排気仕様。
　で、結果は、「あー、今までとかわんねー。」(T_T)
　元々付いていた電源(EuerPower CWT-300ATX-A)は十分静かなもので、一番やかましいのはCPUファンだったみたいです。あややー、失敗。
　さて、こうなってくると、最近はPentiumIII1GHz程度ならファンレス化が可能？な根性あるヒートシンク（+ヒートパイプ、でも、DualなM/Bには入らないかも？）もあることだし、ちょち野望がふつふつと沸いても来ようものなのだが…、いや、せめてファンをφ80に換装してだな…いやいや、PCフルモデル更新の方を先に実施しないとダメなんだよオレ的スケジュールでは。（一年半後にHammerの普及を予想してるので、AthlonMPは今が旬ダヨ、ってなコストパフォーマンスロードマップで）
　あー、でも、今まではPCに性能と使い勝手のみを追及してきたけど、今回のことでダメな楽しみ方を覚えちゃったかもなー。(^^;)



　さて、夏本番です。

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020628
モノ作りは楽し

＜ある日のデスクトップ その2＞
　そういえば、予想通りL565が値上げされてましたね。早めに買って正解でしたナ＞オレ


＜できるかな＞
　ある日の出張復路の名古屋駅で、新幹線乗り換えに30分少々あったんで、駅ビルをぐるりと回ってみたところ、ハンズを発見、即座に買い物モードに移行。(あちゃー)
　でも今回は、ツーリング用のアイテム作りが脳裏にあったんで、超強力ベルクロを購入したのみで許しといてやった。(？)　そんで、その晩にアイテム組み立て。
　ここで言うアイテムとは、バイク用手作りオンボードカメラ：『通信傍受くん弐号』ヲ指ス。(^^)　初代『通信傍受くん』は秋葉で買ってきたカメラモジュールで、これのS出力をDVカメラで記録するといった使い方をしていたが、昨年末にバイクと一緒にクラッシュした。　そんでこの度はその経験に基づいた次世代機を開発中であったのだ！（じゃーん）
　今回のベースマシンは『Che-ez Movi』：僅か100g且つ1万円のソリッドメディア50万画素CMOSビデオカメラだっ！つーても、ビデオ画質は320x240で20fpsもでてない上にCMOSなノイズぼろぼろダイナミックレンジへぼへぼなんで、DVとは比べるのはあまりにかわいそうな惨状なのだが、ま、ライブ性が向上する引き換えと思えばいいや、とか考えての採用。つーか、「壊しても、まー、オッケ！」な手頃さが第一なポイントですな。
　今回のオンボードカメラ化では、Moviの致命的弱点の一つである“電池のもちの絶望的悪さ”の改善と、“ライディング中のリモート操作”の二項目の改造を行ったっス。
　とにっかく！電池が持たないこと甚だしいったらありゃしない。つーか、普通に使うのもままならない程、電池（単4アルカリ）が持たない。　新品でも1分持たなかったりする破滅的悪さ！つーか、寧ろ欠陥だ！　ので、電池ボックス部を切除＆エポキシで加工＆穴明け＆ブラケット追加によって、二酸化マンガンリチウム乾電池CR-V3を使えるように変更っ！　ケツがすこしはみ出ますが、恐らく３V維持で考えた場合の電池寿命は30倍くらいに！　…電池代は10倍だが。(^^;)
　次は、先代の反省でもあった、リモコン化。　これもカンタンに対処：Movi基板の電源SWとシャッターSW部分から線を引っ張り出して、リモコン用SWｘ２に結線。　原始的且つ合理的。　ただ、電源SWの方が基板にはチャタリング防止対策がされてないようで、使うSWによっては時折誤作動するっス。要改善。　ちなみに、ここで使った配線は、電話用4芯ケーブル。(^^) 合理的。
　ここで今日買った超強力ベルクロの出番。　Moviをヘルメットに固定する(しかも容易に取り外し可能)のだ！　これも先代の反省。そして、電池込みでも150gを切るMoviならではの荒業！　そしてリモコンSWは（グローブの）手の甲に、これもベルクロで固定。　フフフ、腕のスイッチといいヘルメットカメラといい、気分は2001年宇宙の旅か、はたまたユニバーサルソルジャーか、はたまたプレデターだぜ。（だんだんイメージが悪党に…）
　ときにこの強力ベルクロ、あまりに強力すぎて、一旦固定したヘルメットから引き剥がそうとしたら、ベルクロを貼り付けていたMovi外装飾りパーツ(銀色の部分)の方がもげたー、という強力さに呆れるというかビビる。(^^;)　ホントに強力。1cm角で十分だよ。　激しいオフロードでも脱落ということは絶対無いと確信しましたです。
　さて、後はこのMoviが、オンボードカメラとして所望の耐環境性を示すことができるかが、不安だなぁ。（げ）


＜↑で、その結果＞
　運用状態＠モンゴル草原走行中 です。→
　結論から言うと、案の定動画画質はヘボヘボでしたが「なんか、ライブ感があっていいかも」てな画が撮れてまして、その辺りは、まぁ、成功かも。　懸念していた走行中の（装着による）違和感も全然ありません。　軽いなぁ。
　ただ、ヘルメット取り付け角度が上方気味であったので、撮りたい草原の画があまり入らない＋遠くの風景しか入らないので速度感のある画にならなかった、という辺りが動画を撮る上での反省点になりました。　オフロード走行による振動は勿論残っているのですが、これはこれで臨場感ある効果を醸しているように思えたので、あとは首を左右にむやみに振り回さないことを念頭に置けば、割とよさげな映像になるようです。　また、CMOSセンサーなダイナミックレンジの狭さが、空を撮ることでより目立つことが判明。これは注意事項。　あと、音はまったくダメ。風切音がガーガー入るだけ。メット内で喋っている言葉も全然聞き取れませんな。この辺りは改善できるかも？（検討中）
　←ちなみに、静止画なら案外バカにできない程度のそこそこそれなりな画が撮れますヨ。
そして何より残念だったのが、リモートSWの半田付け部分を断線防止で配線を弛ませておいたところが、オフロードの振動で共振〜破断してしまうという事態になってしまい、僅か1日で使用不可能になってしまって、トータル8分程度の撮影でモンゴルでの役目が終了してしまった。　現地での改修不能。　がっかり。　つーか、懸念通り、耐久性でトラブってしまった訳で、予備の電池もスマートメモリーも512MB分持っていただけに、ちょち空しい。　一応は,振動対策の足しになるだろうと思って、半田部は熱収縮チューブを大目に処置するとかテープ補強しておいたのだが、とてもじゃないが足りなかったようだ。樹脂やゴムで埋める位の気迫が必要でしたな。　検証不足・完成度が低いままでの実戦投入したツケをモロに喰らってしまったなぁ。　がっかり。
　他にも細かいことを言うと、同じく振動で電池の接触が不安定になったり、あと川渡りなどのシーンで案外と頭部や腕(リモートSW取り付け部)が水を受けるなどといった部分で対策が必要なことも分かった
　まー、素性は悪くなさそうだし、次はもうちょっと改良するとしようと思う。(＾＾)
　（でも、電源ONから撮影可能になるまで10秒、というのはかーなーりー不満。静止画だったらウエストバックに入れた使い捨てカメラを左手で操作する方が手っ取り早いかも。←逆に撮影後の巻き上げ操作と収納で10秒必要なんだが。むー。）



