The inner of [Ti] MISCELLANEOUS '01

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011218
♪もーいくつ寝るとー

…さて、何でしょう。(^^)


＜減価償却＞
　先日、タブレットを買った。（祖父地図で溜め込んだポイントだけで支払ったので、実はタダ）
　これ、USBタブレットなんで、NTじゃ使えません。というわけで、これでようやくWin2k環境への移行が完了しました。半年かかりましたよ。
　…で、唐突だが、私がPC関係で後生大事に使いまくっているモノ(使用頻度が高いものに限る。また山ほどもある使ってない不良資産は計上しない)7人衆はコレ↓　結構、物持ちがいいです。＞自分
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Aldus Photostyler（レタッチソフト）：1994年2月・6万円…つーか、コレ以外で絵が描けません(T_T)
ICM MO4120（3.5inch120MB MO）：1994年3月・11万円　…復活健闘中だが…
WACOM ARTPAD（タブレット）：1994年12月・2万円　…必要十分
CANON BJC35V（カラープリンタ）：1995年5月・5.1万円　…割と十分
MS OFFICE Pro（オフィススイート）：1995年6月・6万円　…これで全然十分
Micrografx DESIGNER（ベクトル編集ソフト）：1995年11月・2.5万円　…割と十分
IBM ThinkPad535（ノートパソコン）：1996年6月・35万円　…健気に活躍中
NANAO FlexScanF77（21inchモニタ）：1996年9月・22万円　…まだまだ第一線
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　去年の暮にUSBスキャナを買った折に勇退した戦友のGT6500が居ないのが寂しいものの、前任のタブレットがかなり歴戦の勇士だったことが判るでしょう。 私が描いたフルカラーの絵のほぼ全てがこのペン一本で…、と思うと感慨深いです。お疲れ様。でも、丸7年かけてペン先を一本も消耗しなかったとはなぁ。(^^)
　ARTPADが勇退した上にMOも引退した(次項参照)のでダントツの長老となったPhotostylerは、これまで何度も更新の試行を繰り返しては挫折してきてまして、使用頻度が高いだけに困ったもんだなんですが、それでも最近は部分的にPhotoshopLEと使い分けて作業するようになってきたので、もう3年くらいかかれば移行できるかな。(^^;) それまでOSがWin16アプリをサポートしていますように…。(祈)
　カラープリンタは時々欲しくなるんだけど、今ひとつきっかけが無い。　WORDとEXCELはホントにこれで十分なんで、当面更新とは関係ないだろう。そーなると、近頃みるみる使用頻度が上がっているDESIGNERが次の更新候補となってくる。実際、機能に不足するところが気になりだしたしなぁ。（その境地に至るまで6年もかかったのはアレですが）
　…とまぁ、こういうことを計画している段階がイチバン楽しいんですよね。(^^)


ちなみに、家電製品ならもっと古いのが沢山。1992年のLDPとか



＜ちょっと早いけど、今年一年＞
　棚卸をしてみると、「忙しくて忙しくて趣味方面はなんにもやってないゼー」かと思いきや、案外いろいろと↓やってた一年みたいです。
『2001年実施事項まとめ』
　01.No.7構築〜安定化・スキャナ更新（01〜02）→98互換機破棄
　02.3D環境導入（03）
　03.『月姫』ムービー作成(03〜05)
　04.『DW』ムービー作成(06)
　05.『永遠の楽園』ムービー製作(07)
　06.Win2k導入、LCDモニタ導入(08〜09)
　07.苦手の格闘ゲーム(QOH)に挑戦！トラウマを吹き飛ばせ！(w (08〜09)
　08.AfterEffects 更新(09)
　09.3D環境更新(10)
　10.タブレット・キーボードx2・CD-R・リムーバブルメディア更新(11)→MO破棄
　11.（謎）(10〜12予想)
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　世紀越しに組んだレンダリング専業キューブサーバーマシン：通称“動画箱2号”ことマシン名“No.7”が部屋内ネットワークに参加して本格的なレンダリング二台体制に入ったことで、複数台同時運用・管理の試行を行ってきた一年だったです。
　まず痛感したのは「処理能力はいくらあっても余るなんてことはない」という自分の活用傾向でした。1GHzのdualくらいではホントにゼンゼン足りません。話にならん、と。これは次の更新時になんとかしなければ！　あと、電気食い過ぎ。　人間様が暑かろうと寒かろうと電気を極力使わない生活してるのに、何様だ、貴様！　…PC様ですね。　これも、次にはなんとかしないと。
　そんで、使いにくい点・運用上の問題点・ムダなどがいろいろと判ってきたわけで。→最たるものはキーボード。今はこだわりの立派なフルキーボードが二台もあるけど、これだと作業する際にテーブルが狭くて不便極まりない。しかも、片方のキーボードは画像ツールの編集にしか使ってない。→てなわけで、編集用途のショートカットキー用には必要最小限なミニキーボード(JME-8231)に変更、文字入力に使うキーボードもテンキーのないもの(富士通FK88740)に変更。これでテーブルも広く使えるし、両方ともUSキーボードなんで非常に使いやすくなりました。(いざ探してみると、コンパクト且つ素直な配列のキーボードって案外無いんですねぇ。気に入ったのを探すのに随分と苦労しましたヨ)
　そんで、夏にWin2ｋへ移行したことで、私の環境でもようやくUSBを常用できる体制になりましたんで、積極活用することに。→まずはシリアル接続だったタブレットを更新。これで、USB端子があるPC三台のどれでも絵が描けるようになりました。ついでに、普段は外して、これまた外してあるUSBスキャナのソフトケースに同梱してます。うむ、実に合理的だ。(^^)
　次に、オンボロCD-RもUSB2.0対応に更新。つーか、既存のも既にUSB接続だったんですが、去年の『fair wind』プレス時のマスター制作用として必要に迫られて慌てて購入していたので、十分な性能がないことは承知ではいたものの、これはいくらなんでも酷過ぎたんでたまらず買い替え。(当時はバッファアンダーランエラー防止機構のついたUSB接続のCD-Rって無かった上に、私の環境だと2倍速書き込みが精一杯だったとか、ベコベコ不良ディスクを吐き出す程不安定だったとか、とにかくいい想い出が無い)→今度のはYAMAHA CRW-70っす！12倍速っす！コンパクトっす！ソフトケース付きっす！更にMP3再生機能付きっす！これで図体がデカイだけの前任機を駆逐できるばかりか、不良資産の一つだったCD-ROM DISKMAN(これ『To Heart』をPlayするように買ったんだよなぁ…)の役割も兼任でき、PCの周囲はおろかガラクタ箱も少しすっきりしました。（代わりに、MP3プレーヤーを買う機会を逸したかも？）
　あと、ここ２年程は大容量データの持ち歩きに、32MBのSmartmedia+FDDアダプタ+PCMCIAアダプタと120MBのMOを使い分けていたんですが、(1）フラッシュがイカれてきた、(2)MO用のPCMCIA-SCSIアダプタがWin2kをサポートしてないんで必要なときはリムーバブルHDDでOSを切り替えたにゃあかん などと、じわじわ使い勝手が落ちてきていたので、ここでバッサリMOもSmartmediaもお役御免として、128MBコンパクトフラッシュ+USB接続のポータブルREADER/WRITERでの運用へ移行！　ん、快適！（…かと思いきや、FIVAのUSBスロットだと電源ケーブルと干渉する問題が発生(^^;)　回避手段こそあるけど、ちょち、くやしいかも）
　一番大きかったのがフリーマウントLCDモニタの導入・Dualモニタ化ですね。苦労しましたが、かなり満足しています。色管理は今までにも増していいかげんになったとかありますが 今後もこの方針でいこうかと思います。 でも、次はちゃんとDVIが使えるモノを買うようにします。(^^)　あ、でも、地震の際にモニターが揺れまくるのが、ちょっと怖いかも。（震度３まで確認済み）　それと、私が大画面Dualモニタ必須の理由となっていたAfterEffectsがVer.５になって、割と狭いデスクトップでも使い物にならん、ということは無くなっていて（少し改善された程度ですが）、これならSXGAでもいいかなー、という気になってきました。ので、今後は液晶化が一層加速するかも？（未定）
　あと、少し毛並みは違いますが、以前からの懸念事項だった3Ｄ関係に足を突っ込めたのも、大きいかも。動画と並んでPC方面でガンガン進歩してる分野だけに。　それに、私にとっては写真をやってたとかの狐塚があることが、いろいろと上手く働いているという感があります。イメージ引用・応用パターン数のストックとかパラメータの脳内試行錯誤を速やかにできる辺りなんかは、モーションタイポのネタ不足でヒーヒー苦労しているのに比べて対照的だったり。　そんで、ここ15年近くの街歩き中の思考パターンの一つ「あ、あれを、こんな風に写真撮ったらかっこいいかも」の応用パターンとして、去年のDV撮影+編集に引き続いて、「こういうモデリングすれば、アレを再現できるかも」とかが加わりましたし。(^^)　いろいろできそう。　でも、これが要求するPCスペックは尋常じゃないことが、また問題なんですが。
　ま、こんな塩梅で、丸一年かけてシステム及び運用上のムリ・ムダ・弱点を整備していきました。　これで来年の夏〜秋に実施予定の定期システム更新・補強への見通しがぼんやりと見えてきたかなーと思います。
　PC互換機は、この計画〜実行が実に楽しいんですよね。(^^)　さて、どーするかなー。　…つーか、年の初めに立てた計画の方が、ちっとも進んでいない…。反省。
　来年はもっと計画的に！


＜発進します！！＞
　先日、職場で避難訓練しましたー。
　3階からロープで降りました。
　いや、このロープ、ちゃんとした避難器具なんで、ぶら下がってるだけで降りれるんで、拍子抜けするくらいラクチンっす。（窓枠から飛び降りれさえすればね。まぁ、気持ち的には、スキューバでエントリする時の方が不安かも？）
　私としては、リペリングをやりたかったなー、ってことで、降下姿勢とか、壁を蹴ったりとかで雰囲気出してやりました。　ついでに、貴重な映像が撮れそうだとDVCを背負って録画しながら(^^;)
　そういえば私が新入社員研修を受けた太古の昔、その一環で消防署研修でこんなんやったなー、と懐かしかったり。
　と、降りた後に気付いたので、改めて叫びました。
「れんじゃー！！」
　ウケました。


＜よもやAIRのLimited Editionの欲しい色が難無く手に入るとは…＞
　「独活の大木」、「大男、総身に知恵が回りかね」、「馬鹿の大足」などと日本では昔から迫害されてますように、私みたいな中途半端な図体で贅沢言っちゃいけませんが、それでも生活する上でいろいろと不便が多いんですよ。
　特に致命的なのが靴！　何故だか衣類に関してはサイズが無くて不自由することはない（←これはテキトーにしてる男だけかな？）んですが、靴は入らないんだからそうもいかない。　結果、常にアンテナを張って、サイズを見つけたら即買う！という自己防衛してきました。 多少大袈裟に聞こえるかもしれませんが、ホントにそうしないと履く靴が無くなってしまうんですから、死活問題です。　私の場合、「極希に量販店にまぎれ込んでいることが有る」ぐらいの微妙なサイズ(28.5)だというのも余計にもどかしいです。
　で、今回は靴がヤバくなってきたのに次の靴をキープできていない状況に陥ってしまいまして、ここは思い切って（少し前から地下鉄に乗る度に見掛ける広告で気になっていた）五反田の“大きい靴専門店”に出掛けてきました。
　（行ってみて）…ブラボー！！(T_T)
　看板に偽りナシで、ホントに大きな靴ばっかです。ちゅーか、29cm以下が殆どありません！正確に言うと見つけることすらできませんでした。　しかも、ちゃんと最新型で色も揃ってる〜。　店内に居る客層が不自然に巨大で、あと、壁には有名人のサインがいっぱい。(^^)　　そんなグレイトなお店でした。
　靴はサイズの許容誤差範囲が狭いこともあって通販だと不安がありますし、実物を選んで試せる店があるというのはホント、有難いです。ちゅーか、こんな贅沢な経験は初めてです。(T_T)　人口がクソ多い地域だからこそ、人口の0.2％を対象としたような商売が成立するでしょうなぁ。　ホント、有難い話です。（しみじみ）
　東京も捨てたもんじゃありませんね。(^^;)


＜いろいろあってちょっと落ち込んだんで＞
　また髪を染めました。
　これであと3ヶ月は持つ。
　なんでやねん。（ビシッ）

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011109
移動中だとロクな事書かないなぁ

　どうも怒りんぼさんな周期に突入しているらしいなぁ、自分。
　『シーマン』とかに相談したら、癒されるかな？


＜いろいろと察してください＞
　なにやら、小学館がWEB方面で既得権としていろいろと頑張っているようだが、法律の拡大解釈を根拠に従来グレーや白とされてきた部分を黒だと言い張るのならダメダメだけど、従来から真っ黒なものを黒と主張するのなら、それは順当且つ常識なんで、なんら異論をはさむつもりはナイです。
　同様に、件のトコでのavexからの警告云々とかも、まぁ、常識でしょう。　こっちが本題。
　ただ、言われる側にとっては、「常識なのは判っているけど自分には関係無い。その根拠はない」（←好意的解釈）という意識・状態であった所に、どーん！法律をふりかざした文書が届くのであって、これはもうまさに青天の霹靂、寝耳に水、天災ですよ、あわわわわ、となってしまうんですよ、いや、マジに。（経験済み）
　で、まぁ、ここからは本人の資質でしょうが、
(1)くじける→やめる
(2)本気で反省する→今後に活かす
(3)逆恨みする→反動勢力シンパとなる
　とか、のパターンがあるわけで、そこに至る遷移状態下では、あまりの精神的ダメージによって
(4)落ち込む→カラ元気（まぁ、減らず口も少しは）
　とかのパターンも一時的にはあって（経験済み）、私はそういった状況を経てから「どんなに凝った作品を作るとしても、しっかりとした工程計画と設計図の類が出来ていれば製作中は楽しいばっか。寧ろ工程開始前や公開前に行う外部との調整作業が一番しんどくて慎重にせなアカンのだよなぁ」という経験値を得るに至りました。　なんで、(4)の状態を指して「アンタは(3)な人間なのか？！」と激昂するのは少し可哀想だよな、と思ったです、Little Wingの日記を読んでて。
　尤も世の中には、真っ黒なのを判っていながら始めから(3)な行動を取る（「見つかったら逃げます。また別の場所で。」とか寝言をぶっこいてるよーな救い様の無い自己無責任カンチガイ野郎の）確信犯人類も存在するので、そういった人物像を仮定して脳裏に描いたのなら「アンタは自分が被害者とカンチガイ人間デスか？」と怒りたくなる気持は十分理解できます。　まぁ、私なら不愉快千万ですが放置しますけど、諦めてるんで。　連中、自分が道理が通じない頭を持っていることに気付いていないですから。 あーゆーのには「電車の中で社会のクズみたいなヤツがウロウロしてたら、感染しそうだから関わりたくないなぁ」に近い心情をもよおすと申しましょうか。いや、最近の私はチンピラなんで（後述）、うっかり粛正行動に出てしまいますが。　すまん、言い過ぎた。　「どんなヘタレた宗教でも、その宗教に実益を伴ってたりする信者を本人の努力なしに改宗させる努力をするのは、すこぶるナンセンスだ」辺りがより広義で丁度いい表現かな。　私なんかは、そこから救ってあげるような優しさは（自分が迷惑を受ける迄は）敢えて持ち合わせないようにしてる、と。 その点、その思想によって実害を被る可能性がある立場であることを鑑みれば、激昂するのは当然ですよね。「万引きをいかに正当化するかを考えている」という表現には、拍手喝采。成程、罪を罪と思えてないという価値観を上手く表現しているですね。
　「でも、過去作品とか周囲の人脈から考えて、彼の人の今後の行動は多分(2)なんじゃないかな、(3)じゃないと思うよ。まだ信者にはなってないみたいだし。 いや、寧ろ昨今表面化している一部の反動勢力な集団から悪影響を受けた被害者なんじゃないですかね？　ふつーなら、自分一人の考えであんなことはしませんよ。　常識をねじ曲げてしまう集団意識って恐いですね。　啓蒙団体と宗教団体って区別つかないですしねぇ。」と思うので、悪人を断罪するがごとき気迫で迫られるのは、少し失礼かなと。　でも、あの文章によって当人が考えを整理して(4)→(2)に至る手助けになる可能性もあるし、実際(2)になって欲しいのがタテマエにあるんでしょうから、そうなるのなら意味はあるのかな。　でも、ま、多分同じ“失敗”は繰り返さないと思いますよ。 本人にとっては、「いい経験をしたなぁ」ですよ、多分。　多分ばっかで、ナンですが、好意的に考えて。　なんか無責任な言い草ですが。
　しかし、彼の人の方も“問題の部分”を白かグレーにまで“修正”したVerを再公開するぐらいの気迫を見せて欲しいです、個人的には。　私だって（ささやかながら）出来たんだから。　そうして貰えると、痛快。（古の事例で言うと“ビホルダー”→“鈴木権座衛門”とかの痛快さときたら！(＞_＜)）　相手の土俵で臥薪嘗胆とか捲土重来する姿は、カッコイイ。　それが十分できる人でしょうし。　グレーな部分でせめぎ合ってより自分に有利な妥協点を引き出して勝つ！のは、スポーツでも科学でも社会生活でも同じだよなー、とか、フェアプレーってのは真っ白ばっかじゃなくて適切なグレーがあってこそ面白いんだよなー、とか、真っ黒をフェアと思ってる人はバカですか？ひょっとして裁判になったら弁護士が「責任能力が無かった」戦法しか取れないOKなんですね、はずかしー、とかとか。
　…イカン、イカン、別に怒るつもりはナイのだが、どうにもワケわかんなくなってきましたね。(^^;)
　閑話休題。
　…ま、修正版を作成する労力は、再公開後にアクセス集中でデリート食らうことに比べれば、全然深刻じゃないと思いますよ。（やり方を弁えている人間がいれば大したことない作業かと） タイミングを逸した今になっては、もう一捻りとか入ってるのが、よりカッコイイ姿になるかなー。(^^;)
　で、今回のと状況的に小同小異（←？）だったと思っている『偽春菜』の周辺なんかは、(1)なんだか(2)なんだか(3)なんだか(4)なんだか全然判らん中で、ちゃんと自己責任でしぶとく立ち回っている姿（現在進行形）に、ある種の尊敬を感じるですよ。 いろんなことを弁えた上でのしぶとさ・強さ、かな。かなりカッコイイ、部分的に。
　我田引水。


