---

The inner of [Ti]
MOTORCYCLE '05

---

051226の日々是二輪
「ゴング0より各車」

　さて、年末年始です。
　そう、いよいよツーリングシーズンの到来です！！
　到来だってば。


＜トライポッド＞
　三脚を買った。
　下手すると20年ぶりぐらいだ。（悲鳴）
　見ればわかるが、小型の旅行用、いや寧ろツーリング用。
　これまでツーリングに持って行くのは、比較的軽量なビデオ用小型三脚か、極端に小さな卓上型三脚という選択しか無かったので、ここいらでよさげなものを！と、選んでみたわけだ。
　それにしても、小さい！
　小さいのに、伸びる！
　んでもって、伸長状態での先端部の細さがビデオ用と大して変わらん！↓

　なのに、（それなりに）丈夫だ！
　おまけに、（独特の伸縮ロック機構によって）ワンモーションで一気に4段伸縮できるのがスゴイぞ！
　ギリギリ携帯できる小ささも相まって、モノポッドとしても役に立ちそうかも！　…と思わされる。
　こげな100年以上もある製品でも、ちゃんと進歩するもんだなぁ、と感心したよ。
　てなわけで、これからはこれを担いで旅に出ますよー。




＜フィーッシュ！！＞
　こんなん→買ってみた。
　どっから見てもトイカメラです。
　実際、６千円のトイカメラだ。
　ただ、トイカメラのくせに前玉がえらく大きいのが分かるだろうか。
　なにをかくそう、画角170度の魚眼レンズなのだ。
　魚眼なのに180度無いのはご愛嬌。 トイカメラだし。
　しかし、レフ室が無いトイカメラなので、一眼レフ用魚眼レンズのように極端な逆望遠の光学系が不要となり、しかるに魚眼レンズでもこんなにコンパクトになるのだ！ うーん、合理的！！
　ただ、コーティングも無いレンズなので、一見してチープ感あふれるのは、まぁ、トイカメラなので、仕方が無い。
　周辺画像のトンでもない甘さは…、ちょっと耐え難いが、まぁ、味としよう。 なんてったて、Lomoだし！
　そういった光学的品質云々はさておき、この期に及んで＆既に銀塩2台デジタル5台持つカメラ野郎が＆こげな安物を買ったのは「、これまでバイク乗りながらの撮影は、8年の実績を持つ使い捨てカメラによる銀塩スチルカメラ撮影と、5年の実績を持つHMC(ヘッドマウントカメラ)によるDV撮影を行ってきたが、この前者を魚眼に置き換えると面白いのではないか」と思ったからだったりする。
　つまり、ここ一年のツーリングの結果、「やはり風景の中にライダーは必要なんですよ！」という結論なワケですから。
　要は、「バイク乗りながらの自分撮りができるんじゃねぇか？」って発想があったのだ。
　ただ問題は、果たして運転しながらこれを(1)取り出して、(2)キャップを開けて、(3)シャッターを押して、(4)フィルムを巻き上げて、(5)仕舞う 一連の作業を数秒で出来るのか？ということがある。 これらは練習すれば改善もできようが、(6)落として壊してしまう(7)砂埃でイカれてしまう、という危険性もあり、それらに対しては私レベルでの改善に限度がある。 正直ムリな気がしてきたぞ…。
　うーむ、バックアップ案を講じてみよう。間に合うか？！
　と、まぁ、こんな按配で、模索中。
　ハテサテ果たして、想像通りに面白い＆新しい使い方ができるかな？　できるかな？



　…バッテリーx7＋2＋2の充電完了！
　予備電池x10装備！
　対マラリア、テング熱、アメーバ赤痢、鳥インフルエンザ対策未完了！(ヲ)
　やべ、正露丸を忘れてた！ …よし、装備！

　さて、1999年の古戦場跡へ聖地巡礼の旅をしてきます。

　よいお年を＆ご安全に！！


■ＧＳの総走行距離：51353km…乗ってません。orz ちょっと不安になったので、エンジンをかけてみた。 バッテリーは生きてた！ よし、安心して年越しだ。

---

051210の日々是二輪
きたのうみ(最終回)

　夏のツーリングレポを完結せねば！ 年が変わってしまう前に！
　はぇぇ一年だったなぁ…。(遠い目)


＜状況・ガス！！＠5日目＞
　おはようございます、ガッツり朝です。
　野宿の朝は早い。
　いや、まて、むしろテントを片付ける時間がない分だけ、ちょっと遅くまで寝てられる筈や。
　いやいやいや、今日は距離があるから早く出るべきだ。
　…と数刹那だけ葛藤しつつも、さっさと起きるべきとの主張が賛成多数により採決されて、起床。3:55AM。

　相変わらず霧が深い。
　皮相な覚悟で完全防水装備を整えて、いざ出陣。

　ガキンっ！
　ぐらー、バタ。
　↑
　前輪にディスクロックをつけたままでバイクを押し出して、ロックがかかって、バランスを崩し横転。
　つまり立ちゴケ。orz
　燃料満タン・キャンプ荷物満載で300kgを優に超える状態の車体が横転！

　落ち着け、落ち着け。
　基本に忠実に…、よいしょ！　ほら、すぐに起こせた。（安堵）

　改めて、出陣。
　そして安全速度でゆるりと進行…、するまでもなく、数キロで峠を越えて「あれ、空が明るくなってきた？」→トンネルを抜けたところでカラっと。　いやん、もう、カラっと。
「あぁ、そういえばこの峠は８年前もこんなん天気だったなぁ」と。

　取り敢えず、支笏湖に向かう。
　途中、風景撮影ちょっと立ち止まる。今回はこれまでちっとも立ち止まらなかったので、貴重な写真素材となる筈だ。（多分）

　支笏湖が近づくと、かなりの渋滞気味となってきた。うー、嫌な感じだなぁ、と思っていると、その半分は分岐して墓地へと流れて行った。そうか、お盆だもんな。てか、墓参り渋滞などというものを見たのは生まれてこのかた初めてだ。
　そして残りの半分も“第二”墓地へと入って行ったので、湖行きへの道路は極めてスムーズな流れに。ひゃっほう。
　さて、支笏湖なのだが、「富士五湖のような観光地化された湖畔」とはぜんぜん違って、湖を観ることができる場所さえままならず、すぐ脇を駆け抜けてしまって、おまけに霧雨で、寒くて、「つまんねー！」と思わず叫んだよ、わたしゃ。
　ただ、いい顔をしたチャリダーと沢山挨拶を交わすことができて、笑顔を一杯貰えて、気分が良かった。「ご安全に」
　そして、“きのこ王国”（の隣）で早目の昼食。きのこたっぷり定食850円、超ウマ！マジウマ！おいしー！！　今回いちばんおいしかった食べ物はこれに大決定だ。（8/15再度確認済み）

　洞爺湖は、もう、なにも無かったと言っても差し支えないくらい、何も無い。 強いて言うと芦ノ湖のような印象。つまんねー雰囲気満点だ。
　が、脇道に逸れて向かった昭和新山を眺めて、ちょっと溜飲が下がった。ちゃんとした山だよ。山腹から煙を上げてるよ。土産物売店の数がハンパじゃないよ。（北海道随一？）なんだよ、『熊牧場』って。（笑）

　さて、ここからは最終目的地である函館へのエキスプレスモードへ移行です。
　特に問題なく行軍はひたすら進行します。
　あ、オドメータが50000km記念だ…、あれ、停れない！道路が流れ過ぎていて、路肩にバイクを停めることができる状況じゃない。ヤバっ！
　辛うじてスタンドを見つけてようやく停車。おめでとう、祝50001km！

　そして、予定よりも三十分ほど速めに函館へ到着！

　ちょいと早く着いた分で、ちょいと観光地らしい場所…そうだ、五稜郭へ行ってみよう、ということに。
　GPSに従ってへろへろとたどり着き、周囲に駐輪場を探したが、どう見ても駐車場以外の場所が無い。　が、隣の広場に一台ハーレーが停っていたので、取り敢えずはその横に停める。且つこの旅のテーマの一つにあった『イヤミなほどに法令遵守』に従って、駐車場の係員へ「すみませーん、この付近にバイクを停める場所はありませんかぁ？」と声を掛ける。→予想どおり「あぁ、そこに置いていいですよー」→「え、いいんですかぁー、ありがとうございますー」という流れで、よし、契約成立、駐輪場を合法ゲット。(姑息)
　さて、その五稜郭だが、なにやら高い展望台が建設途中であった。しかも断面が星形。（笑）
　ちなみに私は通天閣よりも高価な展望台利用料を払う気は毛頭ないので、展望台はそのままスルーして、五稜郭の中央までてくてく歩いて、戻って、はい、五稜郭クリア。

　さて、今夜は４日ぶりにホテル泊。
　バイク用の屋根付駐輪場があることがオレ的ウリの一つのホテルだったのだが、入り口が低いよ、背の高いオレバイクが通らないよ、結局外で駐輪かよ、ぶー。
　チェックイン後は、速やかにシュラフとテントを室内で広げて乾燥だ。とてもホテルのヒトには見せることのできない風景だ。

　晩飯の定食（刺し身・生姜焼き）1680円を食してから、夜の函館市街へ。　そう、このホテルのもう一つのウリは、駅から徒歩五分という立地なのだ。

　函館駅前から路面電車に乗って、ちょっと面食らった。広島の路面電車のように市内均一運賃のシステムではなく、かつ高い。不満だ。
　二駅で下車して、ロープウェイの駅まで歩いて、歩いて、歩いて…、つーか、斜度30以上は余裕である坂道…、というか、函館山そのものを二合目付近まで登山する感覚で歩いていると、ロープウェイのゴンドラが降りてくるのが見えた。
　…おい、ロープが天に消えてるよ。
　ガスが出てるんじゃないか？
　ロープウェイ駅の窓口で券を買おうとしたところ「今日は霧が出て夜景が見えませんが、それでよろしいでしょうか？」
　いいわけないだろ。
　きびすを返して、ホテルへ戻る。
　途中、港から花火が打ち上げられ出すのが見えた。スターマインを一通り上げてるようだ。付近にいた警備員に「今日は何かの花火大会があるんですか？」と尋ねてみたが「いやぁ、聞いて無いね」ということだったので、恐らくは後日にある花火大会用の仕掛けのテスト、または、仕掛け中の手違いなんだろう。
　ともあれこれで、夜景を見ることができなかった分の幾らかを取り戻すことができた。
　後は駅横の市場をざっと眺めて、ホテルに戻る。

　さて、今日のホテルのポイントのの３は、ビジネスホテルらしくLAN端子付き。なんで、このザウルスでメールチェックが可能なのだ。
　でやっ、六日ぶりの接続。
　九十通の未読、内二通だけが俺宛で、残りはスパム。orz

　さて、ねる。

　本日の走行距離480km。


＜鳥の歌＠6日目＞
　おはようございます、夜明けです。
　ホテルでも4:00に目が覚めます。
　今日もテント収納が不要なので、二度寝して5:00に再起動。
　おもむろに食料をとりながらテレビで天気を確認。よし、大丈夫だ。
　で、カーテンを開くと、道路が濡れてる＆傘をさした通行人＆ワイパーを作動させた車が見えるではないか。うわぁ、雨かよ。orz
　キャンプor野宿でないと、天気に鈍感になるもんだなぁ。

　取り敢えずは北上、一路熊の湯へ。
　今日はたっぷりの時間があるので、この熊の湯に始まり、ニセコ周辺の温泉をじっくり巡る予定なのだ。
　
　雨はすぐに止んで、寒くなったり、蒸し暑くなったりを繰り返しながら日本海側に到達。
　するすると、熊の湯へ。
　駐車場は虻（あぶ）がぶんぶんぶんぶん飛んでます。

　露天風呂風呂風呂風呂、絵に描いたような実に実にな露天風呂。　河原の岩をくりぬいて作られた湯船に脇に沸き出る熱湯と、滝のごとくの激流の水をブレンドする、ワイルド露天。
　あつー。虻と戦いながらの入浴でした。マンゾク。

　次いで海岸線を走る。　ダイナミックな岩場で絶景でしたが、霧でちょいスポイル。

　最後の峠越えでは超濃霧でレインウェア装着。しかし、ちょい走って晴れる。またか。

　道の駅でベーグルサンドのセット(シチュー付き)を食す。
　もっとボリュームがあるものを食したかったのだが、ここのレストランには外の選択肢が無かったのでこれで我慢した、とうのが選定の理由だったのだが、食べて見ると意外に美味しくて満足した。
　そこで仮眠を取ってから、ニセコへ移動を開始。

　…ここで、GPSの取り付け金具が紛失していることに気付く。振動で緩んで脱落したようだ。この旅二つ目の落とし物で、再度イヤな気分に。orz

　ほぼ時間どおりにパラグライダーの受付を行うレストランに到着する。

　そこで「ニセコのスキー場でガスが出ていて飛べないから、留寿都のスキー場に移動してくれ」と伝えられる。
　再びバイクにまたがり、30km程移動する。
　そこでレクチャーを受けて、山頂へ車で移動。用具一式をスタンバイして風を待つ。
　途中、スタッフの一人が、今の私の所属会社の退職者であることが判明。またか！（笑）←エジプトに行ったときのスタッフは前の会社の退職者だったということがあるのだ 　しかし風が追い風。これではテイクオフできない。
　１時間ほど粘って諦めかけた所で「ニセコの天候が回復した。飛んでる連中もいる」という連絡が入り、装備を片付けて移動開始した直後に風向きが向かい風になってる！…のを、叫びながら下山して、ニセコへ向かう道路、雨粒がポツポツきて、嫌な感じ。
再びニセコへ戻る
　が、案の定、ガス。
　３時間が無駄に。
　その後の予定を立てるため、駐輪場で地図とにらめっこしていると、「突然、ガスが晴れてきた！」と呼ばれて、急遽再々出発。
　ガスは徐々に晴れていき、ついにはほぼクリアに。
　しかし、追い風は遂に止むことは無く、予定時間を大幅にオーバーした6:15PMに撤収。5時間がムダに。無念。つーか、残念。

　気分は『ヘッドライト　テールライト』で一路小樽へ。
　小樽に入って、港の灯り、そして花火が見える。気分は『悲しい色やね』。

　小樽市内のコンビニで食料を調達してから、フェリーターミナルに入って、一休み。
　さて、今回のテーマの一つに「普段食わないものを食う、金に糸目をつけない」があったので、メニューのフルーツパフェが目に入ってしまった直後に上記標語を思い出してしまって、退くに退けず、八年ぶりにパフェを食すハメに。　ひとりパフェ。　しかも、ラーメンを喰いながら。orz

