The inner of [Ti] - MOTORCYCLE '98

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981206
もう、師走ですかい

　前回の更新から早一月、既に冬装備でないと走れない季節になってしまいましたねぇ。　とはいっても、ツーリング先での活動を考えると、下はＧパンのみにしたいので、中にプロテクタとか仕込んでＧｏ！な週末です。
　私の愛ＭＴＢ”黒龍号”の状況は、最初はあれ程恐怖に感じた手離し運転も普通に行えるようになり、信号待ちのスタンディングや、無意識にクリップ装着できるようになるなど大分馴染んできたです。　ただ、手離し運転は、ある速度域だと前輪が左右に自励振動を始めるので、時々驚かされます。　奥が深い。

　さて、年末のツーリングを申し込んだ。　しかし、ちょいと一悶着アリそう。（推測）　がしかし、未だに半年前のツーリングレポートが終わっていないので、続きを書くことにしようのその２。


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1998/04/29（3日目）
[05:30]起床


　ここは…、チトワン国立公園内のジャングルロッジです、一応。　昼間はあんなに蒸し暑かったのに、結構涼しくて目が覚めた。
　でも、空模様から判断するに、今日も暑くなりそうだ。
　うっ、風邪がちょっと酷くなってきたか？　鼻が出てしょーもないぞ。　ピンチ。


[06:30]エレファント・ライディング


　またしてもゾウの背中に乗って、早朝のジャングルへ。
　サイしかいないや。　前日やってるので、目新しさもなく、あんまりおもろくないや。


[07:45]カヌーで川下り


　飯を食ったあと、荷物をまとめてカヌーでGO!　ナラヤニ川をのんびり川下りです。
　途中、手を振ってくれる子供達なんかに心を和ませつつ、水しぶきがカメラにかからないように四苦八苦していると、すぐ脇に何かがいる。　が、ワニだっ！(^^;)　こちらには興味が無いみたいで、さっさと行っちゃいましたが。　でも、途中で水浴びしてた子供がいたよな。　大丈夫かなぁ。
　途中、暴れサイが人を蹴散らしたり、カヌーをひっくり返している光景に出逢いました。　本当です、信じてください。
　１時間ほど下ったあと、公園内を5km程歩いて、あー、疲れた。（風邪ぎみなのに〜）


[10:30]出発


　さて、バイクに跨がって、ナラヤニ川沿いに北上、ポカラを目指す。
　途中、道路がロバの群れに占領されてしまい、立ち往生。　ウマもいたや。
　道路の程度は、最初の方こそ良かったものの、暫くすると未舗装の超ダストロードになってすごいことに。　（マシンの調子が悪いので）最後尾を走る私は、前が見えないんすよ、前が！　さっさと行くな、わりゃ。
　途中、道路を牛が占領する。　のどかだ。


[13:00]休憩


　なんでも、この日は”大安吉日”ということで、結婚式を見かけること多し。　その内の一軒を見学（？）させて貰った。　結果、「花嫁さんの妹さんが一番美人」ということで、我々の意見は一致し、団結力が５ＵＰした。(笑)
　再出発後、エンスト。　今度はオイル過多＋ジェットニードル調整不良。　速攻でメンテ。　トラックやバスに抜かれて悔しい。　特に西欧人の乗った奴。
　途中、道路をカルガモ親子が横断。　のどかだ〜。


[14:50]ポカラ着


　おー、高原っポイ。　ポカラの門をくぐって、道路脇の芝生で一休み。

　すると、下校途中の小学生にモテモテになる。(^^)

　途中ではぐれたスタッフを待つも、ちっとも追いついてこない。　一名が戻って様子を見てきたら、マシントラブルらしい。　自力でなんとかできるということなので、我々は宿に向かう。


[16:00]ホテル着


　直前に夕立。　少し濡れて、ホテル着。
　”ホテル・メーラ”…『地球の歩き方』にも載っているような、”高級ホテル”なんだそうだが、従業員の態度悪し。　チップなぞやらんぞ、わりゃ。
　ま、我々のカッコ（泥まみれ）からして、場違いなんだけど。


[19:00]晩飯


　泥まみれの体を洗って、洗濯物を洗ったあと、冷えたビールで乾杯！
　食後は表通りをウロウロとして、土産物屋を物色する。
　”サッカーの選手になりたいけど、お金が無くて学校に行けませんから金をくれ小僧”に出逢う。確か、この国は小学校は無料だったよな？
　・・・メモに「死にそうになる」とあるけど、何が起こったのか覚えていない。　なんだろう、この文字は…。


[20:30]就寝


　鼻水が出て、一時間おきに目が覚める。　やばいなぁ。
　蚊も多いし、暑いし、結構不快。



　…続く



　只今のGS総走行距離：17840km … 先月の走行距離は700kmか。走ってないような気がしたけど、割と走ってるな。　まぁ、広島往復150kmを３回やればこんなもんでしょうな。　おー寒。

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981106
もう、立冬ですかい

　前回のツーリングから早一月、すっかり涼しく（寒く）なりました。
　でも、私の愛ＭＴＢ”黒龍号”はすっかり通勤マシン状態で、毎日２回、いい汗をかいています。
　よく、「バイク乗りが車を運転すると、発進時に引っ張りすぎる。」というが、自転車に関してもそれが言えるのではないかと、最近私は考える。　我ながら、「ゆっくり走れよ」と思いつつも、いつの間にか加速を求めて息を切らす日々。　どれくらい（速度が）出てるか分からないのも気になってきたので、速度計でもつけようかな。　・・・いつか事故るな、オレ。

　さて、年末のツーリングの計画に入った。　次は○○○○○○○の予定。（未定）　がしかし、その前に、半年前のツーリングレポートが終わっていないので、少し続きを書くことにしよう。


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1998/05/01（６日目）
[05:31]起床


　ポカラ（ネパール中央部付近の、まぁ、トレッキング客の基地みたいな、観光地）の朝も、今日で二日目。
　一緒に来た二氏とおもむろにホテルを出て、湖に向かう。　流石に人は少ないが、貸ボート置き場には人が居たので、チャーターする。　三人で交代で漕ぐが、オールが一本だけで、まっすぐに進まん。　湖のまん中にある島には寺院がって、なんか妙な音楽が聞こえてくるので、近寄らんようにぐるりと一周。
　ぷかぷかと静かな湖を漂っていると、霞の向こうにヒマラヤの山影が少し見えて、それなりに雰囲気が出る。


[07:00]朝食


　ホテルの通りに面したレストランで洋風ブレックファスト。　昨日の夜にちゃんとチップをを渡したので、今日はすぐに出てきた。　紅茶にちゃんと色がついている。（←前日の出来事は、いずれ書く）　
　食後すぐに荷物をまとめて、出発の準備。　また、あのダスティな道路を走るので、少し用心して身繕いする。


[08:30]ポカラ出発


　ポカラ市街で、いきなりエンスト。　キックしてもダメ。　FUELコックがいかれてたし。　酷いメンテ状態だな。　最初の40kmをだましだまし走ったが、ダメダメで、ちゃんとしたメンテするまで、大分時間を食う。
　でも、涼しいし、Mt.ダウラギリなど、ヒマラヤ遠望がいいかんじで、道も（比較的）良いので、気持ちのいい時間ではあった。
　しかし、この後は、爆走！！　ノンストップで暴走！！　（西欧人）観光客満載のバスを抜きまくる快感！！　土煙をあげるトラックをカモりまくりの暴走集団と化した我々は、非道の限りを尽くす。　それにしても、未舗装路の土煙はスゴイなぁ。　最後尾を走る私は、前が見えないのに、みんな全開走行だもんな。


[13:00]昼食


　ドライブイン（みたい所）で、ネパール式定食をば。　あの水っぽいカレーにも慣れて、なんか美味いっす。　40Rs。
　しばらくすると、西欧人の大群に襲撃されて、埃まみれの我々はなんか居場所が無い。　外でバイクをいじっていると、話しかけられるも、何語かもわからん。　なんか、屈辱っ！　後で抜かしたる。
　って、出発するも、暑いなぁ。


[15:30]最後の休憩


　首都カトマンズまで残り30kmの付近で、最後の休憩。　道路脇の茶店で紅茶を一杯。　店のおねーさんがすげー美人で、写真撮りたかったぞ。
　でも、トイレは壮絶。
　店の前の川で、ニワトリが洗われていた。　暫くしたら、湯気を立てたそれが再び洗われていた。　この後、カレーで煮込まれるのであろう。
　通りを眺めてみると、ここまで延々と続く坂道でへばったインド製トラックが湯気を吹いて止まっている。　運ちゃんが川で水を汲んでいた。　いや、よく見れば、少しずつ前に進んでした。(^^;)　のどかなもんだ。
　あと30kmでこのオンボロバイクともお別れ。　記念にパチリ。
　などとしんみりしたのもつかの間。　チェーンを張ったはいいが、もう、限界。　後輪６回転で一コマずれるくらい伸び切ったチェーンに、アクセルをあけることすらままならないドキドキさで、いざ、カトマンズへ。


[16:00]カトマンズ着


　いつチェーンが切れるかという恐怖と戦いつつ、カトマンズの雑踏を暴走する我々。
　私のわがままで、スワヤンブナート寺院に直行する。 細い路地に加えて結構な坂道であるが、バイクなんでらくちん。（卑怯）
　なかなか異国情緒溢れる極彩色の建築物に音楽に匂い。
　で、カトマンズ市街を一望。　絶景かな↓


[16:40]ホテル着


　途端に夕立。　また、セーフだな。(^^)
　で、この一週間お世話になったバイクとお別れ。　じゃ、ね。
　むちゃくちゃ汚れた体をシャワーで洗って、洗えるものは洗濯して、明日からは使わないバイク用品を梱包して、一休み。


[19:30]晩飯


　ガイドのアショカさんの案内で、雨の中、中華料理店に行く。
　秋葉原の店みたいな細い階段を上って、怪しげな扉を開くと・・・、あれ？　銭湯の番台みたいな席（カウンターって言えよ）に見覚えのある人が・・・。　あっ、昨日ノーダラで同行した現地旅行代理店の社長だ。(^^;) こんなアルバイトをしてたんですかぁ。
　旅の無事を祝して、乾杯！！


[21:30]就寝


　べろべろに酔っぱらった我々は、よたよたとホテルに戻って、バタン。
　と、いう記憶すら無いが、翌日の朝にちゃんとホテルにいたから、そうなのだろう。（危ない）




　これで、ようやく半分の日程を書けたか。　それにしても、メモ帳を見返すのが結構楽しいね、こういうの。


　只今のGS総走行距離：17084km … オイル交換しました。相変わらず週100kmペースですな。クラッチが滑りすぎな気がするが、まぁ、自分で調整するか。

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981004
国立公園で一泊

　走っていると、ジーンズを通して涼しい風を感じたり、水田で映える彼岸花の群生、秋風に揺れるコスモス、漂ってくる金木犀の香り、夕日に輝くススキの穂・・・、台風が通過する度に秋の深まりを感じる今日この頃。　バイクにはいい季節ですねぇ、うっとり。
　通勤にMTBを使いだして一月、なかなか爽快だが、つい全速を出してしまって汗だくになる今日このごろ、会社の駐輪場にBMW R1100Rが置いてあったのが気になる秋の空。（謎）