　マジ忙しくなってきた。　今年はムリかなぁ、アレ。

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020530
青と、白と、緑の

＜ある日のデスクトップ＞


＜↑そういえば＞
　微妙に時間が出来た際に、DVI化を試行してみましたが、今はアナログに戻しています。
　G400(古っ！) + Digital Flat Panel アダプタなんですが、一応は劇的に美しい画面を吐き出してくれました。　流石にコントラストばっちしで、安定感の高い画面に惚れ惚れ。　液晶パネルやバックライトが劣化した際にはこれで二割方復活させることができそう、てな感触でした。
　でも、やっぱり問題もいろいろと。
　DualHead機能は特に設定換えをしなくても自動できちんと動作する（DVIが従来のFirst画面を吐き出す、従来のFirstコネクタ(アナログ)はSecond画面を吐き出す）んですが、Second画面にFirst画面のゴーストが微妙に乗っているのが、気になるといえば気になる。
　MPEGやAVI再生時に、熱雑音風なドットノイズが発生している。まぁ気になるといえば気になる程度なのは、こっちも同じ。暗い画面だと目立つ。
　最大の問題は、起動直後はDVI画面が不安定で、一旦800x600程度に解像度を落としてからでないとSXGA画面で安定しない、という現象。　ドライバ、及びケーブルが怪しそうな気がする。 あとグランドがしっかりしていないことも影響していそう。
　なので、勿体無いですが、当面はアナログで使用するということで、元通りに。
　でも、モニタ自体は「DVIで使用できる」ことを概ね確認できたので、まぁ、よしとする。　というか、アナログ映像がデジタルと非常に微妙な程度の差にまで迫る綺麗さだったんだーという点が、寧ろ驚いた。流石ナナオじゃ。
　さて、本番は夏だ！(^^)


＜遂に＞
　生命保険の特約を補強して、個人年金にも入ってしまう弱気なこの頃の私ですが、その勢いで『RiUP』にも手を出してしまった。
　いや、だって、『サイエンス』でもお墨付きの“科学的根拠”のある“医薬品”ちゅーのに、コロリと。
　で、添付の小冊子を眺めてたら、またしてもげげーん、となる。
　「髭・胸毛の濃い人は、ハゲになりやすい」(←意訳)ですと？！　…ボクはもうダメかもしれない。
　遺伝的要因についての記述を含めて、なんだか引導を渡された気分じゃのぉ。
　こうなったら、如何にカッコよくハゲるか、それを考える時期に来たのかもしれない。
　…などとは、未だ割り切れないが。


＜油断大敵＞
　休日出勤でヘトヘトな週末、なんとかスーパーのタイムサービス半額に滑り込んで食料の買出しをやれやれと済ませ、しまった、社員カードを首からぶら下げたままだった、とか疲れてる自分を再確認しながらの暗い遊歩道、なにやらいい香りがするので周囲の木立を眺めてみたら、所々が仄かに白く見える枝があったりしたから、てててと近づいてよく観てみると、ちんまい花がついている木が沢山あることに気付き、あぁ、これか、と背伸びしてくんくん匂いを嗅いでそれを堪能。
「いい匂いだねぇ」
　と呟くと、
「そうですねぇ」
　と脇の木陰から。
　…犬の散歩おじさん in The ダーク。
「…夏も近いですねぇ」
　ててて、と去るワタクシ。
　なんか、こんな現場を押さえられることが増えてねぇか、オレ？


＜会う人会う人＞
　私の手首の包帯（捻挫）を観て、
　「ケンカか？」
　と言われるのは、人としてどうかと思う。
　ちなみに、5〜6年前の広島時代にも、似たようなことがあったような、あった、あった。
　ついでに、冗談半分で
　「夜な夜な街で戦ってるんだよな〜(笑)」
　というネタで振られるトコまで昔と一緒とは、これ如何に。(困笑)
　人は簡単には変わらん、ということか。(吐息)
　(自分としては、かなり丸くなった積りなのだが)


＜うっとり＞
　あまりネタになることではないし、それ程機会もあるわけではないのだが、私は機械加工が大好きだ。
　フライス盤を自動送りにしてワークがモリモリと削れるのを眺めていると、こう、無心な気持ち(？)になってくる。　飛び散る切粉が連続して作業着に当たると、なんか、うれしくなる。　弓鋸盤が弾くリズムに合わせて鼻歌も出てくる。　加工理論や生産設計や金属学が浮かんだりすると、一層心地よくなる。
　勿論、組み立ても好きだ。　後片付けや掃除も楽しい。　組み上がった装置を眺めるのは、もっと楽しい。　洗った後も手に残る金属や油の匂いには、ココロ安らぐよ。　これらの前にやる計画図の作成や設計図の作成も、たいへん心躍る作業だ。
　近頃は更に、プログラムを連動させたりする楽しさも増えた。 稚拙だからなかなかfixしないのがもどかしいが。
　おまけに、まとめやら分析やらで報告書の類を書くのも大好きだ。
　技術者（機械）って楽しいなぁ、としみじみ思う。思った、この間。（まぁ、量とか工程とか仕様が適正なのも重要だが）
　ここ一ヶ月、マイペースにそういう作業だったので、非常に気分がいい。
　うっとり。
　（ホントは外乱ばっかだったけど、現実逃避）