　周囲あちこちで調子の狂ったバイクを整備する連中が。　活気があっていい雰囲気。

　復路のフェリーは、乗船時にスロープを駆け上がるのでなくて、バイク専用のデッキへ降りるものだった。

　今回の船室の雑魚寝仲間は、ライダーご一同と四人家族。
　ライダーのなかには、コスプレでツーリングを敢行する猛者がいた。確か見かけた気がする連中だ。ちなみに、衣装はウェディングドレスとタキシード。バカだ。(褒め言葉)

　それにしても、今回の北海道で驚いたのは女性ライダー・チャリダーの数とバイタリティだ。はっきり言って、負けてるよ、俺。
　あと、高齢ライダーの数も半端じゃなかった。
　そして、高齢且つタンデムライダーズの数もすごかった。
　時代は変わったんだなぁ、としみじみ思ったですよ。

　うー、それにしても復路の海はちょっと揺れるなぁ。

　さて、寝る。

　本日の走行距離:510km



＜船上のリビジョニスト＠7日目＞
　さて、朝です、おはようございます。
　途中何回か目が覚めたものの、風呂の開くちょっと前、7:30に起床。
　あぁ、こんなにのんびり寝たのは久しぶりだ。

　時間つぶしも兼ねて、船内をぐるりと探検。
　“はまなす”と同じですね。当たり前ですが。
　風呂場の前で8:00を待っていると、中から人が出てきた。時間前に入った人だろう。俺は我慢、我慢…。と、その人が戻ってきて「あの、途中で会った人ですよね」と話しかけてきた。あぁ、五稜郭の駐輪場で話をした人だ。寝起きでコンタクトをいれていないので、周りがよく見えていないんじゃよ、ワシ。
　ともあれ、その人がカウンターで「時間前だけど風呂に入ってもＯＫと確認をとった」ということで、私も入る。五番風呂ぐらいか。
　入浴後は、観望デッキで昨夜小樽のコンビニで買った食料で朝食をとりつつ、ここ二日間書くことができなかったログを打つ。

　…なんか、イヤな感じの揺れと風邪の初期症状を感じるなぁ、ということで、再度寝ることに。疲れも取れていないしね。
　昼に一旦起きて食料補充、まだ調子が出て無いので、再々度寝ることに。
　4:00に起きて、少し調子が出てきたと実感。ログの続きを打つ。

　隣のお兄ちゃんも寝ていて、じりじりとこちらのスペースを侵略されていたのだが、風呂から戻ってきた相方の姉ちゃんが「すみませんねぇ、ホラ、こっち」とずるずる引きずっていった。尻に敷かれてるんだろうなぁ。（笑）

　四時間後には上陸だし、また、一眠り。
　はい、上陸一時間半前になりました。

　上陸直前に隣の連中が着替えを始めました。なんか硫黄臭いです。（笑）
　多分俺もそうなんだろうけどな。

　バイクの下船は、収納デッキの関係上、結局車の後か。ちょっと時間がありそうだな。まぁ、のんびりと行こう。
　さてさて、残りは舞鶴→広島の380km、もうひとがんばりだ。

　ご安全に！

　さて、下船開始です。 　いい案配で車体の方向転換ができたお陰で、結構早め（最初の十台程度）の下船グループに入りました。

　八日ぶりの舞鶴は…、雨がパラついておりました。（泣）
　バイクを路肩によせて、いざというときにはすぐに取り出せるようにしておいたレインウェアを「こんなにすぐに使うことになろうとは…」とボヤきながら装着して、いざ、広島へ。

　途中の中国道は、特に岡山に入った辺りから（またしても！）濃い霧がかかって危ない感じ。対向車のライトに眩惑されたり、コーナーを把握できなかったりと、ドキドキな運転を余儀無くされているのだが、天頂を見上げると、そこには星が瞬いていたりするという、一種ムカつく気象条件であった。

　…はい、無事に広島へ到着しました。
　トリップメータは50971kmを指しています。
　つまり、このツーリングの総走行距離は3194kmでした。
　おいおい、当初予定より600kmも余計に走ってるよ。

　ちなみに、ねぐらにたどり着いたのはいいのだけど、がんばって戻ってきたために、管理人が仮眠をとっている時刻3:00に到着してしまい、建物から締め出しを食らっております、今の私。（部屋のカギをツーリング先で紛失したらイヤだったので、屋内に隠して出掛けた。管理人が起てくきるまで屋内に入れないのだ） 従って、唯今現在進行形でこのログを打ち込み中。(笑)
　このまま5:00頃まで外で待つことになりそうだ。いや、むしろ寝てしまいそうです、建物の外で！
　…あ、近所の猫が寄ってきた。 ゴロゴロ。

　こんなオチがついたところで、今回の旅が終わりです。
　それにしても反省どころがてんこもりじゃねぇ。

　そんなかんじで、私の旅はいつもテンションが下がって終わるのであった。

　終わり。


　さて、いよいよ準備中。
　ヒント：東南アジア、某国


■ＧＳの総走行距離：51353km…乗ってません。練習しないと！

---

051203の日々是二輪

　先日、三次にちょいと足を伸ばして、復路は高速を使って戻ってきた。
　そしたら、高速料金が結構高いじゃないか。
　具体的には、横浜青葉⇔御殿場間と同じだ。
　「そんなワケなかろう！」と、地図で計測してみたら、確かに同じ距離だった。
　そして、その代替道路が246と54、その差はバカでかいのぉ。
　結論：地方にこれ以上の高速道路はいらねー。


＜北海道本番（＠五日目）＞
　朝です、おはようございます。
　今朝は4:10きっかりに目が覚める。
　すさかず朝食。
　エゾシカ二匹も草をムシャムシャしてます、まわりで。 なんだ、ここは。
　昨夜は山間部での幕営だったので、ひどい夜露を懸念していたが、意外やテントへの結露はナシ。むしろタープ内側のテント入り口付近だけに結露。人間の出す水蒸気なんでしょうな。 ともあれ、あまり濡れていない分だけ片付けも楽でいいや、とテントを片付けてさっさと出発。5:45。やった、５時台達成。

　まずは、一旦北上して光りゴケを見に行く。…濃霧が凄いなぁ。
　光りゴケの前にたどり着くと、既に先客がいる。「見えましたか？」「見えませんね、明るいからでしょうか」
　私ものぞき込んで見たが、確かに見えない。マジ夜中でないとだめなくらいに微かな発光なんだろうね。つい先般父島で観た光り茸もそうだったし。

　潔く諦めて南下を開始。
　超濃霧。やばい、このままだと全身ずぶ濡れで凍えまくりだ。　…そして30kmほど走ったところで、海面に明るいところがあるなぁ、と気づいた次の瞬間、先刻までの濃霧がウソみたいに晴れ上がり、一気に暑く。うひー。

　そのまま開陽台へ進行。
　開陽台本番にたどり着く前からイメージそのままの道路が続いています。大興奮。 　そして開陽台（１９号）を走行するに至り…、あまり凄く無いなぁ、と振り返って、絶句。　ここは高台になっている終端から観る
所だね。ステキにダイナミック開陽台！！
　そのまま開陽台展望台へ登ると、またしても先客たくさん。つーか、裏手でキャンプしてるライダーたくさん！ マジ笑った。

　一息ついて、摩周湖へ移動を開始。当初は第一展望台を経由地に考えていたが、そこへの接続道路の途中で『裏摩周湖展望台→』という看板を発見して、速やかに方針変更。
　チャリダー二人組みをシェルター手前で追い越して、霧の摩周湖とご対面。そう、やっぱり湖面は見えませんでした。でも、それはそれで神秘的な光景で、満足。
　それにしても暑い。

　裏摩周湖ついでなので、神の子池にも訪れてみる。
　3kmちょっとのダートを抜けると、不思議に透明な泉とご対面。ここもまた神秘的。
　復路のダートを安全運転で戻っていると、おっかなびっくり進んでくるタンデムのハーレを発見。そういえば、往路でも「こわかったー」と叫ぶＺＺＲが居た。「そうか、連中はダート走行が苦手なんじゃな、ふふふ」
　すさかずアクセルワイドオープン、コーナをドリフト気味にクリアしつつ、左手でピースサインのご挨拶！　「ＧＳ乗りの意地じゃぁ！！　この土俵はワシのもんじゃい！」　あー、いい気分。　まぁ、相手には呆れられただろうけど。

　次なる経由地である屈斜路湖方面へ道路を乗り換えて進行。
　…勝手に山中湖（富士五湖）のように湖畔が観光地化された風景を想像していたが、３割程度当たりで、残りはもうちょっと北海道っぽかった。
　そして本日の重要目的地であるコタン温泉へ到着。…が、タッチの差で清掃が始まってしまい、湯船には入れなかった。（悲）

　その傷心を癒すべく、美幌峠へ。
　途中の道路がなかなかにいい感じなので、一旦バイクから降りて、風景を撮影する。 　そして、道行くライダーらの撮影に挑戦。
　しかし、意外とバイクが通らない。走っている時との感覚の違いなんだろうが、炎天下でじりじり灼かれつつバイクが来るのを待つのは辛い。ので、少し場所を移して、木陰に移動。
　それに結構ムズイぞ、これ。
　ズームとか、流し撮りとか、リズムをとらないと。
　あと、撮られる側が「え、え、こっちに何かあるの？」（想像）という挙動をして、画にならないこともあったなぁ。（笑）
　５、６回目で、それなりに慣れてきたところで、目の前に『ヒマワリ畑→』の看板があることに気付いた。そうか、ここの付近にそんなものもあったなぁ、と思い出して、いそいそと移動。
　ヒマワリ畑でパチリ。

　そして美幌峠へ気持ち良く移動。
　山頂の道の駅で一休みしようとバイクから降りて、コードで荷物に固定してある筈の帽子が無くなっていることに気付く。しまった、固定せずに走りだしたか、撮影の際に無意識に荷物から外して落としてしまったらしい。（悲）
　これだけの失敗なのに、一気に気分がブルーに。orz
　一応復路で目を皿のようにして道路を探したが、行きしなには無かったドハデに直立して道路脇に突き刺さった事故車以外は発見できなかった。あぁ、悲しい。

　さて、次は釧路湿原。
　地図も観ないで走って、スムーズに展望台到着。う、また、霧？
　ともあれ、雄大な湿原を観れて満足。　あそこでカヤックをやりたくなる気持ちがよーく分かった。

　雨天対策をして釧路市街へ向かうと、だんだんと晴れてきた。暑い、暑い。
　おまけにGPSの電池が突然切れた。
　さらに、渋滞。
　そして、わけわかんない道路。
　結構大きいぞ、釧路。
　で、一生懸命がんばって釧路をなんとか通過、コンビニへ寄ると、先客のライダーが。
　「暑いですねぇ」「パニアーいいですね」といったやり取りの流れから、二人とも今日辿った経路がまったく同じだった事が発覚し、そしてこれからの予定経路も同じということで、大笑い。ご安全に。

　そして、本日のラストランとなる392号を超気持ち良く→242・247号を焦り気味に走っている間に、既に5:00PM。しまった、昼間に遊び過ぎたなぁ。
　途中、道路脇を歩いていた祖母に手を引かれた二歳児くらいの幼児が、バイクのこちらに向かってうれしそうに手を振ってくれてくれたのが、マジうれしかったー。（泣）　このまま成長してほしいなぁ、なんて、勝手なことを思ったり。

　今夜の目的地である十勝峠に5:30PM着。…が、よりによってここでいきなりの雨。というか、知床同様の濃霧。濡れることはどちらも同じじゃぁ。そんな中＆疲れている中でのテント幕営、超イヤすぎるー。　そんなんで、今日は霧に始まり霧に終わることになったわけだ。
　などと嘆くのはさておき、とりあえずは晩飯にありつこうと、すぐ脇にあるレストランで牛トロ丼900円を食す。うまー。
　すると（この時客が私一人だったこともあり）気配りのカタマリがごとき店長がいろいろと話しかけてきて、その流れで「これからキャンプですよー」と嘆くと「じゃぁ、そこの屋根のあるところで泊まってもいいよ？」とおっしゃるので、渡りに船とばかりに「えぇ？！いいんですか、助かります、是非！」という流れで、今夜は野宿決定。どうせ寝るだけだし。
　屋根はあれども、トイレと水道が無いのが無人駅に野宿するのと違うところで、これはちょっと不便かもしれない。まぁ、水道は無くともなんとかなる（モンゴルだってエジプトだって無かったし）として、トイレも近くのコンビニを利用するとしよう。 　逆に電灯がまぶしいとか、峠越えの車両が結構多いのが、今夜の睡眠にどう影響するかな。

　あぁ、霧は深くなる一方だ…。
　あ、照明が切れた。　お休みなさい。（8:14PM）

　もちろん夜半に目を覚ます。リスかネズミが体の上を走り抜けたり、霧雨がこっちに来り。

　本日の走行距離、510km。



　さて、いろいろ準備中。
　ヒント：東南アジア、某国


■ＧＳの総走行距離：51353km…なんか、週末毎に雨が降ってないか？むっきー。

---

051113の日々是二輪

　気がついてみたら、ハイカの残りが2万円近くあった。
　ひーっ！ 来年の三月までにコレを使いきれるのか？！
　ヤバす。


＜夏のおもひで（つづき）＞
　夏の北海道ツーリングでPDAに打ち込みながら走ったツーリング実況ログ↓ つづき。


＜北へ！（＠三日目）＞
　おはようございます。
　朝です。
　6:20です。
　起床直後から、昨夜コンビニで買っておいた朝食をがっつきつつ、天気予報を聴きながら荷造りして、チェックアウト。小樽出発、7:30。
　一路、宗谷岬へ。
　結構暑い。
　さて、北海道初運用となるヘッドマウントカメラ使用については、北海道の交通状況を把握するまでは危険だろう、といことで市街地での運用は控えてみた。　暫くはGPS画面のみのチェックで進行。GPSが強力なので、ルートミス知らずで突っ走りですよ。
　で、ついつい速度が出てしまうのが北海道の道路なのだが、流石に地元の車はいいかんじの速度で走っているので、それを真似ることから始めた。
　暫く走ってみると、八年前よりもマナーはいいような気がした。札幌から離れるに従って、トラックのマナーがあがって行くようだ。（相変わらず劇悪質な奴もいるが）
　さて、今回のツーリングの目標なのだが、第一に「警察に捕まらない」、第二に「事故を起こさない」だ。　手段と目的と結果やらと順番がおかしいと言うなかれ。これで正しいのだ。　なんと、すりぬけ運転もやりませんよ？　「車の後ろについて、リアガラスに写る自分を観察するぞ」と手段を定義したくらいだ。　さぁ、どこまで慎重運転できるか、挑戦なのだ。
　小樽を出てすぐ、風力発電の風車がぐるぐる回っていた。ぐるぐるぐる。ビデオで撮りまくる。
　途中の道の駅で一休みすると、WEB接続の交通・天気情報提供端末があった。 これはありがたいね。
　オロロンを、気持ち良ーく走る。
　昼食にはホタテ丼。「でかっ！」うまかった。
　サロベツ原野の風車列を突き抜けて、宗谷丘陵を越ると、あっさりと宗谷岬に到着。　ようこそ、日本最北端へ。
　ここ操作岬は次々と団体バスが到着〜延々記念撮影してる連中ばかりで、なんとなく興ざめ。 GPSで緯度経度を記録して、さっさと出発した。 すぐ隣のスタンドで給油して、再出発。　それにしても、なんか、蒸し暑いぞ、ここ。
　…まずい、予定よりも遅れ気味だ。 制限速度遵守で走っているせいだ。 うーむ。
　予定ではこの後『トロッコ王国』で遊んでから、キャンプ地に移動するつもりであったのだが、どうやらかなり手前での野営になりそう。
　そこで、少し焦りが出た。周囲の車よりも20km/hは遅い郵便局車を追い抜こうとしたら、いきなり方向指示器も無く右折しようとしはじめやがったので、危うくぶつかるところだった。落ち着け、落ち着け。
　オホーツクに面した幾つかのキャンプサイトをチェックしながら南下して、夕方四時半になったところで時間切れにして、ねぐらを決定。既に閉店したレストランに頼んで２品作ってもらって晩飯として、テント設営。やっと一服。
　Zaurusを取り出してこのログを書いてから、本日のカメラ映像をチェック。 あちゃー、今日のはほぼ失敗だった。オフと違ってオンだとヘルメットの姿勢がかなり上向きのようだ。 明日は是正しよう。
　さぁ、寝るぞ。8:00PM。
　う、ちょっと冷えて来たなぁ。