　さて、５月のツーリングレポートが中途半端でしたので、続きをば・・・と考えていたら、いい天気なんで、例の如く突発ツーリングに行ってきました。
　今回は、比較的近場で大山（だいせん）山麓一泊ショートツーリングです。



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1998/10/03
[07:35]起床


　さて、週末だ。　おまけに久々のいい天気。　むくむくとツーリングに行きたい欲がわき上がる。　空を見上げる。　よし、行くぞ。(^^)


[08:27]出発


　目的地は、付近に温泉が沢山ある大山だ！　暑くもなく、寒くもなく、いい塩梅のお日柄にごきげんだー。(^^)


[10:27]湯原温泉 着


　しまった、調子に乗って山陽自動車道→岡山道→中国自動車道→米原道 と高速を乗り継いでしまったので、こんなに早く第一目的地に着いてしまったぞ。
　この時間から温泉に入る気もしないので、明日、復路で入ることにする。
　近所の定食屋に入ったら、誰もいない。　暫く待っていると、１０分後に店員がバケツにはいった魚と釣り竿を持って登場。(^^)　そ、それを料理するんですか？


[11:45]塩釜ジャージーランド


　温泉周辺の林道・農道をうろうろとしたあと、塩釜高原線の”高原道路”っぷりにほれぼれして、一休み。
　野鳥とかいっぱいいそうだし、サイクリングしたらもっと気持ちいいだろうな。


[12:40]大山寺　着


　広域農道とかいろいろと乗り継いで（迷って、とも言う(^^;)）ガス欠寸前でたどり着く。　ぎりぎりまで給油したら、サイドスタンドすると溢れてきてびっくり。
　途中のワインディングが非常にいいかんじなのだが、大山に近づくに従って混雑してくるのが、少しイヤだった。　でも、コーナーで突然現れた大山南壁の雄大さには感動。
　山菜そば（￥７５０）で腹ごしらえ。


[14:20]大山滝 着


　今夜の宿（つっても、キャンプすることに決めているけど）を探して、（野営地・キャンプ場が沢山あるので、「３時頃まで一通り眺めてみるか」と）いろいろとウロウロ。
　少し山間に入った”日本の名滝”にノミネートされている滝があるというので、フラフラと来てみれば、昨年出来たばかりという立派なキャンプ場がある。　しかも、殆ど人がいない。　ここに泊まることを決定。
　ついでに、山を３０分程登って滝を拝んできた。　落差４０ｍ近い２段滝である。　迫力。　途中の道も、シダ植物ばかりで、岩も苔むして、なんか風流。　『ジュラシック・パーク』みたい。


[15:40]テント設営


　滝から戻ってみれば、バイクが三台増えている。神戸ナンバーだった。まぁまぁ、遠くからようこそ。　って、オレも同じくらいか、距離的には。
　売店がまだ開いていたので、アイスを買って、夕日にたなびくススキの穂と舞飛ぶトンボの群れを眺めつつ、一息。
　「だれも予約が無いから、好きなところにテント張ってもいいよ。　バイクも適当に。」という管理人のお言葉どおり、キャンプ・ファイヤーの付近の開けた場所にバイクを置いて、その脇にテントを張る。


[16:31]日没


　山間部なので、もう日没。
　そよそよとふく心地よい風に、満開のコスモスがゆれて、バイクごしの夕日がキレイで・・・、あ、ねむくなってきた。


[18:20]寝る


　つもりはなかったのだが、うっかり。　いや、しっかり寝袋に入ったけど。
　それにしても、湿度が無茶苦茶高いなぁ


[19:45]目が覚める


　寒くて。
　服を着こんで、トイレに行って・・・、あ、月だ。　懐中電灯いらないや。　なんか、ハイになるよなぁ、こういう、いい月夜って。　るん♪


1998/10/04
[07:45]起床


　寝過ぎだ。(^^)
　体も痛い。　う〜、柔軟体操。　そろそろ、この小さすぎるテントも新しいのにしようかな・・・　１０年前に買った奴だもんな。　いや、このマットは１３年前に買った奴だから、こちらが先か。　う、この料理セットも１３年前、コンロは１２年目だ。　物持ちいいなぁ、オレ。　・・・な〜んてことを考えながら、撤収。


[08:40]出発


　このキャンプ場の脇が”大山道”の入り口になっているので、登山（ハイキング）客がバスで到着したところだったので、沢山の人間を蹴散らして逆行する。　びっくりしただろうなぁ、こんなバイクが山んなかから出てきて。


[09:47]塩釜ロッジ 着


　”ロマンチック街道”国道313号を通ってここに至る。　つい、「わはは」といれたくなるとは、どうでもいいことですな。（年寄りにしかわからないネタ）
　”日本の名水百選”の”塩釜の冷泉”脇の登山道入り口にあるロッジ。
　「”柿田川湧水”は東洋一〜っっっ！」な、元・静岡県人なので、今一つ感慨がわかなかったが、ここを源流とした”旭川”が雄大に流れている脇を走るに至って、感動したのは、少し後の話。
　カルビ丼とコーヒーを頼んで、一服。


[10:40]湯原温泉 着


　さて、またやってきました。　今度は、すさかず入浴。
　いや〜、露天風呂！！　いい天気！　いい風！　河川敷にある、この露天風呂（無料）、疲れがパ〜っと抜けていく感じですよ、ふぃ〜。
　湯船が３っあって、「美人湯」、「子宝の湯」、「＜不明＞」の順に熱くなるんですが、割とぬるめなんで、ずっとつかっていても気持ちいいっす。　湯の名前が、ちょい、アレだが。
　大阪からやはりバイクで来たという人と話しながら、４０分も入っていたです。(^^)
　風呂上がりに涼みつつ、フライフィッシングをする人々を眺める。　かっこいいなぁ。　そういえば、親父の還暦祝いにL.L.Beanのフライフィッシングセットをやったが、使っているだろうか・・・


[16:30]到着


　え？　いつのまに？
　いや、実は、記憶が曖昧なんです。(^^;)
　復路では高速道路を使わずに、313号を基本にしたのだが、途中でルーティングを誤って、復帰するのに適当な農道を使ったら、道幅1.6mコケだらけみたいな道で山を登ったり、降りたり・・・
　気がついたら、湯原を出てから一度も休まずに走り続けて（６時間）いました。




　ま、少々バランスが悪いけど、天候・気候にも恵まれて、結構要領良く楽しめたツーリングでした。　
　しかし、ツーリングの復路は高速道路で一気に戻るべきであるな。　渋滞にはまると、折角リフレッシュされた気分だいなし。




　只今のGS総走行距離：16435km … この夏は結構頑張ったから、ぼちぼち、オイル交換かな？。

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980830
今日は自転車のこと

　HANDSのサイクル用品売り場をうろうろとしていると、自転車のフレームの所に飲み物ボトルを固定するブラケット類の中に、1.5リットルPETボトル用の巨大なものを発見し、
「おぉ、これだよ、俺が欲しかったのは！」
　と、速攻で購入。　部屋に戻って、早速取付けようとするが・・・
「あぅ。　つかない・・・。」
　普通のフレームなら大丈夫なんだろうけど、Ｙフレームだったので、こんなでかいものは取り付かないんです。　トホホ。（実は、私はこの手の間違いはよくやる。取り付かないサドルを買ってきたり、取り付かないチューブを買ってきたり、取り付かない・・・、以下略(^^;)）


　この週末、西日本は割といい天気でしたので、ちょっとサイクリングに出かけてきました。

　大分涼しくなってきたとはいえ、昼間に走るのはしんどいので、早朝に出かける積もりで、（休日にはめったにしない）早寝をするも、結局出かけたのが８時という微妙な頃合い。　さてどうなるやら。

　目的地は23km先の広島空港。　確か、ここの外周にサイクリングコースがあった筈なので、緑の中を軽やかに走る自分をイメージしつつ、出発。

　すぐに「しまった」となる。　タイヤの空気圧をオフロード用に調整したままだったので、ロードは重いのだ。　まぁ、些細なことと諦めてそのまま進む。　５０分程して、このツーリング最大の難関（であろうと考えていた）高低差350m程・行程5kmの坂道に入る。
「き、きっつーっ！」
　適切にギヤを切り替えていけば、足はきっちり動くし(一応普段からスクワットとか爪先歩きしてるし…)、息が切れることもないのだが、とにかくしんどい。　体力を絞り取られるような感覚。　絶対に使うことはないであろうと考えていた下の方のギヤが、伊達じゃないと実感。　ツール・ド・フランスの選手はサイボーグだよ、絶対。
　鼻先から滴る汗でフレームが乾く暇が無い状態を３０分程続けて、「うぅ、一休みしよかな。　…ここで一休みしてもはるかの足を枕にできないし、お弁当もカロ○ーメイトじゃぁだいなしだしなぁ、もうちょっと頑張ろう。　…うぅ、もうだめかも。（13巻の）スクルドの気持ちが分かるなぁ。　お姉様〜（謎）」とか、思考がヘンになり始めたところで、聴いていたMDが『テクニカルパワー』になって、「うをー、あかりー！！（うをー、レミィぃ！でも可）（謎²）」などとふんばったので、結局一気に昇りきりました。　ご苦労様。(^^)

　サイクリングコースは12kmの”健脚コース”を選んだら、これまた高低差が150m位あって、途中でくじけそうになりましたが、気持ちいい風と風景に後押しされて３０分で一周しました。　貸し自転車でコースに出て行く家族連れの様子をほのぼのと眺めつつ一休みしていると、明らかに「あの5kmの山道を自走してきました。」みたいなロードレーサの兄ちゃんが、そのままコースに入って行くのを目撃し、「あぁ、ここにもサイボーグが。」(^^;)

　復路では、向かい風とタイヤ空気圧の低さの影響がじりじりと出始め、かなりしんどい状態となったが、何よりケツが痛いのがまいった。　女性は大丈夫なのだろうかとマジに心配になった。　乗り方・座り方が悪いのかな、俺は？


　今日は結局３時間半程度の行程でしたが、なかなか充実。…自転車の場合、カーブや段差乗り越え時の体重移動の悪さが如実に出るので、これを意識的に矯正することがバイクでも反映されるだろうな、とか、明らかにバイクに乗る時と同じ筋肉（二−グリップ用筋肉を除く）が激しく酷使されているので、トレーニングにはぴったり、とか、概ね予定通りな手応えでした。　いやぁ、いい汗かいたです。(^^)　昼寝しよっと。　ぐう。


　只今のGS総走行距離：15320km … またクラッチが滑り始めたなぁ。　坂道での加速時が不満ナリ。

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980823
楽しいけど、汗だく

　先日、２号線で７５周年記念カラーのR1100GSとすれ違いました。　むう、少し違和感。


　さて、MTBが届きました。

　受け取る前に、若干の講習を受けました。…分解の仕方や、輪行の際の注意事項、調整方法、使用すべき変速域、そして乗り方（！）。　この歳になって、”自転車の乗り方”を習うとは思いませんでしたが、習わなかったら乗るのが大変だったでしょう、きっと。　ママチャリ暦６年にもなると、それくらい違和感アリ。　
　ちなみに、バイクと比較して重量は1/20、価格は1/10なので、グラム当たり単価は二倍ザンス。　だからなんだ。