＜意味ねーじゃん＞
　ここんとこ、ちょっくらTMPEGencを使う機会が多かったんですが、その最後からの二つ目をエンコード中に、
「…なんか、いくらなんでも遅すぎやしないか？」
　と、タスクマネージャを開いてみたら、「CPU使用率50%」で延々と。
「…あ！」
　そう、マルチスレッドの設定がOFFになってたのだ。
　ガーン！！
　ちなみに私、DUAL暦3年。
　い、一体何時から…？！(T_T)ホロホロ


＜世界一ィィィ＞
　最近のマイブーム(死語)は散歩です。
　貴重な休日だというのに、捻挫でバイクに乗れない代りということで、近所の遊歩道や点在する公園とか山をてくてくと巡ってみると、これがまたリフレッシュされるですよ。
　“犬の散歩業者”なんて、日本でもあったんですねー、なんて光景：高級犬10頭の群れと出くわして舐められまくりで助けてとか、いつの間にやら出来ていた木の香りの休憩所施設で一服〜するとか、木漏れ日を受けて（詳しくは語れない）クロスカントリーとかとか、どえりゃぁ、和む。　ちゅーか、「ここはホントに横浜か？！」みたいな風景が多いです、この辺りって。
　そんなある日、例の如くてくてくと歩いていると、視界の端をすぃー、っと何かが通過。
「？」
　よく見ると、シャボン玉。
　一つだけ、しかも異様に持続力に溢れていて、ホバリング性に富んだシャボン玉がふよふよと。
　数歩いくと、もう一つ。
　よく見ると、更にもう一つ。　夏な日差しも相まって、なんとなく「にょーっ！」というか『AIR』な気分で（←我ながら、発想が…(^^;)）、マジに『Natukage』を歌おうかという雰囲気。
　そこに突然、ゲルマンなしゃべくりのガキ供が転がりながら登場。
　かわいいなぁ、もう。
　この近所には『東京・横浜ドイツ人学校』もあるし、そういえばこの辺りに随分と早い時期からAクラスとか軽認可前のSmartを持っている家があったなぁ、とか思ったら、目の前に“外○○-○○”なナンバーの黒塗りベンツがでーん、と。　そうか、そういうコトだったのか。
　「…この市街は狙われている」
　相変わらずオタクなフレーズが、つい、口からボソっと。(^^)
　そんな、脳内近所地図に新たな書き込みが増えた日でした、とか。

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020426
さて、GWモードに移行（例年通り）

　新型シネマディスプレイは、マジにいいなぁ。(涎)


＜ボクの部屋からCRTが消えた日＞
　「その日は、突然に…そう、突然にやって来たのでした」 (アンナ風に)
　「君が別れる日が来るなんて、そんなこと、永遠にありはしないと、そんな風に思っていた」 （誰だよ）
　…てなわけで、前世紀のEPSON互換機時代から数多の戦役を共に戦い抜いた勇者ハードな21inchモニタがこの度ドナドナして、待望の新しいLCDモニタが届きました。
　祝！液晶新世紀！
　で、ブツはEIZOの品薄な新型、L565です。品薄でも多分パネルが底値な時期なんで、Apple シネマディスプレイの1/5の値段です。 筐体色は常々欲しかった黒！　ヤター。　あぁ、カコイイよぉ。　電源ランプが青色LEDっすよ。あぁ、カコイイよぉ。
　そんで、前回のコメント訂正。もう一台のLCDモニタ(SONY SDM-M61、広いデスクトップが不要な時は畳んで未使用)と比較した時、比較にならんほど画質がいい。ムチャ明るいとかはアレとしても、とにかく、もう、黒が綺麗！！きゅっ！と締まった画像！で、LCDとして違和感を感じた位。　一応SDMの方もこの10ヶ月間はバックライトは輝度50％にして大切ーに使ってきたんですが、劣化もあるでしょう。それでもでここまで劣化していることは無いでしょ？！って位、その差は壮絶に歴然。　綺麗、綺麗、あぁ、綺麗〜♪。(うっとり)
　とまぁ、それなりに性能の高いLCDモニタなんですが、それでも絶対的な画像表示性能とか耐久性は僅差でCRTに及んでないでしょうね。特に耐久性。(但し、得意分野な土俵でならば勝っているのだと、確信)
　が、使ってみて分かるのですが、その素性(小型・軽量)によって発生する“アクセスビリティ”という性能については、CRTの比ではない程優れてます。(特にフリーマウントアーム使用時)　要するに、一言でいうと「快適」。　即ち、作業する人間に対する“親和性”が高いということ：言い換えるなら「人に合わせる余地を残した」出力デバイスになっているということです。　これは数値化できないのでカタログからは絶対に分かりません。　これに対して、CRTは私の要求性能を超える程に絶対的な性能が高い反面、物理的制約によって人に合わせることを拒否するか困難な出力デバイスになっているという感覚です。
　“絶対性能を買う”のではなく、“快適を買う”(勿論、必要十分な性能も)という価値観において、もう、こんちくしょうなくらい大満足な使い勝手ですヨ〜。（あぁ、うっとり）
　でもまぁ、この辺りの考え方や感覚って、“キーボードとかのUI部分に対する個々なりの拘り”と同じでしょうなぁ、ナドとも思う。　更に言えば、「Macサイコーっすよ！」とか「DualCPUサイコーっすよ！」みたいな、個人の使い方に依存した具体的な利得とかも、その判断に影響を与えているのだろうな、とかなんとか。　ぐるぐる。
　あ、このL565はアームマウントがVESAの100mm規格だったのだが(←コレ、メーカ資料にちゃんと書いてない！)、私が買ってあったアームは75mm規格だった。ぎゃふん。　結局、マウント金具を自作したヨ(^^;)→
　ちなみに、まだ面倒臭いのでDVI化はしてません。アナログ接続。DVI化はこれからのお楽しみってことで！（注意！　L565はアナログ-デジタル２系統入力ですが、DVI-Iによるアナログ-アナログ入力には対応していません！ここ、カン違いしやすいので、重要！）