＜健康診断＞
　今年もそんな季節ですか。
　で、身長・体重・体脂肪率同時計測マシーンに乗った後で、脱いだ靴下を履いていると、近くに居た同僚Cが、
「人間、靴下を履いているときが、一番無防備だよなぁ」
　…言いたいことも、その感覚も十分に理解できるが、その発想回路がスゴイ（ヘン）だと、私は思った。
　意見求む。(^^)


＜靴下つながり＞
　出張での風景、その１
　駅のホームで電車を待ちつつ、雨に煙る線路の向こうの風景を、こう、ぼーっと眺めていたと。
　高校生は中間テストの期間中なんですかね？こんな時間だというのに傘と制服の列がぞろぞろと。
　で、その連中、道路に停めてある佐川急便配送車の脇を通り抜ける際にですね、
バンっ！
　と、飛脚の絵を叩いてるんですよ。
「？？？　…あぁ、そういえば、10年位前に女子高生の間に『佐川こぞうのお尻を触る』おまじないがあるような話を聞いたことが。まだ残っていたんだねー」
　と気付いて、興味深く観察してみると、ごく自然に当然のようにタッチする一群も居れば、話に興じて素通りした後で慌てて戻ってきてタッチする几帳面な娘も居れば、なーんのリアクションも無い連中も居るとか観察できたんですが、総じて、
「ルーズソックスの娘が触る頻度が高いような？ 黒ソックスは素通り派ぽい？」
　という印象でした。
　意見求む。(^^;)


＜ OVER THE ＞
　出張での風景、その２ 　今日は早めに終わったなー、などと思いつつ、てくてくと駅までの路地を歩いていたらですね、十字路の向こう側でおっさん（おじいさん）が右手で空を指してるんですよ。
「？」
　と思いつつ、そのままその十字路に近づくと、そのおっさん、通りを渡りながら角の床屋の方を向いて
「レインボー」
　と言う。
　…成る程、このおっさんは床屋の主人か顔見知りで、床屋内に居る人に私が歩いてきた方角に虹が出ていることを伝えていたんだな？ と推測できるわけで、案の定、床屋からおばさんが出てきたので、じゃ、私も虹を見るかと、振り返って天を仰ぐ。
「おおっ、こりゃ、立派な！」
　台風一過の空に映える、久しぶりに観た立派な虹でした。
「いいものを。ありがとうございます」
　店内に入るおじいさんに思わずそう言って、おじいさんは後姿のまま手をひらひらさせて、私は一礼した後でいい気分で駅への道をレジュームするわけだったという、何気に“日常のちょっといい話”っぽいでしょ？(^^)
「小粋なじーさんだぜ。　…虹もよかったが、思わず、自然に、見も知らぬ人に、『ありがとう』を言えるような一瞬の交流ができたことが、荒みがちなこの頃のオレにしたら、うれしいねぇ」
　などと、気分よく歩きつつ、
「いや、まて。もしかしたら『おじいさんが虹が出ていることを“私に”知らせたと私が勘違いしてお礼をしたと勘違い』されているんじゃないか？ うわっ、だとすると恥ずかしー！」
　とか、余計な可能性についても考えが及んだりして少し小走りになったりするのがホントに余計なんですが、(^^;)
「…ま、いーや。 気分いいし♪」
　と、てくてくてく。
　いい一日でした。


＜そーは言っても＞
　一週間に出張が二日あるよーなのがコレほど続くと、落ち着いて仕事もできないのであって、ゴタゴタと作業が溜まって焦るとかあって、だけどいろいろとアイデアが浮かぶ機会も増えるのであって、しかしそれらを整理する時間が取れなくて、そんな中で風邪ひいて余計に効率が落ちて、ストレス解消の運動もバイクも出来なくて、おまけに折角の秋晴れな休日を養生で過ごして…。
　ぐわーっ、暴れたい！
　…という気にもなっているとゆーことに、先程よーやっと気付いた。
　とゆーわけで、先月私にケリを入れられた禁煙場所での喫煙おっさんや、先週割り込みで突き飛ばされたおっさんや、先刻コンビニ前でたむろしてて蹴飛ばされたヤンキx2は、私の癇癪の被害者だったようです。　ごめんなさい。　アレではチンピラでした、客観的に。
　でも、走り続けてないと倒れちゃうんだよー。　走るアイテムは持ってるから走れるんだよー。　弾幕がキツイくて走れないよー。　着弾クレーターでホイルスピンするよー。　よー…。
　…そうか、装甲を厚くするばっかじゃなくて、弾幕を避ければいいじゃん？
　過去にあったのと違う忙しさに、柔軟性を失念していたようだ。
　フム…。（やり方を考え中）


＜そんな中でも＞
　で、今日も今日とて本社に出張して、夕方、新幹線に乗ってる私がいるんですが、後ろの席の連中がですね、来年の新卒ご一行様らしいんすよ。しかも、先程までウチの会社で面接を受けてたらしいことが会話から窺えるんすよ。
「研修期間中の寮の二人部屋がイヤ〜」
「工場実習中がしんどそう〜」
　ナドのわかんらんでもないが、まぁ、受け入れたまえ、いや、その前にこの不況下なんだし受かるかどーかの心配はないの？　などと思っていると、
「もう、日○の内定を貰ってる〜」
「親がもう一方の方を勧めまくる〜」
「面接を重ねて交通費ガメまくり〜」
　ナドとけしからん事を言い始めて、むむむ、となっていると今度は、
「○○○○(ウチの会社ね)って、守りの姿勢だよなー」
「製品とか、社員になっても買いたくねー」
　ナドと言い出す始末、いや、まー、そういう視野の狭さは、まー、若いんだし理解できなくも無いんだが、悲しいのぉ、とか思っていたら…
「いや、○○はそうかもしれないけど、○○○はスゴイんだよ？」
　ナドと、一生懸命弁護しはじめたのがいて、おお、コイツはラブリーだ、などとなってですね、
「○○○(他社)の○○○○とかはいいよな、○○○が○○○なのとか」
「最初は自分が拘るような人間だと思ってなかったけど、使い始めると拘り所が判ってくるね」
　とかの貴重な生の意見も聞けたんで、随分と為になりましたですよ。
　よっぽど「色々なご意見ありがとうございました。こういう者です」と振り返って名刺を渡そうかと思いましたよ。(^^)
　そんな、愉快なこともある。


＜そんな合間に＞
　業界誌の原稿があったんですが、そこに自分の顔写真が必要だと締め切りの夜に言われたんですよ。
　で、慌てず騒がず、過去に撮った残り写真が手帳のポケットに幾つかあったので、久しぶりに出してみたら、困ったな。（一年前から顎鬚を生やしているのに、そんな写真はない）
「別に、それっぽいのならいいよ」
　ってことなので、８年前にパスポート用に撮った写真（眼鏡＋背広）を、どうよ、と見せたら、
「これはオレの知らない人だ。こんな普通の人、知らない」
　ななな、なんだとー？！　オレが普通じゃないとでも言うのかー？
「それがこんなになっちゃって…」
　うぅっ、そんな目でオレを見るなー。
　で、結局は、「いちばんまとも」ということで受け取ってもらったのが“前職の作業服を着た写真”だったんですが…、ま、いーか。　いいよね。(^^;)


＜設計寿命(2)＞
　3年もののワイヤレスヘッドホン（当時4万円超）が壊れた。先月に引き続き、またSONYです。まぁ、2年間、よくがんばりました。(^^)
　で、バラしました。（また）
　動作不良の原因が電源ON/OFFのマイクロスイッチにあるのは明白だったし、そこの導通を調べてそれを確認できたので対策を考える。
　「ふーむ、直押しのSWでありながら2mmくらいのストロークの全体で導通する構造のSWか…、多分その摺動面が磨耗しちゃってるんだろうなぁ」（←過去にそういった不具合を経験してるので。但しアナログ出力だったけど）　ってことで、SWを交換しようとしたんですが、よく見るとスイッチを蹴るドックが基板と干渉してSWのストロークの底0.5mmくらいを使っていないことが見て取れましたので、ドックとの接触面に基板と干渉しないように1mm厚の板を貼り付けてみたところ（←過去に何度そうやって誤魔化したことか(^^;)）取敢えずは修理完了！　あと一年は使えるかな？　その後はSw交換か、外に線を引き出してSW追加だな。
　それにしても、この構造がコストダウンだとは十分判るのだか、もう少しなんとかならんかったのかと問い詰めたい。せめて電源ON/OFFに直結でなく、数秒のローパスなりを介して電源をOFFするロジックを組んであれば、それはこのヘッドホンなら周辺の回路に追加しても追加コストなんて多分蚊の涙もないくらいな筈なのに、そうしていれば同じ部品で同じ構造だとしてもこの不具合なんて生じっこないのに、どうしてこんな安直な設計をしたのですかと、小一時間問い詰めたい。
　…あぁ、そうか、設計寿命なんですか。(^^) 3秒で終わっちゃった。


＜おことば＞
　とは言いつつも、私が尊敬する技術者ベスト10には故盛田氏や故井深氏も入っているので、SONYは嫌いじゃないです。
　氏らの、割と人間的な（技術者に特化してない）お言葉には、いろいろと考えさせられることが多いです。
「まず強い目標を立てる。それを達成するためにあらゆる技術を動員する。できそうだったらやってみようというのとは大きな違いがある。」
「＜物＞だけで＜もの＞を考える時代は終わった。これからは＜心＞と＜意識＞を考えたものづくりの時代だ。」
「手前の不出来を人のせいにするのは下の下」
「いつも何か勉強らしいことをしていないともったいないという悔悟がある．」
「営業にいたころよく言われたのは、価値観をうるという事でした。（中略）、そういう事を正確に伝えてていくという事が、ビジネスなんだ」
「お金とか地位とか，自動車を持っているとか，家を持っているというのは死んでいくときに持っていけない．死んでいくときに持っていけるものを心の中に蓄えなさい．それには本を読むことです．」
　しんみり。


＜少しずつ切り替わってきたかな？＞
　さて、毎度の出張先で駅に貼ってあるポスターを見て気付きました。
　「あー、今年も海外青年協力隊の募集が始まったか…」
　前職を辞める際に、転職か、それとも海外青年協力隊かを随分と迷って、結局は、まぁ、今ここに居るわけなんですが、あの時に後者を選んでいたとしたら…と思うと、世界情勢からして随分とスゴイことになっていたんだなー、などと思い暮らしてたこの2年間だったです。
　当時の私がやれる技能とか知識の関係から判断して、赴任地域は中央／南アジアとか南米とかになっていた筈で、そこで起こる事柄には割と他人事ではない気がしたりして、更なる国際的な緊張がどんとん高まる昨今の様子も相俟って、こう、ドキドキと。
　まぁ、それは別にしても、仮に海外青年協力隊を選んでいたとしたら、国内の研修＋海外での事業の一期分をボチボチ終えている頃合なんスよ、既に。
　選択次第では得ていたかもしれない経験は、実際に得てきた経験と比べてどうだったろう？　…などと、まぁ、反省する時期に来たかなー、と思うワケで。
　ナニやっても必ずなにがしら後悔する性分なんで、それはソレとしても、有意義さにつなげることを考えないと、イロイロと。


＜のんびり、試行錯誤中＞
　久々にAfterEffectsを使ってみたら、Ver.5をインストールしてから初期設定をまったくしてなかったんで、出来上がったレンダリング品質がいつもと違いすぎてびびった。　逆にこのことで、パラメータをいろいろと試してみるいい機会になったですが。　で、この辺りをうまく使いこなすことでどんどん使い勝手がよくなるように作ってあることが実感できて、よくできたソフトだと、感心。
　さて、パクリ疑惑が無くなったのでDiv-Xを使ってみたんですが、成る程、これはよくできたコーデックだと、また感心。　それなりに良かったＭＳのMPEG4V3に比して、明らかにいいですよ。　ガタつきとかがなくなって気持ちがいい。 MPEG-2の立場ないんとちゃう？と思えたですよ。
　コーディングについてはDVを上回る程早いし、ファイルサイズはIndeoの半分以下で、デコードも軽い（Indeo4比で3割位軽いかな。 DV比でも1〜2割軽い辺りをうろうろしている感じ。）ですね。
　微妙にマッハバンドが出るとかの画質傾向とか編集時微妙に不安定とかのMPEG特有な扱い難さがあるので、最終出力とか素材用途としてはあんまり適していない（用途と割り切りによっては十分使えるけど、非常に安定したDVとIndeo併用の代替にはなりえないという印象）ものの、作業途中でのプレビュー用としてはかなりいい選択かもしれないです。　プレビューは多用しますし、Div-Xのコーディングの早さがかなり活きそう。
　あんまり進んでないです。


＜なんて言ってたら＞
　ふとした弾みで、突如として忙しくなってきました。
　今回はボリュームレンダリングを試行してみてるんですが、
　「残り時間・99時間」
　とか、カンベンしてくれー、みたいなのをCPU負荷100%x2でぐるぐるぐるぐるぶん回してます。　ここ2週間電源を落とさずにバッチ処理で大回転中。　多分、今の日本で一番酷使されてるパソコンの一つなんじゃないかと、I Think。　まー、それでも今年の春先〜夏にかけての酷使期間に比べれば、熱暴走の可能性が無いのが救いですな。 寧ろ部屋が温かいぜー。(^^;)
　…しかし、こーなると、もー、Pentium４ 4GHzのdualが出ても全っ然足りんなー。100倍くらい欲しいよ。　やっぱネットワークレンダリングを考えるべきなんかなー。
　ふむ…。


＜男の料理＞
　創作料理ってさー、ついついやっちゃいません？　テキトーにブチ混ぜるよーなの。 チャレンジ料理って方が近いよーなヤツ。
　で、「ぐわー、失敗ー」てな物体を、胃袋で処分することを繰り返すんですよ。（してます）
　たまーに上手く行くこともあるんですが、過程をよく覚えていないので再現性が無いって辺りも特徴かな。
　さて、この間ですね、稀有なる成功例で再現性完璧(要するに簡単)応用技多数、しかもリサイクル性抜群（？！）という、個人的には大発見をしたのでここに記す。
　「インスタントラーメンの粉スープで焼肉・野菜炒めの味付け」です。
　麻薬性のあるインスタントラーメンですが、空腹でも面倒なときなんかは単品でハラをふくらませようして二袋をナベに投入することも多いかと思いますが、その際に余る粉スープを有効活用！ ダシも味付けも完璧でお好みに合わせてコショウを振るのもよし、とき卵で閉じるのもよし、おまけに元のラーメンによっては味噌味だったりとんこつ風味だったりのバリエーションも無限大の超簡単料理！(？)
　まぁ、騙されたと思ってチャレンジだ！＞似た食生活の人(^^)


＜WEB上での信頼構築＞
　毎回たいへんです。　慎重に、誠心誠意。
　



　どうにも、長くなるな、最近。

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011012
「人は、後ろ向きに未来へと進んでいく」と言った人は誰だっけ

　昼2時まで泥のように寝ていて夜8時ごろに意識を失ってしまうよーな、ヘトヘトに疲れた週末（正味６時間）を迎える秋たけなわの今日この頃ですが、皆さん、如何お過ごしでしょうか。(T_T)
　さて、三ヶ月ぶりの雑談です。
　7月からこっち、どう考えても台風が来ているのに窓を開けて寝るとか、どう考えても雨が降ってるのに洗濯物を外に干して寝るとか、妙に疲れてた夏でした。
　そんなんで、この夏三ヶ月分の雑談、たんまり。


＜秋が来た＞
　去年は部屋のエアコンを使わないという快挙を成し遂げた私ではありますが、今年の夏はエアコンナシには溶けてしまいそうな私になるような生命の危機な夏でしたので、トータルで2回、起動してしまいました。
　くやしいなぁ。
　…などと、こげに涼しくなってから言っても、実感ないよなぁ。