・流石、スポーツバイクだけあって、軽快軽快(^^)　あっと言う間の加速と、高速巡航、つんのめる様な減速、楽しいです〜。　ただ、小回りに関しては、バイクのほうがいい感じがする。（今は）
・ディレイラーはハンドルについたレバーで操作するんだけど、最初の内はブレーキと間違えてびびること、数回。
・完璧な前傾姿勢と、固いサドルには閉口するっす。　ケツと腰が痛い。
・ちょい乗りに使うにいいと思っていたけど、案外街中にはロックをかける場所が少なくて、自転車から離れられないっす。
・昔から憧れていた、”部屋に自転車”ってシチュエーションをやれて、ご機嫌。(^^;)


　只今のGS総走行距離：15140km … 走っていると、昼間でも少し涼しい感じのする場所がちらほらな今日このごろ。　でも、給油中はエンジン熱で私もスタンドの人も汗だく、みたいな。(^^;)

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980816
"X1"と言ったら、MINOLTA X1を髣髴する私は年寄りだなぁ

　先日、オイル交換に行った折りに、店頭にHONDA AFRICA-Twinがあったので１０年ぶり（！）にまたいでみました。

「で、でかいっ！」

　R1100GSのシートの方が断然低いので、かなりびびりました。　成る程、ラリーをイメージするよーなポジションにドキドキです。　ただ、私だと二−グリップできない（膝付近に突起がある）ので、乗れないなぁ、みたいな感じでした。　去年R1100GSを買うと決めるまでは、選択候補の一つで、前々から気にしていたので、少しスッキリ。　オフ乗りの憧れだもんね、このバイクって。（←推測）

　R1100Sが発表されて気になったのがリアドライブの所。鍛造パーツの形状が変化してますね。　来年から他のＲシリーズもアレになるのかな？　でも、本当に気になっているのは、コミュータのC1。　ヨーロッパ車（四輪）でミニカーが流行でＢＭＷも作るとかいう話を聞いていたが、ベンツAクラスを真似しないでこちら方面の手札も持っているとは、流石バイエル人だ。（←謎）　かっこいいなぁ、C1。


　さて、盆である。　ふと、日本の夏の二大風物詩：”コミケ”と”８耐”の類似点について考察した暇人の私であるが、ここでは割愛する。　どちらも行ったことないけど。


　散々難航していた自転車購入計画ですが、ようやく決着が付きそうです。
　先々週は無難にTREKの品物を（この時は”Ｙ３”にしよう）と考えていたのですが、トレック・ジャパンに問い合わせたところ、XL/Lサイズの品物が一切無い。（５０万超の機種ならあるけど、却下(^^;)）　うーん、仕方が無いので展示品在庫があるというKLINEの"PULSE Pro"に変更して貰ったら、後になってサイズを間違えていた旨の連絡があって仕切り直し、三度目の正直で特殊なサイズ（カタログに載っていない！）が見つかったGARYFISHERの"JOSHUA X1"に落ち着きました。(昨日、広島のHANDSに行ったら、"JOSHUA X0"が置いてあって、うれしいやら悔しいやら。)　あと、BONTRAGERの"PRIVATEER"もサイズがあったけど、なんかデザインが気に入らなくて却下。　かなりPULSEのデザインが気に入っていたので少し残念だが、来週末に納車予定なので楽しみである。　どうか、晴れますよーに。(^^)


　只今のGS総走行距離：15013km … あっと言う間にキリのいい数字を超えてしまいました。　購入以来940[km/month]である。　一年４ヶ月間、一応ノートラブル。　燃費も高速なら20[km/l]over、街乗りで17[km/l]、いいバイクだ。９５点。

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980802
正しくは、”週末はバイク人”

　先日、久しぶり(^^;)にバイクを洗いました。
　ツーリングの後始末なんですが、最後に高速上で雨に降られたので、泥はかなり落ちていました。
　問題は、虫！
　数多の虫共がアタックを繰り返していて、前面投影面は壮絶極まりない状況になってます。
　今回のツーリングで痛感した北海道ツーリングでの（案内書に書かれていない）注意点として、
１．虫が多い！（二時間も走ると、シールドに虫がびっしり！）
２．寒い！（早朝、しかも天候が悪い時に走ると凍えるっす）
　の二点を痛感しました。
　どちらも、移動ペースが早いことによって、より顕在化するものなので、のんびり旅する人にはそれ程でもないかもしれませんが。

　あ、虫に関しては、地域によってアタックされる種類が違って、
　「お、今度は緑色か」
　とか、
　「うわっつ、今度は汁が透明だ〜」
　とか、結構、げんなり。(;_;)　取り敢えず、夜に走るのはダメね、基本として。

　ちなみに、バイク洗車時は大雨。(^^)　ワックス塗るわけでなし、洗濯石鹸で泥と油を落すだけの洗車なんで、雨は関係ないんです。　寧ろ、童心に帰って楽しいのだが、最近の雨は体に悪いんだったなぁ・・・。


　あと、オイル交換。　3000km毎にしていたオイル交換ですが、今回は1000km以上オーバーしてしまいました。　おまけに、残存オイルが最低レベルをはるかに下回ってピンチな状態でした。　Newボクサーエンジン、注意しないといかんねぇ。
　ついでに、左右の給気バランスを診てもらいました。（たまにストンと止まる症状が出てきたので。）　が、異状無し。　どうも、インジェクションを制御するO2センサーの位置が汚れやすい場所にあるらしく、混合気濃度が濃くなっているらしい。→少し薄くしてもらいました。　そもそも、「このエンジンは、正規代理店のメカニックでないといじってはいけない部分が多く、メンテに制約が多いんだよなぁ」とのことです。　うーむ、善し悪しあるのは理解できるのだが・・・・。



　さて、MTBを買おうと思ってから、早2ヶ月。　車種が多すぎて選定できないので、専門家の意見を聞こうと、自転車屋に行ってきました。
　行ったのは、割とこじんまりとした店なんですが、品揃えとかディスプレイにセンスがあって、「あぁ、誠実にやってるよな。　多分、顧客の質も高いんだろうな。」と思える所を選んで、ドアを叩きました。
　店内を一通り眺めたあと、どしろーとである旨説明して、それとなくアドバイスを乞うたところ、非常に親身に教えて貰えました。(^^)
…メーカ毎のサポート状況とか、日米メーカの質の差とか、輸入品の取り扱いとか、アメリカ製品のサイクルとか、買う時期についてとか、基本的なサイズ選定基準とか、ミーハーな選び方基準(^^;)とか・・・、店の商売にプラスにならない点まで説明してくれたので、好感度＋１００でしたし、一気に勉強が進みました。　絶対ここで買おう。
　それにしても、またしても私に合ったサイズが入手しにくいことが判明して、少し気が重くなった。　私の体格だと、フレームサイズで少なくとも19.5インチ以上、できれば21インチが必要そうなのだが、そういったサイズは基本的に輸入台数が少なく、そもそもアメリカのメーカは一年分をまとめて生産してクリスマス商戦で一気にさばくのが基本らしく、丁度今の時期が一番流通が少ないということらしい。　よもや自転車までサイズで困るとは思ってもみなかっただけに、少しショックだ。
　うーむ、できれば円安前の値段設定であった'97モデルを狙っていたのだが、甘甘だったようだ。　夏中には入手できないかもしれない・・・




　只今のGS総走行距離：14616km … この３ヶ月で5000km走ってる。(^^)　別のバイクを含めれば6000kmだ。　”休日はバイク人”そのものザンスね。

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980725
虹を見たかい

　先日、もう８年も逢っていない、９歳離れた弟から電話が有った。

「おにいちゃん、バイク買ったよ。」

　貧乏暮らしのクセに。　兄弟だなぁ。　それに、小学生の時と同じ呼び方はやめろ(^^)
　そして思い出すのは１０年前のこと。　夏休みを利用して、昼は自動車学校、夕方〜深夜はコンビニでバイト、深夜〜早朝は宅急便でバイト、合間に2時間ずつの睡眠、みたいな暮らしをして手にした免許と、中古のオンボロバイク。　若かったなぁ・・・。
　ともあれ、この夏休みは、兄弟でツーリングに行けそうである。　なんか、既に”息子とツーリングに行く親”の気分かも。(^^)




　さて、GWネパールツーリングの５日目について書こうかな、と思っていましたが、突発事象があるので、そちらを、書く。
　てなわけで、

『突発・北海道ツーリングレポートぉ』

　わ〜、ぱふぱふ。（笑）
　実は、結構恥ずかしいツーリングだったのだが、まぁ、詳細は以下の通りでして・・・




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1998/07/17
[19:00]書店めぐり


　明日から連休じゃん？　実は、驚愕すべきことに、一週間も連休なん、”二年前にポシャった北海道ツーリングへ行こう”という強迫観念にかられて、取り敢えず終業後に資料探しに出かける。　北海道ツーリング資料の定番：『ツーリングマップル・北海道』と、『Outrider別冊・北海道』を求めるが、どこにも置いていない。　仕方が無いので、『ツーリングマップル・全国版』を買ってきて、買ってあった雑誌等を参考に、ルートを組立てる。　この時点で、北海道４泊・フェリー2泊の予定ナり。


1998/07/18
[11:00]起床


　昨夜は不安定なＰＣを何とかしようと、ドライバ類の根こそぎ交換作業をしていて、朝５時まで夜更かし。　あぁ、だるい。


[11:40]買出しへGo


　『ツーリングマップル・北海道』を求めて右往左往（書店を７件）。でも無かった〜。途端に心細くもなる。
　そんで、先日購入したハンディGPSへデータ入力用として、緯度経度の分かる北海道地図を探すが、これも無い。結局、地図帳を買う。何気に読んでみると、中学校以来の内容が割と興味深くて、いいかんじ。
　ついでに、マップメータも買ってくる。　やっぱ、走行ルートの距離は正確に把握しておきたいしね。
　いつものツーリング用パッキングは、防水ザック＋タンクバック＋デイパックなので、雨天時の対策として、防水サブバックが必要と判断。　安物のクーラーバックをホームセンターで買ってくる。　これで、肉とか野菜とか（ビールも(^^)）運べるな。
　・・・、とまぁ、結局140km位走り回る。


[17:00]ルートの絞り込み


　を、していたら、少しウトウトしてきた・・・


[17:30]フェリー会社に確認TEL


　「予約は二日前までなので、どのみち飛び込みになるのだが、まぁ、状況ぐらい聞いておくか。」→「今夜の便(23:30)なら、まだ少し空きがありますよ。」→「へ？、今夜？？」
　・・・！！！
　なんと、フェリー発着時間の資料としていた雑誌記事が、めためたに間違いだらけであることが判明ぃ！！　いきなり、今、この瞬間に出発するか否かの選択に迫られるワタシ。　ちなみに、明日の早朝に出発の予定だったので、荷作りの状態は０。
　晩飯を食いながら、支度、風呂に入って、バイクにギヤオイルを足して・・・


[19:03]出発


　いやに荷物が少ない。　多分色々と忘れているんだろうな〜、なんて思いながらも、舞鶴までの400kmを正味４時間で走らねばならないので、ひた走る。


[22:09]舞鶴道分岐通過


　山陽道から、岡山道を使って中央道に入ったのが敗因か？　大分時間をロスしている。


[23:15]舞鶴着


　でも、フェリーターミナルまでの道でで迷う。(^^;)


[23:23]フェリーターミナル着


　当然、手遅れ。
　しかし、キャンセル待ちで乗れなかった連中が数人いたので、間に合っていても結局はダメだったのが、救いといえば救い。（？）
　この時点で、明日の出発が決定。（北海道滞在日数４日→３日に減少）