＜医療費＞
　去年一年間、一回も使わなかったとゆー連絡が健保から。
　割と健康な一年でした。
　そしたら、手首を捻挫しました。(T_T) 左手だったのが幸い。 時期が時期だけに、外科に行って処置してきました。
　時期が時期でなかった去年暮れにバイクで事故った際には、（後で人に指摘されて気付いたことなのだが）どうやら左腕に小さなヒビが入っていたらしい。１ヶ月痛みが引かなかったものの、二月目にはいつの間にやら治っていたので、まぁ、いいのだが。　指摘されてそれがヒビだと気付いたくらいの鈍さに呆れるやら感心するらや。（筋の問題かと思っていたので、新陳代謝促進にとやってた腕立てとかベンチプレスが祟って治りが遅かったんだろうか？(^^;)）
　健康が一番です。


＜ポンコツ言うな〜＞
　てなわけで、手を使った運動ができなくなってしまったので…というわけでは無いんですが、年明けからちょっくら運動メニューにジョギングを追加修正してみました。
　そもそも3年前までは、それなりに、そこそこ、少しは、まぁちょっとは運動してたんですよ。(弱気)　が、『セリオの居る風景』のDTP作業を開始した頃から両立できなくなって、そして引っ越しして、ズルズルと今に至ってしまっていたので、実はかなり焦りがある。　去年のバイク事故も、体力低下による注意力散漫が原因の一つにあったに違いないし。
　それでも、かろうじて単純な筋トレとストレッチ・柔軟ぐらいは毎日してたんだが（このお陰でバイクで事故てもダメージ無かったのだと思いたい）、いつの間にやらランニングとかはツーリングの前と夏冬のコミケ前(^^;)とに体調調整用で何回か走るだけになってしまってたし、プールなんてこの3年で一回も行ってないです。…がーん。
　で、まぁ、ボチボチのんびり走ることから再開することに。(横浜は起伏が多いんで、まずは3kmを14〜15分のペースで。アンクルウェイト3kg装備。ウェイト無しなら13分で。)
　それにしても、鈍(なま)ってる、…というよりも、呼吸器系の活用能力低下と、ペース配分感覚の喪失がヒドイと実感。　90％の積もりで走るよりも、70％で走る方が全然ラクでタイムもいいという辺りが、歳のせいだけじゃないし、根性も無くなってることを示唆していて、何気にイヤだなぁ。
　あと、3年前に右足に捻挫クセ、右膝に痛みクセがついてしまったので、走ったあとでビクビクしてしまうのも、ちょっと哀しい。
　そっちに気をとられてたら、腰を痛め気味になって5日程慎重な動作を要求される日常生活になったり、5日目に大丈夫かな？と恐る恐るウェイト無しで走ってみたら、腰は大丈夫だったけど今度は左足膝がシクシクきたり。あぁ、ポンコツ。（この際、腰痛になる法則性を発見しました。腰に負担のかかる運動をした後で、長時間座椅子に座っていると、翌日痛い！）
　でも、ま、寒いのにいつもたむろしてるヤンキー共とか、慌てて逃げる猫とか、土の匂い→桜の香り→ツツジの香りと移る匂いとか、雨の匂いとか、枝越し→新緑ごしの月とか、そんな風景を観て・感じながら遊歩道をてくてく走ってると、日頃のストレスがすーっと引いて、ぐっすり眠れて、気分よくなりますですな。これ、きっと重要。(^^) あぁ、爽やかさん。


＜逞しいネ＞
　“午後こーだ”のバイナリ配布が再開〜！目出度い！(T_T)
　以前、ソースをVC++6.0でコンパイルしてみたんだけどもそのあまりの遅さに観念（コンパイルスイッチの設定が悪かったんだろうなぁ）して以来、後生大事に2000年クリスマス版を使ってきてた私も、これでようやくバージョンアップです。
　…わわわ、20%ぐらい早くなってますねー。スゴイ最適化です。学会で発表というのも頷けるッス！(?)
　当時、淡々とつつがなく処理していたけど、悔しくなかった筈は無いんですよね、彼らも。　それが、こういう形で臥薪嘗胆捲土重来を果たして、且つ持続可能な遊びのモデル化を提案してきたというのは、他人事ながら嬉しくなる。
　一方の『何か』改め『伺か』も淡々と進歩を続け、裾野は広がって、オリジナル春菜を遥かに超越した実装とコミュニティが展開していて、その逞しさに、これまた嬉しくなる。
　かくありたいものですな


＜ねこー＞
　その日は、例の如くの出張で、そして雨だった。
　夜半、駅を出て一旦職場に戻ろうとしていたその途中、遊歩道のまんなかを猫がのんびり歩んでいるのに出くわして、私は彼ら(？)合わせて歩調を緩めた。
　二匹。
　いや、三匹。
　並走する私から逃げもせず、ととと、と進みながら、互いに尻尾を立てたまま体を寄せ合って挨拶をしたりする。
「ねこー、ねこー」(←呑気に。ちょっと嬉しい)
　思わず、そんなどこかで聞いたセリフが口から出ようものだ。
　そのまま（「ねこー」を繰り返しながら）連中を追い抜いて、そして今度は振り返ってみて、また驚く。
　五匹。
　いや、十匹。
　遊歩道脇の高架下が、なにやら猫の集会場になっている。
「…おぉっ、ねこー…、あ」
　驚いたあとに、また、びっくり。
　私のスリップストリーム(且つ死角)に気配を消した猫のエサ撒きおばさん(推測)がいたらしく、離脱したそこに向かって猫が一斉に集まりだしていたんであって。
「…ねこー…の群れ」(←正気で)
　突如、なんとなく自分が気恥ずかしくなって、いそいそとその場を去る。
　ちょっと、後ろ髪引かれたけど。