　…が、そこはキャンプ場の常、騒ぐガキと、叱る他人、ごねる親、といった見苦しいやり取りを夢現つで聞くが、我関せずで寝る。
　しかし、9:30PMで、暑くて目が覚める。寝袋に入ってられねー！
　テントから出てみると、外はえっらい蒸す夜だ。蒸し蒸し。

　あと、星が奇麗なのはわかる。日本で最も緯度が高いだけあって、北極星がえっらい高い位置にあるし、夏の天の川と冬の天の川が繋がりそうな様子まで見える。でも、寝支度ズミゆえコンタクトをつけて無いので、ぼんやりとしか見えないのが惜しい。惜しすぎる。 海外旅行時のようにメガネくらい持ってくるべきだったなぁ。残念。

　今度こそ寝る。

　本日の走行距離、440km。



＜温泉へいこう（＠四日目）＞
　おはようございます、朝4:15です。
　そろそろ夜明け
　海岸で朝食を食べながら日の出を待つ。
　朝食後はぼちぼちキャンプの撤収と身支度。
　あと、恒例の記念写真。(笑)
　結露がスゴイので、テント等々の片付けが面倒。
　が、陽が上るにつれて、グングン暑くなって、そこそこに乾いてくれた。
6:00になったので、バイクを駐車場まで押して移動。パッキングをしていたら、これを見ていた独り旅オヤジが「気を遣ってるねぇ、感心したよ」と話しかけて来た。「ええ、まぁ、自分がやられたらイヤですからねぇ（オートキャンプ場だから、それこそ枕元でバイクを走らせる訳だし）」と、雑談に捕まる。

予定から遅れることちょっと、6:20出発。　一路、カムイワッカへ。
　流石にこの時間だとすれ違うバイクは少ない。
　逆に、チャリダーを多く見かける。　それどころか、徒歩のバックパッカーまでいる。そして勿論、早起きのご老人も。（笑）
　皆とすれ違いざまの挨拶をかまし続けていると、だんだんとハイになってくる。　イヤッハー！！ 笑顔の交換はいいもんだと、しみじみ思う。
　チャリダーの笑顔が特に良いと感じた。

　そうこうしている内にサロマ湖へ到達…、の手前で展望台の看板を発見して、予定外ではあったけど行ってみることに。しまった、ダートだ。しかも途中に看板がしばらくないので、ちょち不安になりつつ頂上に到着すると、サロマ湖を一望する絶景かな！これは良かった、人も少ない（私が行った時は私一人だったよ）。
　少し遅れて上って来た御齢を召したご夫妻も「凄い」を連発して「ほら、あそこのキャンプ場で昨日は泊まったんですよ」と興奮気味。　わかった、わかった。(笑)

　さらにダートを走って県道に復帰し、すこし引き返したところにある道の駅で１５分の仮眠をとってからリスタートや。

　それにしても、暑い。　マジ暑い。　北海道のイメージ変わったよ。　暑い。
　途中、原野を俯瞰できそうなトコで一休みするも、いい被写体は線路だけだったなぁ。　あちぃ。
　次の道の駅にもロクな食事がなくて、仕方なく山菜うどん大盛り800円で昼食を済まして、さぁ、知床だ。

　センターに駐輪しようにもスキがなくて右往左往するが、コーンのスキマに置かせてくれと誘導員に交渉したらＯＫで、結果的に良い場所へ置くことができた。
　そして、沢登りの格好にチェンジして、カムイワッカ行きのシャトルバスに乗り込みＧＯ！

　お湯がざーざー流れる（滝のような）沢を、足を滑らしながら上って行くと、「もう登れまい」と判断するトコロに居た若人らに「ここで行き止まりですか？」と尋ねてみたら「まだまだありますよ。」　orz
　がんばって登ると、滝＆滝壺の湯船に水着のギャル（＆つがいの野郎共）がいっぱい。あと子供連れのご家族も。 そこに私が闖入。
　あー、汗かいたぜ。

　カムイワッカを後にして、知床峠を駆け上がっていくと、ウトロ山が奇麗に見えたので写真に撮ろうとしたら、あっと言う間に霧の中へ。全然違う質の空気の入れ替わりが激しいトコロだ。　つーか、北海道全体がそんな感じだったなぁ。
　さて、知床峠の下りだけお、ちんたら車両を先頭にした渋滞の最後尾付近を走るはめとなって、アクセル・ブレーキを使わない走行で延々と麓までおりたぜー。ぶー。

　麓にある道の駅で三食丼1800円を夕飯に食す。ちょっとしょっぱいかな。でも、うまー。

　少し戻って、キャンプ場にテントを張って、熊の湯へ。熱い・硫黄臭い、実に温泉らしい温泉だ。
　が、そこは地元のおっさんが「タダで温泉に入ってて〜」と一々文句をつけてくるのがイラつく。こっちはキャンプ場に隣接してるから使っただけだ、おまえみたい奴がいないのなら金払うよ？とよっぽど言いたかったが、こらえる。

　国内の旅の印象は人で大きく左右されるねぇ。　気分悪。

　…ちなみに、これ（ログ）を打ち始めたのは7:06PMなのだが、昨日よりも全然暗くて、キーボードがよく見えない。　昨日は海岸で開けていて明るかったのか？　それとも日が落ちる時間そのものの影響か？

　そうそう、今日行ったヘッドマウントカメラによる撮影は、アングル的には合格点のようだ。
　ただ、撮影用ＤＶカメラを電源OFF忘れ２回という失敗をしでかした。明日は気をつけよう。

　あ、それと、キャンプ場に1100GSがいたので距離計を見たところ、６万２千だった。参りました。orz

　よし、丁度8:00。寝るぞ。

　本日の走行距離、380km。



　つづく

　ハイカの残りの件だが、二輪ETCにも振り替えることができるのなら、あの(テスト用とはいえ)カッコ悪すぎる端末機を買ってもいいかな、とか思った。
　ただ、盗難が怖いので、イモビやカードキー兼用とかにしてくれないかなぁ。

■ＧＳの総走行距離：51353km…その前にバッテリーを交換しないとダメっぽいぞ。流石に6年使ったらヘタるよなぁ。

---

0511005の日々是二輪

　さて、おニューのジャケットの暖かさが嬉しい季節になってまいりました。
　つーか、ベントを開くと走行中は案外と涼しくもあり、よくできてるなぁと感心しすることしきり。


＜夏のおもひで＞
　よーやっと、この夏の北海道ツーリングで撮った写真整理がおわったー。
　ただ、レポートはツーリングにPDAを携帯＆リアルタイムで打ち込んだので、それに写真の一部を添えるという形で↓掲載開始。
　つまりなんだ、体験した直後のナマの言葉を記録しているんで、微妙にテンション低かったりおかしかったりするのが、自分的にはちょっと面白いぞ。
　うむ、旅はいい。


＜きたのうみ（＠8月初旬）＞
　さて、転職して一ヶ月です。（でした）
　予想外にも盆休みが11連休みっちりあります。
　どーすんべー、とぼんやりWEBを眺めていたら、北海道行きのフェリーに空きが…。
「ぽちっ、とな」
　どうしよう。
　そんなワケで、8年ぶりの北海道ツーリングが唐突に決まりました。
　久しぶりの突発ツーリングです。
　しかし、8年前は前日に決めたので、今回の5日前予約は長日の進歩だと言えましょう。
　更に、前回は舞鶴1泊・船上2泊・現地2泊という、ジャンボ＠『よつばと』の「わかった、おまえバカなんだ」並の日程だったことに比べて、今回は船上2泊・現地6泊・山陽自動車道1泊というスマート且つエレガント(？)な日程！！
　つまり、のんびり走ったとしても、2500km余裕な日程じゃん！！ うわー、今、オドメータが47777kmだからこのツーリングで5万キロいっちゃうかも？！
　だがしかし、マジ何も用意してねぇ。
　前日になって荷物をひっくり返してみたら、(20年ものの)ポータブルコンロが見当たらない！とか、ブーツにカビがぁぁ！orz とか、ホンマ大丈夫かいな、ジブン。
　ともあれ、テントとシュラフをキャリアにくくり付けて、しゅっぱーつ。
　ご安全に。


＜装備（＠8月10日頃）＞
　前回持参したPDAは非力なPIザウルスだったが、今回はSL-Cザウルス。テキスト打ちも辛うじて可能な上に、 前々日にCF-NICが届いたので（運が良ければ）ホテルでメールチェックができるかも。すげーぜ。
　そして撮影装備であるが、銀塩カメラを持参しない：デジカメONLYというのがポイントだ。 代わりにDVカメラが2台：一台はヘッドマウントカメラ用、もう一台は撮影用の装備。 これらは次期海外ツーリングで運用を想定した演習という一面も持つ。 なんにせよ、途中で充電ができない前提なので、バッテリーはを山ほど持参だ！
　そうそう、当たり前のことなのだが、荷物は自力で運ぶ。 ここ数年のロングツーリング＝海外ツーリングでは、荷物は全部サポートカーに乗せてしまって、自分は最低限の装備で走りを堪能するという、贅沢極まりない状態に慣れてしまっていたので、かなりカンが狂っている。 …そうだよ、こんなまともなキャンプツーリングって、実は8年ぶり('98/10以来)じゃん！ がーん。 てなわけで、荷物の絞込みが苦しい。 （つーか、ちゃんとしたツーリングバックやパニアーを買えば悩むことも無いんだけどねぇ。13年前に買った防水バックを未だに使ってるからゆえ、余計にパッキングが苦しいのだから）
　前日の晩にそんなこと↑に気付いて軽くショックを受けつつ、荷物のパッキングを終えて一息ついたところで、「そういえば、うちわを持っていくか否かが問題だなぁ」で少し悩んだ。 現地ではまず使わないであろうが、本土（往路の舞鶴まで）で使う可能性が高いので、普段使っている扇子を持っていくことにした。 で、通勤用ディバッグを開けたら、扇子と一緒に懐中電灯が出てきた。そうだ、懐中電灯を忘れてた。(焦) あぶない、あぶない。 ついでに、サングラスも忘れてた。
　
　ちなみに、今回の出発前にカビが生えてることに気付いてびびったたブーツであったが、これがもう10年モノでして、すっかりくたびれていた。 世界各国：マジに地球一周以上の距離をこのブーツと共に走ったことになるので、愛着もひとしお（なのに手入れしない）だが、流石に今回が最後のご奉公になった。　一応手入れ（清掃＆防水スプレー処置）して翌日の出発にに備えた。　…ちなみに、カビが生えたのは左足だけ。 これは8年前にネパールでスプロケットカバーなしのXL250Sで走った際に、飛び散ったグリスが左足にこんもり堆積した影響が出たものであろうと適当に推測。
　そんで、ブーツと同じくらい古いジャケット、モトパンツ、オンボロバイクといったライディング装備＆なにより一番のポンコツはライダーという危ういセットで出発だ。 キケンすぎる。
　ともあれご安全に！


＜Singing in the rain （＠初日）＞
　それでは、出発。
　だがしかし、下名は相当に強力な雨男ゆえ、早々に雨との戦いになった。
　それでも、当初天気予報では北海道の天気はあまり良くないという話だったが、出発日が近づくに従って、雨が曇りに、曇りが晴れに変わり、日程を通して雨のマークが無くなった。おー、珍しくついてるじゃん。
　ま、微妙に不安を感じつつ（←貧乏性）、兎に角出発だ。
　まずは三次へ下道で。三次駅の前を通過して、「なんだ、『朝霧の巫女』の駅舎と違う？」などと、当初はのほほんとしていたが
　帝釈峡に新しく出来ていたアウトドア施設で昼飯を食って、昼寝。
　気温は36℃だったが、木陰ならワリと涼しいので、15分程熟睡した。　ここまでは、まぁ、いい。
　その後、山間部をだらだらと走ってたら、「う、あの雲は、雨が降るんじゃねーか？」と思った次の瞬間、パラパラと来た！
　…が、すぐに止んだ。
　しかし、少し走ったところで、やっぱり降り出した。今度の雨は止みそうにない気配なので、緊急退避場所を探索…したら、即座にバスの停留所（屋根付）を発見、ラッキー。バイクを停めて、すぐに出せるようにしておいた防水装備でパッキングをカバーして、雨宿り。「現地での雨に対応できるように」と準備しておいた装備が、、こうも早く役に立つとは、うれしいやら、かなしいやら。
　そうこうしている内に、なんか、すげー、雨。もう土砂降り。　笑っちゃうぜ。
　１５分程和んでいると、止んだ。 路面が湯気たててるぜー。
　で、再出発。
　しかし、１時間後に再びイヤなかんじで雨が降り始めたので、再度退避場所を……で、すぐに発見。即避難で雨宿り。　…今度は止まねぇ。 周囲の様子から察するに、これはヤバイ感じだ、止みそうにない。　暫くすると、ずぶぬれヤンキが飛び込んで来たりの面白イベントもあったりしたのだが、この先長いこともあり、ここで足止めされ続けるわけにもいかないので、潔くレインウェアを着て、雨の中を走りだす。
　ただ、今回は実は中国地方の地図を持たずに走っているので、道を間違えまくって、間違えたら、GPSを起動して復帰、を繰り返して走ることに。 雨の中だと道を間違えやすいね。
　それにしても雨が流石に苦しくなってきたので、高速に乗る。
　途端に晴れる。　マジか。
　暑ーい。
　ＳＡで昼寝（夕方だけど）する。
　リフレッシュされて再出発したところ、路面が断続的に濡れていることに気付いた。どうやら、つい先程まで雨が降っていたようだ。一休みしてたお陰で、濡れずに済んだ。
　…延々走る。
　「…ボチボチ、舞鶴道の筈だよなぁ…」と、周囲を確認しようとGPSの電源を入れたところで、『舞鶴道分岐』の看板を通過。あわわわ。
　日が暮れて入った舞鶴道ＳＡで、お仲間に声を掛けられる。
　初めての北海道、初めてのキャンプ、初めてのフェリーというオジサンだった。大丈夫かな。