[24:00]野宿


　ビジネスホテルを探すのも面倒、虫もいないし、寒くないし・・・ってことで、ターミナル裏にマットを敷いて、寝る。
　ついでに、このメモを取り始める。　星がキレイ。
　雨が降ってたら悲惨だったよなぁ。



1998/07/19
[02:23]目が覚める


　あ、三日月がのぼっている。　付近の埠頭には、釣り人がチラホラ。
　ん？月に輪が出ている。　明日は雨が降るかも。
　少し寒いので上着を追加。


[04:57]起床


　結構眠れた積もりだが、流石に姿勢が苦しかったせいか、体が痛い。
　しばらくぼーっとする。
　まっずいなぁ、このうな丼（昨夜、コンビニで買ってきた奴）


[06:00]準備


　ルートを見直しして、GPSにデータ打ち込み。
　ちなみに、野宿位置はN35°28'41.9"/E135°23'41.2"だって。
　釣り人、朝の散歩の人で賑やかになってきたので、ターミナルの表にバイクを移す。


[08:00]寝る


　暖かくなってきたので、ウトウト。　一旦片付けたマットを敷いて、ぐう。


[08:45]乗船手続


　今夜、23:30の便を取る。
　で、復路の予約をしようとしたが・・・、げぇ、満席で取れない！！
　流石に北海道でキャンセル待ちするのはアレなので、様々な選択肢を考慮しつつも、結局一日短縮することに。　
　この時点で、日程の短縮が決定。（北海道滞在日数３日→２日に減少）　フェリーが往復６０時間なので、北海道滞在時間のほうが短いときたもんだ。　とても恥ずかしくて言えないっすよ、こんな日程。(T_T)


[10:00]舞鶴周辺ツーリング出発


　気を取り直して、折角なので、出港までの間もツーリングに行くことに。
　北海道でのＧＰＳ運用の練習の積もりで、通過ポイントの経度緯度をＧＰＳに入力して出発。
　自分と同様に、野宿していたという人（阪大2年）も誘うが、「眠れなくて、気分悪い。」ってさ。　うーむ、情けない。（←身勝手）
　取り敢えず、日本三景の一つ、天橋立へ。・・・流石に連休だけあって、混雑している。　目の前を走っていたのが、京都府警のジェットスキーを積んだ車だったのには驚いたけどな。　天橋立は、混雑していたから入らずに、駅前で一休みして、通過。　弱い。
　ＧＰＳに入力したデータの精度が悪いことが判明。　なんとかしないと。
　ワインディングが結構イケルので、少しくらいの渋滞は堪忍する。
　道路脇に海水浴場が点在するので、なかなか目の保養になってよろしい。(^^)　水着＋濡れTシャツとか、こう・・いいねえ。


[11:30]丹後温泉着


　入浴。　国民宿舎の温泉なので、完全に浴場なんですが、海が見えるんで許す。　すごい数のトンボがいて、それを捕虫網を持った子供が追いかけ回していて、ほのぼの。


[14:15]丹後松島着


　一休み＋昼寝。
　ヤンキー二人が来て、いきいなり写生を始めたのにはびっくり。　いい趣味してるよな。
　そのあと、GPSの精度確認の為に林道に入る。　割と使えることが判明。　特に迷った際のリカバリは完璧。（走行ルートのトレース）
　で、舞鶴へのに復路、これがばり渋滞。　すりぬけの鬼と化す。　おまけに雨も降るしな。　（そんな私に追いてきた巨大カウルのR1100RTの人、アンタ無謀。）
　途中、”鬼のなんたら博物館”みたいな標識があったのに心惹かれたが、時間も無いのでやりすごす。　あぁ、心残り。　結局、240km位走ったな。


[18:30]再度、舞鶴・フェリーターミナル着


　もう、入船待機位置にバイクが並んでいたので、私も並べる。　８台目。　見るからにクセの有りそうな連中ばっか。　バイクもキテレツなのが多いし。　（女性も2名）
　それにしても大きい船だ。　係委員に訊ねたら、全長200mで、バイクなら80台、車200台＋トラック＋人のキャパシティがある、日本最大のフェリーっすよ〜、てなこと。　スタピライザーもあるので、揺れも少ないということで、船酔いの心配も無くなって、気が楽になる。


[19:45]寝る


　また、マットを敷いて、雑魚寝。
　目を閉じてウトウトしていると、様々なバイクの音色が聞こえてきて、すっごいココチヨイ。
　が、雨に降られて目がさめる。　げ、結構降ってきたなぁ。


[22:06]乗船開始


　数十台のバイクに一斉に火が入る様は、けっこうスゴイ光景で、興奮するものがある。　ちょっと、暴走族な気持ち。
　高低差１０数メートルのスロープを一気に駆け上がって、第二甲板に荷物を降ろして固定。
　二等船室は、狭いけどキレイ。　デッキもキレイなので、思わずタイタニックごっこをやりたくなるが、ぐっと堪える。（船首には入れないけどね。）
　風呂へ行くが、湯船が熱すぎでシャワーのみ。
　ちなみに、自分の寝床は、ドアのヒンジ側の脇を取るべき。（ドアのポケット部分が独占スペースになるから。）


[24:00]就寝


　ビールを買って、明日の予定を確認して、毛布をかぶって、ぐう



1998/07/20
[07:45]起床


　うーん？　未だ疲れている感じ。
　寝ている人多し。　明日は04:00出発だから、今寝過ぎるとしんどいなぁ、ってことで、無理矢理起きる。
　雨が降っている。


[10:00]ルート検討


　朝食を取りながら、地図を眺める。
　なんせ、時間が少ないので、ちゃっちゃと移動できるように準備する。
　ＧＰＳデータ作成。・・・単調作業で眠くなるなぁ。　昨日一日使って、電池寿命が５０％になっていた。明日一日は使えるであろう。


[10:30]船内散歩


　お、晴れてる。
　船首付近はすごい風で、息をするのすら辛いくらい。
　ちっちゃなプールとか、フィットネスルームとかあるのには笑ったが、ゲームセンターの脱衣麻雀づくしなのにはもっと笑った。（トラックの運ちゃん向け？）
　第５甲板でＧＰＳをチェックしている人を発見。　EMPEXの新型を使っていた。　市町村市役所の座標ROMが入っていて画面も細かいのが羨ましかったが、電池寿命が6時間ときては却下。


[13:00]昼食


　レストランで、バイキング。　ちょっと食べようと思うと1500円位かかってしまうのは、閉口。　今回、手持ちの金が無いからなぁ。


[13:45]昼寝


　これが敗因か？　夜、寝れなくなる。
　・・・この後、何やったか覚えてない。　メモも取ってないし、


[18:00]夕食


　この後、夕日を見に甲板へ


　太陽にかかった雲に虹の輪が出ていた。　と、いうことはアレは絹層雲？　じゃ、明日は雨？？
　タイタニックごっこをやっているグループあり。　客観的にみて、恥ずかしいな、アレは。
　日没と同時に、小樽を出たフェリーとすれ違ったので、けっこう印象的なシーンを見れた。


[19:30]寝る


　寝れん。
　時々、ウトウトするのだが、変な夢見て目がさめる。
　変な夢の例：「あぁ、そう言えば俺はもう死んで居たんだっけ。　（誰かに対して）ごめんなぁ。　これに気付いたから成仏せな・・・」→そんなわけないだろー！って飛び起きる。



1998/07/21
[02:45]起床


　寝てないけどね。　（それでも３時間位は寝たかな）
　下船準備を促す放送が入るので、仕方なしに起きる。（実はバイクの下船までは、まだ一時間半あるのだが・・・）


[04:10]下船


　船室から出るのがビリでした。
　でも、荷物のパッキングは（慣れてるし、少ないので）早いので、他の人を手伝って、4:25頃に北海道への第一歩。


[08:00]先ずは旭川〜層雲峡へ


　自動車道を使ってワープ！
　途中、霧雨とかあってびびるが、まずまずの天気。　でも、寒い。（１７℃）
　走っている途中、何故か、『超電磁 バイオマン』のＯＰが思い出せなくて、気になって仕方が無い。　あと、『ダイナマン』のＥＤも。
　給油しようにも、スタンドが開いていないのが心細い。　北海道の朝は早いというイメージがあったが、牧場など一部の人だけみたいですね。（当たり前か）
　層雲峡は、思っていたよりもかなりダイナミックで、見惚れてしまいました。　ここで給油。
　その後、318沿いに突っ走る。　スラローム、直線、の繰り返しで、なんと気持ちの良いことよよよ。　道路独り占め状態だし。　時折、対向車線のバイクと挨拶を交わして、あぁ、北海道に来たんだなぁ、って感じで、幸せ。
　途中、”熊に注意”とか、”キツネ園”とかの看板に、ほのぼの。


[09:00]ルートミス


　分岐を間違えて、往復100km程ロスする。
　しかし、あの気持ちの良い道をもう一度走れるとあって、全然苦にならない。
　そもそも、平均時速が想定の倍近いので、時間的にはちっともロスになってない。(^^)


[10:10]三国峠着


　成る程、いい風景。　スラロームも極上。
　でも、眠いなぁ。
　ようやく暖かくなってきたので、一休み。
　次々とライダーが集まってきて、雑談と、記念撮影。
　ＧＰＳのデータがピタリ一致していたのがうれしい。（一昨日の経験をもとに、きちんとした測り方でデータを作成したからね。）




[11:00]上幌別着


　コンビニで今夜の食材を調達するついでに、銀行の場所を聞いて、金を降ろす。（結局、降ろす必要は無かったんだけども）
　あぁ、銀行に入る際に、ヘルメット＋サングラス＋プロテクタ＋ブーツの完全武装だったから、入った途端に視線が集まったっけ。(^^;)


[12:30]昼食


　道すがらの、はやっていそうなラーメン屋に入る。→アタリだった〜。おいしー。(T_T)　この時点で結構だるかったけど、目がさめた。
　テレビで天気予報をやっていた。　げ、明日は雨？！
　少しゆっくりして、出発


[13:10]給油


　ようやくホクレンに入れた。　憧れのフラッグを貰う。(^^) うーん、これで名実供に北海道ツアラーだ。
　この時点で、既に450km走っていた。　この後、トムラウシへ。


[14:30]ヌプントムラウシ温泉着


　トムラウシ線は、もー、アドレナリンがドバドバ分泌されそうな、ナイスな道路で、気持ち良いこと甚だしいことといったら、もー。　スラロームに、湖に、雲に、うっとり。
　曙橋からのダートも、これまで見たことがないようなキレイなダートで、最高時速90kmは出たです。　
　温泉は、間欠泉を原泉とした野味あふれる完全露天で、これぞ秘湯って感じで、good。（脱衣場は不要だと思うけど。） ちなみに、夜は熊が出るらしい。
　丁度、先客のオフロード軍団が出た後だったので、一緒に来た（９９みたいな）学生コンビとくつろいで入浴できた。　連中のケツ写真も撮らされたしな。　あ、オフロード軍団の一人は、丸木橋渡りで失敗して、川に転落しそうになったとか。　タイヘンねぇ。
　復路で、女性ライダーに道を聞かれたが、戻って入りなおした方が良かったであろうか。(^^;)