＜さて＞
　このGWで、この場末なＨＰも5周年を迎えます。わー、パチパチ。
　'96の10月からDOS上で作り始めて、'97の5月に開設、当初はファイル数300・4MB程度で、今はファイル数800超・25MB（ムービー除く）に至ってマス。継続は力なり。つーか、自分以外には意味のないコンテンツを、毎週毎週よくも、まぁーっ、て気もかなりするのであるが。
　ちなみに、総カウント数の実績はわからん(一年目はカウンタ無設置、二年目に設置したものの１万でクラッシュ、3年目再設置…今度は１万でプロバイダ移転、4年目の『fair wind』強化月間で再設置、今に至る。niftyは丈夫だなぁ)のだけど、多分丁度１０万位でしょうか？　でも、分野別項分済直リンク推奨コンテンツ形態を進めてきているんで、アテにならん数であろうとは、思う。どのみち、沢山のお目汚し、失礼。
　とは言え、最近は流石に硬直化〜ボチボチ工夫とかをしなくなって久しく、惰性で維持運営している感が強くなってきたけど、縮小均衡と新規開拓を組み合わせるなどして、もう少し続けてみようと思う。
　とりあえず、青臭い年の功を活かして、より変な、マイナー方面で細々、着実にってのが、居心地良さそうで、持続していけそうだな、と。
　さて、6年目、だ。

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020322
また、春がきた

　今年は異様に桜が早いですねぇ。異様。
　夜、遊歩道を走っていると、木々の匂いが春を告げているのを実感できますヨ。そんで、月とかが林越しに見えたり、池の脇で一息入れたら水面に星が映ってたりすると、あー、なんか、気分いいや。(^^)春〜、はる〜♪
　そんでボチボチ、狂乱の鈴木宗男代議士祭りもヒト段落ですかねぇ、後続も出たし、楽しかったなぁ。あれだけ分かりやすい悪徳代議士っぷりやにじみ出る性悪な人間性とか、おもちゃにできるキャラクタもあって、コキおろし対象としてもってこいな人材でしたよねぇ。日本人には、そういう卑下できる対象が必要なんでしょうなぁ、とかなんとか思うと、楽しくも、ちょっと悲しいかも。(だが、テクノ板のムネオハウスなネタレーベル作りのクリエイティブ活動には、かなーり感動した。実に見事な人々だっ。)
　そんな、春。


＜信者です＞
　去年の夏に、LCDモニタを導入して以来、21inchCRTとでDUALモニタを運用しているんですが、「あぁ、これならDUALのLCDモニタでもいいなぁ」とか思っていたんですよ。で、今年中にはそれを実施しようかと計画していた、と。
　その計画の要となるのは、…まぁ、性能の高い16〜17inchクラスのSXGAで二系統入力でちゃんとDVI-Dが運用できるLCDモニタが存在するというのは当然としても、何よりも“フリーマウントアーム”が極めて重要だと。これは下手すればLCDモニタ本体より重要かも、なんて思ってる位重要。
　私が使っているアームは、メルコのAR1なんですが、これがまた出来がいいし安い！ので、次もこれにしようと思っていたんですよ。　名機なんじゃないかな、コレ。　コンパクトで、自由度が高くて、必要十分な強度で、且つ強度があるように見せる構造(ASIMOみたい？)で安心感も提供しているいい仕事っぷりに、惚れ惚れしますよ。(先行者みたいに無骨なのもスキだけどさ)
　なのになのに、ふと気付いてみれば、いつのまにかAR1が生産中止！になっているではありませんか！！　げーん！！ぴんち！ぴんち！！
　もう、ブラックモデルを欲しいとかの贅沢は言いませんので、兎にも角も確保じゃ確保！と秋葉に走ったんですが…、足を棒にして歩き回ったのに、どこにもありませんでした…。(T_T)
　で、散々っぱら探して、遂にOEM品とおぼしきアルファテック製品（型番PS-3B…これの構造に関する特許をここが持ってるみたいから、多分ここが製造元なんでしょう。更に言うなら、これ、IBMのOEMにもなってるみたいですね。折り紙付きじゃん！）を見つけたので、速攻で祖父地図で注文したのだが、またしても「品切れです」だとぉ？！(-_-)凸　すぐさまアルファテック直営HPからWEB通販して入手→ヤレヤレ〜だったんですが、マジ、焦ったですよ〜。ふいー。
　そんな顛末もあって、LCDモニタを使っている人に強く緊急提案。「LCDモニタはアームで運用しないとホントに勿体無いですよ？(あの新型i-macだって、ちゃんとアーム付きでしょ？…欲張った品質が災いして品薄らしいけど…)」　スペースの利用効率のみならず、ユーザビリティが飛躍的に向上することを保証しますから、騙されたと思って！ゼヒ！
　あと、LCDモニタに対して色とか反応速度とかどうとかつべこべつべこべ言って避けてる人、未だにかなり多いように感じるが、はっきり言って単に「高いし、何となく毛嫌い」なクセに、聞いたような理屈を並べているダケの人が多いのではと思っている昨今だったり。 視野が狭いんじゃないかと勧告。そもそもそれが判るような使い方をする人が果たしてどれだけ居ることか、冷静に・現実的に・できれば定量的になって考えてみるべきですよん。　少なくとも、私ごときのレベルなら、残念ながら品質ズタボロと言わざる得ないSONY製LCDモニタですら、マジ実用十分ですし。(←注：SONY製LCDモニタの品質を好意的に表現するなら「使えないと言うほどではないが、ナナオ製CRTに慣れた身にはクセが強くて不愉快になることが多い」という品質。但し、反応速度が多少速いという長所は享受しているかも？）　確かに高いリフレッシュレートでバリバリゲームをやる人には確かに向いてないですし、高度なカラーマネジメントを必要とする作業をする人には対応できないですよ、LCDモニタ。まぁ、そういう自負のある人の声が大きいのかもしれないというのは理解できる。　でも、まともなカラーマネージメントをちゃんと行ってCRTを運用している人、本当に残像が気になるような使い方をする人が果たしてどれだけ居るか？　あと更に言うなら、21inchクラスのCRTをUSXGAで使ってた人がLCDのSXGAを使うのには抵抗がある、という理屈は、まぁ、気持ちは分かるし、私もそう思っていた。だけど実際に運用してみると、いつの間にかLCDの方がメインモニタになってしまったことから、SXGA-LCD＋アームの組み合わせはUSXGA-CRTに使い勝手で勝るのであると、私の経験則が結論付けるのである。いや、ホントに。
　「LCDモニタはフリーマウントアームで運用する、これ、液晶生活の常識！」(＾＾)