＜ドロボー！！！＞
　いや、ホントに。
　先日ね、私が住んでるトコ（4階建）で3件の窃盗事件が起きたんですよ。
　しかも、部屋の住人が寝ている脇で物色＆窃盗という大胆さ。（空き巣でも強盗でもない！）　もー、大騒ぎ。
　私の住んでる階…ちゅーか、向かいの部屋も被害に遭ってる。
　で、私の部屋はというと、部屋の扉を開けっ放しで寝てるという、田舎モノ丸出しな状況（特に夏場は風通しの為）にも関らず、被害ナシ。　ヤハリ、“部屋に入るには(1)入り口脇にある棚の扉（湿気がこもるの防止の為に常時開放）を閉めて(2)入り口に停めてある黒龍号（自転車）をどける”という手続き（この順番も大切）が物理的に要求される私の部屋に入るのは憚られたのではないかと推測。　仮に入ったとしても、荷物全てがプラスチックコンテナに収納され、それが多層にスタックされ、しかもその上にガラクタが山積してる倉庫みたいな部屋なんで、その中身を物色するのはかなりの腕力と気合いと掛け声が必要、なのが功を奏したのか。(^^;)　それとも、暗闇でうなりをあげてモリモリとレンダリングをしているPC群の電磁波に押し戻されましたか？　いや、それ以前に、入り口すぐの床（一番風が通る場所）で布団も敷かないで冷凍マグロのよーに寝こける私が侵入を阻んだのか、というのが一番ありそうかな。（←うーむ、不用心すぎか）
　なに？金目のものがありそうもない部屋だった？ほっといてくれ。
　…ナドと、半ば他人事に思っていたんですよ、正直なところ。　そしたら、夢に出ました。
「旅の途中で財布をすられて、中身を抜かれて戻されてたという夢。アレはホントに情けなかった。で、人様に助けで頂いて、涙がちょちょぎれるというイベントも発生して、人情旅模様な有り様」な夢に突入。　ううう、なんか、いい経験でした。(？)
　気をつけましょう。（しみじみ）


＜工夫のしどころ＞
　夏前頃から出張が多い。　毎週毎週延々延々と西へ東へ電車に乗っている。
　だが、出張とて“旅”である。
　それ程呑気なモノではないとはいえ、楽しまなければソンであろう、ということで、工夫しようと考えた。
・さしあたって、普段やろうと思いつつもやらんこと…折り畳み傘(18年使ってます(!))の補修を新幹線の中で延々やってみたり。（これは我ながらバカっぽかった）
・ソフトのマニュアルを読む。普段ならまず読まないので。おかげでAfterEffects5.0は未だ一度も使ってないのに、何度も使ったような気分だ。(^^;) あと、英文マニュアルは寝てしまうからダメだ。
・ミニノート（初代FIVA）持参で、HPの更新。（新幹線限定。正直、この時間が無かったら、HPの毎週更新なんてとてもとてもできてないっす。つーか、ぼちぼちストックがなくなって来ました(^^;)）
・DVカメラ持参で、てくてく歩きながらの撮影。　なんとなくいいかんじ。　陽炎の舞う田舎道や、味のあるさびれ具合な駅のホームとか、ひまわりとかの夏の風景。　暑くてぶっ倒れそうになるが。 取敢えず、“どろり濃厚”風のブリックパックをすすりながら歩いてみたくなるのはご愛嬌。(^^)
・駅前で人間ウォッチ。　弁当とかテイクアウトしたファーストフードを駅前のベンチとかでムグムグ。　味のある動きをするおっさんとか、味のある人間模様を醸し出す家族連れとか、味のある言語（日本語に聞こえない）の高校生とか、目の前を通り過ぎる人々を眺めていると、なかなか面白い。　あと、宗教の人とかな。　私の隣にはホームレスのおっさん。
　他にもいろいろとありそうだ。


＜で、＞
　その出張の中にISO12100関係のがあったりして、これは現職の業界だとまるで聞かない話題ですが、前職だとヨーロッパ向けの輸出とかで実際に散々っぱら苦労してCEマーキング関連をやっていたので、懐かしかったり、耳が痛かったり。　いつのまにかJIS化されつつあるんんですね。
　この元となるEUの機械指令（多分EN指令も）の厳しさときたら、日本人の感覚をいろいろと逸しているという印象を日本人なら誰もが受けるでしょう、多分最初は。　私も例外じゃなかったし、TÜVに検査して貰う時も“抜け道”を探すような作業のやり方をしていたのも事実。
　が、その後、考えを改めました。　アレはモノ作りには必要な考え方です、常識です。（きっぱり）
　“自分の設計した装置で人身事故を起こしてしまった経験”が、私の常識を変えせさました。　このときの事故は、アメリカに輸出した装置で、メンテスタッフを挟み込んで気絶させてた上に数時間中釣りにしてしまったもので、下手すればその人を殺していました。　あれだけ考えた数多の“安全装置”をかいくぐり、予想外の状況と挙動を呈した末の事故です。　自分で作った機械が自らの至らなさで人を傷つけてしまう情けなさ・済まなさというものを、しでかして後でようやく理解しましたし、もう同じ思いはホントにこりごりです。
　少なくとも、現職ではその感覚を理解できない人間が多いでしょうし、その考え方の必然性について（理解できないということはないとしてても）実感できない設計者が多数派なのは間違いないです。
　で、最近多い議論の食い違いでもどかしい思いをしているものの中には、その辺りに根ざしたものがままあることに、ようやく気付きました。　私にとっては“常識”だったので、逆に気付きにくかったようです。　そうか、これだったんだ！
　少しずつでも、なんとかしないと！（使命感）


＜こんなこともあるのね＞
　ここ2年、割と節制して生活してた積もりなんだけど、どーにも貧乏なんだよなー、と思ってたんですよ。　でも、まぁ、転職で収入が減ったとか、田舎→都会で支出が増えたとかの影響だろうな、と思っていた、と。
　で、先日なにげに二年ぶりの通帳記帳をしたところ、“テイキ”って項目で毎月マイナスがある。　…ハテ？(?_?)
　…調べてみたらなんのことはない、「給料の振込み用として2年前に開いた口座が、普通の積もりだったのに定期預金のコンボ口座だった」らしい。（まったく記憶にナシ）　うをー、得した気分だー♪（錯覚）
　この経験から“記帳は大切”と体感したので、既に何年記帳してないか覚えてもいない我輩の旧メインバンク：静岡銀行の口座もチェックしようと思ったのだが、いかにせよ平日に静岡に行く機会なんて無いのーなどと思っていたところ、横浜駅前でなにげに堂々とした支店を発見！　流石に、バブルに踊らぬ渋りで有名堅実さ加減で我が国随一の格付けを誇る優良銀行である。うむ、苦しゅうない〜、などと門をくぐって記帳。　…おおっ、この超低金利時代の中、少ーし、少ーし増えてる！増えてるよ！　流石の格付けAa3である。（違）
　調子に乗って、「うーん、これなら、奨学金を一括で返済してもいいかなー」などとかやりもしないことを考えたりもする。（つーか、まだ残ってたんかい！）
　この半年の為替変動で、随分と儲けたような話をしていた友人がいた(注：盛夏の頃の話ね)が、私はコレくらいでいいいです、十分幸せです。ノーリスク、超ローリターン（激小市民）
　二度目はない。


＜PC近況…主にLCDモニタとの果てしない格闘（長い）＞
　二年以上放置していたビデオ周りをぼちぼち補強。
　まずは、LCDモニタ（SONY SDM-M61）を導入。 これで念願だったマルチモニタ環境を構築できる、わーい。（つーか、ムービーをやろうと思ったら1600x1200程度では使い物にならん上に、Windows2000だとG400の仮想スクリーンがつかえないので、NTでの環境を維持したかったらモニタを追加せざるえないという事情が大きい。）　…で、先住民の21"CRTモニタと並べてびっくり。なんとまぁ色の差が大きいこと！ びっくり。 おまけにCRTモニタの方が輝度が低く、しかも青いのには驚きました。 RやGの蛍光体が経年劣化してるんだろうなぁ、もう。　ムービーをやるにはリフレッシュレートの低いLCDモニタでは心もとないけど、まぁ、なんとかギリギリ使えるかな？　なにより、AEのタイムラインのエディット画面とかベクトル系グラフィックツールのマウス操作、そんでサウンド関係のシーケンスソフトとかがLCDモニタと極めて相性がよさそう、という印象です。　一方、このSDMは見る位置によって濃度が随分と変化するので、ペイント系ツールには向きませんね。CRTモニタとの併用が大前提になります。ただ、コントラストが強いので、塗りのアラの部分が判りやすくて、見付けるのに役立つとかいう使い方もあります。　ただ、垂直同期が自動、ってのが経年劣化で突然同期しなくなるとかありそうで恐いなぁ。既に現時点で同期は不安定気味ですし。
　次にLCDモニタ用のフリーマウントアームを買ってきました。　以前からこれを用いた運用を楽しみにしていたのですが、SDMだと規格外ねじ径で取りつかないとの説明があって、がっかり。 二日ほど迷ってから、「うーん、なんなら自分で金具を作るのもやぶさかじゃないな」、と買ってきました。　そしたら、なんのことはない、付属のネジだと長さが足りないだけでした。早速取り付け…わーい、使うときにモニタを傍に寄せれるって快適〜♪　…いや、むしろかっこよすぎるっ！ まるで水平型ロボットのような風貌のアームの先にあるLCDモニタをぐっと引き寄せ、細かいところをエディットしつつ、脇に置かれた21inchモニタで全体の調子を眺めるという贅沢さ…、ぐわーっ、カコイイ。(^^)
　で、折角のDVI入力可能モニタなんで、DVI出力可能なビデオカードに交換することにしよう、と、HydraVisonでDVIなRADEON VEカードを買ってきて、歴戦の名機：G400と交換しました。 …ぐわ、なんだよ、こりゃ？！　VIA＋DUAL CPUでHydraVisonなどヘンな条件だとは思うけど、このドライバではてんて使い物にならんっ！という印象でした。　あまりのヘタレぶりに辟易して、さっさとG400に戻しました。　で、サブマシンの方はマルチモニタ不要なんで、こちらのRagePro（古っ！）を外してRADEON　VEにしました。まぁ、シングルモニタなら割とちゃんと使えたので、やれやれだぜ。(NTだとかなりダメダメ気味ですが。)　そんで、幸いにしてMPEGのアクセラレーションの出来は相変わらずATIらしくスゴイくて、これには非常に感心。　でも、一部MPEGが再生できなくなるという不具合も出た。（←TMPEGencでフィルタしたら読めるようになったけど）　良し悪しだ。　あと、HydraVisionを使わないときでも、出力こそ安定しているものの、ドライバのユーザーインターフェース部分にバグがあるようで、時折ヘンな挙動を示すのも不安だったり。　…はぁ、安心して使える最新カードって、もうELSAとかのnVIDIA系だけなんですかねぇ…。
　さて、こうなったら意地でもDVIを使いたいので、秋葉を散々さ迷った末にCOM/3でG400用のDVIアダプタ(Flat Panel)を入手！　最も実績が多い部類に入るDVI出力可能なVGAカードに改造じゃーっ、と嬉々として組み込む…が、ヘンだ、XGAを超える信号をモニタが受け付けてくれんのです。ちなみに、この現象は BX+RADEON VEでも似たようなものでした。 …こうなってくると、カード自体も怪しいが、DVIケーブルの品質か（←まさか！）、モニタ不良の可能性(←SONYだし)が高まってくるというものである。 実際このときのモニタは、“暴走”してるし。（電源を引っこ抜くまでSWの入力を受け付けない）　うー、まぁ、折角のDVIモニタだけど、当分はアナログ入力で様子見といったところかぁ。(T_T)
　さらに、PivotSoftwareもさりげに入手！（FlatPanelよりもこちらのほうが入手できないと思っていただけに、歓喜！）　つまり液晶モニタを縦置きすることでムービーエディットの便を高めることを画策していたのですが…、G400のDUAL HEAD機能で実現したマルチモニタ環境ではPivotSoftwareが使えないことが判明。　ぐわーっ。
　もーやけくそです。 速やかにG450PCIを買ってきました＆組み込みました＆Win2000ではきっちりと動作するようになりました＆Win98で起動しなくなりました＆あとWinNTでいろいろと怪しい現象が。(小さなMPEGファイルを全画面再生させるときのみ、インストール処理をしていないG450がVGAで勝手に映像を出力する。 但しG400AGPの設定を仮想スクリーンONにすることが必要。だが何故かG400のプロパティは仕様こそG400なのにG450PCIの名前になってる。おまけにDUAL HEADをOFFにしているのにマルチモニタ設定可能。）わけわかりません。
　この時点でいろいろと調べてみたんですが、SDMのDVIに関する悪評と事実をようやく知ってトホホとなります。　しかし気を取り直してG400のBIOS書き換えとドライバ最新版に変更。それでも案の定DVIはダメでした。この辺りがSDM…というか、SONYのDVIの実力ということか。だって、“対策品”ということで交換を受けた人のSNからすれば、それよりも後の生産品なのに、この始末ですから。SONYの企画力や仕様の妥当性は疑いようも無く、常に感服しているんですが（実際今回も、現時点でこのSDMの仕様以外の選定は考えられなかったので購入に至ったのだし）、この品質管理はいったいどうしたもんでしょうかねぇ、とがっかり来ました。(前面樹脂カバーの精度も出ていないし、液晶パネル自体の品質もそれほど良くないという印象です。あと、SW類のUIにもちぐはぐな部分があり、担当者が途中で変わったのかな？という感じ。) まぁ、アナログ接続で十分使えるのが救いです。確かに、キレイですよ。…と、そこまで妥協してはいても、時折アナログの同期までがおかしくなることがあるので明らかに“不良品”であることは否めなく、市場の品物の品質が安定する頃を伺って交換を要求しようかと思います。　未だ当分はダメっぽいですが。
　さて、ここで導入したG400の最新版Win2kドライバなんですが、DUAL HEADに関する設定の自由度が随分と上がってた(解像度や色深度の個別設定は勿論プライマリの変更までできる！完璧だよ！流石老舗だよっ！)ので、G450PCIを外してG400だけでマルチモニタを構成＆Win98復帰＆PivotSoftware導入・縦置きがあっさり完了！　…結局のところ、今回新しく買い足したハード群：RADEON VEもFlatPanelもG450PCIも一切使わない構成で環境が安定たわけでして、ムダとなってしまった買い物の山を前に、すこし、げふん。
　ちなみにSDMの縦置きですが、絵の鑑賞やペイント系の作業だとその弱点がより顕在化してしまいます。　このSDM、縦方向視野角が画面鉛直線から少し偏っているらしく、縦置きすると見る角度少しヘンになります。しかも縦方向視野範囲が狭いからなのか、縦置きにすると右目と左目で濃度がちぐはぐになりがちになります。　まぁ、弱点こそ多いこのLCDモニタですが、得意分野のツールを絶大に使いやすくするので、分野によってCRTモニタと使い分けるのが得策ですね。　得意分野こそ突出してますが弱点もあるということで、まだまだオールラウンドプレーヤーじゃないようです。＞LCDモニタ
　あと、コントラストが高いLCDモニタにしたことで、画質が高いとされていたG400の微妙な弱点（というよりも、“アラ”ですが）もよくわかるようになりました。文字列などの空間周波数が高い模様が横方向に長く連続していると、微かな（でも長い）ハロが横方向に生じるようです。 最初はSDMの画像処理LSIの出来を疑いました(実際、アナログだと領域指定の破線とか、タイリング部分で激しくジッターみたいなのが出るし)が、ビデオケーブルを変えても出るし（よく見てみたらCRTでもこの現象を確認できたし）、RADEONではまったく生じないので、この現象はG400独特のくっきり画質チューニング（出力信号のエッジが微妙にオーバーシュート気味でその高周波域の信号がケーブルやコネクタのリアクタンスにむにゃむにゃとか）の影響なんじゃないかな、とか思います。　まぁ、絵を描くとかでは生じない現象ですから、まったく影響はないんですけどね。
　と、まぁ、 いろいろと試行錯誤しましたが、これでよーやくWin2000に移れるかな？という体制になりました。 これで主力PC“No.7”は、DualCPU,DualMonitor,DualBIOS,DualOSという体制に。 ふいー、楽しかったゼ。(^^;)
　…というか、もっと運用方法を熟慮してシステムごと洗練させないとダメですな！（今回は、当初の計画にこだわりすぎて混乱した。反省中）


＜芸は身をタスク＞
　ムービー方面をここ丸二年間の特別強化重点活動項目の趣味にしてきた結果、他の趣味類との折り合いのつけ方とか要領とかが流石に掴めてきたことと、他の趣味と同じレベルで“技術・知識”としての分解・再構築を概ねできる程度には頭の中の整理がつき、諸々をひっくるめたポジティブスパイラル形成・維持の目処が付いた・スタンスが確定した、てな判断をしまして、徐々に相を移行しつつある状況です。 要は、技術屋としての視点で技術・技能的整理がついた・見通しが開けたことと、私の信条である“細く・長く＆その時折の価値観に従って変質しつつ、楽しさを維持”をやっていけそう程度にはこなれたかな、という境地に。
　実は私、ムービー製作については６年前に志して一旦挫折してたりするのですが、その雪辱は十分なりましたですし、同様に２年前に挫折しかかって保留していた３D関係についてもこの半年でさし当たっての壁は越えているので、暫くは気持ちよく滑空しつつ上手いこと上昇気流を探しては乗り継いでいくような感じでいこうかと。
　よく言えば「構想を暖めてる」状況なのかな。（笑）
　…などというタイミングでですね、今度は本業の方で動画を扱う機会がちょくちょく出したりしてるのが、何気におもしろいかも。←まぁ、何の事はない、同僚の学会発表資料とかの小物製作なんですけどね。　研究発表で使う複数の短い（１〜２分程度）の教育テレビ解説映像風解説映像を、請われては業務の合間にちょろっと作ってたりしてます。
　で、これがまた、本来の業務に対してもいい刺激になるので、面白かったりしてます。
　というのも、しっかりとした構造の文章・資料の作成が状況の把握・考えの整理を進める効果があるように、映像を作ることでもう一段上の（時間軸や空間まで含んだような？）理解に進むような感覚があるんですよ。　勿論それは、作成する私だけでなく一緒に協議する連中もそうみたいです。（シミュレーション効果みたいものですかね？）
　これに関連して、そういえば前職では、ユーザー／オペレータの教育（納品した機械の構造・取り扱い・メンテナンス等に関する説明会。通称“座学”）向けとして、自分で勝手に編集したビデオ教材作って会場に持ち込んでいたなぁ、なんてのを思い出して、自らの行動の業の深さ（？）とか、思考パターンの根深さとか、まぁ、色々と考えが及んだりもするのであった、とか、なんとか。
　で、「今頃、オーストラリアの学会会場で拙作が何気に上映されてるんだなー」なんて思うと、“技術の理解の助けとなる活動”⇒“世の中の科学技術の進歩に少なからず貢献”という図式で、もしかしたらこういうことも技術者冥利（cf.技術士法とか機械学会の倫理規定とか）の一つの形になるのかもしれないなぁ、とかの壮大な我田引水をしてたりもするんですがー。(^^;)
　あとやっぱり本職の方で、上記とは別のムービー活用法を見出したりしていて、単なる芸だったモノがいろいろと役立って嬉しい。（詳細は企業秘密だ。(^^;)）
　うむ、奥が深いのぉ。
　ま、他の趣味などと並んで「筋金入りですよー」と言えるようになるのは、まだまだ遠い先ですけどね。