[17:00]トムラウシ野営場着


　ここまでのダートもいい。　かっ飛ばしまくりのＷＲＣ状態で、バイクがえらく汚れた。
　さっさとテントを張って、速やかに晩飯作って（一寸作りすぎて苦しかったが）・・・


[19:00]就寝


　明日は早いしね。
　この後、22:30と02:30に目がさめて、トイレに行く。　寒いっすよ。



1998/07/22
[04:45]起床


　塵を纏めて袋に詰めておいたのだが、キツネに散らかされている。
　朝食を取りながら、撤収。


[07:04]出発


　今日は静内を目指す。
　懸念していた雨は大丈夫で、日差しも暖かい。
　・・・なんて、思っていたら、日勝峠で霧雨。　濃霧の中を○○○km/hで突っ走る恐怖！　トンネルの中まで霧！！　死ぬ、死ぬ・・・なんて言っているうちに、スカッと晴れてワインディングGoGo状態に。　ツイスティな道路と直線の連続に、うっとりする。
　日高周辺から、道路脇の牧場が牛から馬に変わって、雰囲気が違ってくる。
　門別で太平洋に到達するも、荒れ模様。　天気も悪くなってきた。　入り江がかすんでいるのは霧か、波しぶきか。


[09:54]昼食


　新冠で一休み。
　今日の天気予報を調達。　うー、午後からやばいかぁ。
　ついでに夕飯の材料と、明日の朝食を購入。
　サラブレッドのふるさとだけあって、牧場だらけ。　でも、ひたすら草を食む馬ばっかだなぁ。


[11:30]静内温泉着


　その裏のキャンプ場に入る。
　雨の降った場合（の水の流れ）を想定して、テントを設営。
　温泉（つーか、浴場）に浸かって一息。
　天気もいいので、誰もいない芝生の広場にねっころがって、昼寝→いつの間にか寒くなって目がさめる。
　静内周辺を見て回る積もりだったが、雨が降りそうなので止める。（正解だった）


[15:00]晩飯


　調理していると、このキャンプ場に逗留（？）しているヌシさんが登場。　競走馬の話をいろいろとしていたけど、ワタシには念仏状態でした。
　晩飯は、食欲が無かったけど、何故かおいしく食べれた。　旅行効果って奴？


[16:00]寝る


　明日は2:00起の予定なんで早く寝る。
　雨も降ってきた。


[19:30]目がさめる


　ツーリングの連中が騒いでいて、やかましい。
　雨音も強くなってきた。


[21:30]また目がさめる


　女性ライダーの声が耳に付く。
　あ、みんなでカニを食いはじめたぞ。　う〜、参加したいが、明日のフェリーを逃すわけにはいかないし〜・・・、ぐぅ。



1998/07/23
[02:45]起床


　すぐさま朝食、撤収。
　キタキツネが一頭、回りを馴れ馴れしくうろついてかなわん。　油断するとテントの中に入ろうとするし。　撤収しつつ戦ったが、バイクに装着したタンクバックの中をあさられたので、怒る。　キック。　あんなの、キツネのコン太じゃないやい。（謎）


[04:05]出発


　10:00の便に乗るために、小樽まで突っ走る。
　が、案外余裕があるので、全部下の道路で行くことにする。
　雨も降っていないし、道路もすいているので快調。
　静内付近は霧が濃かったので、「朝霧の草原で、馬が走る様はかっこいいだるなぁ」なんて、イメージをしていたが、こんな朝では馬がいない。(^^;)　いても、草を食んでいるし。


[06:30]札幌着


　北海道の人に迷惑をかけている身としては偉そうなことを言うのは憚られるものがあるが、札幌に近づくに従って、交通マナーが劣悪になっていくのに閉口した。　すっげー危険。　大阪の方がマシかも。　特にトラックは日本最低の部類かもしれない。
　恵庭の手前で、”柏木”という地名を見つけて、少しニヤリ。（謎）
　羊ヶ岡展望台やポプラ並木は回っている時間が無いので、パス。　大通公園、噴水、テレビ塔、時計台を駆け足で見て、すぐにダッシュ。　我ながら風情がないなぁ。


[07:35]小樽着


　渋滞に巻き込まれたけど、なんとか予定の時刻に到着。　全然疲れていないので、時間さえ有れば羊蹄山一周くらいできるのに〜。
　今度は６番目でした。
　乗船開始まで一時間半近く有るので皆とだべる。　往路よりもさらにクセのある人が多い。　また、６０過ぎの人がやけに多い。
　日差しも厳しい。　ふと太陽を見あげると、またしても虹の輪が出来ていた。　きっと午後から雨だろう。


[09:15]乗船開始


　今日乗る”らべんだぁ”は、往路で乗った”あかしあ”と同形艦みたいですが、少し古い感じ。　でも、内装は改装されているので、キレイ。
　隣りには新潟航路の”あかしあ”が停泊して、バイク・車を飲み込んでいた。…こっちはバイクの乗船がラストで、いいなぁ。（下船が最初になるから。）
　出港後は、やることが無いので、食っちゃ寝の繰り返し。　しかしっ、ワタシにはザウルスがあるので、いろいろとやっているうちに、電池が切れて、デッドエンド。　仕方なく、運動したり、漫画買ったり。　うーん、折角のクルーズなのに、全然優雅じゃない。(T_T)



1998/07/24
[04:46]起床


　昨夜降っていた雨が止んでるので、しばし海原を眺める。　誰も見ていないのをいいことに、タイタニックごっこをやりたい衝動にかられるが、ぐっと堪える。
　一晩ザウルスを休ませたので、少し使えた。　が、すぐダメ。　再び、食っちゃ寝。


[16:45]下船


　定刻から２５分ほど早く接岸したので、荷作りを終えたのが17:00頃。
　あぁ、やっぱ本州は暑いなぁ。　日差しもきついし。　って、晴れてるじゃん、ラッキー！


[17:05]舞鶴道


　バイク軍団の列が続く。(^^)
　快調に飛ばしていたが、17:45頃から雨に。　それでも、この程度の雨ならゴアジャケット＋モトパン＋ブーツ装備に加えてＧＳの私は○○○km/hで突っ走る。　それまで絡んできたＺＲＸのにいちゃんをおいてけぼりにできて、少し優越感。
　雨天域を抜けると、予想通り虹の柱が立っていて、気分は高揚。
　前の車のあげる水しぶきにも虹がかかっていてキレイだ。
　そして、中国道接続で、一旦大阪側へ走って山陽道に入るルートを選択したところ、目前に180°の虹の大アーチがそびえたっており、気分は最高潮に達する。　ツーリングのフィナーレにふさわしい演出（誰の？）に大満足でした。
　これで終わりかと思ったら、山陽道に入って３０分程走った頃に、ふとバックミラーを見ると、虹の柱が写っており、余韻も味わえました。


[20:25]濡れる


　快調に走って、山陽道出口近くのサービスエリアで食事をしてたら、雨が降り出した。くそっ、あのまま突っ走っていたら濡れずにすんだのに。

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　ツーリングの玄人から見れば、泡吹いて即倒してしまいそうな、”悪い”ツーリングの例でしょう、これは、きっと。　自覚もあります。
　しかし、実が少なくとも強行した意気ををくみとってくだされ＞？
　そして、図らずも、虹づくしとなった今回のツーリング、バイクに乗りはじめて１０年目のいい記念になりました。




　只今のGS総走行距離：14483km … 今日はメンテだな。

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980712
ネパールツーリング７日目

　さて、夏である。
　渋滞路をエンジン熱に焼かれながらぐてぐて走っていると、隣りに白バイがついて１５分程並走された。　そりゃ、もう、全能力を駆使して交通法規走行しましたよ、わたしゃ。　結局、対向車が右折禁止交差点を右折する現場まで延々頑張って、走り去る白バイを見送って、「ふっ、勝ったな。」




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1998/05/02
[05:30]


起床。　前日に現地レンタルしたバイクは返却しているので、今日は足が無い。　なんとも心許ない。


[06:17]


空港へ出発。　何故空港かというと、”マウンテンフライト”：ヒマラヤ山脈を空から眺めるツアーに山間する為だ。　当然窓側の席を取る。　トリヴァン空港の国内線ターミナルに入る際に、他の国内旅行客（大半が欧米人）と一緒にボディチェックを受けるが、ザル。金属探知機の電源が抜けてるもん。(^^;)　ヒッピー（死語？）みたいな不良外人のにいちゃんと指差して笑ったっす。　ターミナル内には、ボーディングの電光掲示板はおろか、看板すらないので非常に心細い。　トイレは、言語を絶するっす。（多くを語りたくない・・・・）　


[07:20]


TAKE OFF。　ターボプロップのコミュータ機で、エンジンはロールスロイス。　窓のすぐ外にはエンジンがあって、視界が狭い〜。（涙）　カトマンドゥ盆地の朝は、霧におおわれて、巨大な湖の様でした。　すぐに雲海に突入、暫く真っ白。


[07:40]


ヒマラヤ山脈！　にわかに雲がとぎれて、眼前に切立った白く輝く頂の列が現れて、機内は騒然となる。（みんなで片側に移ったから、傾いたんじゃ？(^^)）　私の席の窓は、二枚ガラスの間に水滴があったので、別の席に移りつつ、写真を撮りまくる。　コクピットに乱入した際には、丁度エベレストが正面に！　デカい。　フィルム一本、撮り切りました。



[08:30]


Landing。　ホテルに戻る。


[09:30]


朝飯。　相変わらず、ワケの分からんダンディじいさんが給仕。　食後、気分が悪かったので（飛行機の中ではしゃぎすぎ？）、昼寝する。


[13:00]


カトマンドゥ市内に繰り出す。　大してデカい町ではないので、一通り回る積もりで、てくてくと行く。　いい天気。　ミネラルウォータを買う。　なんか、古い気がしたが、日付は大丈夫なので、飲む。（多分、このせいで、この後一週間ゲリ人間になる。）　曼荼羅を買う。　店内に引き込まれたが、半額までは値切る。（それでも、多分ボラれているだろうが、自分は満足したので、気にしない。）　途中、別行動でスワヤンブナート寺院まで歩いて行っていたAさんと偶然合流。　その後、一緒に行動。　バザールでは、しつこい客引きに閉口するも、撃退。　二人分のＴシャツ＋帽子で、し烈な値引き合戦するも、結局ボラれていたことが判り、Aさんがっかり。


[15:40]


一旦ホテルに戻る。


[16:00]


また出発。　今度は,タクシーをつかまえて、ボルドワール寺院へ。　ヒンドゥー教の大寺院で、夕方から沐浴があるらしいので、Go。　着いた途端に、謎の現地人が（勝手に）ガイドに付く。(^^;) うっとおしいので、40分程ガイドさせて、20Rs払ってさよなら。　ガイドよりも、現地のサッカー熱の話が面白かった。　カズ、中田が人気らしい。


[17:50]


豪快な夕立。　寺院の石段を（まとわりつくサル共を蹴散らしつつ）駆け降りて、よくわからない塔（シヴァ神の像が中にあった）の軒先で、他のネパリアンと、雨宿り。　開き直って、悠然と雨に濡れて歩く西欧人老夫婦がかっこよかった。


[18:30]


タクシー拾って、ホテルへ。　韓国製タクシーで、割とキレイ。　メータがあるのに料金交渉攻撃を受けたので、「いい車ですね。」反撃したところ、日本車の話に花が咲いて、いい雰囲気に。　どうも、カローラをメーカ名と思っているらしい。　ホテルで、シャワーを浴びて、荷作り。