＜OMシリーズ勇退！＞
　なんだそうで、この度。
　去年のNikon F3に続いての歴史あるスチルカメラの勇退で、一抹の寂しさがありますねー。
　でも、カメラ雑誌でこの勇退に関する広告を打ったオリンパスの姿勢には、拍手を送りたくもなりますよ。拍手ー！！あれがカラーページだったら、もっと拍手だったんだけどなぁ。(^^;)
　その側面を見れば、オリンパスに限らず今や各カメラメーカ各社は、彼らだからこその芸を駆使した高品位なデジカメを作る時代になって、更には光学系を家電メーカにOEMするなど、長年の歴史を活かしたいいモノ作りを逞しくやられている様が目に入り、それは旧来からのカメラ愛好家として嬉しくもなりますし、モノ作りを生業にしている身としてはうらやましくもなりますねぇ。
　日本の戦後機械産業で、欧米に追いついて追い抜いた最初期な民生品な分野であるカメラ産業が、今なお最先端であり続けるという凄さ…きっと確かな技術の積み重ねに支えられたその姿は、他の産業にとっても色々とお手本になるんじゃないかなぁ、などと思ったりしました。　しっかりとしたモノ作りね。　うん。


＜『彗星ハンドブック』＞
　ちなみにこれ↑は関氏の著作ですな。私の天文方面のルーツです。
　で、“池谷・関彗星”の発見者として高名な…というか、もはや伝説のコメットハンター：池谷氏が、この度肉眼で新彗星を発見されたんだそうな。　この御時世に、写真や画像観察ではなくて、肉眼観察での発見で、しかも35年ぶりの発見。(更に言うなら、その間に新星の発見はありましたよね)　いやはや、スゴイ。
　確か池谷氏は浜松(静岡)の人だと思ったんだけど、今は森町に住まわれているだそうで、そうなると住むところを変えても35年間粛々と空を眺めていたという凄さに、また感動する。しかも、機械に頼らず、そして機械を用いた世界中の人々より先に、それこそ星の数だけある星の中から、その新しい星一個を、眼で探し出したのだ。　ちょっと考えてもみてくださいよ、それって、尋常じゃない凄さですよ。　スゴイなぁ。
　そういえば、浜松、今頃は夜になると浜松祭りの練習の音がここそこから聴こえてきてるんだろーなー。(＾＾)脱線
　さて、その彗星ですが、今月末には3等星の肉眼彗星になるということで、彗星は面積があるから、３等星といったらかなりのモンですよ！　自分、一晩で勝負のつく流星雨よりも、数週間かけて楽しめる彗星の方がスキなんで、こりゃ期待です！(^^)


＜あう＞
　先日ちょいと縁者が“引きこもり”だというので、家族対応の一般論とか行政側の対応ついて調べものをしておこうと思いまして、住んでるトコの区役所福祉窓口に行ってみたんですよ。
[Ti]：「えーっと、すみません。“引きこもり”についてお聞きしたいのですが、どの窓口になるんでしょうか？」
案内の人：「あ、お子様についてですか？」
[Ti]：「…………………ぎゃふん」
　そうか…、そう見えるんですか…。（遠い目）


＜関節部なんで治りがわるー＞
　諸君、私は機械加工が好きだ（以下略）
　まぁ、オヤジが町工場やってるから、物心付いたガキの時分から、ボール盤とか旋盤とかフライス盤とかプレーナとかバンドソーとかとかに慣れ親しんできて、ツールのエッジから切粉がモリモリと出る様なんかを眺めては心躍るし、焼けた鉄の匂いや色に心弾むとかとか。
　そんなんで、学生の時分は元より、会社に入ってからも理由と施設を見つけては（勝手に）加工をしてたりするのであって、それは今も変わらず。（最近は素材がアルミになっちゃったけど）
　で先日、
「むーん、昼食前にちょっくら工作室にでも行ってくるかな」
などと、ぶらり電源を入れて、
「簡単なブラケットだし、ぱぱっとやっちゃうかー」
と、実際ぱぱっとやったと。ここまでは、いい。気分も良かった。
　が、その最後に鑢で仕上げをしてた際のこと、
「ヲヤ？　握りから外れそだな」
だったので、ガタガタになった鑢を逆手に持ち直して、作業台に頭から突きを入れて直そうとしたんですよ。まぁ、フツーの行動ですよね。
　そしたら、先端が台を突く寸前に鑢が完全に握りから外れてですね、その鑢の部分が、握りを握ったままの叩きつけられる私の右手に
　グサリ
　ギャー
　台無し。（赤チン災害。しかも、バカ）


＜再会＞
　先日、協力会社からの技術プレゼンがあるからアンタも来てくれー、と連絡を受けたんで、のこのこと行ってみたら…、相手が私の前職な会社の人達でした。(^^;)
　しかも、私が今の生業にしている技術分野に関する基礎となる部分について（前職時に）研修を受けた際の講師な部門の人でして…。うーむ、こんなに早くにこの日が来るとは思わなんだったよ。
　でも、だが、しかし、私とてこの3年間、新しい業界でぐるぐるしてきた自負がありますから、退きませんよー？と踏ん張る。そもそも業界が変われば同じ技術でも常識や意識そして価値も違ってくるワケで、その辺りを客観視しつつ舵取りをするというのは、様々な観察とバランス感覚が必要なことだと思いますし、それは苦労して試行錯誤してきましたからねー。　外部の人間には負けんぞ！と。
　でも改めて“先生”の説明を聞いてみると、自分にもいろいろと反省するべき点も見えたりしましたし、こりゃ少し気合を入れなおさないとダメだなぁ、なんて思う今日この頃でし。うむ。