＜設計寿命＞
　先日、5年選手のビデオデッキが壊れた。　→嬉々として開けました。(^^;)
　症状から鑑みて、まずはカセットの搬送・ローディングに関わるメカ部分の不具合をチェックしてみたのだが、先代のデッキで多発した歯飛びの症状は無いようでまずは白。
　で、各所に配置されたリミットSWが怪しそうだったので、順次作動させてその機能を確認…どーも、このことが事態を更に悪化させたよーなことは後で分かった。　結局、「中途半端に挿入したカセットが、リミットSWを適切に作動させることができず、ローディング失敗→排出シーケンスで矛盾を生じて動作不能に陥った」と結論。　各種インターロックをかいくぐった上で矛盾を修正する為の方策をしばらく模索し、…で、修理完了♪　直った〜。(^^;)　「うーむ、S○NYの家電はソフトで動いているんだなぁ」、と実感しました。
　一方、学生時代から延々使いつづけてきた“炬燵一号”（リサイクルショップ購入、5000円）が物理的に壊れたのが哀しくて悲しくて。いやね、重たい天板は外して使っているんですが、先日、炬燵ごしに荷物を取ろうとしたら、「バキ」とめり込む左肘。あう。　私最初の家財であり、苦楽を共にしてきたヤツだけに、無性に悲しい哀しい。　まだ使うけどね。　そう、あと10年は戦える。（それは無い）


＜これからもよろしく＞
　腕時計の電池を交換した。
　まぁ、それだけなら別にここに書くようなことではないのだが、実は前回の交換時：4年前にもネタにしていたので、今回も書く。
　そう、2回目の電池交換なのだ。　つまり、この腕時計(CASIO 1171 :前期型PRO TRECK)は使用し始めて8年目に突入していることになる。　多分、PRO TRECK界(？)屈指の古株になるであろう。（推測）
　…私が思うに、そろそろ時計の妖精さんが出てきてもいい頃だと思うのですが？(^^)


＜H2A＞
　多くは語るまい。
　沢山沢山啓蒙されました。


＜未来予想図＞
　机に落ちた抜け毛を見て気付く。
「…根元の染まってない部分が5mm位ね。　…う？ 染めたの、3ヶ月前なんですけど…」
　慌てて、先月の『日経サイエンス』を再度読みなおしたりするのコトアルヨ。　…OH!ガビン！！
　こうなったら、3年前に氷山に衝突して暗礁で座礁後に高波で転覆・沈没していたオレ様ジャン＝レノ化計画の再起動を申請しますです、機長！(T_T)


＜（怒）＞
　会議の席で訳がわからんオヤジを机を叩いて怒鳴りつけたり、歩きタバコ＋ポイ捨てオヤジを怒鳴りつけ＋ケリを入れたり、列への割り込みオヤジを無言で弾き飛ばしたり。
　時には「文句があったらかかって来い！　一撃でオレを倒せなかったら、その後は貴様の顔の形が変わる！」ぐらいの気迫で詰め寄って延々睨み付けのオプションも。
　まー、こういう考えなしの瞬間湯沸しは、昔からしばしばやってたことなんですが（で、痛い目に遭うこともしばしば）最近なんだか頻度が増えてる感じで、 「これは都会な瘴気の影響か？！」などと人のせいにしつつ、単に遭遇する人の数が増えたからだという気もするとか、なんとか。
　でも、
　「もっとやりようがあった」
　と、後で反省してるんですよ、毎回。　ああいう怒り方は、後で気分が悪い。
　でも、繰り返してしまう。　で、落ち込む。
　ひょっとして、“子供を折檻する親の葛藤”というのはこんなモノなんじゃないか、なんて思ったりすると、少し怖くなったりもする。
　相手のレベルに合わせてるようじゃ、ダメだよな。
　高校の頃、温厚な先生が滅多になく怒った後に「怒ると気分が悪い」と嘆いていたことを思い出し、それがようやく理解できてきたような気が。
　だから、今回のアメリカの周到さには、正直感動している。(“正義”かどうかは別として)
　あと、広島県警の珍走団説得文書とかも。
　どうせケンカするなら、気持ちよくやりたい。


＜…ぼんやりと＞
　出張先で叔父の訃報を聞いた。　実は私の身元保証人だったりもする。
　享年70。　最後に会った夏のときは、咽頭ガンの摘出を受けた上に転移したガンを潰すための抗癌剤＋放射線治療中だったんですが。　それでも、抗癌剤の副作用で全部抜け落ちた髪の毛もふさふさに戻ってるしぶとさと、身長181の長身で背筋を伸ばして歩いてる姿に、「カッコイイなぁ」などと思っていただけに、少し信じ難い気持ちで出張を早めに切り上げて転進、コンビニに寄って香典袋と筆ペンを買い、公園のベンチで書き込んで、そのまま通夜へ。
　丁度その日は、アメリカへの同時テロ攻撃報道で世の中は賑わっていたんですが、そんなんで私の許容量をオーバーしたせいか、そっちの方は　push　outされてしまったというか、非常に醒めた見方しかできなくなってしまったというか。　テロ行為なんて、普段ならものすごく熱くなってる話題なんだけど。
　それだけに、人が生死の事を語る・理解することや、判断基準のいい加減さみたいなことを、ぼんやりと考えたりもする。
　長生きすれば、こういうことを重ねて、こういった所の精神構造が少しずつ変わっていくんだろうな、などと、ふと思う。



　ホント、長いな。

---

010716
いつも、ハラペコだった（ような気がする）

＜客観的にはどうかと思う、自分でも＞
　さて、ふとしたはずみで、髪を脱色＆染めてみました。　まぁ、茶髪だけどね。　いい歳こいて。
　いや、でもさ、年々髪が不自由な人になりつつあってさ、自分、やるなら今がデッドラインかなー、と思ってさ、多分。
　そんで、まぁ、やってみて分かることなんだけど、ワシみたいに殆どスポーツ刈りな髪の短さだと、相当色を明るくしないと染めたんだかないんだかわからんのね。
　あと、染めた分が一回の散髪で全て切り落とされるというのも盲点だった(^^;)
　で、まぁ、その頭＋トレードマークのヒゲ面＋これまたトレードマークのサングラスで背広を装備してみましょう…。　すると、…どーみてもカタギに見えへんですね。(^^;)
　さて、出張だ。(ヲ)
　
　
＜J＞
　さて、J1はジュビロが制しました。わははー、バンザーイ。
　と、言いつつも、私は静岡市出身なので、エスパルスが一番の贔屓なんです。
　でも、浜松で過ごした時期とか仕事上の縁もあるんで、ジュビロもかなり贔屓なんです。
　でも、前職の兼ね合いもあって、レッズにもかなりの愛着があったりします。
　でもでも、広島で随分暮らしたこともあって、サンフィレッチェも相当スキです。
　更には、現住所の横浜繋がりでFマリノスもムシできません。
　困りましたねー。
　あ、キライなチームは決まってます。がははーっ。（察してください）


＜なんでやねん（ガセです）＞
　フィットネスにて
同僚:「[Ti]君（仮名）は、それ（バーベル15kg）持って腹筋やるの？」
[Ti]:「え？ ええ、去年から少しづつ増やしてきてたら、こーなりました(^^)　ぐぬぬぬっ！」
同僚:「(^^)」
[Ti]:「でも、レッグカールは苦手なんすよ、Sさん（同僚）みたいにギコギコやったら、絶対に腰に来ますよ？」
同僚:「この筋肉はサッカーとかでふんばるのに必要だからねぇ」
[Ti]:「レッグエクステンションとかスクワット方面は得意なですけどねぇ。　ぐ、がぉっ！」
同僚:「バイク用でしょ？」
[Ti]:「ええ」
同僚:「でも、器械だけじゃダメなんだよねぇ」
[Ti]:「筋肉の連携…体のさばき方とか、循環器系とか。　ぐ、ぐふーっ！」
同僚:「そう。あと、瞬発的なのとか、器械でやると痛めちゃうし」
[Ti]:「あ、そういえば、自衛隊とかに置いてあるフィットネスマシンって、重りじゃなくて、ゴムとか流体なんすよね、抵抗が。筋肉を痛めないようにって」（←友人から聞いたネタ）
同僚:「あぁ、[Ti]君（仮名）は、前に自衛隊だっけね」
[Ti]:「ちがいます」（きっぱり）


＜“環境整備オタク”なんです、かなり＞
　AfterEffectsやらMediaPlayer8の兼ね合いもあって、遅ればせながらWindows2000環境への移行を模索中です。安定性も、まぁ、SP2が出たことだし、それなりなんでしょう、ということでふんぎりがつきました。
　まずは試行中です。　それにしても、インストールは随分と楽なんですね、これ。　特に、NT環境とのdualブート環境（実際は98も含めてのtripleブートだけど。さらに正確にいうなら95も含んでいるが、これは起動しなくなって久しかったり(^^;)）だと、スゲー楽でした。　アプリの起動とかがNT4.0よりも幾分機敏な気がしますね。（でも、ベンチマークを取るとNTよりも落ちてる。特にビデオ方面。）　で、UIがNT似なんで、大抵のことはなんとかなるとして、問題はW2k対応なんだか違うんだかわからんソフトやらハードやらが環境下に散在してることでして、当面はトリプルブートで試行錯誤しながら経験値をためていく＆徐々にアプリのW2k環境移行を進めていく予定で、本番の導入はその後ということで。（要するに、時折不安定っす。　やっぱ、多少の制約があろうとも、ストイック且つ強靭なNTは離れがたいっす）
　あと、ついでにメモリも増設したので1GBの大台に。（…一昨年から15万近くをメモリに投資したことになるのでＲ。でもラスト一回はたったの5000円。がーん。）　これでこのシステムは、CPUが1GHzX2でメモリが1GBでキリがいいね。(^^)　とはいえ、まぁ、PC133だし、この環境下ではこれで打ち止めでしょうナ。
　…と、のんびりしていたら、注文していたAfterEffectsVer5.0が早くも届いてしまいました。
　（新しいマニュアルを読んでる）
　…くわっ！　やるぞ！
　…やりました！　がっ、G400ってW2kだと仮想デスクトップが使えないのね(T_T) うー、リアルなdualモニタは場所の都合上ヤだったのだが、1600X1200じゃー、まるで作業にならんからなぁ…。うー、悩む。
　そうこうしている内に、tinderbox2が出てるとか言うし、Vue4まで出るとなっては更に悩みどころが増えてしまうーうー。　お、motion diveの新バージョンも？おっ、プレイバック機能が付いたの？！　うー、魅力的だー。　うー、うー。（物欲度数UP中）


＜まんじゅうこわい＞
　上のネタとちょいダブり気味なのだが、ふと思った。↓
　「『特定用途専用機』と『なんでもできる万能機』とどっちが美しいか？」
　今の時代、“大衆向け”のPCや情報機器（PDAとかナビとかさ）って、万能機が専用機を駆逐してしまう風な感じで、そういうのを見ていると結局は万能機が一番受け入れられるモノですよね？
　私は専用機の機械としての潔さ・美しさというのは、なんとも魅力的だと思う。　但し、ことPCに関して言うなら、その性格上幾つかの特定用途をバランス良くこなすのが一番であると思うし、実際私もそのように使おうとしている。　というか、“万能”機は絶対にその機能と引き換えとして何かをトレードオフとして失なっている筈であり、機械としては寧ろ醜いとさえ感じる。それ以前の話として、沢山ある機能を使いこなせない自分は、見苦しくて許せない。　そういう偏屈さの問題から、「できるところから、少しずつ使っては、身につけていく」ことを過去20年かけて進めてこれたPCの連続性やスケーラビリティってたいしたものだよなぁ、なんて思う。
　そもそも使いもしない多機能をありがたがる方も問題だが、その多機能をして“道具の集合体”としてユーザーが認識できる配慮が無いような装置類を作るメーカー（技術屋か、企画屋か、営業かは知らんが）のエゴや思慮の足りなさが感じられたりすると、私は反吐がでるほど不快だ。機械に対する冒涜である。
　…というのは、私が最近の携帯電話とかナビとかがコワイことの言い訳になるでしょうか？(^^;)　（あと、ビデオこわい、全自動洗濯機コワイ）


＜そうだ、旅にでよう＞
　ＪＲのキャンペーンポスターって、『三都物語』とか『そうだ、京都　行こう』とか『ナイスミディパス』（これは古スギ）とか、いい感じなのが多くて好きなんですが、自分。
　で、今年の夏のも、またイカしてますねー。
　特に［丸子宿］のがいいと思うのだが。
　「ぼくたちを夏へと〜」の長めなキャッチコピーとか、トンネルな写真とか、ホント、少年時代ななにかが湧き上がってくる気持ち良さがあって、とてもいい。
　あと、［三島宿］も何気にいいね！
　ＪＲのポスター集ってないかなー。かなり欲しいぞ、マジに。


＜エンターテイメント＞
　最近の楽しみの一つと言えば、録画した7時のニュースにある(1)イチローの活躍 と(2)政治 だったりします。
　特に、鈴木ムネオ代議士とかの勇姿は、前首相並のエンターテイメントを発揮していただけに、最近情報が少ないのが寂しい限りです。　あと外務委員会議長のアクもなかなかですな。　つーか、外務省官僚のあまりのスバラシサが次々と明らかになりつつありますよねー。もっと頑張って欲しいです。
　ま、バブル以降の矛盾や膿出し作業が、民間の金融分野→技術分野→警察→教育などと移りつつある中で、よーやっと立法・行政に辿りついたっつー、感じなんでしょうかね？
　あ、司法分野の膿ってのはあんまり出てない？　きっとこれから何か楽しいネタが出てくるものと、期待。(^^)


＜ライフライン＞
　学生の頃は、“バイト先の期限切れコンビニ弁当（タダ）”が一時期の主食だった。（あと、生協のラーメンライス230円とか、特大カレーパン＋アンパン＋牛乳278円とかも主食）
　で、先日、“閉店時間直前のスーパーの惣菜コーナ（半額）”をウキウキッと品定めしている最近の自分の姿に、「おぉっ、なんか、進歩しとらんのとちゃう？」などと気付いたさー。(^^;)

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010615
旅はまだ、終らない

＜誇らしい話です＞
　『プロジェクトX 〜挑戦者達〜』で、いよいよH-IIの番がまわってきました。
　飛翔するH-IIの映像の美しさには、ホントに鳥肌が立ちました。 「打ち上げを人知れず見守る人々」の言葉には涙した。