　そして、舞鶴道がいつの間にか伸びてるじゃないか。知らんかったよ。　おかげで、舞鶴港にたどり着くまでに随分と遠回りをした。ムカつく。
　フェーリーターミナルで乗船手続きをしようと、速やかに名簿に記入して窓口に持っていくと、「インターネット予約をした人は、申込書を書かなくてもいいんですよー」だと。ガッテム！
　乗船までの時間を使って、近場のコンビニで食料を調達して、列に着く。　…なんか、今年はバイク、少ない？　代りに、チャリダーがすげー多いような。しかも、女の子が多い。大丈夫なんか？心配になる。
　ちなみに、私の後ろにには陸上自衛隊隊員二人組みが付く。装備が官給品なんでわかる。（笑）
　いよいよ乗船。
　今回はその様子をヘッドマウントカメラで記録だ。
　その時点で、「うわっ、テープを入れ忘れてるぅっ！」と心の中で絶叫。　二台持参したＤＶカメラの片方（一般撮影用）にテープが入っていないではないか。出掛けにチェックした気になっていたのだが、良く考えてみると、装備撮影に使ったもう一台のＤＶカメラにテープが入って入ることをチェックしたのをカン違いしたような気がする。　あちゃー、やっちまった。
　まぁ、ここは日本だし、途中のコンビニで買えるだろう。　でも、こーゆー忘れ物は、悔しいなぁ。
　今回の往路は、２００４年７月就航の最新鋭艦＆２００４年シップ・オブ・ザ・イヤー艦：“はまなす”です。でけー。
　が、中身はというと、寝台が増えて、二等船室が狭くなったような…。これが時代の趨勢か。あと棚が溶剤臭いー。
二等は係員が入り口で奥に詰めるように場所を指示してまして、私の場所はあんまり良くないが、まぁ、棚が一人一人に割り当てられて居るのが救いかな。
　ようやく一息ついてからこのログ（？）を書いたところで、深夜一時：出港。さっさと寝る。
　…が、隣のおっさんの寝相がロクでもない。腕を放り投げる、寝返りで左右に転がり回る、おまけにいびきもかく。いいかげんにムカつくので、翌朝説教した。
　こういう雑魚寝の旅は、メンバーの質によって、印象が随分と左右されるよなぁ。ぐう。


＜船上の（＠二日目）＞
　朝、７時２２分起床。
普段の習慣で６時半には目が覚めていたが、だらだらとまどろむ。この部屋の残り１３名はまだガチ寝てたしな。
　で、コンタクトを装着後に、昨夜は省略した船内探検。
　フェリーな旅の楽しみのひとつであるオープンデッキに出てみる。
　このフェリー、高速船ということで（安全のため）オープンデッキがひどく限られていて、後部デッキの一カ所だけしかない。しかもあまり見晴らしが良くない。荷物も伸せていないヘリコプター用ポートなんてやめて、その分トラックでも載せて、運賃値下げの努力をしろよ、などと文句も出る。　まぁ、煙突の煙が来ないだけマシなのだが。
　意外に感じたのだが、この船にはシャワーが無い。浴場（とサウナ）しかない。また、利用時間も限られている。
　で、その探検で浴場の前に来たのが、利用時間の１５分前（７時４５分）だったので、「ふむ、ここで少し待って、一番風呂をいただくとしましょうかね」と入り口前の椅子で座ったところ、そのタイミングで丁度係員が来て「あぁ、もう沸いてますから、入っていいですよ。」と、いうことで、一番風呂＆一人風呂ゲット。超優雅。
　さて、朝食は奮発してバイキング1100円で腹一杯。まぁ、普通のホテルの朝食バイキングだ。船のエンジン振動が微妙にシフトするモードで付食堂近がいい感じに共振していて、皿が踊っておりました。（笑）
　海はベタなぎ、空は一面の薄雲で、日差しはちょいじりじり。あまりすがすがしく無いなぁ。
　籐の椅子に座って船窓から外を眺めながら、ぽしぽしとこのログを打っていたら、いい感じに眠くなって来た。寝よう。
　ぐう。
　一時間ほど昼寝をして、今度は地図を眺めて、行程の詳細計画を練る。
　「……いかん、行きたいところがどんどん増えてきて、一日の走行距離が600km近くになってしまう」（笑）
　いかん、いかん。ここはぐっと堪えて、ばっさり絞らねば！
　まぁ、初日の様子を見て、随時計画を変更することにしよう。
　とまぁ、そんなこんなでのんびりしていたら、小樽を出港した『すずらん』とのすれちがいがあったので、写真をパチリ。
　その際に同じ窓から写真を撮ったおじいさんが、「どちらから？」と話しかけられて、しばし歓談。
　このおじいさん、御歳八十四にして独り旅中、しかも札幌市民という、意表を突かれる設定にびっくり。
　「お気をつけて」「よい旅を」

　さて、16：45になったので、晩飯を食いにレストランへ行く。
　既に店の前には開店待ちの家族が並んでいて、私は二番手だった。開店と同時にカフェテリア形式の小皿をガツガツ選ぶが、ひとつ前の家族の歩みがちんたらと遅いのでムカつく。あまつさえ、あれもこれもと選ぶから、四人分で8000円もかかってやんの。プクス。
　私はイクラ丼とモツ煮・ゴボウ・みそ汁の1250円を選択。それを優雅に食し始めると、隣の席に着いたご高齢のご夫妻が「オートバイでご旅行ですか？」と話しかけてきた。ちなみにこの時の服装は、オフロードブーツ＆パンパンのウエストバックゆえ、「ご覧の通り、勿論ですとも！(笑)」 じゃらり。（←キャラ作ってます）
　このご夫妻、車を使って移動＆登山＋キャンプ旅行で日本100名山を全部登頂まであと１峰（旦那）＋2峰（ご婦人）ということ。 ご高齢にしてやる気満々であった。 すげー。
　ちなみにこの際、「大学生ですか？」と言われた。喜ぶべきか、嘆くべきか。

　そして夜九時に接岸、そして上陸。
　お久しぶりの北海道。
　さっさとコンビニへ寄って、翌朝の朝食（と忘れ物のＤＶテープ）を購入して、今夜泊まるビジネスホテルへ直行＆チェックイン。
　ホテルの駐車場では、同じフェリーで来ていたライダー連中数名が既に荷下ろし中で、場所が狭いこともあって、ちょいとてこずった。
　「おぉ、安ホテルなのに、ちゃんとお湯がでる！」などと、ここんとこの海外ホテルな感覚基準によって、いらんことに感動しつつ、翌日が早いので、速やかにシャワー浴びて髭剃って寝た。


　つづく。




　紛失していたと思っていた小笠原Tシャツを発掘。衣類コンテナのTシャツ（夏ローテ用）の下にあったー。　こりゃ、みつからんわい。
　あと、ダイビング関係の撮影動画の編集もやっとこ行った。 非リゾート体質の人間がリゾートに行った際の微妙なテンションをそのままに凝縮した映像となって、なかなかにいい感じ。(笑)
　そんな感じで、ぼちぼち冬支度や。


■ＧＳの総走行距離：51150km…北海道で脱落したGPSのパーツも補充し、且つアイテム増やした。次の準備中。

---

051010の日々是二輪
マイル・ストーン

　気がついてみれば、盆休みからもう二ヶ月かよっ！！！


＜紫外線、どんと来い＞
　この夏は、初夏に実施した小笠原ダイビング行脚事前対策キャンペーン及びその本番での低緯度に於ける長時間屋外暴露耐久稼働によるヤキ入れ効果の残り香に伴い、今年の私はここ数年でかつて無く直射日光に対する耐性が高い状態にあった。
　…と、過信していたのだが、盆休みの北海道のツーリングに於いて、グローブとジャケットの透き間から差し込む日差しによって、腕輪のような赤い日焼け跡を作ってしまった。　これはモンゴル以来の出来事だ。
　まぁ、毎日１０時間も屋外暴露してれば、そうもなるよな。
　うーん、油断大敵、北風と太陽。（謎）


＜いろいろなヒント＞
　この夏の北海道ツーリングで撮ったビデオ映像をざっと編集してみた。
　その際、「やっぱりDVキャプチャは結構大変だなぁ」と再認識。 単純に考えても撮影時間かかるし、その後で素材に切り分け＆フィルタ処理する作業も含めると10倍近い時間が必要になる。 まぁ、この辺りは今後のソリッドメディアなビデオカメラの発展に期待だ。
　とりあえず、キャプチャしながら居眠りしてしまったのが、ちょっと衝撃だ。
　つまり、自分で撮った映像なのに「つまらん」と感じていたワケだ。
　原因は、まぁ、なんとなく分かっている。
　映像の中に人が殆ど入っていないのだ。 さらに、他のバイクが写っているシーンすらも少ない。 流れる風景だけ、が何と多いことか。　つまらん。
　撮影者視点の映像というものは、それだけで新鮮に感じる時間は少ないものだなぁ、という当たり前のことに気付かされた。
　旅の楽しさは、単に見える風景だけではない。 人とのやりとり、道路とのやりとり、自然とのやりとりがあって、そこに自分が居てはじめて旅が旅になるワケであり、そういった要素が欠けていれば、それは単なる視点映像。　つまらん。
　まぁ、そんなことを考えながら、乏しい素材を組み合わせて旅の記憶を再構築(映像編集)してみた。　楽しい。 一回目の荒っぽい編集だけで、なんか楽しくなってきた。 旅はいい。
　…ここでふと思い出して、一年半ぶりに2chの車載カメラスレを覗いてみた。
　随分と活発なスレで、皆皆工夫やら議論やらを前向きにしているなー、と思いつつ、幾つかの編集映像をDLしてみると、かなりびっくりした。 随分とレベルが上がっている。 画質はかなり向上し、映像としての質も2ランクは上がっていた。
　「うーむ、これじゃ、もうオレの機材も編集の腕も、中の下くらいのレベルだなぁ」
…なんて、ちょっと遠い目。
　いやはや、機材の進歩と連動した裾野の広がり・若い前向きな連中の熱意やエネルギーは凄いものだ。　ひとたび気を抜いていたら、あっと言う間に取り残されてしまったなぁ、と。
　ともあれ、自分は自分のペースで、これまで通りのんびり確実にやっていこうと思う。
　ただ、ちょっとずつは進歩させないとアカンけどな。


＜素数蝉＞
　7年ぶりに洗車したー。
　信じられない人もいるだろうが、ホントの話だ。
　これまでは日本一汚いBMW二輪車であることを自負していたが、どうだろう。 やっぱり、上には上がいるのだろうか。
　ともあれ、最初に高圧水でショットしてみると、油と泥水がじゃぶじゃぶじゃーっと！！あふれ出てくるよ！！
　どひーっ！(汗) 　…ただし、長距離の大雨走行を何回もしているせいなだろうのか、走行距離と期間の割りにドロ油の堆積度合いはそれほどでも無いんですね。　5年間洗車しなかった自転車の方が堆積度合いが酷かった位だ。
　ふーむ、バイク汚れってのは案外と低い値でサチるようだな。
　しかしながら、蟲アタック痕は堅牢に固化してなかなか落ちないので、閉口。
　そんで、ラジエターの中に色々なものがいっぱい！
　うほっ！うほっ！(悶)
　水と古タオルと古Tシャツでゴーシゴーシと一時間、うーん、色男になったぜー。
　ちなみにこの洗車は、翌日に晩夏を楽しむツーリングで出掛けよう、をきっかけに始めたのだが、その翌日は大雨。
　…オレのせいじゃないよ？


＜何年ぶりか、もうわからん＞
　転職先の指示により、超ひさしぶりに運転適性検査を受けた。
　なつかしい。
　今を遡ること幾星霜、二輪免許を取る際に自動車学校でこれを受けたときには、結果の悪さに愕然としたものだった。
　ところが二回目（コレ↑の半年後、四輪免許の取得）に受けたときには、一転して好成績だったと記憶している。 しっかりとした経験を重ねることが大切なんだなぁ、と思った。
　で、今回の結果はというと、「状況判断力：問題なし」、「動作の素早さ：問題なし」「動作の速さ：問題なし」「衝動抑止性：問題なし」「神経質傾向：問題なし」「気分の変わりやすさ：問題なし」「上っ調子になりやすさ：問題なし」「協調性：問題なし」「自分を良く見せる傾向：問題なし」「情緒安定性：問題なし」、そして「総合判定：運転に適しています」。 うーん、進歩したものだ。 地味な努力の積み上げが大切ですなぁ。
　ただ、唯一「自己主張の強さ：いくら自分が法規通りで優先通行権があっても、譲るべきときは潔く譲りなさい。事故を起してからではなんにもなりません」とたしなめられました。
　「うーん、でも、ここは生き方の問題だしなぁ。それに、こっちはバイクだから余程の事でない限りは何とかなるんじゃないだろか」 などと、反省してません。
　でも、気をつけよう。
　ちなみに、私は筋金入りのペーパードライバーですが。(笑)


　さて、ボチボチ、次の8年計画を立てる時期かなー。

■ＧＳの総走行距離：51150km…急に洗車したくなったのは、屋内＆入り口にカギ・鉄柵付の駐輪場で保管するようになったから。←なんて贅沢なっ！

---

050917の日々是二輪
8年半一昔

帰着から一ヶ月が経ってしまったが、北海道ツーリングのレポートは未だまとめ中。
つーか、この週末にようやっとキャプチャしたビデオの素材分けができたところ。
写真は手もつけていない。
もうちょいかかりそう。