　さぁ、2001年度の締めくくりと、2002年度の始まりです。　がんばろう。

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020215

＜えっ、予定外！＞
　AfterEffectsのVer.5.5、バージョンアップの案内が来てましたね。
　Ver.5にしてからまだナンボも使ってない上に、'99の10月にVer.4.0を買って、すぐ2ヵ月後にVer.4.1へのアップグレード手続き振込みにと深夜コンビニへ走ったのが、ホントについ先日のようだよ…。(;_;)　もう、あれから二年か…。（そういえば、あの時もバイクが入院中だったなぁ）
　いやはや、光陰矢の如し。
　このアップグレード案内、例のごとく小冊子が入っていたけど、5.5のどの辺りが新しいのか・改善されたのかがよく分からないんですが、さしあたって4.1→5.0程の分かりやすさはないカンジでした。でも4.0→4.1が地味ながらも実はUI的に大改善だったように、これが本来のVer.5.0の姿な物かもしれないという期待もあるのですが。
　でも、はっきり言えばPhotoshop5.0→5.5的な気もしてます。つまり、普通の用途なら十分に高い完成度がある、と感じてます。作業効率化機能は欲しいけど、0.5程度のUPでは、それ程の進歩は期待する方が酷でしょう。　てなわけで、私的には今回のVer.UPはパスかな、と。
　ただ、その内容を見ていると、「3D方面のコンポジットに進むんだろうな」というのが、今後のVer.の方向性のようだと感じますね。今は単なる3Dフッテージとかカメラモーションのインポートしかできないひどく中途半端なものみたいなんで、今後は3Dツールとの連動なりが導入されていくのではないかと。まぁ、それがDTVやってたら当然の欲求で帰結なんだろなと、去年一年かけてわかりましたんで、実感してます。あと、モーション付けの画期的UIが開発されれば、完璧。
　期待。
　でも、そういう風に自在にフッテージが扱える製品が完成した暁には、私ら(今現在動画作品を作っている人間の大半)なんかは隠居だろーなー、と。　使いにくい・面倒臭いツールを幾つも組み合わせて使える能力というのが、殆ど唯一のアドバンテージですからねぇ。
　自戒しつつ、その時が来るのを、期待。


＜出張の風景＞
　年が明けても順調に出張生活更新中。21世紀は出張の世紀か。(違)
　こう多いといろいろあるわけで、上司と新幹線で一緒になってしまって辛い数時間を過ごすはめになったりとか、現地の駅で同僚と合流して「茶髪でヒゲ面のおっさんがいるなぁ、って思ってたけど、声かけなかったヨ」(何故？！)とか、ぶらり入ったパソコン屋で『はじるす』を見つけてしばし悩むとか(流石にムリ。A1のポスターが強力だったヨ)、移動時間が長いのでこうしてHPの更新ネタをタイプできたりするわけで。（去年から文章ネタが増えたのはそんな背景があったりするのだよ）
　で、そんな往路・復路でのルーチンワークな風景の例。
(1)東海道新幹線ホームの喫煙場所でないところで喫煙するヤツを注意する … 概ね月に二名。20歳程度の若者(男女問わず)と40程度のリーマン、及び60近いじいさんに多い。注意をすると、皆、豆鉄砲を食らったようなツラをしているのが何気に滑稽。40程度のリーマンの態度は悪い傾向があり、喫煙場所まで連行することアリ。
(2)遊歩道を爆走してくるピザ屋のバイクを注意する … 概ね3ヶ月に1回。停車させると連中の怯えるツラが滑稽。次はキーを抜いて投げ捨てる(フリ)をしてみようと思う。
　「近年の大人は叱ることができなくなった」というのは、それが自分の役割だと思っていないこともあるだろうし、公共の場所が“自分のテリトリー”という意識が無くなって“どうでもいい場所”になっているんじゃないかと、割とどうでもいいことを考えながらこんな↑ことしてます。　“悪いことをしているという自覚”が無いのは解かるが、注意されてもなお気付かないのは呆れるね。 取り敢えず「面倒臭いし不快なんだから、オレの目の届かないところでやってくれ」が本音ですが、ま、「“情けは人の為ならず”と言うし、自分を大切にする活動の一環として生贄になって貰おう」ってのがムリヤリ前向きな本音ですな。←私には、とんでもない頑固ジジイになるという将来像があるし
　出張に出掛けて最初の頃はこんなこと↑を考える余裕は無かったんですけど、空間に慣れてきた段階でそういった思考ができるように。そして叱り方も徐々に工夫しつつある途中。まずは、ムカついても、いきなり怒鳴りつけることは止めるようになれました。(^^) かと言って、いきなり首根っこ掴んでタバコを放ったトコまで引きずり戻して捨てた吸殻を蹴飛ばして「拾え」「とっととやれ」「ポケットに入れろ」「いい歳して、ガキか」「なんか言うことはないのか」「謝るようなことするな、バカ」は、我ながらどうかと思う。本心とはいえまだまだ酷かったよなぁ、反省。 更にムカつかないためにも、叱る方も練習が大切だなぁ、と。　叱る際には飴と鞭を使い分けないとねぇ、うん。次は気をつけよう。　…それにしても、後で気付いたのだが、“ホントに首根っこ掴まれて引きずられる人”なんて初めて見ましたよ、自分でやっといてなんですが。(^^;)　次は耳を掴んで引きずってみようか、カツオ＠サザエさんみたいに。
　…なーんて言ってたら、東村山で「図書館で注意されたことに逆恨みして致死リンチ14歳の群れ」なんてアフォな事件が起きてるしー。逆恨みはいい。多分、どっちもどっちだった筈だ。更に言うなら“その図書館で何も言わなかった周りの人間”の罪が問われてしかるべきであるが、まぁ、今はせんないことだろう。で、注意されたことを理由にリンチという発想も下らないとは思うが、まぁ、気持は判る。余程自尊心が傷つけられたんでしょう。下らない自尊心だと思うが。だが「どこまでやったら自分の勝ちか？」を判断できもしないのに実力行使に出るのはアフォ以外の何者でもないな。負けてるじゃん、どう見ても。 自分のする一手先も見えていないようなのは、論外。単なる動物。尤も、最近の万引きみたいに頭を使われて行動されても困るが。　ただ、あの報道を見て「あぁ、ああいうやり方もOKなのか」と行動に及ぶような更なるアフォ共が続出するんでしょうなぁ。同様に液体撒き強盗とか炭疸菌騒ぎなどの便乗犯罪誘発現象は、マスメディアの無責任が引き金になってると思うのだが、客観的且つ人のフリ見て我がフリなおすような風潮を醸す報道はできないものなのだろうか、バカ向けに（脱線）
　社会人になってからの時間の大半は社内に詰めた勤務で、昼間の街は別世界ということで、このようなことを考える機会はなかったんだなぁ、と思うと、触れることがないところでまだまだ知らない世の中のこと、沢山あるんだろうなぁ、などと感じることができるような気がしてくる。
　とか、まぁ、割と攻撃的な面が助長されてる今日この頃なんですが、「前世は、少々落ち着かないこともあるけど、基本的にはおっとり・抜けてる大型犬（ボクサーとか）だったらいいなぁー」と、頭のネジが緩んだよーな事をふとドリーミーに考えたりする人間なんで、それ程は人様に迷惑をかけてはないと思うんですけどね。　ま、私の精神サイクルだとぼちぼち反省の時期なんで、いろいろやって失敗しておこうと思う。
　あ、あと、昼食にファーストフード店を渡り歩くのも、何気に新鮮です。 こういうトコも普段はまず行かない世界ですから。(^^;)



