OST・OST2共に、アジアな音色が、実に心地よいアルバムだ うん、実にしっとりとした風情で、情緒深い気持ちにさせられる。 ガムラン的な曲、これはインドネシアがモチーフ? ジャングルの高原の夜を思い出します。 寂しげな音色を奏でるアコーディオンの重奏とアコースティックギター、それであんなに情熱的な曲が奏でれてしまっては、グッと来る。 悲しげな音色の生演奏のヴァイオリン、そこから溢れ出るダイナミックで情緒豊かな旋律に、心が動かないワケが無い。 『nowhere』(要するに『ヤンマーニ』)を通勤途中で聴いていて気付いたのだが、(これの副旋律部分は)津軽三味線の連奏がモチーフになってないか? ダイナミックで、スピーディで、力強く、美しい。 そしてメインテーマ曲:『Madlax』の、情熱と儚さと流転する運命を感じさせる旋律とコーラスは、なんともドラマチックで、贅沢で、押し流されそうな錯覚を与えられる。 ここ数ヶ月は、スタイリッシュ&パワフルで美しい『Xenosaga II』のアルバムに耳が慣れていたことから、当初は『MADLAX』OSTに泥臭さを感じていた。 しかし、泥臭さの中に、アジアな夜の情緒、か細く繊細な心、暖かい日常と心地よい居場所、溢れ出る生命力の曲想を感じることが出来たとき、それらが心に染み込んできてたまらない気持ちにさせられた。 宗教的で、夜明け前のような神々しさがあった『NOIR』の曲群に対し、生命力溢れる夜を迎える美しい黄昏を感じさせる『MADLAX』、私の中ではそんな風に収まった。 実に、気持ちが良い。 凄いよ、梶浦由紀。 |
<懺悔> えーっと、私、最初の頃は、(ご多分に漏れず)ein@『PHANTOM』関連妄想で脳内が暴走気味でした。 「逆狙撃の更に狙撃イベントとかありますか?!」 「さささ、最後には、つきぬける青空のウランバードルで笑顔ですかかか?!」 …私が浅はかでした、ごめんなさい。(_o_) |
Le noir, ce mot désigne deupis une époque lointaine le nom du destin. Les deux vierges règent sur la mort. Les mains noires protègent la paix des nouveaux-nés. |
5年でも、10年でも、 エミにならなくたって できるよ 」 |
- W.シェイクスピア - |