[20:00]


晩飯。　和食レストラン『富士』へ。　おいしくない天ぷらと、鍋を食べる。　カレーでいいのに。(^^;) 恐らく、今夜我々と一緒の便でネパールを去るとおぼしき日本人の一群が、酔っ払って騒ぎ出したのには、大閉口。



1998/05/03
[00:20]


トリヴァン空港へ。　のんびりしたもんで、ちっともターミナルに入れてくれない。　とほー。


[01:23]


ようやくボーディングチケット発行。　今度は禁煙席で一番前だ。　現地ガイドのアショカさんともお別れ。出国カードを預け荷物に入れていたので、即席ででっち上げる。　やべー。　空港内で、免税店を走り回る連中の気が知れないと思いつつも、一眠り。


[02:45]


TAKE OFF…しない。(^^;) のんびりしたもんだ。　機内泊だが、シートが小さくて、辛い。　上海で給油の際は、寝不足でふらふらしながら機外へ出るも、中国人スチュワーデスさん御一行が現れて、シャキッツ！！(^^)。


[11:40]


関空着。　ゴールデンウィーク旅行客でごったがえしている・・・と思いきや、入国審査のところには（正真正銘）一人もいない！　びっくり。　ツアーで一緒だったBさんと別れて、はるかに乗り込む。　Aさんはすぐ寝る。　私は、天王寺で降りて、日本橋へ。(^^)　我ながら奇矯な行動だと苦笑いするも、これが成田だったら秋葉原に絶対に行くなぁとか確信している辺りが、ありがちである。　3時間程歩いて流石に疲れたので、新大阪から新幹線で広島へ。　ふう。　後片付けの前に、留守電で出張中止を確認し、すさかず『White Album』モードに入る私。　あぁ、もう。(^^;)　ん、取り敢えず終わりだな。





---


・・・と、まぁ、ツーリングレポートと題しているにも関らず、この日はバイクに乗っていないので、単なる旅行記である。
　しかしながら、後日談があるのである。
　この日のホテルは、昼までしか予約されていなかったのに、我々は夜まで使っていた為、追加料金を払わされたのである。　旅行会社スケジュール表と現地ガイドのミスである。　まぁ、大した金額ではないものの、ムカツクので日本に戻ったら、旅行会社とやり合うことを皆で決意した。
　で、先日、会社から手紙が届く。

「ミスは認めるけど、注意してたら気付いたでしょ？　だから返金しません。　代わりに、夏にキャンプイベントがあるので、無料招待します。」

　・・・納得いかない理屈である。
　イベントは行ってもいいなぁとは思うけど、普通の土日で静岡まで行くのはツライしなぁ。
　てなわけで、少し後味の悪さが残った初海外ツーリングだったワケです。　まぁ、それ以上のものも得ましたので、満足していますが。
　残りの日のツーリングレポートは、また、おいおい書こう・・・なんて言っている内に、夏のツーリングの季節だなぁ。(^^)



　只今のGS総走行距離：12223km … 13000でオイル交換の予定だが、夏休みツーリング中に突破しそうで、中途半端だなぁ

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980620
警察のクソ野郎！

警察の
クソ野郎〜〜っ！




　はぁ、はぁ、はぁ。
　畜生めっ！！　あの標識は納得が行かないぞ！！　１０００人いても、あんたらの考えているように解釈する人は一人いるかいないかの筈だ！！

　・・・てなワケで、右折禁止違反で減点２と罰金6000円取られてきたところです。　納得いかーんっ。

　”入”字状の幹線道路への合流地点に、”ノ”の方から侵入する私が、その２０メートル手前にある小路を見つけて曲右折したたら、右折禁止で捕まった。　その小路の角には高さ8mのポールが立っていて、”指定方向外進入禁止”の標識がある。　その標識では、左折・直進しか出来ないことになっている。　普通、これを見たら、合流地点の事を示していると思うよなぁ！！　紛らわしいこと甚だしい！！　アメリカなら訴訟モノである。　多分、同じ違反で沢山の人が捕まって、同じことを言ったのだろう。　道を挟んでもう一つの”指定方向外進入禁止”の標識が増えていた。　警察はアホである。　若しくは、姑息である。　そうならそうと、おとなしく”進入禁止”の標識を立てとけ！　あれだけ見通しのイイ道なんだから、あそこが右折禁止なんて、誰も思わんぞ！！

　あー、むかつく。
　折角のゴールドカードなのに。


・さて、気を取り直して
　夏休みに、また海外ツーリングに行くつもりで計画をたてていたのですが、人数が集まらずに中止になってしまいました。　がっかり。　天山山麓ツーリング、行きたかったなぁ。　トホホ。
　さて、何処へ行こうかなぁ・・・・


・近頃、ＭＴＢに魅力を感じるようになってきた。　別に、某はるか嬢のメルセデスとかに触発されたわけではないが（ホントか？）、いい自転車が欲しいなぁと。　だって、今通勤で使っているママチャリ、多分、市内で一番ボロだよ、きっと。　なんてったて、サドルが取れている。(^^) 駆動系統は整備しているけどね。　で、新しいのを買いたいなぁ→どうせ買うならいいものが欲しいなぁ→俺が買うなら、やっぱＭＴＢでしょう、てな論法で、ハイ。　ＢＭＷ製ＭＴＢ”HIGH-TECH”はフロントサスがテレレバーなんで、なんとも食指が動きまくりだが、メルセデスＭＴＢより高価な４５万円なんで、流石に却下。　プジョーか、パナソニックの折り畳み式の奴とかかな、無難に。　てな、状態。　そのうち、買うだろうな。　そのうち。

　只今のGS総走行距離：11590km … 青切符にナンバーが書かれてしまったね、ゴメン。

---

980605
蛍・・・ネパールツーリング三日目

　今更だが、ＧＷのネパールツーリングレポート。
　上手い体裁が思い付かないので、取り敢えず、暫定的に内容のみのベタ書きで。
　しかも、突然３日目から。



---




1998/04/28
[05:30]


　起床
　標高3000m近いダマン峠の朝。→寒い！！　Tシャツに、厚手のシャツ、ウインドブレーカにツーリングジャケットを重ね着して外に出る。
　おぉ、晴れてる。　徐々に明るくなる東の空に、ヒマラヤの山々のシルエットがだんだんとはっきりしてきている。　慌ててカメラをかついで展望台に登った。　180°近い展望にため息をつきつつ、夢中になって写真を撮りまくる。
　暫くすると、ホテル（ロッジ）の管理人が、朝の紅茶をわざわざ展望台までもって来てくれた。　熱い（ネパール式なのか、香りが無い）紅茶をすすりながら、日の出を拝んで、一息。


[06:00]


　ロッジに戻り、朝食までの間に出発の準備をする。　が、昨夜洗った洗濯物が完璧に乾いていない！　無駄と思いつつも、ようやく当りはじめた日光にさらしてみる。　あぁ、今日はこんなのを荷物の中に入れて走るのか・・・、と、少し憂鬱になる。
　が、日が出た途端にみるみる暖かくなりはじめ、凍えて辛いことは無さそうだな、と、安堵する。


[08:30]


　出発。　が、チェーンのたるみが気になって、すぐに停車。　張りなおして、リスタート！
　直している間、道路脇の村で飼われているアヒルが妙に気になる。


[09:00]


　一回目の休憩。　かなり早めの休憩だが、それ相応のハードさなのだ。　道路は相変わらずモーグル競技みたいだし、何故かわざと砂を撒いた路面が多いし、先日の雨で所々すごいことになってるし、時折走っているトラック（ＴＡＴＡ）を抜くのは決死の覚悟だし、他のみんなは速いし（俺が遅いのだ）、まぁ、それでも僅か３０分で1700m駆け下ったのだから、よしとする。　休んだ民家では子猿が飼われていて、その愛敬ある仕草で、なごむ、なごむ。


[10:30]


　二回目の休憩。　大分暖かくなってきた。　標高も既に100mくらい。 道路脇で休もうと思ってサイドスタンドを出したら、ばねが吹っ飛ぶ。(^^;)
　この後、国立公園に入るゲートで手続きをした後、対向車のいないキレイな道路を突っ走って、ああ、いい気持ち〜、と思いきや、突然河川敷きに入ってのオフロード走行。　握り拳〜頭大の石とホコリで、結構ハード。　そして、ようやく幹線道路に入って・・・


[11:20]


　と思ったら、パーキングエリア（みたいな役目を持つ村）で昼飯を取る。　いわゆる、”ネパール式定食”だ。　ミネラルウォータが美味い！　かなり暑くなってきて、食欲も無いのだが、水っぽいカレーと、パサパサのご飯は、かなり美味しくて、食が進む。　鶏のカレー煮込みもイケる。　でも、マンゴーは不味かった。　味がね−よ。
　変な弦楽器を弾くおじさんが、しつこく買ってくれと付きまとうが、無視。
　多分ポカラに向かうトレッキング客（欧米人）を乗せた（キタナイ）バスが来ると、店の人がみんな客引きに行ってしまって、我々はポツン状態。


[12:48]


　チトワン国立公園前のレストランに到着。　標高30m、熱帯！　３６℃！！
　我々のバイクは無敵状態で、無法の限りを尽くす。　兎に角、抜かす、抜かす、抜かす。　ハイビスカスの花が増えだして、バナナが両脇に茂った熱帯の雰囲気満点の道路を、時々ヘビを棒の先に付けた子供が飛びだしてきて、走っていても汗が乾かない温度と湿度の中、ひたすら突っ走ってたどり着いたレストランでのコーラ−が上手いっ！！　くっ〜っ！
　チェーンに塗ったグリスが、外れたスプロケットカバーの所から飛び散って、ブーツに堆積していた。　う〜、イヤだなぁ。


[14:35]


　ジープに乗り換えて、国立公園の中へ入る。　皆は荷台だが、出遅れた私は乗れなかったので、前部座席に座れた。　ラッキー。(^^)
　途中の道も、まぁ、ひどいもので、日本の”オフロード”林道の方がマシかも。
　点在する村で見掛ける学校の制服を着た子供達や、鴨が、すっげーラブリーで、メロメロっす、密かに、サングラスの奥で。
　３０分ほどで、ナラヤニ川沿いのロッジ着。　暑い。


[16:00]


　シャワー（当然、水）を浴びて、一休みしたあと、エレファントライディングへ出発。　ゾウの背中に付けた籠に乗って、ジャングルへＧＯ！　クジャク・シカ・サイを見れた。　ゾウ二頭で行ったのだが、片方の機嫌が悪く、そのうち両方とも悪くなって、「パオーッ！！！」って叫んでは、ジャングルの中を暴走しやがったりして、かなりビビる。　一頭の後ろに付くと、そいつが歩きながらぼろぼろフンをしたりするのが丸見えで、ちょっとイヤ。　ゾウ使いが”ジャングルレモン”だと教えてくれた、いい匂いのする木の葉っぱが面白かった。
　結局、最後にナラヤニ川を渡る時、夕焼けに染まる西の空を映しこんだ川面を渡る水牛の群れのシーンが、一番印象に残った。


[19:30]