＜ネタとして＞
　（ちょいと前に）秋葉神社に行ってきた。

　天狗とかも出てくる��秋葉信仰�≠ﾌ神社ね。(静岡県人なら聞いたことがある筈?)
　天竜スーパー林道の途中にある。
　私が行ったときは、境内も参道も改築中で、参拝客は殆ど居なかった。(3人…。まぁ、平日の午前中だったし)
　…実は私、神社・仏閣めぐりは好きなのであった。　バイクだと、更に楽しいよ。


＜続・設備更新＞　
　8年半ぶりにブーツを買った。
　前回は注文から到着までに2ヶ月近くもかかったものだが、IT・流通革命な今回はクリックポチっとなの二日後にゲットですよ。 素晴らしい。！
　で、まぁ、あんまり考えることなしに（普段のクツと同じように）11号のサイズを注文したのだが、届いてからしまった、ちょっと小さいかも。(焦)
　つま先は大丈夫なのだが、ふくらはぎ周りがキツイぞ。
　もうちょっと余裕を持たせたいな。
　履き込めばなじんでくるだろうか。
　そのくせ、これまで履いていた先代ブーツより2cm程高さがあるので、ニーグリップした際に丁度タンク下縁と同じ高さになってしまい、シフトチェンジ時に引っかかる！ 焦ること数回、数十回。(焦) (そういえば、以前TT600に乗ったときには、先代ブーツで同じように引っかかってイライラした記憶がある。 車種によって注意せなアカンのね)
　あと、まるっきり履きなれていないこともあり、足首がガチガチに硬い状態なので、シフトチェンジの度に「ふぬぅんっ！」と気合を入れねばならず、ちょっとヤバげ。 早く柔らかくしないとなぁ。
　ちなみに、私＆GSと一緒に日本全国・世界各国を約6万km走り抜けた先代ブーツ↓ も勇退です。 お疲れ様でした＆ありがとう！！


＜続々・設備更新＞　
　8年半ぶりにライディングジャケットを買った。
　実は半年前に買おうと動いたものの、「（定番ではない）季節商品ですので、品切れです」を喰らいまくった経験を活かして、今回は冬物衣類が出始めるこのタイミングでメーカサイトをウォッチしまくりの、出荷と同時に注文＆ゲットですよ。ヤッハー！！
　これまで着ていたものと同じメーカ＆大差ない値段の品物なんですが、流石に8年の月日は随分と商品を進歩させており、機能性とか大したものですなぁ、と感心、感心。 (合理的な)ポケットの多さとか、すげーよ。
　そういえば、WEB上では即納サイズがLLまでしか無かったので、一旦はそれで妥協しようかとも思ったのだが、「ここはやはり納期がかかってもXLを注文すべきだろう」と思い直して正解でした。案外と丈が短い。XLでもギリギリだったかな。危ない、あぶない。
　でも、「肩・肘・脊椎パッド内臓」の仕様でイメージしていた硬質なパッドではなくて、ソフトなパッドが入っていたのは、ちょっと残念。国内ならこれでも十分かもしれないが、海外オフをやるには心許ないなぁ。
　そうそう、海外といえば、砂埃の中を走るのにはあまり向いていなさそう。 隙間が多いので、内部に入り込む＆手入れが大変そうに見える。 うーん、国内使用向けの商品なんだから仕方ないかなぁ。
　それにしても、重いなぁ。(笑)　ずしっ、とするよ。
　あと、取り外しOKなインナー↓の暖かさがなかなか大したものだ。つーか、暑いくらいだ。
　さてさて、これでこの半年間で進めてきたバイク向け装備の更新が一通り完了した筈だ。
　デフレが進んだせいか、総費用は前回と大して変わっていないものの、品質は上がっているね。
　ご安全に。


■ＧＳの総走行距離：51150km…だから洗車しないとってば。…えっと…う、7年ぶりなのか？ orz

---

050827の日々是二輪
みなみのうみ 再び

　北海道ツーリングも終えてしまった今になんて何だが、ようやく初夏の小笠原レポ完結編↓。


＜『船速最大（フルスラスト）！！』＞
　今日も朝からダイビングの日。
　ちょっと足を伸ばして、ボートで1時間ほど北上したところにある嫁島周辺でダイブ。
　話は変わるが、姉スキー且つ母スキーな私としては、父島から3時間程南下したところにある��母島�≠ﾆ��姉島�≠�巡礼すべきという使命感があるのだが、今回はスケジュールが合わず、断念。 これが一番の心残りアルヨ。
　閑話休題。
　で、まぁ、ボートで一時間、外洋をぶっ飛ばせば、酔うわね。 朝食で美味しくいただいたガーリック風味の料理が、今はきぼちわるいぞ。うぼぁ。(吐くには至らんが)
　あと、なんだ、ボートの天井でアタマをガツガツぶつけまくってるのよ、昨日から！ コブ・切創だらけじゃよ、ワシの頭頂部。
　おまけに、昨日のダイブで手やら足やら、サンゴによる切創だらけ。塩水がしみるー。(潜水すると水圧でなおさら痛いー)
　さて、ダイブ…やっぱり沈まん。 そういえば、私が着れるウェットスーツはXXLのサイズになるのだが、当然のようにブカブカなんで、体内に空気がかなり溜っていて、これも浮き袋状態なのかもしれん。 いや、きっとそうだろう。 水中でスーツを開放〜ブローしたり、人に引っ張ってもらったりで、なんとかダイブ。
　この日は��マグロ穴�≠ﾉ潜る。 マグロがぐるぐる群れで回るトコらしい。 つまり、それと逆方向に水流が渦を巻くスポットなワケだ。 上に下に水が流れて、壁面の岩に吸い寄せられるので、ホバリングもままならない場所に、四苦八苦。おまけに、マグロもいねー！！ まぁ、色々と魚は見れたので、よしとする。

　そして次のスポットへの移動中、2時方向にイルカの背びれ発見→即座にボート停止、ドルフィンスイムにエントリーじゃ！(ウェットスーツを着てるので、潜水できねぇ…、こんちくしょう)
　その後、午後のダイブを終了して、一路父島に戻ろ…、あぁっ、またイルカの背びれ発見！すごいぞ、オレ！
　そのイルカ、暫くロストしたと思ったら、仲間5匹程を海の底から引き連れて戻ってきて、エントリーした我々の周囲や中でぐるぐると泳ぎまわって…つまり遊んでくれて、2分ほどしたら、また海の底へ帰っていった。 サービス精神満点の連中でした。 こっちもまんぞくー。

　この日の復路（やっぱり1時間）で、ボートに酔わないコツを掴んだのも収穫だ。
　コツ：「オフ車と同じ」←車体の動きと視線及び意識の移動の連携タイミングのこと。(体よりも先に)意識について振動を収束させるような能動的制御を行う、オフ車乗りならわかる感覚。
　コツを掴んだお陰で、復路は気持ちよく乗れた。
　さて、夜。
　小笠原諸島の返還記念のお祭りが村総出で行われてた。
　…のを横目に、山の神社に登って展望台を下見。詳細は翌日。
　そこで、羽蟻の群れに襲われる。叩いても逃げない、落ちない。うぎゃー。
　お祭りに復帰すると、丁度、八丈島からの交流で島太鼓の演奏が始まった。 ちなみに、この演奏をしている女性は、つい先ほどまで一緒にダイビングをしてた。(笑) アクティブだなぁ。
　太鼓が終わると、地元有志によるジャズバンド演奏。 楽しげ、楽しげ。
　そして、よく知らないおばさんのコンサート。おじさん方は大喜び。どうやら、昔アイドルなうたうたいということらしい。
　NHK『みんなのうた』のような曲が幾つか進み、地元女子中高生のフラダンサーずらり30人くらいが歌に合わせてフラを踊って、俺様大喜び。 地元の方々はもっと大喜び。 マジ大喜びで大盛り上がり。 子供も大人も次々とステージに飛び入り、なんだか、狂乱のフィナーレ。 なんじゃ、こりゃー。

　「あぁ、つまり、これが��日本の村祭り�≠ﾈんだろうな」と後で気がついた。地域の横の繋がりがしっかりとした人々によるお祭り、それの現代人版。いいものを見た。


『船速最大（フルスラスト）！！』：『Dark Whisper』(山下いくと、メディアワークス)一巻における私的最優秀台詞大賞。シビレまくり。


＜『プラネットAの子供達』＞
　父島での最終日です。
　こっそり早起きして、昨夜にロケハンした展望台に登る。汗だく。
　人っ子一人いねぇぜ、よしっ！
　恒例の「セリオタオル撮影」を挙行だ！
　そして今回は、去年貰った月姫タオルも参戦だ！
　(多分)人類初であろう快挙に心を震わせつつ、逃げるように下山。(笑)
　復路、警察署の前を通過。 警視庁なんだよねー、ここ、東京都だから。
　そして、ナンバープレートは品川No.

　宿に戻って、TVをつけてみると、そのCHは1000km以上も離れている都内とまったく同じ。→つまりテレビ東京も入る。 従って、『Zガンダム』をやってるし『エウレカセブン』もやってる。 うをー。 「これで、インターネットがバンバンできたら、オタクにも理想郷？」なんて思ったさー。（インターネットはナローバンドらしい。残念。）
　そういえば、返還後に島へ入ってきた人を��新都民�≠ﾆ呼ぶそうだ。 村民の大多数がそれであり、従って��訛り�≠ﾆいうものがここには無い。 一方で昔からの住人が多い八丈島は訛りが多いらしい。 と、宿の人が言っていた。ふーん。
　あと、子供随分と沢山いて、また、それが人懐っこい。 目が合うと、遊んで、かまって、と子犬のように寄ってくる。 あぁ、イルカのようなのか。 うひー、かわいー。
　さて、今日は午後の出港まで、再び戦跡めぐりという名のトレッキング。
　トーチカとか、砲台とか、沈没船とか、飛行機の残骸とか。

　明け方にスコールがあったので、ジャングルは蒸すは暑いわぬかるむわ。むわわわ。
　その後、食堂でメシを喰って、ダイビングショップでだべって、乗船。 うう、さらば、父島。
　出港後は、おがさわら丸を島のダイビングショップ所属のボートの群れが併走！ 最終的にショップの方々が次々と海に飛び込むパフォーマンス！ なんてステキな送迎だ！！ ボニーアイランド父島！(T_T)
　さてさて、復路は二等特等船室です。 北海道フェリーの特等はあんまりキレイじゃなかったけど、こちらはどうかな？ と思って船室に入ってみると…、まぁ、普通にキレイ。　そして、心配していたベッド長も195cmくらいあるので、なんとか足を伸ばして眠れる。 …二等で雑魚寝の方がのんびりできるね、多分。 唯一特等のメリットは静かなことかな。 エンジン音が小さいのと、喋る人が居ないのと。←旅の楽しさをスポイルしてるかも…

　夜、「星がきれいなので、照明を消します」というアナウンスがあり、外部デッキに出る。キレイ。45km/hの海風を頬に受けながら、しばし夜空を堪能。
　夜が明けて、八丈島に寄港・出港、次第に近づく日本本土・東京湾。

　「きっっっっっっつたねー！」
　思わず叫んでしまった汚い海、汚い空、毒々しいコンビナートが見えてくる、近づいてくる。
　あそこが、我々の住む世界なんだよなぁ。
　竹芝桟橋に接岸、そして上陸。
　ここでで生きていくことにチャレンジするのが、我々の人生なんだよ。
　そんなことをしみじみを感じつつ、旅は終わったけど、終わらない。


『プラネットAの子供達』：南洋のコテージで金髪少女が泳ぐ漫画(岡野史佳、白泉社)のタイトル


　良　い　旅　で　し　た　。






■ＧＳの総走行距離：50971km…北海道から戻ってきてから乗ってません せめて洗車しないと…

---

050816の日々是二輪
きたのうみ

　さて、盆休みが終わった。

　盆休み前に、
「どーすんべー」
　…と、久しぶりにWEBをだらだらと眺めていたら…、あっ、ポチっとな。

　つまり、衝動的に北海道ツーリングをすることになりました。(笑)
　でも、突発ツーリングとはいえ、総日程9日・総行程が3194kmという結構な規模のものです。(つっても、丸二日間は船上だけど)



　前回北海道へ行ってから、既に8年。
　当時新車だったGSは既にポンコツマシンになって、それに跨る人間もまたポンコツとなっての再訪です。



　まぁ、前回は「わかった、お前バカなんだ」＠とーちゃん『よつばと』的なツーリング（現地二泊、往復船上で一泊ずつ：船上に居た時間のほうが北海道に居た時間よりも長い）に比較したら、極めて��まともな�＊k海道ツーリングを堪能できた盆休みでした。



　さてさて、実は今朝戻って来たんですが、明日から出勤なんで、続きの報告はまたおいおいと。（小笠原のレポートも終わってないし）



■ＧＳの総走行距離：50971km…祝！5万キロ突破！ 10万キロクラブまであと半分！ …なげぇ…

---

050806の日々是二輪
みなみのうみ (検討中)

　私の友人に、旅行に出掛けた際に現地で地酒・地ビールを買ってくる習慣があるヤツがいる。　ヘンなヤツだ。
　そして私の場合は、旅行に出掛けた際に現地でTシャツを買ってくる（温泉があればタオルも）習性がある。ヘンではないと思う。
　でも、よくよく考えてみれば、ヘンな習性かもしれない。
　ともあれ、前回（小笠原旅行）でも、最終日にTシャツを買ってきた、筈だ。いや、絶対に買った。
　しかし、旅行後に慌しく行った引越しを経て、今現在行方不明中。(T_T)
　どこだー！


　で、つづきー。

＜『スタンダード・ブルー』＞
　この二等船室だが、冷房が効きすぎていて、えっらい寒い。 寝る際には非常用の長袖を着込んでいないと、カゼを引きそうだ。 カッパを着て寝ている人もいた。
　ともあれ、5:00に目が覚める。
　日の出直後の日差しが船窓から差し込んでいた。天候は回復しているようだ。それにあんまり揺れていない。
　屋外デッキに出てみると、むわっとした南洋の空気。
　カメラのレンズが曇った。
　もうすぐ小笠原海域です。