＜おや、まぁ＞
　で、関係ないんですが、高校時代の同窓会会報が届いたんで読んでみたら、ちょっと面白かった。
　去年の手塚治文化賞、てな記事で、漫画家のしりあがり寿氏の名前が同窓生として出ていて、へー、てな感じでした。　なになに？多摩美大卒業後にキリンビールで一番搾りな企画をして、現在は漫画・小説・舞台を手がけている、とな。　はー、立派なもんだなぁ。
　で、元図書館司書らのリレーコラムを読んでみたら、私が唯一読破した（小説の）全集『庄野英二全集』の編纂をされた人が、私の在学時に司書をされていたということで、これまた驚き。　こっちは、もー、なんだか、別世界な、私の理解できるアカデミックとは違う次元のお話をされていて、いやはや、面白いものです。　立派だなぁ。
　そういえば、以前の会報にはCPU発明者の一人：元ビジコン社の嶋氏も同窓生だとか載ってたよなぁ。　立派だなぁ。
　あと、なにやら懐かしい（オレ漫画の師匠）のとか、小憎らしいあんちくしょう（ガキの時分から決して勝てない幼馴染）とかの名前も載ってて、流石の私も、ちょち遠い目。　あ、ちくしょう、むかついてきたぞ。
　そうそう、それでもあの頃に誓った「変人になろう」という誓言は、今もしっかり着々と守り続けてますよー？(^^)＞昔のオレ　…ダメじゃん。



＜少し違う＞
　職場でPCを組んだ。
　パーソナル用途とはいろいろと異なる特殊な要求仕様があるので、検討を重ねた末にSupermicroのP3TDLEにdualのPentiumIII-S1.26GHzという微妙な構成に。
　ともあれ、楽しいDIYなんで嬉々として始めたのだが、初っ端で躓く。
　電源端子形状がATXと違う２４ピンです。　WEBで調べるとSSIとゆー、サーバー用の電源規格なんだそーで、少なくともPC用ではマイノリティなものらしい。(Supermicroでは標準？) でも、実はこの２４ピン端子にATXの２０ピンを挿すことができるとゆーことでもあるそうなので、「いいかげんだなぁ」と思いつつも組み立て続行。
　出た直後に「ええなぁ」と思っていた、５inchベイ用LCDモニタを装着。　何気にカコイイ！　で、ワクワクと外部から映像信号を入れてみてたら…。　「暗っ！小さ！」 　懐かしのPC110を彷彿させる、いやそれ以上の暗さと文字の小ささにびびる。　電源とかサイズとかの制約があるので。ある意味妥当なものなのかもしれないし、推測できた結果なのかもしれないのだが、びびった。　でも、カコイイ。(^^)
　で、PentiumIII-Sを組む…、おをっ！　M/Bにヒートシンクとファンが付属しているではないか！　純正のだと部品が干渉しそうだからであろうか？　付属ファンの風量は明らかに純正を上回るスゴイさで、静音なんて二の次で安定性・信頼性を優先している風な部品選択に成程。
　さてさて、電源を起動…したのに、VGAが出力されない。ヲヤ？　…G450PCIのヒートシンクは暖かくなっているので通電はしているようだ。…HDD・CD-ROM・FDD・ファンへの通電を止めても、PCIに刺さっているのをG450PCIだけにしてもダメ。…CPUを一つにしてもダメ。…更には電源にSA-401-RAを使ってもダメ。結論：電源容量が原因ではなさそうだ。アカン、画面が出ないことには原因追求が困難すぎる。…ふと、メモリをはずして見る。と、起動時の音が「ピ」から「ピピピ」に変わる。ここでやっとマニュアルを調べてみると、「ピピピ」は“メモリがない”エラーだそうだ。…あぁ、これまでの「ピ」は起動音の「ピ」でなくてメモリエラーの「ピ」だったのか、と気付く。(^^;)　このM/BはECC付きRDRAM必須ですが、注文して届いたのが単なるECC付きのDRAMであったらしい？と推測して交換。あと、明示されてないけど、RDRAMである以上は2枚一組にした方が良かろうということで、DIMMを二枚に…。（ちなみに、マニュアルをよく読むと、「DDRをフルサポートしている」と書いてあるあるんですが、ServerSetIII LEってDDRサポートってありましたっけ？）
　あと、CPUスピードの設定や諸々が全てDIPスイッチやジャンパーSWであることなど、微妙に懐かしくも新鮮なサーバーの方言が面白かったです。
　夏〜秋のパーソナルメインマシン更新に向けて、いい経験になりました。(^^)


＜黒ずくめ人間の憂鬱＞
　昼休みのチャイム、食堂に移動しようとしたら、丁度エレベータの扉が閉まるところだったので、ダッシュ＆ドアスイッチへソフトなケリを入れてのかけ込み乗車(？)を敢行、成功。ヤレヤレ。
同僚M：「いやー、こんなことした人、始めて見ましたよ」
[Ti]：「えー、いや、ホラ、オレって機械を信用してるからさ」（「ああすれば開くし、事故になるとは思っていないし」と言いたい）
同僚M：「挟まれたら危ないじゃん。あと、壊れるかも」
[Ti]：「ナニを言うかね、私の見事なフットワークによるドアへの愛情溢れるソフトタッチを見ていなかったのかね？」
同僚M：「まぁ、（挟まれても）安全靴なら大丈夫だろうけど」
[Ti]：「？？？　…！　くわー、コレは安全靴ちゃうー！」
　ししし、失敬なっ！(^^;)

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