　前編の“40年にわたる屈辱”というテーマ、しかもそのストレスの方向をアメリカとみせるような演出には「？」という気がした。（誘導装置の話に限って言うなら“屈辱”という部分もわからなくもないですけど、少なくとも私にとってのH-IIはそんなものではなかったと思うし）
　アメリカからの技術導入で日本が学んだことは絶対に甚大だった筈です。単なるロケット技術のみならず、さまざまな産業分野への適用も可能な近代的品質管理や超高信頼性の確保に関する概念とその実践手法など、その後のH-II開発の礎になっている筈で、間違いなく“教師”だった筈です。　それに「デルタロケットの技術まで“しか”技術導入を許さなかった」とありましたが、そもそもICBM技術に通じるロケット技術なのですから、アメリカの国防政策上の都合もあるのでしょう。その辺りの“正当な”都合・理由が説明されていない上に、あの話の流れだと、単なる“アメリカの出し惜しみ、日本への蔑視”を印象付けさせかねない演出に感じます。　更に、その時点での日本はそれ以上技術を必要としていたのかも、甚だ疑問です。　こういった付近は、NHKらしからぬ恣意的意見誘導がある演出だなぁ、と思えた次第です。 もし意図的にそのような演出をしたのなら、NHKには猛省を促したい。 H-IIは日本の誇りではありますが、ナショナリズム励起に利用するようなことは、あくまで“技術”と戦ってきた人々に対するたいへんな侮辱行為です。
　そして、H-IIはまだ「壮絶なフィナーレ」でもなんでもない。確かに「執念」ではあるけれど、「ドラマである」などと軽々しく言うな！というように語尾の一つ一つにいちいち反感を感じた。（おまけに、ラストのテロップに間違いがあるし！明らかに技術用語を読み間違えた所もあったし！盛り上げとなる技術ポイントもヘンだったり！失礼だ！！）
　それに、ある意味Hシリーズよりも遥に実績を上げてきているMシリーズ（やHシリーズの推力の大半をまかなう固体ロケット）に対する言及が“一言も”ないのはいかなるものか？時間の制約や演出上のバランスが悪くなるなどの理由があるにせよ、“一言も”ないのは納得がいかない。というか、“挑戦者”達の足跡を辿る番組の構成としては、まるで理解することができない。
　そもそも、死者を美化すること自体が、冒涜じみてて大嫌いだ。
　H-IIは、『ProjectＸ』にはそぐわないテーマだったんじゃないかしら、とも思える。
　総じて、残念な構成だった。底が浅いと、思った。『ProjectＸ』お得意の人情話に持ち込むのはいいが、本当に、技術に本当にまっすぐな人々の取り組みは、あんなもんじゃない。
　と、ひとしきり怒ったあとで、思い出話。（またか）←いや、私は単なる傍観者なんですけどね、技術者としての節目節目で、H-II自身や関った人達から影響を受けているんで、思い入れがあるんです。
…私は学生の頃の企業実習で、組立工場で組み立て中のH-I最終生産機（9号機）と、その隣で加工・組み立て中のH-II一号機を見ました。確か『宇宙飛行士 募集！！』という公募が出たのもこの頃だったんじゃないでしょうか。その時点でメインエンジン・LE-7は完成していませんでした。爆発事故の日々。しかしバブルまっさかりの日本ですから大して問題にはされてませんでした。
　その一年後に、件の死亡災害がありました。　死亡したのは、我々の先輩なんです。　で、後日、その災害報告書を読みました。　一年間で何度かある死亡災害の一つとして、粛々と処理されたような内容で、ひどく身近なようで、遠くにあるようで、複雑で悲しい気持ちにさせられました。
　そして、H-II三号機の打ち上げを見るために、有給をとってバイクで種子島へ行きました。↑　寒風の中で進むカウントダウンと、「発射」、カウントアップと天を目指す火柱・煙・歓声・轟音、そして雲を突き抜ける光点。
　その後、希望者による強度設計のOFF-JTに参加した際、LE-7まわりの不具合（爆発）関連の対応をしていた研究所研究員や技師長の講義を聴講しました。　当時の報告…熱衝撃・熱処理に関する問題・解決までの道のりなどの金属・冶金関係の解説がメインでしたが、なによりも「モノが壊れるのも、壊れないのも、それは自然の道理だ」という達観した技術観と、物事に取り組む姿勢に感動しました。　自分が“技術者”という選択をしたことが、誇らしいと思いました。　あの時が、私が“科学技術教（機械派）”に入信した瞬間だったと思います。
　その後も、航空宇宙部門で比較的歳が近い連中と交流をもつ機会が何度かありました。「NASDAは関連企業を順番でシメてるから、そろそろこっちにまわってくる」とかの愚痴も時々。
　不況が続く中で“半額”のH-IIA構想がブチあげられました。
　そしてその後、今度は“優等生”だった筈のLE-5(A)の不具合から再び始まる苦難が。次いで「NASDAの仕様書通り」のターボポンプが原因とされた爆発事故。…それらの顛末や周囲の様子から、どこに責任があるにしろ、様々なしがらみや鎖がH-IIを取り巻く人々をがんじがらめにしていることが伺えました。　あれだけ頑張っていても、もう、夢だけじゃない時代のようです。
　ですから、今は関所越えなんでしょうね、H-II(A)の歩む路の現在地は。　昔を思い出したり、成功を思い返して泣いているような時じゃないんです。　“♪旅はまだ終わらない”、まさにその通りなんだと。
　でも、夢が必要ですよね、旅には。


＜エアチェックしたいものがある時にこそ検討すべきかなーと思ったので＞
　最近DVキャプチャーする機会が増えました。で、DVだとファイル容量が9分半程度でAVIファイルの限界である2GBに達してしまう“2GBの壁”があるワケなんですが、その壁を突き抜けるのがカノープスのDVキャプチャーボードの特色である“参照AVI”コーデックなワケで、まー、初めてその恩恵にあずかろーかと思ったんですが…。　あれ？エラーが出るぞ。あれ？あれ？　…そーさなー、もう一年前のドライバで動かしてるんだし、VIAチップとかの相性（？）もあるんだろーなー、じゃ、ドライバを最新版に入替えるべー。　（入替えてる）　…わーっ、ハングしたー、なにするんじゃー、わりゃーっ。　あれ？直った。　じゃ、キャプチャーね。　あれ？やっぱダメ？　うーむ、これは何かの呪いか？そうなのか？！　…ありゃ、ちゃんと“参照AVI”設定メニューがあったんじゃんー。ねぼけてますねー。　解決。　(でも、ま、1カット10分以上のキャプチャー素材なんて、現実的にはまず存在しない…そんなカットを撮れるよーな人がいるワケない…ので、少なくともモーショングラフィクスなどをやっている限り実質的に参照AVIなぞ不要なんですけどね。“番組”とか“映画”コンテンツを作る人なら別ですが。)
　で、まぁ、何事も経験ですねー、ということで、深夜アニメ『NOIR』をDV録画＆DVキャプチャー＆MPEG化とゆー実質的最高画質なんだか少々ダメな香りがするんだかお母さん全然判らないわよっ！的スバラシイ攻撃をモノは試しなんだよーと、やってみたんですが…うーむ、やっぱ、ノウハウがいろいろと必要ですね。某所が賑わっていたのがよーやく理解できました。確かにこれはノウハウの塊ですね。少しのパラメータ調整で圧縮時間や画質がどーん、ばーんと変化するです。こりゃびっくり。アニメ専用のノウハウになるんでしょうが、ちょいと追求してみるのも楽しいかな、などと思いました。理屈を想像するのも楽しいしね。
　そもそもですな、VHSによるエアチェックとゆーのもは、後で観直す機会が殆どないにも関わらず、画質が気になる上に編集（主にCMカットでしょうが）したくもなるのに画質低下は避けたい、そんでテープがかさむことかさむこと甚だしい＆内容の把握＆整理が大変！とかの文句があるんですよ、私。　現時点ですと、環境をHi-8化しているので、テープがかさむ問題に関してはかなり解決しているんですが、全てをDVD-RAM/R/RW上で扱うことができれば、こういった不満はほぼ完全に解消するんでしょうし、それが流行っぽいんでしょうな。　でも、現状の現実的なシステム構成から考えると（試行した結果も踏まえて言うと）、今度は処理時間とか画質とか、なによりもそこにかかる手間がしんどい。しんどすぎる。そもそも、リアルタイム且つ満足な画質のMPEG2記録ができる現実的システムが入手できない状況なわけですから、結局現状に於いてはDV録画＋適宜編集＋DVC保存 というスタイルが、もっとも現実的且つ将来対応可能な姿として適切かな、と結論した次第です。　これなら編集のフレキシビリティと画質の両立は完璧だし、場所は食わないし、メモリ付カセットならインデックスも付けれるし。（ 多少コスト度外視なキライがありますが）　ただ、この構成ですとPCとのI/Oが等倍でしかできないというのが唯一の不満になるのですが、まぁ、そんなに遠くない将来には40GB/枚くらいのリムーバブルメディアが普及するでしょうし、その折には現状のDVデータをn倍速で編集しまくりですね、きっと。　で、その日のためのDVテープを買い込みました。　もー後戻りはできません。(^^;)　快適な映像編集ができる時代まで、あともう少しですね。

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010528
昔話が多いです

年寄りはイカンねぇ。気を付けな。 ＜先日筋トレしていて気付いたことベスト５＞ (1)スクワット100回の方がバーベル25kgのリフティング75回よりしんどい (2)バーベル25kgのリフティング75回の方がバーベル35kgのリフティング50回よりしんどいしんどい (3)ペースが高いせいかな (4)あと、バーベルが重くなると、背筋よりも腹筋がしんどいような (5)そんなコトを考えながらやっていたら、呼吸がおろそかになった (6)それに気付いて慌てて休憩 (7)立ち上がった瞬間に、立ち眩み＆膝が笑って足がもつれる (8)斜め後ろへ意図外のダッシュ (9)壁でしたたか背中を打つ (10)痛かった (11)でも、「ネタになる」と思った (12)あと、先日メシを喰いながら放送大学を眺めていたら、「垂直飛びのトレーニングにアイソメトリックやウエイトトレーニングをやると、むしろ成績が落ちる」とか言っててびっくり。私がとうとうダンク出来なかったのって、こんなことを延々やってたのが原因？！（努力が足りなかったのはアレとして） (13)で、ふむふむ？“標準体重”＝身長2*22 って、私の場合だと77kgなんだそうだ。ふむ。昔から自分は痩せ過ぎだと思い込んでいたが、68〜70kgなら不健康な程なんじゃないんかな。　すこし、ほっ。 (14)あ、そういえば、最近、膝のシクシクくる痛みが無くなってきたような…。直ったのならいいんだけど、単に絶対的運動量のバロメータだったとか言ったら問題ダなぁ。 ＜映像製作近況＞ ・AfterEffectsのメジャーバージョンアップも近づきつつあり、やむなくWindows2000の導入を計画中。…そんな時間あるかなぁ。 ・メディアプレーヤ８が出たけど、NT環境なんで非対応。あう。やっぱ2000ですか。SP2が出るし、XPも出るというのならそろそろ替え時なのかもしれないな。ふむ。 ・…などと言っていたら、AfterEffectsのバージョンアップ案内が届いてたよ。追加機能詳細を眺めてたら、マジ欲しくなってきた。バージョンアップ決定。税別25000円ね。使うかどうかも判らんのに。と、Proバージョンへの変更がたったの58000円というのも無茶苦茶ココロ揺れ動く。うー、ネットワークレンダリングとかウィグラーはあったらいいしなぁ！悩む悩む悩む… ・DV素材の編集で大活躍＆大重宝なフリーの映像エディタ：AviUtlなんですが、カットやノンインターレス化のみならず、奥の深さに唸るばかりの昨今。スゴイよなぁ、これでフリー！ ・そこそこ以上の規模でムービーを作る際は、実はsusieが大活躍してます。どんなに巨大(600MB超えファイルだってへっちゃら)で膨大(『夜が●る！』だと8000file超えてたもんなぁ)でもへっちゃらな安定性を誇るので、昨今のゲーム吸い出し時には大活躍とかいうのも大いにありますが(^^;)、そのAVIも一覧できるカタログ機能がムービー製作関係の作業で猛烈に重宝してます。というか、コレが無かったらムービー製作はまったくをもってままなりません。モノ作りにおける基本中の基本：「段取り八分」を確実に行う為の無くてはならないツールです。古くて新しい、素晴らしいソフトだと、日々マジ感謝。 ・ファイル数が極めて多くなる映像製作で、DVD-RAMにバックアップを取るときに使うのがアーカイバ。で、圧縮アーカイブを作るときには未だにコマンドラインでやってる私ですが、詩子様(しいこさま)には、素直に使いやすいと気付いた今日この頃。　色物なネーミングや怪しい機能に惑わされさえしなければ、かなり有用なツールだなぁと、感心感心。 割と常用化中。しかもフリー。ありがたい話です。感謝。 ・QuickTime５が出てたので速やかに更新。　あんま…というか全然変わらんなぁ。（？）　配布ムービーのフォーマットとしてはデファクトスタンダードの一つであるQuick Timeだけど、製作に利用するとなるとどうにもこうにも扱いにくいということ無いですかねぇ？　データが比較的軽めとか、観るだけなら優れた特質が色々とあるのに、（私の環境が完璧Windowsファミリーというのもあって）微妙に互換性問題が生じるとか、(VFWならなんとかなるんですが)力づくでの問題解決がしにくいとか、なによりもかゆいトコロに手が届くフリーのツールが殆ど無いというのがかなり致命的で、製作活動に支障を生じることがママあるのが現状。　QT5で解決するといいんだけどなぁ。 ＜にんげんドキュメント＞ 　NHKの特番っすね。　クサいエンターテイメントで存外俯瞰視点な『プロジェクトＸ』に対して、淡々と渋く語る隣り目線な『にんげんドキュメント』です。 　で、先日は古き天文小僧ならショーウィンドのトランペットを眺めるがことく垂涎＆憧れの的だった赤道儀を製造していたことで記憶の中で輝いている孤高の光学機器メーカ：三鷹光器の技術屋なお話しに、思わずTVの前に張り付きました。 　番組中で“スーパー職人”というダサダサなネーミングが連呼されるあたり泣けてしまうものがあるのだが、“マイスター”すら安売りされ、“技術士”を“PE”にしてしまうとかの時代ですし、寧ろこれくらいダサダサの方が粋なのかも？などと少し考え込んでしまったが、まぁ、それは今回の趣旨ではない。 　“技術”の高度さと壮絶なる執念に感動した。最近の錬金術や魔術まがいとも思える“技術”でなく、ハイテクと融合した“神業”の類の技術を繰り出す精神力とその持続力は、まさに“強い技術者”の到達すべき姿であり、驚くと同時にまた一つ目標を得ることができたような喜びを感じもした。 　思い出話…高校の頃、天文雑誌に載っていた三鷹の赤道儀用三脚の記事を読みながら、その構造を推測して、20kg以上ある溶接構造の分解式三脚を作ったですよ自分。　まー、当時の自己流設計＆加工精度だから使い勝手が悪くて悪くてシヌゼだった上に意味不明にも浸炭鋼を使っていたので塗装もままならず、三鷹の焼き付け塗装の美しさは遥か彼方のみすぼらしさで、すぐに構造が簡単なショートピラーに作り替えました。(^^;)　要するに失敗作。 後者はバイクのキャリアに合せたせいもあって随分と使ったけど、まぁ、失敗作あってのものだったという面も大きいんでしょうな。　今思うと、今でもあの三鷹の三脚構造を超えるものは作れんかもしれないなぁ、とか思いました。　というか、コスト度外視してるよ！と思ってしまう時点で、既に連中に振り切られていること明白。 　で、番組中で「考えて、考えて、考えつづける」、「下準備ができて八割」などお馴染みの技術の基本をとくとくと語りつつ、残り二割しかない筈の作業量を、過剰とも思える“達成目標”の為に平気で・躊躇なく・自ら四割にも八割にもする“強さ”には鳥肌が立った。 　カッコいいなぁ。 　自分を振り返ってみれば、技能は“取り敢えずできるレベル”でしかないので、ある程度は有る筈の技術知識も薄っぺらに感じてしまう。　逆に、薄っぺらだけど、見当違いな所に武器も隠し持っている・しかもそれを全部結んであるのが私の特徴（に違いないと信じることにしている）なんで、その辺りをもっと上手く活かせないかなー、などと相変わらず甘えたことを考えてしまう私に鉄槌が落ちる日も遠くないんだろうなぁ。(^^;) ＜明日があるさ＞ 　去年の11月のココで『明日があるさ』がカバーされてることを少し書いたけど、なにやら随分とヒットしているんですね。二重三重にカバーされててびっくり。　えっ？ドラマとかもあるの？！ 　『チャカと昆虫採集』に収録される曲ですから、10年前の曲なんですよ？　…ふむ、『STAND BY ME』とかみたいに、時折カバーされるようなスタンダードナンバーになったら、うれしいなー、とか思いましたヨ。 　時に、この↑『チャカと昆虫採集』はいい曲揃いですからオススメ。　レンタル屋とかで見掛けた方はゼヒとも！ ＜少し前だけど＞ 　“いじめなどを原因とした若年層の自殺者”が生前に残した文書類を展示する催しが横浜であった。　そのメッセージとしては「いじめられる・踏みにじられる側の人としての価値・気持ちを分かってください」のように見えた。勿論、現在進行形で悩んでいる人へのメッセージも色々とあるだろうけど。 　自殺と言う究極の逃げを選択されてしまった時点で、彼らに対しては我々傍観者からすれば掛ける言葉に意味を失ってしまうのだろうが、敢えて言うのなら「バカみたい」である。←このニュアンスを誤解されると訴訟モノの屈辱な台詞であろうが、『成恵の世界３』のアレに近いやるせなさが噴出した「バカ」であると思っていただきたい。 　今でこそ傍若無人な振る舞いの私ですが、実は私の10代は“いじめ”的な状況下が続き、そんな中で10年近く過ごしました。　本当に24時間、悪意と精神的苦痛・直接的な暴力に晒され続けるんです。　その前半は身体も平均以下だったし、いじけやすい考え方で且つすぐにムキになる上にバカな私はいいカモだったと思います。 　残酷な話ですが、いじめられる側には、かならずソレ相応の理由があることは事実です。　そう確信するのは、いじめられる側であると同時にいじめる側にも立った時期もあり、そういった相手を無意識に選択していたからです。（←我ながら最低ですね）　子供は動物です。なんだかんだ言って、相手をちゃんと見て、自分の能力と周囲の勢力を鑑みてから、勝てると踏んで攻撃してます。（一部、その見積もりを誤る真性バカもいますね。下手な経験や知識が判断を誤らせたか、若しくは純粋に生理的脳機能の障害を推測します）　いじめられる側は、動物として負けていると判断されているなりに、動物として勝つ方法を考えるか、人間として勝てる方法を考えなくては、負けっぱなしの状況に変化は起きないでしょう。　自分はそのままで、相手に変わってもらおうなどというのは、ムシのいい非現実な話です。 　幸いにして私は、数回ヒドイ目にあった末に“考える”機会を得ました。あの時点でようやく私は“単なる動物”から（人間としては欠陥だらけですが）“考える動物”になれたと思っています。　 　結果、「いじめる側の気持ちを本当に理解できているか？」というのが、いじめられる側から起こすべきアプローチの出発点になるかと結論しました。　“原因追求”の為には至極当たり前の行為であるのに、なんですぐそこに考えが至らなかったのか、今にして思えば不思議な気がします。不具合の原因が判れば対策は8割は済んだようなものなのに。　まぁ、いじめられたと言う事実や屈辱・その内容の酷さばかりに囚われて、（できないけど）仕返ししたい・攻撃することしか頭の中に無い状態、若しくは逃げることしか思いつかない状態の中、しんどい話ではありますが。　しかしその考え方の裏には、「自分にも原因がある」と思いもしない甘えや自己擁護があった筈であり、相手の悪い面しか見ようとしない視野の狭さもありました。恥ずかしい限りです。なんで気付かなかったんでしょう。バカです。 　自分のバカな現状を自覚した後は“考える動物”としてほんとうに沢山考えて、（歪んではいますが）自分を変えてきました。　いじめもすぐには無くなりませんでしたが、もう、負けることは(私の中では)無くなりました。　そもそも負ける勝負はまずしなくなりましたし。　色々とバックボーンとなるものを蓄積しつつ、打たれ強く、時には鈍感に、時には柔軟に、時には好戦的に、自分を使い分けることができるような、人間のフリをできるタチの悪い動物になろうとしてきました。(^^;) 　しかしその過程では、「いじめられる人間は、いじめる人間よりも、ものすごくモノを沢山考える機会を得ることができる」ことに気付いて、そのことに本気で感謝したりもしました。　逆にここで考えることを止めたらダメだという思いも強くしました。多分、そこに自殺とかの終着点があるんじゃないか、という恐怖を少し感じました。 　今現在の世の中には、自殺だけじゃなくて登校拒否とか引きこもりとか爆弾作りとか通り魔とかの逃げ道が多数用意されているようですが、その実行予備軍で未だ動物なままの連中は、早いとこ人間になって欲しいですね。 　…とまぁ、ここのところ色々とあったので、ふと昔のことを思い出しました。　自分構築過程の中では割とエポックメーキングな出来事だったのにきれーに忘れてしまっていたのは、その後に金で困った時代のほうが辛かったからでしょう。(^^;)　最低限の金が無いと、ホントに世界中から孤立無援になったような気になるだけじゃなくて、合法的に犯罪者になりかねないですからねー。　あぁっ、思い出すだけで恐ろしい！　それに、社会に出ると“技術方針の違い”なんてことで本気のケンカをするようになりますしねー。(^^;;;)　でも、ま、初心は大切です、忘れないようにしないと。 　コレを読んで、（道徳的部分は兎も角として）精神病理的に問題がある等気付かれた方がいましたら、ご忠告願いまーす。(^^;) ＜ねこー＞ 　先日買った『夜の童話』（紺野キタ・ポプラ社）を読んでいたら、今年の春頃に会ったネコのことを思い出した。 　…出勤時に所員用通路脇で人待ち顔？してたヤツが気になったので、昼食後に覗いてみたらまだ居たんですよ。 　よいしょとしゃがんでちょいと挨拶。 　すると、彼奴、人の周りをぐるぐると回って、右後方から脇をくぐって膝の上に上り、そのままでん、と居座ってしまって、ちょっと唖然。 　さも、『ここが私の場所だ』みたいな主張をしているようで。 「その子、迷いネコみたいですね」 　と、後ろから職場の娘さんの声。 　妙な場を押さえられてバツの悪い私は、彼奴の首筋つまんで地面に下ろして早々に退散。 　で、その夜は雪でした。 　翌日はビデオカメラを持って行ったけど、もう、いませんでした。 　すこし、まいった。