　女性用トイレの前を通ると、ゲロ臭かった。昨夜は大変なことだったろう。
　さて、今回の��おがさわら丸�≠ﾌ航海だが、実は年に一回のみの特別なものだったそうだ。
　どこが特別かというと、通常は東京⇔父島直行便なのだが、年に一回だけ途中で八丈島へ寄港するらしい。 それが偶然今回だったというワケ。
　この特別寄港の所以だが、太平洋戦争にまで遡るのだという。 硫黄島が米軍に上陸されたため、父島・母島の島民は八丈島に疎開したものの、敗戦によって父島・母島はアメリカ領となってしまい、35年前に返還されるまで帰島もままならないという歴史的背景があるそうだ。
　そして、この航海中に返還を祝う行事がいろいろとあり、父島・八丈島の交流が行われる為に、八丈島に寄港するのだそうだ。（通常時に八丈島⇔父島便は存在しないので、八丈島の人は一旦東京に出てから改めて父島に向かう必要がある）
　まぁ、大荒れの海に酔いまくっていた私は（おまけに寄港時はフィン・スタピライザーをカットするので揺れが大きくなるし、速度の関係でエンジンが共振してやかましいし、ダメージ喰らいまくりで）「寄港せずに、はやくこの海域を越えてクレー」ってのが昨夜の状況でしたが。(笑) 実際、数年前は接岸できない程の天候で、特別寄港をキャンセルしたこともあったらしい。 今回は風向きの関係で、寄港する桟橋の波は穏やかだったので、八丈島の方々がぞろぞろ乗船。（昨夜のお話だが）
　そんなわけで、昼頃に船外デッキで慰霊祭をやっていた。 汽笛の中、英霊に黙祷しつつ、花束を海面へ。

　天候の回復に伴って私の体調も回復し、周囲の人とようやく歓談。
　隣は金融関係のSEな人で、今回が二回目の小笠原だそうだ。 そこで現地話とか、金融話とか、興味深い情報をいろいろとゲット。
　ちなみに、「(私：[Ti]が)自衛隊の人かと思いましたよ」と(また)言われました。 初対面の人なのに。(笑)
　さてさて、昼過ぎに2時間半遅れで桟橋に接岸、いよいよ父島へ上陸です。
　午後はジャングルトレッキングの予定を入れていたので、宿に荷物を置いて、すさかず出発。

　内容は戦跡めぐりと自然観察なのだが、まぁ、兎に角暑いのだ。水をガバガバ飲みつつ歩く、歩く、歩く。
　洞窟にロープを伝って降りて、砲台の残骸に触れたり、トーチカから沈没船を眺めたりの3時間。 汗だく。

　宿に戻って、シャワーを浴びて、美味い晩飯を食って、すさかずナイトトレッキングへ出発。　大忙しや！
　夜光キノコを見に行くが、どこにもない。走り回った末に辛うじて、微かに発光するカビを発見。
　ウミガメの上陸を見に行くが、どこにもいない。 前日に上陸した足跡は幾つも発見。 あと、ヤドカリが山ほど。
　オガサワラオオコウモリを見に行くが、どこにもいない。彼方此方走り回るがダメ。
　夜空だが、さそり座があんなに高い位置にあるのは異様やね。
　だが、夜半になると煌々と輝く十六夜の明るい月が昇ってきたので、キレイな星空は望むべくもなかったのも残念。
　結論としては、ナイトトレッキングはハズレだった。 早く寝て、翌日に備えるが吉。


『スタンダード・ブルー』：南西諸島を舞台としたイルカ満載漫画 (宇河弘樹、少年画報社)のタイトル


＜『瞳の中の王国』＞
　今日はダイビングの日ー。
　今回は水中での動画撮影に初挑戦だ。 上手くいくかな？
　つーか、寧ろダイビングがきちんとできるかが問題なのだが。
　実は12年前にCカードを取得した際以来だったりする。＜ダイビング (笑)
　てなわけで、OPENWATERでようやく5本目、しかも初のボートエントリーでダイブ！（やけくそ）

　さて、ボートエントリーはビーチエントリーのように機材背負って歩かんでもいいのはラクなのだが、いきなり潜らないとならんので、不慣れなゆえに心の準備ができていない私にとっては、結構な緊張であった。
　おまけに緊張のせいか、ちっとも沈まーん！ ぬぅ、空気を吸いすぎなのか？！ 肺活量8000ccの浮き袋が満タンなのか？！
　…後で指摘されて成る程だったのだが、要するにウェイトが軽すぎたようだ。 12年前は鉄製ボンベを背負ってのダイブだったが、最近は軽量なアルミボンベなので、その分のウェイトを増やさないと沈むわけがないということでし。 うーん、浦島太郎。
　ともあれ、（ある程度まで潜れば浮力も減るので）ボートの錨のローブを伝って、必死で沈降した。 かっこわるー。
　加えて、耳ヌキも上手く出来なくて苦しんだ。
　12年前も苦しんだのだが、今回は少し違って、右耳は耳ヌキできるのに、左耳がなかなかうまくできない。 いたたたた。
　あと、一生懸命耳ヌキするのに鼻を強くつまむので、マスクが歪んで浸水するとか、プチパニックだ！（笑）
　結局、10分ほどかけて（30cmおきに！）ゆっくり耳ヌキして、やっとこ水深20mに到達。 バディ連中には済まないことをした。(_o_)
　肝心の水中撮影だが、一本目のダイブでは勘を取り戻すことに徹して行わず、昼食時のシュノーケリングと二本目のダイブから撮影を試行してみた。
　今回用意した機材は、XactiC4とマリンハウジングの組み合わせ。 バックアップとして使い捨てカメラの防水版も携行したが、こちらは結局使うことはなかった。
　このXacti＋ハウジングだが、水中ではLCDモニタにナニが写っているのか殆ど分からない＋筐体と光軸が傾いているレイアウトなんで、フレーミングが異常に大変でまいった！
　あと、このハウジングだと電源SWを操作することが出来ないので、水上でハウジングを開いて電源をONとしてからハウジングを閉じ、スタンバイモードの状態で水中撮影を行う必要があり、バッテリーの持ちがちょっと心配。 さらに翌日にしでかした失敗だが、スタンバイモードが長時間続くと、勝手に電源OFFになってしまうようだ。 このことに気付かなかったことから、4本目のダイブでは撮影ができなかったぞ、くそー！(泣)
　そして、このXactiはAF音が結構大きいようで、それがハウジング内で反響してしまい、撮影時にかなりのレベルで録音されてしまっているのも気に喰わんなぁ。（最初はボートのエンジン音か、イルカのエコロケーションかと勘違いしていたよ…）
　ちなみに、静止画撮影ならまだしも、動画撮影は初めてであったので、撮影そのものに対するノウハウの蓄積が無くて、かなりいろいろと失敗した。パンのさせ方とかが特に難しい。シュノーケリングだとカメラが安定しないので、いい映像を撮りたいのならスキューバしないとダメっぽいとか、気付きもいろいろ。
　ともあれ、魚がいっぱーい、で楽しい。 そんで、2ダイブ目にはエイを見つけた。 それがだんだん増えて、最終的に5匹が同時に移動してた。 のんき過ぎるエイがほほえましかった。
　まぁ、久しぶりのダイブ、そしてキレイな小笠原の海と魚で、マンゾク、満足。


　宿で美味しい飯を食いながら、一緒の宿に泊まっている八丈島の人らと話をしてみると、彼らは小中学校の校長先生だそうだ。 昔は父島に赴任していたが、転任で八丈島に居るという先生は、「ここ(父島)に戻ってキャリアを終えたいねぇ」としみじみ語った。 ちなみにその先生、生徒らをバットを持って追い掛け回すような先生だそうだ。 教え子らが宿に次々と集まってきて、チクってくれたのでわかる。(笑) そして転任する際に生徒らからのバット4本のプレゼントが贈られたという美談も。 ええ話やー。
　ふいー、今日も疲れたので、さっさと寝るのこと。


『瞳の中の王国』：水族館＆イルカ満載漫画(岡野史佳、白泉社) のタイトル



　さて、盆休みである。
「どーすんべー」
　…と、久しぶりにWEBをだらだらと眺めていたら…、あっ、ポチっとな。


■ＧＳの総走行距離：47777km…つまり、旅に出ます。 ご安全に！

---

050724の日々是二輪
○○のうみ (考え中)

　転職してからというもの、(新環境でのいいカッコしいの為に)えらい忙しくて、一ヶ月前の旅行のレポートを纏めることもままならない。
　やはり、こういうのは情報機器・技術を使った仕組みによって、将来的には半自動化されることが必要だと思うのだよ。 賛同者募集中。
　ともあれ、ぼちぼち整理中↓。


＜『南の島』＞
　さて今年は、1.5年おきの恒例行事で海外ツーリングをする時期であったので、年明け頃からスケジュール調整やら装備の準備をしてきていた。
　だが、5月半ばになって、スケジュール調整の失敗が確定。 本命はおろか、代替案も失敗。 トホホ〜 orz
　されど、なんとかこの機会を活かす方策を…っ！と思案した結果、ピコーン！！とひらめいた。
「よし、南の島に行こう！」
　改めて考えてみれば、これまでは海外ツーリングを挟んで6年おきに南の島に行っていて、前回の南の島から今年で丁度6年だ。 うむ、実にキリがいいではないか。
　しかるに、善は急げですさかず準備開始。
　まずは行き先候補の選定だ。
　「南の島」ですぐに思いつくのは沖縄などの南西諸島だろう。 今の時期なら空いているし気候も良く、実は穴場である。 しかしなにやら梅雨明けが遅れているようであるし、(6年前に行ったので)リピートするとなると、ちょっと勿体無いかもしれない。
　同じ理由でバリも却下。
　サイパンやグアムなどはハナから却下。理由は「アメリカだから」
　そこで一気に躍り出たのが、小笠原諸島ですよ！
　緯度は沖縄と一緒の東京都！ そういえば、(既に手遅れだが)「横浜に住んでいる間に行きたいなぁ」などと思っていたではないか。
　��小笠原諸島�≠ﾆ聞いて真っ先に思い浮かぶのが太平洋戦争の激戦地硫黄島…は民間人が上陸できないけにしても、父島・母島でダイビング・ドルフィンスイム・ホエールウォッチング・トレッキング三昧というのもいいではないか？！
　即・決・定。
　すさかず交通機関と宿を探す。…うーむ、連絡船の都合で6日コースか14日コースとなってしまうようだぞ。 6日だと短いけど、かといって丸々2週間は流石にちょっと長いなぁ。 まぁ、今回はあまりガツガツしないでということで、6日コースとしよう。 WEB上で楽チンにサーチ＆予約が全部しておけるので、密度を濃くすることもできるしな。
　さて次は、水中撮影可能なカメラを準備せな。 私の旅行は撮影旅行だからな、これは外せない。 そして、動画撮影も当たり前だ。 しかし既に持ってるDVカメラ３台に対応するマリンハウジングが無い。だからと言って、マリンハウジング対応のDVカメラを更に買い足すのもアレだから、今回は毛並みを変えてMPEG4カメラ＆マリンハウジングを準備した。はてさて。
　「…そういえば、ダイビングのライセンスカードをどこにしまったっけ？！」と一瞬焦ったが、ログブックと一緒にすぐに出てきた。ふいー。
　よし、これで後は、最も面倒な人間様の準備だ。
　まぁ、泳力は心配ないだろう。 三つ子の魂百まで、であるし、ここ2年ほどはプール通いしている。 しかし、お天道様と縁遠い生活が続いていて、唯一長時間日光に暴露される機会であるツーリングの際も長袖長ズボン・マスク・ヘルメットで防御しきたので、紫外線耐性が極端に落ちている筈である。 はっきり言って、南洋の日差しに耐える自信は皆目無い。（実際、6年前の南西諸島でも、かなりヤバイ状態だったし…）
　まぁ、日焼け止めと服装を準備して、あとは出発までの間にコツコツと陽に慣らしていくしかなかろうね…、ということで、日中の海岸散歩を始めてみた。
　そしたら、それが楽しくなってしまって、延々歩くようになった。 元々散歩は好きだしな。
　で、日に日に歩く距離が長くなった。
　次第に、砂浜の端まで行かなければ気がすまないような気がしてきた。
　ある日、遂に往復で30km超、時間にして6時間半歩き続けた。 いい天気だった。
　結果的必然的に全身火傷になったー。 いたたたた(笑)
　こんなところでも、目的と手段を取り違える悪いクセが出てしまったです。 反省。
　…とまぁ、ちょいと不安が残るものの、これで準備完了だ。
　いざ、南の島へ。


『南の島』：『イリヤの空 UFOの夏』最終話サブタイトル



＜『君の海に行こう』＞
　出発だ。
　小笠原には飛行場が無いので、交通手段は船しかない。（都知事とかの特別な人は、飛行艇を使ってるようだが…）
　ちなみに、移動距離は1000kmある。
　つまり、移動時間は実に25時間もかかる。 これは飛行機ならヨーロッパに到達してしまう時間なわけで、飛行機がバンバン出ている沖縄とは比べ物にならないアクセス性の悪さである。
　しかし、前回沖縄へ行った際や北海道へ渡る際にものんびーり船を使った私なので、こんな船旅も実はちょっと楽しみだったりした。
　それに、今年の秋からは新型高速船：TSLが小笠原航路に就航する(可能性がある)ので、こんなにものんびりとした旅ができる機会はこれが最後かもしれないのですよ。
　ともあれ、新幹線を品川駅で降りて、ぎゅうぎゅう詰めの山手線に乗り換えて、浜松町下車し、日の出桟橋を行き来する「これまでコミケの際に散々お世話になった＆思い出いっぱい(笑)の水上バス」を横目にして、竹島桟橋から��おがさわら丸�≠ﾖ乗船です。
　をや？北海道航路のフェリーと比べるとちょっと小型かな？「外洋客船」のイメージだったので、少し心許ない気が。
　二等船室で雑魚寝です。　本当は特等を依頼したのだが、往路の特等は満席だったので、往路のみ二等。 まぁ、運良く通路脇且つ荷物棚のある場所を取れたので、よしとする。
　さて、大雨の東京港を出航。 レインボーブリッジの下をくぐり、東京湾を出ると、少し波が立ってきた。
　船内レストランが開いたので行ってみる。 北海道フェリーによって、船内食は高額というイメージがあったが、普通に安い。 「母島の島塩を使った塩ラーメン」と、シーフードサラダを食す。うまー。
　3時間後、船は大揺れに揺れまくっています。 古参の人も「こんなに揺れるのは初めて」と言っています。
　船室に居ると気分が悪くなってきたので、屋外デッキで雨を避けながら遠くを眺めて気分を紛らわして船内に戻ったそのとき、「…っ！やばっ」
　5m先にあった洗面所にダッシュ！ …波が収まって…、「…っ！やばっ！！」
　隣のトイレにダッシュ！ ゲロゲロゲロー！！
　吐いたのって、20年ぶりだよー。 (近くにトイレがあってマジ助かった！）
　「…父島まであと22時間、オレは一体どうなるんだろう？！」
　どんより朦朧とそんなことを考えながら、そのままトイレの個室で1時間ほど仮眠。(ヲ)
　少し回復したら、「到着が二時間遅れる」なんて船内アナウンス。
　「あと24時間！ オレは一体どうなるんだろう…」
　更に暗い気持ちに。
　船室に幾つかTVが置いてあり、そこには飛行機の機内TVよろしく現在地を示す画像を流すCHがあるのだが、それがまた、遅々として進まないのがもどかしい。 「進まねぇ〜！」 飛行機の1/20以下の速度だもんなぁ。
　そういえば、安田大サーカスのデブが乗っていた。ずっと寝てた。すげぇデブだ。
　海が荒れて屋外デッキは閉鎖されてしまったし、食欲が無いので非常用に用意してきた流動食を腹に入れつつ、ここからだとトイレが遠い(50mぐらい？)のが不安になりつつ、さっさと寝た。ぐー。