　もういっぺんシャワーを浴びたあと、食事へ。　電気が無いので、ろうそくの光の下で食べる。　ちょっと雰囲気出るよな、こういうの。　ぬるいビールも、またおいしい。　少し歩けば真っ暗闇の中、皆と話が弾む。


[20:30]


　星がキレイなことに気付く。　やぶ蚊が気になるけど、皆でねっころがって、空を眺める。　ジャングルの中から、時折動物の鳴き声が聞こえてくる。　「なんかヘンだよな、俺達、ヒマラヤを見に来たのにな(^^)」　そう、いいつつも、結構、満足。
　先程から、どうも、流れ星が多い。　注意して見ていた私が叫ぶ。　「あ、蛍だよ、アレ！！」　日本の蛍と違ったタイミングで明滅するのと、15m位の高さに居たことで、暫くの間は蛍と気付かなかったワケだ。
　”本当に凄い星空”に比べれば、湿度が高いせいか少しダルい感じの星空であるが、それでも十分にスゴイ星空の中を舞う蛍。　虫の音、ジャングルの香り、雰囲気が、妙に心に染み込んで、心地良かった。


[21:00]


　消灯。　（実は、トイレのところに掛けて、点けっぱなし。）
　一晩中、ランプの匂いと、動物の気配がする、ジャングルの夜・・・・。







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　現在のGSの総走行距離：10620km。　友人Ｈの結婚式に神戸まで行ったおかげで、随分と距離が伸びた。　が、順調に突然エンストする回数が増えてきた。　早く左右の給気バランス調整しないと。

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980529
カメラを持っていなかったのが残念

・ＧＳの総走行距離が一万キロを突破しました。　わー、パチパチ。
　お気に入りの県道３３号線（広島県内を国道2号線とほぼ平行に走る。　非常に交通量が少ない割に良い道路。　広島市街からの復路に最適。　この道をベースに上手くルートを取ると、50km程の区間で信号が２つのみ。　この区間で平均対向車5台、追い越し車両２台。　高速コーナー、ワインディング、斜度２０の狭路、田んぼ道などなど、平均時速○○○でかっとび可能。）で、ふとメーターが”９９８４”を示しているのに気付き、その後はカウントダウンしつつ走り、”１００００”でハザードを出して路肩によってタンクバックから烏龍茶を出して乾杯！(^^)。 雲一つ無い青空に続く緑のトンネルという、まるで絵の様なシーンが印象的でした。

・ようやく、ＧＷツーリングの後始末が終わりました。
　現地で乗った（冗談抜きの）ポンコツXLは、スプロケのカバーが外れてぶら下がった状態であったので、グリスが飛び散る飛び散る・・・・・、で、ブーツにこんもりとグリスが堆積して、その上のダスティな未舗装路の全開走行が重なって、すごいことになっていました。　もう、これは、手入れとかそういうレベルではなく、どう処理するかってレベルなので、面倒くさくなった私は、洗濯用粉石鹸をかけながらタオルでごしごし洗ってしまいました。　乾いたらバリバリになりそうだなぁ、トホホ。

・ネパールで乗ったＸＬとＧＳとの差に、いまだに違和感が残っています。
　ウインカーの位置に一瞬戸惑ったり、モトパンツを履いていないのに力一杯ニーグリップして膝の内側が痛いし（そうそう、ニーグリップが完全に身に付きましたね。これなしには運転すらままならなかったもんなぁ。）、シリンダーですねを思い切り打つし、追い越しをするのが礼儀みたいな気持ちになったり、発進時に前輪を上げないと物足りなかったり、すり抜けの度胸がついてるし・・・・あれ、相変わらず悪行の限りを尽くしているなぁ。　早く直さないと。(^^;)
　なんにせよ、ＧＳは王様の乗り物ですよ、あのXLに比べれば。(^^)


　GSの年間総走行距離（19970511→19970510）が確定、9860kmでした。　ご苦労様、来年も宜しく。＞Ｒ１１００”カールくん”ＧＳ
　現在のGSの総走行距離：10069km。　また、ミスファイヤとか、突然エンストが発生するようになってきた感じ。　また、左右の給気バランスが崩れているのかな？　メンテしないと・・・

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980505
ROAD TO KATHMANDU

　さて、旅から戻ってきました。
　ネパール・ヒマラヤ山麓ツーリング、大成功でした。

　雨季の入り口ということで、天候不順を心配しましたが、なんと、現地に居た7日間で一度も雨に降られず（いつも現地到着後にスコール、ってパターン。）、ヒマラヤ遠望を背景としたダート走行を思う存分楽しんでこれました。

・兎に角、道が悪いんですよ、豪快に。　初日のカトマンドゥ→ダマン峠への2600m一気駆け上がり道路に至っては、殆どモーグル競技でした。

・バイクは、現地レンタルのHONDA XL-250ですが、これがもう、アレっす。・・・ミラー左右共に無し、スピードメータ故障、トリップメータ故障、タコメータ故障、ブレーキランプ故障、イグニッション故障（キー無しで起動(^^;)）、オイルリング摩耗（2ＳＴより白煙を吐くぞ！）　そんで、あちこちネジが無い上に、折角塗ったチェーングリスがブーツに飛んで、それに泥が堆積してすごいことに。(T_T)　それでも、現地では超高級車で、圧倒的高性能を発揮しました。(^^)　しかし、市街地でエンストするので、時折生命の危機を味わいます、マジに。

・今の季節はかなり暑いので、汗だく走行でした。　その上の、ダストな未舗装路全開走行で、気分はラリーでしょう、多分。　汚れますよ〜。

・いや、もう、ネパールの子供達が可愛くて、可愛くて。　そんで、道に飛び出してくる、鴨や、ウシ、ヤギ、ニワトリがラブリー。　カヌーで川を下ってみれば、脇をワニがかすめ、岸では暴れサイが人間を追っかけ回しているし。(^^)


・トイレは壮絶です、そりゃぁ、もう。

・インド料理、ネパール料理の区別がつきませんでした。　取り敢えず、最終日の水にあたって、2日間水ゲリでした。　あと、カトマンズ周辺はスモッグがひどく、喉をやられました。（今も痛い）

・とにかくまぁ、せせこましいんだか、雄大なんだか、暑いんだか、寒いんだか、よく判らない道程で、ちっとも飽きることがありませんでした。


　ツーリング間に、200枚近い写真と、こまめに取ったメモがありますので、おいおいまとめていこうと思います、おいおい。(^^)

　ちなみに、GSの総走行距離9703km。

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980418
春雷間近なり

　桜も散って、朝からいい天気。　ＧＷにかけての買い出しも兼ねて、バイクでGO!な週末です。(^^)

　先ずは、バイクの盗難保険の更新と、オイル交換へ。　（本当は来月やればいいことなのだが、来月が忙しそうなので、今日やることにした。）
　バイク屋の店頭に着くと、丁度ドゥカ916が対向車線から、

　・・・あ〜、今、外でガンガン落雷しているっす。　停電になったら、このHDD吹っ飛んじゃうかもなぁ。　また、後でやろう。

　雷雲も去ったようなので、続き。

　来たので、一瞬気を取られて、スタンドを降ろすタイミングがずれて、ビビる。　しかし、この一年で経験値を高めた俺様は、立ちゴケなぞしない。(^^)
　しっかし、今日店頭にあったバイク、えらくバラエティに富んでいた。　YAMAHA TDR650とか、BMW K100LTとか、KAWASAKI （忘れた、横置き6気筒？の1300cc）とか、YB6とか、MOSTERとか、目の保養になりました。
　が、どうみても高校生の女の子が、CBR900Rの類が陳列されている付近で母親（推測）と一緒に歩き回っているのには、仰天。　しかも、(うれしそうに)アクセルを捻ったりする仕草をされては、オイラ動揺しまくり。　・・・暫くすると、店員が奥から出てきて、Kawasaki KSRのカタログを持ってきて「・・・80ccのしか在庫が有りませんね・・・」とか話しだしたので、一安心。　そっか、KSRかぁ。　森里”あぁっ女神様”めぐみの影響でしょうね、途端にほのぼのっす。(^^)　頑張って乗ってね。
　保険の更新で、取り敢えず査定を受ける。　５回ほどコケたけど、全体的にいい具合なので、査定額は購入価格の２０％down程度と、まぁまぁでした。　ま、そんなもんでしょう。
　あと、クラッチワイヤーを張りすぎていて、遊び０どころが、完全に切れていない状態（「切った状態でも常に滑ってて、臭うぞ」）であったのを指摘されて、調整。　これは、私の不注意っす。　情けない。


　バイク屋を後にして、来週からのツーリングの小物を買いに行くが、なんか、どうでもいいもの（CDポーチ、極小マウス、OUTRIDER別冊『秘湯の旅』、丸サングラス、枕カバー、毛布カバー、etc）ばかり買ってる俺。　何考えているんだ、俺は。


　買い物も終わって（？）、「さて、今日も遠出するか」と、進路を山間部に向けた・・・が、なんかイヤな予感がしたので、別のルートをとって、今日のツーリングは中止して、復路を急いだ。　途中、”千鶴幼稚園”なる幼稚園を見つけて、デジカメで撮ろうとしてた(謎)が自分の行動を客観的に考えて止めて、尾道美術館で催されている『曼荼羅の世界』のタダ券を持っていたことに気がついて、千光寺公園へ行こうと進路を変えたが、わき上がる暗雲が目に入り、再々度復路に復帰。　残り10km程度で稲光と雷鳴の大合唱が始まり、ぽつぽつ来だして1分で無事、駐輪場に滑り込んで、一安心。　ジーンズが濡れただけで、さしたる被害もなし。　そして、その５分後、ガンガン落雷、土砂降り、はては5mm径の雹がざんざん降りしきる、冷たい冷風が吹き荒れる大荒れの天気に。ずぶ濡れになりつつ道行く人々を眺めて、虫の予感ってあるんだなぁ、と幸運を噛み締める俺。　 雨男の俺にしては、奇跡的な危機回避劇であった。　明日は雨が降るかも。(^^;)


　いま、総走行距離9612km。　来週は忙しいので、１万[km/Year]は達成ならず、無念。

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980405
ピンチ

　桜満開の昨日は、もう、いてもたっていられず、300km程走りまわりました。
　山間部で完璧に迷ってしまい、途方にくれつつも、楽し気に昼食を取るオレ。その上、緊急事態に対処すべく、久しぶり〜の野グソ(^^;)（大変失礼）。　春ですね〜。（謎）


　先日、突如として長期出張が入ってしまい、ＧＷのツーリングをキャンセルせざるえない状況に追い込まれて、非常に落ち込んだ。

　が、その出張は無事に（？）延期され、取り敢えずは、やれやれ。

　と、思ったのも束の間、今度は、そのツアーの参加人員が（別の人のキャンセルにより）所定の人数を切ってしまったので、催行できなくなった旨の通知が入り、大いにビビる。

　が、業者の”特別な”計らいにより、なんとか実施することになって、これまた、やれやれ。 多謝！＞道祖神

　・・・などと、数多の障害を迎え撃ちつつ、いそいそと準備する。
・円がこれ以上下がる前にと、T/Cとドルを作ったが、手遅れかなぁ。
・「一週間連続装用可能」という使い捨てコンタクトを準備して、本当に大丈夫なのか確認してみる。　→今日で８日目だけど、全然ＯＫなので、これでＧＯ！だ。
　その他、フィルムとか、使い捨てカメラとか、水筒とか、小物を準備。
　あと、３週間で出発！


　いま、総走行距離9350km。　丸1年で１万キロ達成なるか、微妙な頃合い。

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980322
少しずつ

　去年の今頃は、限定解除を取る為に苦労していたとか、懐かしくなる今日この頃、春を感じる日差しや空気、そして桜の蕾に、ワクワクしますなぁ。

　プロテクターの類を買いました。　エルボガードと、シンガード、ニーガードです。　これらに加えて、オフロードブーツ、ウェストベルト、モトパンツ、ヘルメット、グローブ・・・と、全て装着すると、なんか、気が引き締まります。（同時に、滑稽な気も・・・(^^)）

　春が近づくに従って、すれ違うバイクが増えてきました。
　VTRとか、ドゥカとか、すっかり普通に見るようになったような気が。


　いま、総走行距離8885km。　来月中（購入後丸1年）で１万キロは無理かな？

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980301
筋肉痛が痛い

　少し春の気配を感じた瞬間、「ツーリング行きたい」欲望が膨れ上がり、取り敢えず日帰りツーリングへGo.