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010416
870万ポリゴンと桜な日々

先月迄と一転、かなり躁(ハイ)な状態。春ですね。眠いし。（寝不足） ＜ヒミツの病院＞ 　この間、会社の健康保険組合から、『年間医療費通知』とやらが届いた。 　こんなん貰うのは初めてのような気がするが、取り敢えず、読む。 　…ぐわ、去年は3ヶ月程歯科に通ったこともあって、16000円も負担してましたよ、医療費にして78000円超え！ うへぇ。 　いや、でも、待て。　毎月給料から控除されている健康保険金は11000円を超えているのだからその1/2程度を使ったダケではないか、とか考えると、私の倍以上使っているヤツが組合内に沢山居ると言うことにも気付いて、ちょっとangry。 　しかし、その歯科だが、たまたま入ったトコが若い女医さんだったとか４人も居る助手の看護婦さん（？）がくるくると働きつつ会話も弾むとか、治療椅子適正サイズ外な私ははみ出た頭や額に女医さんのムネやオナカがグッグッグッでホワワーンとかとかとかの役得バンザイ、ひょっとしてこれはサービスですか？とかのココロ暖まるイベントが発生するお陰で、もう一声あれば3割くらい負担してもいーよー、なんてウキウキ通院していたのは絶対絶対ヒミツだよ？（…ヲヤジだなぁ。ちなみに、神奈川では、歯科の評価機構を作るとかいう話があるらしいが、仮に私が投票できるのならココは4ッ星っすね！） 　おおっ、そういえば、先日そこから定期検診の案内ハガキが来てたな。　営業熱心なことで感心感心。どれ、久しぶりに…。（←医療費ムダ遣い） 　いや、いや、健康がイチバンですよね〜♪(^^) ＜決算＞ 　さて、今期も終わろうとしてます。（これを書いているのは3月） 　で、個人収支表のエクセルデータを整理。 　過去9年分のデータを眺めてみると、いろいろと傾向が変化していることがわかって面白かったりする。　特にこちらに引っ越してきての1年半は、大物支出の頻度が過去は半年に一回だったものが三ヶ月おきになってて、やはり物欲の誘惑があるトコなんだかなぁとか思いつつも、その実、一回当りの金額は半額ぐらいで総額は同じようなものになるとか判って、結局はバランスが取れてるのねん、ナドナド。しかし、田舎にはない部分からの支出の底上げが厳しいのも確かで、もうちょい倹約のココロが必要だな、と反省。 　そんで、過去９年の支出総額も興味深かったりする。例えば、CDの総支出が23万円＝1.5月で一枚ペースだったり、通信費が60万円=5600円/月と案外少なかったりするのが意外だったりするの。　なんにしろ書籍代の凄みにびびった。総支出が120万円である。確かに殆どの月で４ケタ以上使っていることは自覚していたが、こうして総額を積み上げてみるとチリも積もれば、というか、凄みがある。 　そして、バイク・旅行・PCなどの趣味の項目に至ってはその１０倍、一千万円を軽く超えているょ…。えー？！ コレは何気に無制限状態の無法地帯。 しかも自覚が無かった。　財布に穴が明いているのだろうか、とか。　ひょっとして、バブル以降の日本の景気を下支えしていた個人消費ってのは、きっとオレみたいな人達の地道な積み重ねだったんじゃ？！と思いますねー。（←？） 　あと、使途不明金が１００万円くらい計上されてるのも困りモノである。 　ご利用は計画的に。 ＜炒るか＞ 　そう、静岡県人（東部）はイルカが食用に見えるんです。(^^) 　うまそう。 　あ、そういえば、某インターナショナルな“緑豆”団体のナニがドーなったとか言ってましたな。まぁ、関係無いけど。 　ちなみに、静岡の山の方（南アルプスの方ね）だと、鳩も食用に見えるそうです。　ガキの頃、お邪魔した宅で食ったことがありました。固かったです。 　何れも、流石に私の世代以降はそんなことないんですけどね。（多分） 　あ、そろそろ、新茶の季節ですね、もうすぐ八十八夜だし。お茶の匂いが町（七間町あたり？）に満ちているんでしょうなぁ、うっとり。 　あと、浜松の方は、夜になると浜松祭りの練習で、テンテケにぎやかになっている頃合い？あの、初夏の祭り前のワクワク感って、いいよね！ 　以上、元県民のローカルネタでした。（意味無し） ＜ＰＣ活用状況＞ 　ビデオカードやらモニターやらが青息吐息なことが判明。次期ビデオ周りのシステム構成を思案中…。どーせ、色管理が必要なモノを作ってるワケじゃないので、LCDモニタでシステムを組むのもアリかなぁ、とか思えてきた今日この頃だったり。 　さて、主力機：dualPentiumIII1GHzマシン“No.7”はCPU負荷100%でせっせとフル稼働中です。　CPUパワーにものを言わせて、バカ重いレンダリングを試行錯誤中なんで、四六時中＝２４時間ぶんまわしっぱなしです。暗号解読とか蛋白質解析とかをやっていないマシンの中では有数の稼働率なんじゃないかと推測。おまけにやかましいすぎる。→ケースファンの電源を切って側面カバーを開放した方がまだ静か＆CPU温度が低いということを発見して実行中。何気にかっこいい。（錯覚） 　そんな状況なので、前任機：dualCeleron466MHzマシン“Alex”が予想外の大活躍中です。　第二線（クソ重いレンダリング以外の作業）なら十分すぎる大活躍をみせてくれており、大助かり。　まるで“ひまわり2号”を打ち上げたあとも延々働き続けた“ひまわり1号”のごとき甲斐甲斐しさ。（少し違う）　去年、『fair wind』を作っていたときは、補助できるようなレベルのPCがノートしかなかったことを考えれば、雲泥の差デス。ブラボー。＼(^^)／ 　そんなわけで、いままでなら丸3日かかる計算をPCに放り込んでおいて、且つ今までと同じ作業を別PCで同時進行、ということで、自分というリソースを有効活用する為に複数のＰＣが必要な状況、ってのは確かにあるんだなぁ、と実感。　でも、そうなってくると、『RAMダブラー』(←懐かしい響きね)とかみたいに『自分ダブラー』とか欲しいなぁ、とマジに思う場面もチラホラあったりするスケジュールの詰まり方な日々なんだよーっ。　…ヤバイ。 　そんな合間をぬって強引にAfterEffectsを使ってみたりすると、その快適さにうっとりしてます。 スイスイ。　これなら、イフェクトをバンバン入れる試行錯誤をやっていこうという気にもなります。　あぁ、楽しい。 　今年は沢山の桜をDVで撮れたんで、その編集だけでも楽しそうです。　早くやりたいなぁ。（3Dレンダリングが詰まっていて、できねー(T_T）） 　お？ 予想通り、AfterEffectsがバージョンアップするみたいで。日本語版は9月頃かな？　どれどれ…、ナニィ？！ NT対応打ち切りですと？！　あうぅ、夏頃からWindows2000を試験導入しようかなぁ、と思っていたけど、前倒しが必要かもしれなくなったなぁ。（←いつの間にかバージョンアップがデフォルトになってるよ、自分(^^;)） ＜Daily travel＞ 　前回、高校の頃の話題が出たので、何気に電子地図上で高校周辺を眺めていてたら、ふと過去の通学・通勤距離という奴を正確に計測してみたくなったので、した↓。 ・中学校:2.3km(自転車・10分) ・高校:4.6km(自転車・15分) ・大学(1):6.3km(自転車・25分/バイク・15分) ・大学(2):1.6km(徒歩・15分) ・会社(1):1.5km(徒歩/自転車・6分) ・会社(2):3km（自転車・11分） 　この数字↑、相当ラクして暮しているなぁと思われるんでしょうね、都会の人からしたら。(^^) 　それにしてもショックなことに、最もスリル溢れる期間だった高校の頃の通学路はかなり試行錯誤を繰り返した末に最適化されて固まったものだった筈なのだが、地図をよくみるとそこから300mも短縮できるルートがあることを発見、愕然。　…私の自転車のアベレージ（信号待ちを含む）は実績値で18km/hは堅いので、300mといえば1分に相当する距離です。高校生の朝の1分といえば、それはもう、4人くらい呪い殺すような価値あるものでしょう！（？）　あぁ、なんという不覚！ 　あ、そういえば、その頃、遅刻しそうだったときに、「朝食のトーストをかじりながら全力疾走」をやったことがあります、一度だけ、マジに。（自転車ですけどね） でも、アレはダメです。　アレだと、本当の全力疾走という奴ができません。　結果的には本末転倒な行為です。 アレをやるくらいだったら、一限目は我慢して早弁するのが知恵ある人間の取るべき行動です。　昔の人はバカだったんですね、きっと。　でも、そうして早弁する人の少ない一限の休み時間に慌てて早弁したりしていると、その弾みで弁当箱を床に落したりします。　具体的には3年間で３回程、そのスローモーション映像を観る羽目になります。　だからっ、それくらい300mというのは貴重な距離だった筈と言いたいのです！　10数年を経ても色褪せないこの悔しさ、通じますでしょうか？(血涙) 　しかし、賢く成長した大学(2)のときには、金網を乗り越えたり×2、グランドを突っ切ったり途中で野良猫をおっかけたり犬に吠えられたりの創意工夫を重ねた末、400mは短縮してこの通学距離を叩き出していたことを特筆せねばなるまい。 そうして私が作った獣道は、きっと私が去った次の夏には儚く消えたのだろう。（注：ここで市川紺とか大島渚とかの映像を思い浮かべて下さい。途中の小川に小さな水車なんかが回ってるとgood。）　そう、雨の日は辛かったなぁ…。（いい大人がやるな） 　そういう心掛けの私は、既に中学の頃には自転車の一時停止違反でキップを切られてました。　その結果逃げることを覚えたので、その後は安穏と暮せるようになったものの、決死の覚悟でペダルを漕ぐ朝の青春な風景を暗転させる公僕等にキップを切られる友人は後を絶ちませんでした。　そんな友人ばっかというのはさておいて、静岡県警おそるべし！…とか思っていたんですが、埼玉とかでも似たようなものらしいんですね。しかも赤切符？！つーことは免許停止？　うーん、今の通勤路で白バイにおっかけられたら逃げきるのは辛そうだなぁ…いや、遊歩道に逃げ込めばいかな神奈川県警とて追ってこれまい、とか…。ナニを心配してるんだか。 　はっ、いや、ま、こういった歴史を経て、今も創意工夫して毎日通勤してます。　つーか、しよう！(^^) 　だいぶ話がズレたな。 ＜おしごと＞ 　この間、ふと思ったこと。 「前の職は忙しかった。息を付く間もなく働いて、頑張っていたとは思う。　それからしたら、今の自分はなんとダラけていることか、いかんいかん。」 　…というのは、本当に正しいのか？　と。 　べらぼうに忙しかったのは確かだが、本当にそればっかりだったか？　なんか、過去を美化していないか？　正しく理解できているか？　実はペース配分して、忙しいというポーズを取っていなかったか？　“仕事で必要だから”と理由をつけて、資料や文献を勉強したりしてなかったか？　必要でない忙しさを避ける工夫は十分していたか？　“忙しい”を免罪符のように考えていなかったか？　無闇な忙しさと充実する忙しさを区別できているか？　etc... 　だが、今は“生産量”としての忙しさや、その緊迫感に欠けているのも確か。 　上記の自己問答を通して、“自分”だからこそやるべきコト・取るべき姿勢ってのが、見えてきそうな気がしてます。しはじめたような気がします。 　しばし、“正しい頑張り方”を探してみようと思った。　そんな社会人ン年目の春デス。 ＜ボチボチ5年目に突入〜＞ 　このＨＰ。 　その間、引っ越しは5回ぐらい。 　でも、リニューアルは一切ナシ。　いや、実際は開設の半年前に作りはじめたときの姿と比べれば相当にシンプルなんですけどね。　開設後の半年で少しずつ今の形にまとめなおしていったような気が。（既に記憶曖昧）　さしあたって、フレームも、スタイルシートも、CGIも、なーも使っていない、ローテクなまんまなのは変化ナシですな。 　とりあえず、放置コンテンツが山盛りです。　流石にまずかろうと、今年の頭にせめて去年の分を整理しようとしたら、＠niftyのHDD(10MB)がオーバーフローを起したので、10年くらい前のコンテンツはいろいろと削除して辻褄を合せて、そこで力尽きました。　現在web上に散在している当ＨＰの構成ファイルは、トータルで14MB、750file（ムービー除く）という惨状です。　“ほぼ週刊・極東屑山公司”で延々4年間やってきたけど、いつのまにかWin95のシステムファイルに匹敵するボリュームになっていた訳で、ホント、塵も積もれば…、ですなぁ…。(少し呆れ＆誇らしい？) 　で、“5年”という期間は私にとっては一つの区切りとなる年月だったりします。　過去において、だいたいの趣味はこの辺りで一息ついてます。　倦怠感、というヤツがやってくる周期なのかな？　実際、開設時な頃に作った「やりたいことリスト」からすれば、現状までで（内容・質は兎も角として）一通りやった・進行中で目処がついたというのも確かだし。 　で、これからの楽しみ方・頑張り方を、いままでよりも少し意識しながら・少し模索しつつ、やっていくべー、とまぁ、思う次第でス。 　（ブロードバンドが普及したら、ムービーとかの激重コンテンツ方面とかに変質しつつ、なにか活路があるかなーとかは思ってますねぇ。ハテさて）