『君の海に行こう』：父島を舞台としたイルカ満載漫画(岡野史佳、白泉社)のタイトル


　つづく（つづける）




　さて、さて、今回の転職に伴って再び「田舎がいっぱい・すぐ近く」の広島在住となったので、今年の夏はブイブイ走れそうじゃのー。(嬉)


■ＧＳの総走行距離：47777km…で、久しぶりの田舎走行に浮かれてみたが、落とし穴もいっぱいだった。 あぶねー、あぶねー！ より一層の注意が必要だと気を引き締めた次第。 ご安全に！

---

050701の日々是二輪
山人・海人

　装備満載で、ちょくちょく旅をしています。

＜初夏の白川郷＞
　世界遺産な合掌造り集落：岐阜県白川地方を、航空GA隊の方々と一緒にぐるりと走ってきましたよ。
　白川郷といえば、『行く年来る年』のイメージしか持っていなかったのだが、この時期もなかなか趣があってよろしい。
　ただ、観光バスの多さ、そして中国人観光客の多さには、ちょっと辟易したです。
　この地方、なだらかな山間部の道路をくねくねくねくねと登っていくので、ハイスピードなツーリングものんびりツーリングも可能な地域ですね。 いい場所だ。 ただし、追い越しポイントが非常に限られているのと、ネズミ捕りがしばし出没するのが珠に傷だ。 上下線が違えば危なかったぜ。＜ネズミ捕り
　それにしても、飛騨地方の道の駅の多さは異常！！ コンビニよりも多いんじゃねぇか？って位沢山あるな。なんでだろ。
　そういえば復路で、山間部にあるスーパー銭湯(？)な施設でじっくりとくつろいでいると、唐突な超豪雨＆落雷！ 遮断機が故障して電車が止まってたし。 …そうか、ふははは、俺様の雨男の面目躍如だっな！ …スマヌ。 orz


＜現在(いま)の日本ならではな楽しい遊び＞
　こんな↓ページをみつけた。
　お前のバイクはどのクラスの四輪と同じ加速？0-100�q/h 　楽しみ方の方法とスタンスが、非常に好感だ。
　まぁ、ワシはやらんが。(多分イヤな数字を見ることになるんだろうな)


＜南の島＞
　これはバイクの旅ではないのだが、6年前の南西諸島を放浪した際にもここに記録を残していたので、今回も同様に処理する。
　てなわけで、今回訪れたのは小笠原諸島。
　東京都なのに沖縄よりも南の島、小笠原。
　ジャングルトレッキング、そしてダイビング＆ドルフィンスイムetc.を、の〜んびりと楽しむ予定で、出発です。
　猛烈な混雑の山手線を抜け出して、竹芝桟橋から1007km:船で27時間かけて辿りついたそこは、やっぱり別世界でした。
楽　し　か　っ　た　ー　♪ 　話せば長くなるので、まぁ、詳細は追々と整理していくことに…。


■ＧＳの総走行距離：46733km…ABSエラーが点滅しっぱなしなのに、後輪のABSが作動したぞ。ひょっとして、故障してるのは前輪だけ？ あと、なーんか点火不良が多くなってきたような気が。プラグでも交換してみますかねぇ？

---

050617の日々是二輪
入梅〜

　忙しくしてたら、もう一ヶ月もバイクに乗ってないよ！
　今週末はなんとか天気も持ちそうだし、出掛けてみるかな。


＜「ヘルメットが無かったら即死だった」＞
　そんな経験を5,6回してますが、流石に外装・内装共にすごいことになってきたので、久々にヘルメットを買い換えた。→
　えーっと、数えてみたら、なんと丸7年ぶりだったょ。orz
　さて、今回買ったのはマルチパーパスなHORNET(GLIDE)。
　10年前にもHORNETを買って(未だに使っている)いたので、これで二つ目のHORNETになる。 少し前まではメカメカしさが魅力なSYNCROTECと迷っていたのだが、やはりGSに乗る以上はオフロードな香りが欲しいにゃということで、二代目HORNETに落ち着いた。
　そんで、久々のオニューをかぶってみる。
　「うおー！ 内装がヘタってないから、しっかりホールドされてキモチイイなぁ」
　…などとアタリマエなことに感動してしまうのですが、他にも
　「おぉっ、風切り音が少なーい！静かー！」
　「あれ？ 視界が広いぞ！」
　…などと感心し通し。
　随分とデザインも変わっているし、機能性能も少しずつ進歩しているんですねぇ。 感心しましたよ。
　なので、これまで普段は「視界が広いから」とジェットヘルを使って、海外ツーリング時のみHORNETを使っていたけども、これを機会にHORNETに一本化することにしました。 重複した荷物も減らせて、一石二鳥。
　あと、ヘルメットを買うついでということで、夏用メッシュジャケットを注文したのですが、今回もやっぱり品切れでキャンセルされ、それならばと代品を注文したら、それも品切れでキャンセル。 冬ジャケットの時といい、私はジャケットとはとことん縁が無い様だ。
　ともあれ、早くヘルメットマウントカメラ取り付け用に改造しないと。(笑)

＜撮影旅行デジタル化計画＞
　「そろそろ実用的になってきたかな？」と思えたので、MPEG4カメラを買ってみた。

　箱を開けて出てきたそれの、予想以上の小ささにびびった。


　そして、別途買っておいた専用ハウジングに…


　ドッキング。


　これで水中撮影も可能だ！

　さて、このC4の画質ですが、やっぱ中途半端ですね。
　収差は目立つし、コントラスト・発色は良いとはお世辞にも言えない。
　まぁ、そんじょそこらのトイカメラに比べれば良い部類ですけど、静止画も動画も画素数で劣る写真DV＠キヤノンの足元にも及ばないですな。
　しかし、その小ささ・手軽さは魅力的。 使い捨てカメラみていな手軽さで撮影できるのがたまらん。
　そして、写真モードと動画モードが分かれていないのが、素晴らしい。 撮影時に操作で迷うことなく撮ることに専念できるのがうれしい。
　ただ、バッテリーの持ちがあまりよくない＆突然限界が来るのはいただけない。
　ちなみに、このカメラの音声ガイドが、あかり＠『ToHeart』に聴こえてならないのだが、賛同者募集中。 撮影の度に「ひろゆきちゃ〜ん」なイメージで気が抜けるー、のはオレだけだろうか？


　さて、準備完了。
　忙しくなるぞー。（ワクワク）



■ＧＳの総走行距離：45762km…前の会社でも、今の会社でも、このHPと私とが同定されてしまったきっかけはGSだった。次は気をつけよう！(笑)

---

050515の日々是二輪

　近所にあるツバメの巣で、雛が孵ってました。 やかましー。(仄々)
　田植えも始まりました。
　そうです、気がついてみれば、早くも5月も前半が終了しているじゃないか！
　げぇ！


＜野を越え、山を越え＞
　ちょいと用事があったので、ひとっ走りして浜松⇔静岡を往復。
　普段やってる日帰りツーリングの1/3に満たない距離ではあるが、雨が降りそうだったこともあり、今回はラクして東名を往復で使ってしまった。
　すると、片道30分ちょいなんですな、この距離だと。
　この区間は、その昔にスーパー林道を小型でトコトコと坂道を走りつつ日没を迎えて適当にキャンプしたりで丸一日かけて走ったりしたこともあった（←のんびりしすぎだ）りしたので、この速さには感慨深いものがあったりするですよ。
　…なんて感慨にふけっていたら、新幹線(ひかり以上)だと15分の区間であったと気が付いて、更に感慨だ！ ニッポンをやすまないと！
（あ、藤枝バイパスが無料になったと聞いていたが、「有料道路」と看板が書いてあったアレは、単に切り替えができていないからなのだろうか？）


＜それぞれの未来(あした)＞
　先日上京した際に、いつもお世話になっている海外旅行代理店の事務所へ顔を出してみた。
　丁度、担当者が居たので世間話をば。
　まぁ、その人は私の現職の会社のOBなんで、悪口をひとしきり。(笑)
　で、1999年に行ったオーストラリアで先導してくれた現地ライダーが、「牧場をはじめる」ということで辞めてしまったということを聞いた。巨漢で髭もじゃオージーで牧場に似合うし、そもそも彼の両親も牧場経営していた（おまけに、そこをバイクで走らせて貰った）ので、さもありなん、と思った。が、「まだお金がないので、困っている」んだそうだ。計画的にやれよなぁ。
　次は、2003年に行ったエジプトで先導してくれた現地ライダーが、「バイク屋をはじめる」ということで、日本にバイクを買い付けに来たという話。　「まともに買ったら高いからよせ」という忠告にも関わらず「いいから手伝え。まずはジャンクヤードを紹介しろ、契約の手続きをしろ、シッピングをやってくれ」とコキ使われたそうだ。 バイク屋のつてをたどって埼玉の方にあるジャンクヤードを探し、2stカブを大量にGET、それを横須賀から出そう、という段になって「エジプトは今年から2stバイクの輸入を禁止することになった」と本国からの通達を受けて、「全部キャンセル、無駄になった」というオチまで付いたんだそうだ。（可哀想）
　あと、去年暮れのエジプトは非常に暖かくて、というか、私が行った2003年は異常に寒い年であったということが判明し、コースもいろいろと変更が必要になったとか、白砂漠にたどり着くのが遅れてしまい夕方にあのガレ場を走る羽目になったとか、ヤマ場である砂丘走行が順調だったにも関わらず最後の付近でガレ場＋砂丘複合な超危険ルートに入り込んで苦労したとか、いろいろと後日談が聞けた。
　あぁ、また行きたいなぁ。（ムズムズ）


＜二輪用GPS＞
　そういえば、二輪への実装状態の写真を出していなかったので、改めて撮ってみた。↓
　画面を観やすく・操作しやすい、ということでこの位置に落ち着いた。（あと、「取り付けマウントをそのままにしてカバーをかけることができる」という位置であることもポイント）
　ただ、オフローダのポジションでこの位置だと、流石にちょっと文字が小さいかな、という気はする。 それでもe-trexよりはマシなんだろうし、オンロードならこれでも十分大きいのだろうね。　あと、スイッチが前面にあるというのは、側面にあるe-trexよりも絶大に使いやすいということも、記しておく。車載ならGPSmapやGPS IV以上の機種が必須やね、と思う。
　さてさて、その車載したハンディGPSだが、今のところは「経路誘導マシン」というよりも、「リアルタイムに現在地を表示してくれる電子地図」という使い方が大半になってます。まぁ、四輪のナビを持っている人もそうなんでしょう。　経路誘導は段取りが大切なので、計画的にしか使う気にならんしね。　まぁ、そもそもが��単なる賢い地図�≠ﾆいうだけでもかなり重宝だし、むしろそれに徹した（＝シンプルな）操作体系が好感やねん。
　ただ、電池寿命が案外と早いな、という印象。リチウム単三が20時間ちょいで切れた。旅行とかだと、ちょっと心細いかもしれんなぁ。


■ＧＳの総走行距離：45762km…夏に向けていろいろと計画中だが、いろいろと問題も沢山。そんで、ガソリンが高けー！ 1回の給油で2500円超かよ！！

---

050422の日々是二輪
そして車検の季節です

　そういえば、バイクの税金の振込み督促が届いてないなぁ。 ちょっと不安。


＜返して！私の彼を返してよっ！＞
　バイクを車検に出してきた。
　つーか、車検の予約をしに行ったのだ。
　そしたら、当然のように、そのまま車検整備にもって行かれてしまった。
　てくてく歩いて戻る羽目に。
　こんなん、初めてだよ。
　田舎だからかいな？
　そんな、4回目（の車検）。


＜３、２、１！＞
　先日、仕事のついでで、乗用車用エアバックのモジュールを爆破処分する機会があった。
　スクラップ置き場に持っていくのに、そのままだと危険（爆発物）なので、処理することが必要なのだ。
　やり方はカンタン、適当なバッテリとモジュールを直結して、点火するだけだ。
　原理は分かる。　起きる現象も容易に想像がつく。　しかし、やったことがある人間は、作業指示をした人を含めて、誰も居なかった。
　私はツールナイフを常備しているので、スクラップの中に落ちていたコードを適当にストリップして、同様に使えそうなバッテリを見繕って、ぱぱぱ、と直列化。よし、点火準備完了。
　「………」
　なんとなく、後ろを振り向いて見ると、残りの4人並んで耳を押さえている。
　「おいおい、オレだけかよ」
　まぁ、いい、点火！
　バチッ！
　バチバチバチッ！
　…だめだね。　なんか、コードが熱くなってきたけど、大丈夫かいな。
　うーん、ならば逆接し
　ド　カ　ン　！！
　「？！ ？！　？！」
　あーっ、びっくりしたー！！
　それに、くせー！！


＜蛇の目でお迎え＞
　これまで、雨天時に自転車へ乗る際には、お古のバイク用レインウェアを使っていた。
　だがこの度、通勤距離が倍に伸びた→雨天通勤の快適さが重要な課題となってきた。 さらに梅雨は目前だ→夏はすぐそこだ→快適レインウェアが欲しいぞ！
　そんな、極めて論理的な思考が紡がれるのである。
　そして考えてみるに、「私の自転車でのレインウェア使用頻度は、バイクのそれを10倍以上上回る」ことに気付いたのだ。
　自転車用レインウェア、超大切じゃん！
　ひょっとしたら、その大切な自転車用レインウェアをないがしろにしすぎていたのではないか？！
　そうだ、良いものを買おう！！
　そんな、ロジカル且つスマートな物欲がモリモリとあふれ出すのを、誰が止めることができようか？
　…てな勢いで、mont-bellの自転車用ゴアレインウェアを上と(廃番だけど)下を、クリックぽちっとな、で導入。
　まぁ、シーズン突入直前ながらも、ギリギリ在庫でサイズがあって良かったのだが、なんにしても高けーよ、高けーよ。　なんと4万円超えのレインウェア！になってしまった。　日本で一番高価なレインウェアの一つなんじゃねぇか、これって？（未確認）
　だがしかし、これを金曜夜に注文して月曜夕方に届いていたので、かなり帳消しとする。す速く届くというのは、素晴らしい付加価値だなぁ。(甘い？)
　そして、肝心の機能・性能なのだが、兎に角軽い！のが素晴らしい。　バイク用がいかにゴツかったかがよーく分かった。(自転車用としては、いかにせよ過剰だったのね)
　届いた翌々日に雨天となったので、早速使用してみたところ、前景姿勢に伴う背中⇔ケツ上からの雨水侵入は皆無、脇下はインテークで快適、そんで、新品＆PTFEライニングの効果だと思うが、撥水能力が非常に高くて、ウェアを伝ってクツに流れ込む雨水が殆ど無い（途中で落ちる）ことが超快適だったりした。ブーツカバーいらずだね。
　あと、注文のついでなので防水のバイク用ウェストバックも買ってみたが…、これは失敗だった。　性能云々はいいとしても、笑っちゃう位に小さすぎるー。(笑)　一体何時使えばいいのか？って小ささや。
　さて、さて、もうすぐに梅雨が来るぞー。