　前の晩に目的地を100km程先の温泉に設定。そして周囲の林道を探して、トータル250km程度のコースのプランを立てた。

　しかし、甘かった。　良く考えてみたら、実は新車に替えて初の林道ツーリングであることを忘れていたのだ。　　そして、「『ツーリングマップル』のチェッカーが私と同じバイクだから、紹介されている道は全てＯＫだよな。」なんていう、何の根拠も無い判断で林道に突入して2km程で、既に後悔している私がいた。(T_T)
　兎に角、”転倒しそうな気がしてならない道”、そんか感じなのだ。　単に、このバイクでオフロードを走るのに慣れていないせいもあるが、それ以前に道の状態が悪い。　くねりつつ凸凹の連続する上り道に小石から頭大の岩で埋め尽くされ、時折冷蔵庫大の岩がこんにちわなのだ。　こんな道、今まで走ったことがないのに、270kgを超える車体を扱えるのだろうか？と不安にかられつつも、必死で前進。
　その内に雪が降り出してきた。　静岡生まれ静岡育ちの私には見た事の無い見事な形の樹状結晶がどかどかと降り積もり、「ここで死ぬかも」などという考えが一瞬頭を過るが、「この写真を撮っておいて、絵の合成に使えるなぁ」とか考えていたから、まだ余裕が有ったよな、この時は。
　「おいおい、アンダーガードにガツガツ石が当たってるよ。」とか悲鳴を上げつつ、丸太越えや川渡りをしながら更に奥へ入っていくと、道が切れている。　いや、小川を通している土管が露出して、さらに小さい川が出来ている複合障害になっているではないか。　こんなの、やったことがない。　おまけに、今、非常に疲れている。　むむむ、と、コンビニで買ったパンと紅茶で一休み。　あぁ！後部キャリアに付けていた荷物が無くなっている！！　途中で落したらしいが、最早それ所ではないので、諦める。
　食事をしながら、雑誌の記事を思い出しつつ、じっくりとコースと運転方法を見定めること３０分。　さながら高跳び選手の如く神経を高揚・集中させて、エイヤと通過。　通れたよ、オイ。(^^)
　その後も、完全にスタックしたり、「もうダメ」と思うこと数回あったが、後輪をがりがり滑らしながらもなんとか出口にたどり着けて、一安心。ふ〜。
　兎に角、疲れた。　下半身はともかくとして、上腕・下腕を酷使したらしく、非常に疲れていた。（いや、これは、倒れたバイクを腕力だけで起こしたせいかも？）　息が切れていたから、どこかで筋肉を使っているらしかったが、もー何がなんだか。　私も、それなりに筋力トレーニングや柔軟は怠り無くやっていたので、決して運動不足という程のことは無いと思っていたが考えを改めました。
　このバイク、ゆっくり走る方が断然難しい上に疲れるので、どんなにヒドイ道でもせめて30km/hは出さないとイケナイことが判った。　が、経験もテクニックも無い私は、悲壮な覚悟で走らざる得なかったワケだ。(^^;)
　でも、1100ccだけあって、2速・1500rpm辺りで覚悟を決めてつないでおけば、強大なトルクとブレないテレレバーの前輪で、ずんずん前に進んでいくのは、流石だと感心した。　時々ABSが働いているのに気がついたが、おっかなびっくりの運転である、もし無かったら、きっと転倒していたことだろう。

　さて、魔の林道を抜けた私は、待望の温泉へひた走る。　たどり着いたそこは、妙にイカれたクアハウスで、風情も何もあったもんじゃない。　『ツーリングマップル』の記述とエライ差なので、食堂のあんちゃんに「露天風呂ないの？」と訊くと、「むこう、5km先の温泉にならあるよ」とのこと。　なんてこったい、本の記述が間違っていたのか。(^^;)

　で、移動中、先程の林道の入り口前を通過する。（山を一周してきたのだ。）　ここで「落した荷物を探しに行こう。」などと考えつく辺りで、既に頭が麻痺していることがお判り頂けるでしょう。　が、流石にそのまま突っ込む程愚かでは無く、それ程道が険しくない辺りでバイクを降りて、後は徒歩で山を登った。　すると、ほんの2kmあたりに荷物が転がっていた。　回収できてラッキーである。

　そして、温泉。　”露天風呂”とでかでかと書いてある、町営の無料温泉だ。　独り占め状態であったので、うりゃ、と浸かるが、「うあつつつつ、熱いっつ！」と、毎度の悲鳴を上げるのもお約束。(^^)　３０分ほどかけてじーっくり浸かって、元気が出たところで、さて復路だとバイクに戻ると、雪が積もってる。　しかも、ホルダに付けたヘルメットの中にも。(T_T)

　疲れたから、復路は高速使っちゃいまいたよ。　あー、ラクだ。
　ま、終わってみれば、オノレの経験不足、体力不足を自覚できて、温泉にも入れた有意義なツーリングでした。


　今回のツーリングでドロドロになったバイク、流石に洗車しないとイカンなぁと、半年振り（！）に洗車。（年末にすら洗車しなかったのだ。）
　うーん、また汚しに行きたくなったぞ。(^^)

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980220
ようやっと

　総走行距離が 8000kmを突破。 わー、パチパチパチ。　いま、8170km。
　なんか、クラッチが滑りまくりで、加速感が非常に悪い今日この頃。　メンテするか。
　…なーんて、思いつつ走っていたら、単にクラッチワイヤが伸びていただけなことに気がついた。（実は油圧クラッチと思い込んでいたのだ。）　走りながら調整したら、途端にキビキビ走り出して、気持ちイイー！　なんて、調子に乗って走らせたら、腰が痛いっ(T_T)

　最近、どうもシートが低すぎるように感じるので、highの位置に変更しました。　ライディングポジションが、より自然になり、膝の曲がり角がいい感じに。　これで、丁度先代の愛車TRANSALPと同じくらい、って感じですな。

　ツーリングに備えて、少しずつ、いろいろと。
・モトパンツを買ってくる。　最近のは、膝カップがないんだね。
・ウェストベルトを買ってくる。　まだ、長距離を走っていないので、効果の程は？
・ブーツを使う。　これまでツーリングの時以外は履いていなかったので、未だに固いまま。　ほぐさなきゃ。　もーみ、もみっ。
・握力不足克服対策。　衰え盛りの握力を復活させねば、って、風呂でマッサージするだけど。
・パスポート更新。　これでビザがとれるぞい。　うをっ、期限が2008年だって、なんかすげー。（意味不明）
・ツアー申し込み。　よっしゃ！！　がんばるぞ（＜何を？）

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980201
暖冬なのに

　雪が。(^^;)
　歩いていてもコケそうなので、なかなかバイクに乗る勇気がでない今日この頃ナリ。
走行距離も7900km から遅々として進まず。　一旦バイクに乗ったら、長距離を走らねばならない強迫観念が働いてしまい、尚の事乗るのがしんどくなってきた気もするので、これは改めよう、うん。　でも、寒さでバッテリーも弱くなったせいか（？）ABSのランプが明滅すること多し。（一旦切って、再度かけると直るから、いいや。）

　ま、取り敢えずは、ツーリングに備えて情報収集開始の日々。
　定番（？）、『道祖神』に資料請求の電話をば。　日曜日の５時直前なのに、嫌な顔一つせず（推定）いちいちうるさい質問にも受け答えしてくれたおねえさん（推定）、ありがとうございます。(^^)　今度、梅田のオフィスに行ってみよう、っと。
　パンフを読んで見ると、あるはあるは、考えもしたことがない地域へのツーリングプランがてんこもり。　世の中のこと、全然知らない自分に少し気付いて、ちょっと焦る。　それと、「もしかしたら行けるかもしれない。」と思えて、わくわくすることこのうえなしナリ。
　あ、行き先候補の入国条件に、”パスポートの残り有効期間が６ヶ月”なんてある。　ちなみに、オイラのパスポートは98/06/20迄だから、更新しなきゃぁ！　なんてこったい。

　…、どっか、海外ツーリングのHPないですかねぇ？　

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980110
今年こそは

　流石にさーむいのと、（西日本は）天候不順で、走行距離が伸び悩んでいます。　今、7700km もうすぐぞろ目。

　さて、去年の今頃は、大型自動二輪の免許を取るために、合格本の学習と自己分析をしてたな〜、なんて思いつつ、今年こそはやるぞっ！ってことで、あ、海外ツーリングを。　で、まずは動機づけに必要(と思われる)な国際免許を取りに行ってきました。　　つっても、金を払えばいいだけだけどさ、\2400。

　とはいえ、どうやれば取れるのか知るワケもないので、まずは警察署に聞きに行く。　すごい抵抗感（何故？）に苛まれつつ、好青年（？）を装って窓口の警官に聞く私。　大型自動二輪の免許について聞きに行った時に窓口にいた、むっちゃネイティブな広島弁で聞き取れない単語続出のおばはんでなくて一安心だが、少々要領を得ない説明で、無い頭フル回転だったです、私。

　で、やってきた免許試験センター。　正月明けだというのに、試験結果待ちで結構な人が。「ふふふ、がんばりたまえ、君達。」と心の中でつぶやきつつ、パスポートをもって案内窓口へ。

[窓口]：「あぁ、君、ここじゃないよ。　免許センターに行かなきゃ。」

[[Ti]]：「・・・なにぃ！？」

…で、10km程離れた免許センターへワープする私。
　”国際免許”でなく、”国外免許”と書いてある窓口に抵抗を感じつつ、決まっていないのに書かねばならない渡航先・月日にも抵抗を感じつつ、いそいそと書類を書いて提出すると、１０分もしないうちに発行して貰えて、唖然。


　後輩の同僚が、この年末にネパールに行った土産話を聞くにつけ、「ネパールもいいなぁ、丁度ツアーもあるみたいだし。」、と思えば、ダカールラリーを見ながら、「エアーズロックを目指して砂漠を走る、いいねぇ。」　うーむ、どうしよう、などと、休みが取れるか否かの問題を棚上げにして悩む私。　・・・やっぱ、動機づけには良かったみたいですね。
　うっし、がんばろ。





・・・↑から１２時間後、資料を求めて本屋へ。

・・・今月のオフロードバイク2誌、両方とも海外ツーリング（＋ラリー）の特集があるじゃん(^^;)　旬だったのかねぇ。

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