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010312

ここんとこ、ヘコんだり、ヘコんだり、ヘコんだりしてたので、書く文章にもその影が…。 　　ま、ココは個人的な備忘録も兼ねてますんで、あんまり気にしないでください。 ＜plagiarism＞ 　少しタイミングを逸しましたが、最近周囲で起きた盗作問題について少しばかり。 　私自身は“呆れ”や“嫌悪感”はあるものの“怒り”はそれ程でない、というのが正直な所です。 　これは、当事者でないからだとか、恐らくは“既知外につける薬は無い”とかいう諦めとかも多分にありますが、実際のところは私自身にある盗作に対する後ろ暗い気持ちによる自己擁護的抑制力が働いていることがある、と告白しましょう。 　何故私が後ろ暗いのか？ その説明は簡単です。 パロディとか二次創作とかいう以前に、私のやっていることは、その全てが“見本”に依存していると強く自覚しているからです。 　具体的に言うと、私の“創作”とは、沢山の“見本”から抽出した要素−或いは法則性−を組み合わせて“作品”を構築する“作業”なのです。　そして、自分の“できること”と“できないこと”を分析・把握する為の材料であり指針ともなっています。　要するに、工学的な手法を用いることで−時には外部から部品を購入すること辞さないで−、“創作”に対してのアウトプットに対して「それなりの」品質を維持しようとしているのです。　次の例が分かりやすいでしょう。15年程前に写真を始めて2年位の頃に、友人から「おまえは写真が上手いな」と言われたことがありました。私の返答は「いや、“上手く見える写真やその撮り方”を知ってるからだよ、多分。『アサヒカメラ』とか読んで、真似たり、分析したり。　あと、上手く撮れそうなときしか撮らないし、そういうのしか見せないし」　そういうことです。※1 　更に、こういった手法の導入に伴い、労力と効果に対するトレードオフ…いわば“コストパフォーマンス”的なバランス感覚が常時脳裏に存在し、「自己基準以上のことは、過剰品質として避ける」という大義名分を自分に対して成立させ、実際その通りに…ペース配分して行動しています。　ペース配分とか言うと聞こえが良過ぎるな。　実際は、やればできる筈のことを“テキトーに護魔化している”ことを指してます。 　そういった自己の限界を超えようとしたり、なけなしの方法論を無視した“創作”をしようとすると、たちまち破綻して見るも無残な有様を曝してしまいます。　その結果、自己の“創作”に対する能力の低さ…寧ろ“無さ”を痛感することになります。　Niftyで“作品”を発表して以来10年以上が経ちますが、私の“作品作り（でっち上げ）”はそんなことの繰り返しでした。　結果、新しいものを創り出す能力や資質に欠け、しかも一生懸命にやることもできない、“創作”が出来ない側に自分がいることをいつも自覚させられます。　そして、“できる側”に対する尊敬と憧れ、そして嫉妬は常に心の中にあります。　私は多分、盗作野郎と同じ側に立っています。　ですから、やりたくても思うように出来ないという哀れな気持ちは、痛いくらいに実感出来ます。（勿論、創作を出来る側の人の苦しみってのもあるでしょうが、それは自分のとは違う方面の話だと）　近頃は、作品を創り出すどころか、提供された“新しい創作物”の“楽しみ方”さえ理解するだけの能力・柔軟性が無いのではないか、なんて不安すら感じるようになっています。（人の楽しむ様を見て、ようやく楽しみ方が理解できることが増えてきました。） 　そもそも、私は過去に盗作に類した事柄で人に迷惑を掛けていますし、しかもそれには再発性があることを身をもって知っています。※2 　だからといって、盗作野郎を擁護する気は皆目ありません。 取り敢えずは「私自身がそのようになりかねなかった」という同族嫌悪や悪寒と…問題の対象が自分でないという安堵感、そして「あーあ、道を踏み外したな、哀れな奴」という人間の価値を否定した結論に至ってます。　そんなに怒ってはいません、現状は。　その哀れで無様な言動を詳細に知れば、自分のことは棚に上げて怒り狂うのは目に見えていますけど、下賎な奴に対してこれ以上気分を害したり怒るのは勿体ない、と予防線を張っているだけです。 　あと、私には“創作者”としての能力は無いですが、10年間培った“アレンジャー”としての誇り※3はあります。 無論その資質に対しての自信は皆目ありませんけど、その“誇り”を保つ為の努力は常にしている積もりで、手持ちの武器も幾つかある積もりです。　この“誇り”は、私がこの盗作野郎の行為を見下す為に必要な心の棚を支えるには心許ないですけど、自分が上に向かって前進したい以上は、敢えて支えてもらおうと思います。　そして、その敗北者たるみじめな盗作野郎を力一杯哀れんで、こう言いたい。 「さらば、自分かもしれなかった誰か」 　…ナドとキレイにまとめたいところだけど、正直な所は 「とは言っても、あそこまでみじめな盗作のやりかたは低能な人間の証しだね（藁　　目もあてられない」 　と、モナーかギコ猫付きで笑った上でド突いてやりたい。 「どうせやるなら、元ネタを知らない人を騙すだけでなく、元ネタを書いた・描いた人を唸らせるような“盗作”に挑戦してみろ」 　と言いたい。　そうなれば、私は多分同志だと思う。　それが私の“アレンジャー”としてのコンセプトだし。 　少なくとも、“いいもの”を見分けて入手するだけの能力があったのなら、見分けることも、それに出会うことすらできない人に比べれば、手持ちの武器があるワケですしね。 　あと、モノ作りの尊さと、作品への愛着、製作者への感謝を知らないというオノレの不幸を教えてやりたいですね、人として。　どんなに見苦しい作品でも自分のなら愛おしいし（憎さ100倍もアリだが、最終的には受け入れるのが自己責任だとI think）、人に感謝できない人間が感謝して貰おうというのが間違ってますからね、世の中の仕組みとして。 　この説明でも判らないようなケモノ頭だったら、見放しますけどね、どうせ他人だし。 「オマエはずっとミジメなことを繰り返し続けてるか、願わくば人に迷惑をかけないように人間界を離れて暮しなさいな、一生！　死ぬまで！」 　てな所でしょう。 　…あ、いかん、だんだん怒ってきた。　プルプル。　エネルギーが勿体ないじゃないか。 　そういえば、『痕』でも何故か今頃“例の”盗作が問題になっていますし、『紅茶王子』問題とかもそうですが、加害者側の危機管理というか初動対応の誤りを起因として、実際は大して無かった筈であった加害者側“悪意”が被害者＆その同調者間で爆発的に増大してしまって、まるでその人が空前絶後の大悪党でなんべん殺しても飽きたらないような存在になるとうFace to Faceな人間関係でよくある現象が起きていますよね。そして、ネット上はそういうものが起きやすい場を作り出すようであり、（リアルワールドなら時間とか場所とかの制約や周囲の人間の非言語的表現などからソレに対する抑止力も自然に発生するんでしょうが）ネット上では鎮火しにくい性格がありそうだな、とか思います。　キケンです。　こう、加熱暴走した場を一発で冷やすような“名文”とか“技術”ってないんですかねぇ？　そうだ、そういうコンテストこそ、『インパク』でやるのはどうだろう？（アホ？） 　少し話しがずれたけど、『痕』のアレについては「ゲームにこのネタを持ってくるという“目の付けどころ”はよかったな。なのに芸の足り無さ・サービス精神なさは残念だなぁ」と思ってました、当時。　『紅茶王子』に至ってはゼンゼンまるっきりＯＫだと思う。　ただ、人としての意見は、その後の行動の見苦しさを感じるのも確か、両者共に。件の盗作野郎は、ま、論外。　多分人によっては反論があると思うけど、“盗作（？）”に対する“アレンジャー”としての私の判断・線引はそんなトコです。 　自分の中で一連の盗作騒動を突き詰めると、“人の大切なものを理解できない、人としての常識が欠落している人間の存在”と、その人間を理解できない自分が相手の中に“得体の知れない悪意なき悪意”（の幻影？）が見えてくることによって生じる我慢のきない嫌悪・恐怖現象なのかな、と自己完結。　街中に子供を狙った通り魔や誘拐魔が闊歩してるぅ！的感覚と申しましょうか。 　相手と自分が互いにちゃんと話できれば、話しが通じれば、せめて通じる風であれば、少なくとも怒りに達することは避けれることなんでしょうけどねぇ。（その相手が行為を繰り返す／繰り返さないは皆目ゼンゼン別として。） 　今後の糧としたい。 ※注1：　今に至るまで“上手い写真”なんて撮ったことがない。偶然の産物で“上手く撮れてしまった”ような気がするものなら、数年に一枚程度はあるかもしれない。　絵だって“上手く描く”ことはできない。“上手く描けたらいいなぁ、あ、描けてしまった”と錯覚するような偶然に期待して描いているのが正直なトコロ。　仕事で創作をする人達は超人です。 ※注2：　1990年に(旧)NiftyServeでは版権モノが禁止されていたにも関わらず「自分で描いた絵で且つ似ていなくて、更に模写じゃないなら、バレなくてもいいだろ」とかいう手前勝手な基準で画像データを数件（当HPの『マジカルエミ』関連画像の数枚）登録した後で発覚して、当時のスタッフに迷惑をかけた。しかも当時はGATTウルグアイラウンド関連やアメリカのプロパテンテト政策への展開などを受けて工業所有権法を勉強中であったという情けなさ。以降、戒めを込めて版権モノの絵にサインを入れるときは[TiN]としてます。　そして10年後の2000年、『fair wind』を作るにあたって著作権を慎重に配慮した筈だったものが、実は自分の判断の甘さや視野の狭さ・我田引水ぶりを露呈させるだけのものであったということに気付かずに、よりによっていけしゃーしゃーと版権元に「大丈夫でしょ？」とか指摘を依頼して大恥をかいた。　偏愛は人を盲目にします。 ※注3：　要するに“工学的手法”を前向きに導入することを基本とした自分なりの創作活動。　これに加えて、異分野からの素材や表現を適用することを、その創作分野の初物付近で楽しむことが多い。　初物でなくなったら、腰を落ち着けて、細く長く維持。　また、自分の絵も素材の一つとしてアレンジの対象となる。　そもそも、絵を描いたり文章を書いたりしているよりも、アレンジしている時間の方がはるかに長い＝楽しいのだ、私は。 ＜風邪＞ 　ここ20年くらい、寝込む位の風邪は一年に1回ひいてたんですが、今年は2回ひいてしまいました。 　不摂生がたたったのか、歳なのか。　トホホ。 　特に、ここ（横浜）に引っ越した去年来の風邪はノドに来てしまい、その痛さに夜も眠れないこと甚だしく、「風邪の時も薬は飲まない、自力で治す」という主義を曲げてしまい、ノドに塗る薬を使ってしまいました。　最初はプラシーボ効果程度しか期待していなかったんですが、確実に自覚できる程に痛みが和らぎ、気休め以上の効果は十分あってびっくり。 　いやいや、油断してはイケナイ。　やっぱり、健康が一番です。　反省。 ＜ヘタレ＞ 　先日ニュースサイトで見掛けたのだが、『　インターネット上の巨大匿名掲示板 2ch（2ちゃんねる）＜http://www.2ch.net＞について 』などという学士の卒業論文を書いたヒトが出ていたのだが、というか、さらし者になっておった。 　…げ、学部は違うけど後輩じゃん。（少しイヤな顔→次第にスゴくイヤな顔）　確か工学部キャンパスに間借りしてる連中ですな？（という印象しかない） 　内容を読んでの感想は、これが話題になっていた2chのスレッドでもあったように 「まー、ヘタレた内容だけど、学部の論文だからしゃーないかのー？」 　といった印象が基本になるんですが、そもそもだな、 「理系の文章とは到底思えん体裁だ。こう、地道に、慎んでやっていこうという、理系独特の美徳みたいな部分が皆目感じられない。　どちらかというと、これは社会学のレポート、しかもテーマのとっかかりの部分なんじゃないか？」 　…などと思って、所属学科を良く見たら“情報社会学科”となってて、あー、なんだ、クロスオーバーな学際領域学科って奴？　って、ちょっと萎え。　いや、教養過程で選択した社会学の授業は面白かったですよ？いろいろな価値観を学べて、糧になったと思ってマスし、あの教官は尊敬できた。 だが、コレは、まさに“前期テスト代わりのレポート”レベルの内容だろ？ オレ書いたぜ、『バーチャルリアリティの将来と危険性』って題の社会学のレポートを、1988年に。同じレベルだと思うぞ。(^^;) 　でもまぁ、我が身を振り返ってみれば、自分の卒業論文もムチャクチャ気張ってテーマを決めてそれなりに苦労した割にはとんでもなくヘタレなモノだったりしますし、先日学会関連で東大とか日大の修士論文発表を聴講してそのヘタレっぷりに少しビビったりもしたので、なんだかんだ言って先輩風を吹かしまくったよーな濁った目になっているのかもしれないとかは、少し思う。 　それにしたって、アレはヒドイな。　大学4年間のまとめだよ？ この論文だって、せめて半年かけてるんでしょ？　恥ずかしいなぁ、もうっ。 　で、前置きが随分と長かったけど、閑話休題。 　その2chスレッドで「Ｓ大学＝バカ」という呆れレッテルが貼られてしまっていて、とてつもなく悲しかったっす。 いや、ま、多分にそうだとは、自分も知っている。　だがしかし、その話しの流れで、私の母校（高校ね）の話題まで出て「地元Ｓ高校生はレベルの低いＳ大に行こうとしない風潮がある」などと、私の暗い記憶を呼び覚ます内容まで書かれてしまっては、ムカついてもこようものである。　ええ、確かにそうでしたよ。　私などからしたら頭のデキのあまりの違いに心底かなわんと敗北を認めざるえない旧帝大狙いな連中ばっかで、「オレはワンランク下げてＳ大にするよ」とか口にだそうものなら「何いってんだよ、2ランク以上は下だろ」と悪意なく笑われてしまっては、なけなしの自尊心を傷つけられてしまうよーなトコでしたもんね、あの高校って。　そう、私は敗北組だったさー。 　でもま、その頃には自分の天職も自覚していたし、いろいろと妥協を重ねた末の進路選択だったさ、Ｓ大。 で、その大して期待もしていなかった大学の入学式で、学長の挨拶がすっげーイカしたんですよ、もう、意表を突いて。 「私は知っているぞ。　君達は、高校の頃に勉強を頑張らなかったから、旧帝大に行けなくてここに居るのだろう。　しかし、そのいい大学に行った奴等も、堕落しないで卒業するのはほんの一握りというのが実情だ。　これから4年間は君達が頑張る番だ。　社会に出るときには、差なんてなくなっていることは、私が保証する。　そして、両親にお金の負担をかけないで勉強できる環境がここにはある」 　腐っても国立大学の学長が、開口一番コレである。　大したモンじゃないでしょうか？　実際、私はあれに鼓舞させられましたもん。 　で、まんまと頑張ったさ(^^;)　ちゃんと勉強しつつ、自分の経済力（バイト＋奨学金＋学費免除）だけでも、なんとか卒業までこぎつけたし。　…おっと、年寄りは昔話が長くなってイカンね。 　いや、ま、要するに、きちんと頑張ったと誇りを持って言える時代の象徴である母校（こっちは大学ね）を、悪し様に言われるのは腹が立ったし、そう２ちゃんねらーに言わしめさせたヘタレ学生はもっと腹が立ったのさ。 　ちなみに、私自身の2chに対する姿勢としては、この学生に言われるまでもなく、その存在価値や参加する人間の質を見直しつつある最近です。 ですから、社会学のテーマとしては非常に面白いと思うし、目の付けどころはいいと思えたのは確か。　でも、卒論としての出来が論外という事実は変わらん。論文とかをゼンゼン読んだことないのではないかと思わせる文章に、構成、そして考察全てが論外だ。「あんなので学士が取れたらサギ」、まさにそう思う。 　そういうことだ、佐竹　徹也（学籍番号 7071−1039）！ ＯＧ全員に謝れ！！(^^;) 　それと、社会に出ても精進しろよ？！（間違っても今のまま修士なんかに行くなよ？　向いてないぞ、オマエ） 　真面目に仕事をしている警察官とかは、不祥事が発覚した時にこんな被害者じみた気分になるんですかねぇ？なんて思ったさー。 ＜symmetry＞ 　私は、バイク乗りとして最低限の筋力と柔軟性を維持するよう、一応は心がけている。　具体的には、簡単な筋力トレーニングと柔軟体操を、適宜やっているということなのだが。 　で、こう、日々の暮らしに変化を与えるために、毎年メニューをすこし工夫したりしている。　一昨年は“ベンチプレスの自己キャパシティを追求”で、その前は“片手腕立てをできるようになる”であった。　去年はというと、“『レオン』みたいな腹筋”ということで、今では15kgの重りを担ぎつつ傾斜板でうぐぐぐっ、としていたわけです。 　しかし、そのやりかたが悪かったんでしょうか、先日ふと腹直筋の上部に目をやると、その右側だけが異様に盛り上がってました。 　…ぎゃふん。 ＜続・ＰＣ＞ 　前回、「あんまり速くない」と書いたPentium!!!1GHzDualマシンですが、割と速い項目を確認しました。MP3コーデイングは（予定通り）従来比三倍（60倍速CD相当）で、午後こーだfinalを使うと４倍（73倍速CD相当…瞬間最大風速で80倍over）と立派なものです。　…午後こーだ…ヘコむ話やね…　（気をとりなおして）Indeo4.5でのコーディングも従来比3倍で、これまたも予定通りの数字でした。　単にDVのコーディングは相性が悪いか、計算にかかる時間が既に差が出ない程度の割合しかないのかのどっちからしいですな。（CPU利用効率は決して高くないし） 先般の値下げでCPUもすげー安くなったし、皆さん、挑戦しては如何でしょう？一緒に苦労しましょうよ〜(^^;) 　で、こういったうなりを上げるCPUパワーを最も必要とするのが3DのCGツールですが、dual CPUに対応しているものはまだ高価で、フリーのヤツはPOV-Rayはおろかネットワークレンダリングに対応しているBMRTですらシングルしか対応してなくて、空いてるCPUが勿体ないです。やっぱり世の中、スパコンみたいに並列機化が趨勢になるんでしょうか？　が、Vue3はしっかり対応しているらしく、しかも常に100%近くをキープする利用効率の高さにオドロキ。それでも重いけどな。で、CPU温度もグングン上昇(^^;) 　そのフルパワー運転をじっくり観察してたところ、CPU 1とCPU 2とで温度差が8℃もある加熱っぶりにヒヤヒヤすることがしばしばあった。　調べてみると原因がVGAとチップセットからの熱気がCPU 1のファンに吸い込まれているらしいということが判ったので、風の流れをちょいと調整したら解決。CPU 温度が5℃下がりました。　まぁ、最後の手段としては、側面カバーを開けば10℃下がるんだけど。　ついでに、やかましいのをガマンしないとならんのですけどね。(^^;) 　あと、噂には聴いていたのだが、Ｇ400＋VIA-AGP＋OpenGLの組み合わせの呪いは避けられませんでした。コレはヒドイ！（BXの時はそれでもまだ使えたのになぁ…）　まあ、必要になったら（Oxygenとかはムリだけど）SynergyIIIでも買うか？(^^;) 　ついでに言うなら、QuickTimeアプリがちゃんと動いていないのも気になるね。音にノイズが入ったり、ビデオが明滅したり。　むう。 　あと、ついでに前任機“Alex”へPCMCIAドックを導入。いや、98ブートの方はとっくに入れていたんですが、NTブートの方は処置していなかったんで、デバイスの設定をいじってフラッシュカードだけは認識できるようにしました。その際、試行錯誤でシステムをいじりまくったんで、途中でスゴイこと（システムドライブ名やブートデバイスNoすらうっかり変わった！！）になったけど、それでもきちっと稼働するNTは大したものだなぁ、と感心。　ただ、使わないときにいちいちエラーボックスが出るのはなんとかしたいな。ふむ…。 　ときに、松下のdual LCD Monitor！いいなぁ、そそるぜ！　でも35万円overか…。高すぎね？ 　あと、これ、かっこいいデザインだなー。　そだ、これを“No.7”の上に重ねて、「わー、“ねここねこ”〜♪」とかやってみたいですなー、そのうち。(^^)（寂しいので、今はThinkPad535とCASSIOPEIA FIVAで“ねここねこ”をやってみました。…楽しいか？＞オレ→）　(ちなみに、PDAなら“ねここねこ”どころか“ねここねこまごねこひまごねこげんまごねこ…”程度は余裕でできるヒトがいそうですね、この人とかこの人とか(^^)) 　ま、そんなんで（？）、これからも少しずつ改善していくヨテイ。　完全安定化までもう少しかな。 ＜寝覚月＞ 　先日の朝、『海で泳いでいたら、サメに追っかけられる夢』を観た。 　しかも、『イルカに助けてもらって危機一髪』というオプション付きだ。 　そして『辛うじて逃げ切ったところで目が覚める。そして時計を見て「あぁ、まだこんな時間か」などと呟く』まで装備！ 　あぁっ！ 我ながらベタすぎるっ！　オレは昔のマンガか？！　こんなシナリオでは、読者はおろか、編集さんにも袋叩きである。（？） 　ちなみに、前の晩に観たのは『TAXi』だったからあまり関係はなさそうだし、実は何か精神的に追い詰められているんでしょうかねぇ。 ＜もーそんな季節？＞ 　Adobe InDesignの案内が来てましたけど、まー、私はPageMakerで十分すぎるんでー。　そもそも、私は10万近く出して買ったクチですよ？減価償却なんて一生終わらないに違いないんです。トホホ。　で、ふと、私がPageMakerを使った殆ど唯一の機会であったところの（2年前に作った）『セリオの居る風景』を久しぶりに読み返してみる。…あうーっ(T_T) 当時のオレの頑張りは認めるけど、完成度の低さには脱兎穴篭りモノで悶絶(;_;)。うにゅーっ 　…ナドと思いつつ、今後の自分の行く末を前向きに考慮しつつ改めて考えなおしてみると、この一年でIllustrator、Photoshop、そしてInDesignとAdobeの大物ソフトたちが軒並み新しいバージョンのリリースを済ませてしまっていて、次はPremireが待ち構えている。　で、そうなると次はAfterEffectsが来る番なのか？！と気付いて、少しびびる。　うーん、こっちのアップグレードは微妙なトコロだなぁ…。むむむむっ。 　と、取らぬ狸の皮算用、ちゃう、杞憂かもしれない日々です。　マジ、そうなったらどーしようかなぁ…。 ＜ピンチ＞ 　職場の娘さん達に、各々を個人識別していない（名前と顔を覚えていない）ことがバレた。 　ヤバイ。 ＜おしごと＞ 　自分は、仕事のやり方についていつもいつも考えて、整理してきて、それなりの経験値に見合っただけの方法論を身につけて、その上でこれを活かすべく転職したつもりでいたのだけど…、最近少し認識を改めてきている。 　というのも、どうしても“企業風土的ローカルな常識”を前提としている部分が、身につけた方法論の根底に多分にあったりするので、周囲の連中と話や感覚が食い違うことがかなりあることに気付いたりするので、もう一度整理・理解をやり直さないといけないかな、と。 　で、そういう“常識”こそが、その企業のよい部分だったりするんですけど、その中にいる時には気付かないものだったりするんですよね。　で、その項目には、明確な責任分担に関する基準とか、何を優先して仕事をするとか、“社員を育てる”意識とか、仕事の価値観に直結するような部分がかなり多い。　特に、仕事を進める上で“有能な上司”は代えがたいものだったんだなぁ、と痛感すること多し。怖くて仕方なかったんですけどね、昔は。（というか、FMEAすら知らない研究者が上司だってのが信じ難いとかいうレベルの低い話しには閉口するしかないのだが。） 　あと、「仕事はケンカ」、「夕焼けの河川敷で殴り合って、最後にはきっと笑いあう」的な仕事のやりかたを旨としてきた（というか戦ってきた）ので、皆の反応にどうにも調子が狂うことが多いのもここ最近の悩みだったり。ねー、実績を上げようと思うならケンカしようよー。（ま、この差はわからんでもないんだけど。） 　ただ、“忙しい連中”の逃げ口上とか、自身の仕事の忙しさの表現方法なんかは、どこも似たようなもんだなーとか、笑うことが多い。「許容量を遥かに超えて流れる水をスプーンですくってるようだ」とか。（私は「賽の河原で石を積み上げては崩されるような心境だ」とか表現してたから、すげー似てるような気がする）　ま、でも、その“忙しさ”は、本当はかなり錯覚だったり、甘えだったりすることも知っているので、同情はしないけど。　そんで、自分がその立場になるのもまっぴらだし。 　有意義に仕事を進める、それを自分で組み立てる、それって難しいことですねぇ。　むーん。 ＜衝撃の事実＞ 　ある日会社で、ズボンのケツに穴が開いていることを発見。 　い、一体いつから？！

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010108
相変わらず

＜消費するだけじゃダメだと＞ 　あけましておめでとう御座います。　それにしても、新年はナゼ目出度いのだろう。　先人の知恵？それとも何か宗教がかった伝統的な理由がある？うーむむむ… 　ナドと新年早々なぜなに君になるのはやめにして、まさに第三の波の真っ只中で揉まれつつ、精神文明と物質文明の狭間であえぎつつ暮している現代人の皆さん、お元気でお過ごしでしょうか？ 　…ナニいってんだかわかんないですね、私もよくわからんです。 　しかし、ナニはともあれ、もう2001年です。遂に２１世紀です。 　ちなみに、私のハンドル名である[Ti]はsince1990です。つまり、丸10年が経過しました。　ネットワーク市民歴10年です。　気がついてみれば、結構な古株人間の部類なんじゃないでしょうか、いつの間にか。 　で、そのネットワークに参加してきたことで、自分が変わったかといえば、大して変わっていないと思ってます。　行動パターンも思考パターンも昔のまま。　世の中ではいろいろとやかましいことが言われているけど、少なくとも私の世代（コンピュータ歴20年程度？）の実際はそんなモンだと思います。 　しかし、“自分のこうありたい姿”がより明確になる機会（あと、反面教師に触れる機会）が増えたことは確かにあるので、広い意味ではネットワークを介して自分を変えていったとも言えるかも。刺激や影響は受けたと思う。うん。その為のツールとしての使用方法がメインだった。 　じゃ、自分が人に与えた影響ってのはどうかと、これは自信が無い、というかあんまりないんだろうけど。 　まぁ、やってきたことは、当時（10年前）に覚えた“絵を描くこと”に付随する形で得た色彩とか絵画理論とかレタリング類の知識を利用して、既に持っていた写真の知識と掛け合わせる、そんでバイクツーリングや旅・アウトドアを盛り込みながら、自分の“存在意義”としての工学的・科学的思考をテイストとして表現する、そんで過去に消化してきたマンガや音楽などを活かつつ、“質”よりも“アイデア”（苦手な“丁寧さ”よりも雑な“味”）を追及した“作品”づくりをするという、かなり“ヘン”且つ好加減なコンセプトで昔から一貫していますから、影響を与えるとかそういうモノじゃないんですけどね。　そもそも絵に関しては脱落気味だし。　ま、こんな変人がいて、「こういうのもアリ」ということが伝われば、それで満足、というよりも、これが“ネットワーク市民”としての私の役割の一つなんだろうな、と思ってますです。 　と、年寄りらしく、自分のスタンスを設定してから、今年の活動方針を考えようかな、と思った次第なんですが、　まぁ、当分は映像方面でいくことは間違いないので、稚拙な実験作品でお目汚しがあるかと思いますが、不憫だと思って見守っててやってくださいです、的に今年も宜しく。(_o_) ＜花火の音で気付いたヨー＞ 　新しい世紀は、新しいPCがFDDを読めない不具合対応をしている時に迎えました。ダメ気味。 　さて、紆余曲折を経て、NEWマシン：“No7”が組みあがりました。 　DUAL CPU(Pentium!!!1GHz)、DUAL HDD(120GB), DUAL BIOS, DUAL HEAD(G400) でRAM768MB＋DVD-RAMの贅沢仕様ながらも、WindowsNT4.0というストイック仕様のムービーレンダリングマシン専用機です。 　が、結論から言いますと、「思ったより速くないな」というカンジです。 　瞬発力は体感で4倍くらいなんですけど、持久力は（チューニングが甘いのかもしれませんが）先代のCeleron466dual機：“Alex”に比して、ベンチマークではグラフィックを除く全ての項目（整数計算・浮動小数点計算・メモリ・HDD）で丁度２倍、そしてムービーのレンダリング処理も倍（4時間8分→2時間10分）でした。　「1GHzのdual！」と言うと凄味があるような気がするんですが、「Celeron466dualの倍！」と言うと大したことないような気がしません？　むー。（でもGUIの反応とかソフトの起動は、数段速いんですよ。ひょっとしてメモリが足りないのかな？(^^;)） 　というわけで、やっぱ映像をやるなら、OSにボトルネックのあるCPU周りで金をかけるよりも、専用ハード（＋ソフト）を追加した方が効果が高いようです。　リアルタイムイフェクトをかけようとしたら、現状から２０倍の速度向上が必要になるしね。　まぁ、AE側の最適化も甘すぎる気がするけど。　とりあえず、次はDV−Stormですかねー、やっぱ。(^^;)（導入を少し考えてケースをサーバーにした理由のひとつでもあるBlue-Iceは金額的にちょっと苦しいけど、彗星のごとく現れたtinderbox1はかなり欲しいかも。） 　さて、詳細にdualの挙動を観察してみると、先代のマシンとは多少違うことに気付きます。　同じMPS1.4で動いているにも関らず、シングルスレッドのスイッチは“No7”（MB:GA-6VXD7）は殆ど行われないのに、“Alex”（MB:BP6）は1〜2秒程度で頻繁に行われてマス。（タスクスイッチのオーバヘッドが無い分、賢いのかも？）　肝心のマルチスレッドだと、平均して“No7”が5%くらい低い印象。（70％程度）　但し、三次元座標変換を複数のレイヤーでバリバリ行うセッションでは、“No7”のCPU利用効率がコンスタントに95%となってかなりイイカンジです。 　懸念していた発熱問題ですが、殆ど問題にならない程度の発熱しかなく、かなり拍子抜け。（cC0なコアなせい？）　万全を期して増設したケースファン4機がムダにうなりを上げまくっていて、激しくやかましいです。(^^;) 　AGPに不安を抱えるチップセットだけど、Ｇ400＋NTなら別段支障はないようです。但し、24bitモードだと信じ難い遅さになってしまうので、32bitモードにするが吉。（24bitだとCPUパワーを20%以上余計に喰った） 　IDEも、少し怪しげな所（一瞬CPUパワー喰われるのかホントにDMAしてるんか、という瞬間が時折ある）はあれど、きっちりパフォーマンスも出ているので、まぁよし。 　DVD-RAM type2ですが、（Win98だと問題ないのに）NTだとCDが読めないDVD-RAM専用機なってしまうのがまいったなぁ。（不具合？）　ＣＤを入れたままで起動するとメモリダンプのブルーバックでhaltするという心臓が握り潰されそうな技をかましてくれるとかもあって、ちょいと不安気味。　デバイスの挙動を観察してみると、cdromを開始できていないので、どうやらATAPIデバイスのハンドリングを正しくできていないみたいだ。（開始中のviadiskでなく、無効となっているOS標準のATAPIドライバに繋ごうとしている感じ）　私的には第一世代MOのから実に6年ぶりに投入するリムーバブルメディアなんで（CD-RやリムーバブルHDDと相性が悪い運用形態なんです）、取り敢えず、SCSIのCD-ROMをもう一台入れて様子見かな。 　内臓音源（SB128）は思っていたよりはずっとマシですが、QT４での再生でノイズが乗るのが不具合といえば不具合。（MediaPlayerなら問題なし） 　あと、ネットワークが（やっぱりNTのみで）少しヘン。デフォルトだとファイル転送速度が鬼のように遅くなるんだけど、別のPCからなら問題無い。転送速度を100Mbps固定にしたら解決したからいいけど、ナニが悪いんだろうね。（?_?) 　メーカ推奨環境（dualCPUダメ、非intelチップセットダメ）からことごとく外れていることで、かなりビビっていたDVキャプチャ−ボードですが、いまのところ一応問題ナシ。ただ、VGAを24bitにしていると処理オチするのか、ぎこちない動作になるけど32bitにすると解決。よし、まぁ、いいとする。 　そんなワケで（？）、取り敢えずのところはGA-6VXD7はかなり安定したマザーという印象。　大した面倒もないので、CPU周りをカリカリに攻めまくることをしない人にはオススメですね。（というか、いまどきジャンパでしかFSBとか設定できないんで、やる気も失せますヨ。） 　それよか、サーバーケースのキュートなカッコ良さと、作業のしやすさの方に惚れ惚れなんですが。(^^;) 　さて、去年あたりから「1GHzのマシンなんて、ナニに使うかわからんものを押し付けるようなCPUのメーカは考えが足りない」的な議論をするおっさんが割と沢山いますが、私的には「性能はいくらあっても足りないですよ？　きっとアンタのやってることは166MHzで十分なんでしょうけどね」という意見です。　仕事にCPUパワーを使う人は当然としても、仕事に使わない私だって、10時間かかる処理にアイデアを追加して2倍の時間がかかるようだったら無意識に避けますよ、そういった状況は。　高性能によって“可能性が広がる”というのは確かにある。　それに、エントロピーを増大する方向に進む、世の中も人間もそういう風に出来ているんですよ。　そうじゃないのは、洗練されるときか、衰える／枯れる時ですね。　と、いうわけで、可能性が広がる方向に疲れを禁じえないか理解できないような枯れた人の意見は迷惑なだけなんで、そういうのは、笑って、無視ダ。 ＜その他PC環境＞ 　3年前にDVD-ROMを導入したんで一応DVDを観れる環境あったんですが、今回↑でDVD−RAMを購入した際のおまけで新しいプレーヤを入手したんで、DVD環境も更新。 　で、この3年間（単なるPCMストリームのデコーダとしか使っていなかった）AC−3デコーダ2台に、今回初めて“Dolby Digital”のランプを点灯させることができました(^^;)（昔使っていたプレーヤはDolby Digitalの外部出力に対応していなかった）　おー？！　これが立体音響かー、すげー！（“積みゲー”ならぬ、“積みハード”でダメ気味） 　ちなみに、再生に使ってるPCは、Celeron466＋Win98＋RagePro＋SB Liveという、数世代前の環境ですが、案外と十分すぎますね、これでも。 　また、新型PC製作の混乱に乗じて、スキャナも6年ぶりの更新。（冬コミの復路、売り上げ金を横流しして購入(^^;)）　300dpi24bit→600/1200dpi42bitと大幅な性能向上でありながら、価格も体積も1／8以下という世間の変わり方に驚く。　おまけに、ドライバもすっかり賢くなって、印刷物のスキャニングでモアレが生じないのにはびびったし。（濃淡の特性や周期から網目角度やピッチを推測して補正してるんかな？）　 　で、PC98001互換機のPC486HX（重装改）は引退。　6年間ご苦労様でした。　HDDを整理したら、セラムンをキャプチャーしたAVIファイル（1995/04/22）とかに泣かせられたぜー(T_T) 　これらの作業ついでに過去のMOを根こそぎDVD-RAMに移し替え大会したんですが、全てのデータがDVD-RAM一枚に収まってしまったのには（FD→MO移行時の驚き的で）ちょっと感動。　うーん、この一枚に過去10年の所業が全て！　うちわけは、自分の作ったデータ（除く動画）の合計が1.1GB、ネットワークからDLしたデータ（ドライバ、絵など）の総計が2.3GBでした。　次のメディアチェンジのときには、これらがどーいった値になっているのか、ちょいと楽しみです。(^^)

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