■ＧＳの総走行距離：45620km…唯今車検整備中。なんとかGW前には復帰の予定だが…。 とりあえず、テレレバーのピポットのボルトが緩んでたのが発見されました。(恐)

---

050403の日々是二輪
ボチボチ車検の季節です

　GSにはもう8年乗っているが、先日はじめてバッテリが上がってしまった。
　久々に乗ったら、キュルキュルキュルカカカカカッ！って感じで、セルのクラッチが脱調したような音がして、エンジンがまわらん。
　まぁ、やむえんので、整備ガレージへ引きずって行って、はじめてのタンク外し！
　そう、このバイクはタンクを外さんと、バッテリにアクセスできんのだ！
　マニュアルもナシにガバガバとカバーやらボルトを外して、タンクを外す………重てーっ！
　不運にも満タン(-6km分)であったため、実に30kg近くあるタンクなのだよ！　重いー！
　それでも頑張って横にどけよう、と持ち上げたら、ビンっ！！と、燃料チューブやらセンサケーブル長が短くて、すぐ脇の台へもずらせやせんぞ！　あわわ、と慌てると、その弾みでガソリンが、ジャー！！と溢れたぞ！ ガッ！！マイガッ！！
　ぐぎぎぎぎ、などと踏ん張りつつ、その姿勢でバッテリ周辺をいじってみると、タンクをどけなくともなんとかなりそ？な目処がついたので、タンクを定位置に戻して、えいやっ！と尻を上げてみる。　あぁ、最初からこうすればよかったよ。(泣)
　こうして、端子を繋げそうな姿勢を見つけることができたので、つっかえ棒を立ててチャージャーを接続＆チャージ！！　ちなみに、わたしゃ、適正な充電設定が何Aか知らんので、えいやっ（またか）と12V25Aで20分程カツ入れ！ まぁ、いい。
　そして、20分後。よし、生き返った！
　いやー、やっぱチャージャーは必要ですね。（つづく）


＜新型ハンディGPS続き＞
　GARMIN GPSmap60CSを実際に使ってみて強く思ったのは、「日本語化に伴うアラが多いなぁ！」って印象っすね。
　先ずは、“カーナビ”の基本機能：経路誘導機能を使おうとして、四苦八苦させられたですよ。
　その最初のステップ：目的地の検索で、壮絶にてこずった。
　そもそも、地名検索で地名を入力したところ、「該当なし」とか出やがります。
　何度やってもダメダメで、散々っぱら迷った末に、仕方なくマニュアルを読むと、「ひらがなで検索」の文字が。orz
　少々納得しかねるが、やむなくひらがなで入力してみると、再度「該当なし」が出やがりますよ、コイツ！
　嫌々マニュアルを読んでみると、「一文字ずつ入力・検索を繰り返す」との指示があるではないか。
　「かっこわる！つーか、画面にそう書いてくれ！」と思うよな、普通。　…でもまあ、そのやり方は決して悪くないのだから、そうならそうと分かりやすく（図表をきちんと使って）説明すればいいのになぁ、と思うのだよ。
　で、まぁ、ようやく目的地の地図を表示することに成功し、そこを目的地用のポイントに設定…したら、今度は（画面内にある矢印が指す場所ではなくて）GPSが認識している現在地がポイント設定されやがる！！
　渋々マニュアルを読んでみると、「画面内矢印をポイント設定するには、違う設定方法が用意されている」んだと！？
　ムキーッ！！
　たいがいムカツきつつ、今度は経由地設定で高速道路の出口を指定できるということで検索メニューを使ったところ、リストには近所しか候補に出てこない。そこで、路線名を指定するオプションを付け加えて検索をかけてみると…またしても「該当なし」の文字が出やがります。
　やむなくマニュアルを読む前に、ふと、今度は漢字で検索しなおしてみると…、ビンゴ！ 高速道路は漢字でないと検索できないようになっているようだ。
　統一しろよ！
　または、説明書きを画面内に出せ！
　と、まぁ、イライラします。なまじ、四輪車用のカーナビ操作になれていることもあり、いちいちマニュアルを見ないと解決不能なような問題を抱えている完成度の低さはムカつきます。
　ただ、一度ルートを設定すると、目的地経路探索は横浜→浜松間で20秒程度であり、十分に実用的な時間でしたし、そこで自動選定された経路もそんなに悪くないですね。　賢い、賢い。
　ちなみに、これ↓は、経路誘導時の画面遷移の一部。
　交差点の手前で、地図を一旦拡大し、数秒後に復帰、そしていよいよ接近すると再度拡大し、交差点を通過すると広域にズームダウンされる、といった風に表示や縮尺が自動的に変化するようになってます。
　またその際に、（普段、地図画面をノースアップ設定していても）拡大時にはフェイスアップになるのが、さりげに親切ですな。

　で、実際に横浜→浜松間で使ってみました。
　と言っても、浜松ICまでは東名で一気に行くので、そこまでは経路ログをとるだけとして、そこから現地までの経路誘導を試すことにした。
　さて、衛星も７個ぐらい捕捉できていて、いい感じで横浜青葉ICを通過したのはいいけど、牧の原SAで最初の休憩をした際に「うわっ、ログとり忘れてた」。悲しい。
　めげずに、ログをONとする。
　いよいよ浜松IC出て、さて、経路誘導をONにするか！ と、事前に作成しておいた“ルート”を選択したが…、しまった、ハンドル取り付けマウントを取り付けていなかった。(汗)
　めげずに、IC出口でマウントを取り付ける。
　さて、いざ、ナビゲーションされますかね！
　…なんか、「もう一度東名に乗れ」ってナビされてる…。
　推測するに、事前に作成したルートへ浜松ICを登録する際、IC出口/入口を区別して入力することが必要だったのではないか？
　まぁ、このままだとどうしようもないので、（“ルート”を使わずに）“ポイント”メニューから目的地を選択して、そこから直接“ナビ”を開始してみた。　うむ、この操作なら、信号待ちの数秒で十分に操作が可能。　直射日光下だと液晶も非常に見やすく、マウントは走行中も振動せず、操作姿勢も楽だし、快適、快適。
　勿論、こちらが経路誘導に沿わない進路をとった場合でも、きちんとリルートしてくれる。　うーん、車用のナビよりか、リルート開始までの時間余裕が多少大きいかな？ あんまりせっかちなのもムカつくけど、「反応が遅い」と思ってしまうとかで、少し不安になるかも。
　結論としては、「なんか、いぐね！？」
　方向感覚に相当な不便がある、つまり重度の方向音痴な私に対して、この素敵マシンが適宜情報を与えてくることにより、その不安を緩和してくれましたよ！　

　ちなみにその後、市街までの往復で徒歩２時間程度をGPSをもって散策してみたが、これもまた良かった。つーか、GPSがなければ駅まで辿り着かなかったし、根城に戻ることもままならなかったよ。 都市地図＋GPSはスゲーなぁ。（但し、トラックログを表示していないと、その効果は半減くらいになりそうだな、と思った。メモリは潤沢に使わないと、折角の素敵度がスポイルされてしまうので、メモリのマネージメントスキルが重要になってきそうな予感）

　そうそう、あと、バックライトの輝度であるが、前回は「1[cd/m²]位？」なんて適当なことを言っていたけど、先日ちゃんと測ってみたら10[cd/m²]ありました。ごめんなさい。

　うむ、奥が深いですなぁ。＜「GPSデータ活用術」


■ＧＳの総走行距離：45616km…（つづき）チャージを済ませて、タンクを締結し、サイドカバー・シート・シート2を固定して、工具類を片付けていたところ、「あぁぁっ、充電プラグがこんなところにっ！！」。ムダな苦労をしてしまったよー。（オチ）

---

050311の日々是二輪
８年一昔

　さて、三寒四温、一雨ごとに春がやってきてますな！


＜色褪せてゴアゴア＞
　よーく考えてみたら、現用のライディングジャケットを買ってから８年が経っていた！（ひでぇ！）
　と、いうわけで、俄かに新しいジャケットを欲しくなった。
　幸いにして、冬のボーナスを使わなかったお掛けで、無駄遣いREADY状態。
　すさかずクリック！
　「品切れ」
　「品切れ」
　「品切れ」
　えー。
　今回はじめて知ったのだが、この類のものは定番商品ではなくて、季節商品、しかも毎年違うものをロットで生産していて、品切れとなったらそれでおしまい、というものなのだそうだ。
　えー。
　うーん、この振り上げた６万円分のクリックの行き場をどうしてくれよう。
　今年の秋まで、このテンションを維持するのはしんどいかもしれんなぁ…。


＜だから↑というわけではないが＞
　ハンディGPSを新型に更新しやしたー。→
　こちらは７年ぶりー。
　この新型：GARMIN GPSmap 60CSは、これまで使っていたGARMIN/EMPEX GPS38と寸法や重量はほぼ同一だが、その名の通り地図が内蔵されたカラー液晶搭載機であるよ！ いわゆる“カーナビ”的なルート検索やナビゲーションも可能だったり、バードビュー表示が可能だったりと、必要十分且つアイテム心をくすぐる一品じゃよー。
　以前はタンクバックやウエストバックに突っ込んで使ってましたが、今回はハーネスへワンタッチで取り外し・付けができるアダプタが付属している上に、ハンドル取り付けのフリーマウントも同時入手したので、使用形態もよりアクティブになりそうな予感！
　前任GPSにはないバックライト付きカラー液晶による地図表示についてですが、通常時は反射型液晶での表示にも関わらず、かなりキレイな発色で明るい画面であることにびっくりだ。しかるに、直射日光下であるほどに鮮やかで見やすくなる。 その一方でバックライトはかなり暗い。 周囲照度が1000lx以下でないと、バックライトの効果を確認すらできない。測ってないのでテキトーなことを言うが、多分1〜2[cd/m2]の輝度しかないのでは？ まぁ、この値が（携帯やPDAじゃない、ハンディGPSの）使い方・使用状況にちゃんと適応した妥当な輝度なんだろうね。
　ただ、ページ当たりの情報量が格段に増えていることもあり、瞬間的に視認できる能力の限界からか「う、ごちゃごちゃしてる」と感じてしまうのは、まぁ、仕方ないことかと。 白黒液晶のetrexと比較しても、「スッキリ感」は多少減っているような印象もありますな。 液晶のDPIはetrexの方が細かいし、もしかしたらコントラストが高いのかな？と思えた。 しかし、じっくりと見ると、色付きというのはかなり便利だとわかってくるので、やっぱり車用ナビ同様に地図を見るコツをつかみさえすればいいんでしょうね。 ともあれ、“カラー”のメリットはそんなに強力ではないなぁ、というのが現在の所見です。　
　そして、この機種は経路データをUSBからPCに取り込んで編集することが容易！という特徴もあり、ツーリング後の楽しみもいろいろとありそう！　つーか、実はこれが一番楽しみだ！USB万歳。経路履歴データの転送は一瞬！だし、地図転送もはえー！！ これに慣れたらRS232C接続なんてやってらねー！
　とまぁ、現時点ではギブミー機能てんこ盛りのステキマシンではあるのだが、二年後ともなれば普通の携帯電話が標準でGPS内蔵という時代なるので、それらであればこれ機能がてんこもりになる＆GPS連動のスチル・ムービーカメラ機能といった＋アルファも盛り込まれるに違いなく、それはそれで魅力的で羨ましくもなるのであるが、そこはそれ、欲しいものは欲しいと思ったときに入手できてこそなのだだだ！（？！）
　そんで、折りしも丁度入手したタイミングで国内初の二輪用ナビが販売されだすといった報道もあり、「ほほほー、旬なアイテムというわけですなー？」などと思ったりもする、春はまだ？な夜でした。
　あ、雪や雨の日でも、ちゃんと高精度でポジショニングできましたよ。え、当たり前？
　さてさて、旅に出たくなるねぇ！

添付ホルダーでリュックへ取り付けてみた→

　←借り物のetrexと寸法比較。あんまり変わらんのね。

ちなみに、VISTAと起動時間や地図スクロール速度を比較すると60CSは5倍くらいの速さです(喜)

そして、今回の目玉だ！↓ 伝説（笑）のGPS、ジェベルGPSのモジュール！（借り物） 　



■ＧＳの総走行距離：45346km…フツーのポータブルDVDナビの方が安くて高機能且つ大画面…、なんてことを気にしてはいけないのだよ？ バイク用としては、小さいこと＆防水アイテムであることに意味があるのだー。（？）

---

050130の日々是二輪

　大抵の休日が雨とか雪なので、なかなかバイクに乗る機会がない冬ですな＠横浜。
　でも、たまーに乗ると、気持ちーぞ！
　うむ、初心。

＜疲労中＞
　最近は、これまでツーリングで使ってきたゴアのジャケットをチャリ通勤で使っている。
　冬場は革ジャンでいたので、冷えるかと思っていたら、案外とこれが暖かい。
　パットが入っているせい？
　で、先日はそのパットが役に立った。
　なんと、立ちゴケしたのだ！
　自転車なのに！（笑）
　そもそも、自転車でコケたのすら、ここ２０年近く記憶にないよ！
　ま、バイクでなら数限りないけど。
　コケたのは、いつものごとくプールで泳いだ後、坂道をグイグイと登りまくって、さて、信号で引っかかったので交差点を渡って、横断待ちの歩行者とポールを避けて停車し…、あれ？　ばたーん。
　肘とかを強く打ったけど、パットがあったお陰で無傷ー。ヘルメットも役に立ったような。 むしろ、子供に「大丈夫ですか？」なんて言われた方がSHOCKだよ！（テヘヘ）
　いろいろと疲れがたまっていたようです。　反省。
　あ、あと、ぎゅっ、とすると気持ちが引き締まるし、非常に防御力が高いことが嬉しくなるのは俺だけ？


＜熱中＞
　その愛チャリだが、実は入手してからの7年間、前輪タイヤを交換していなかったりしたのである。
　勿論後輪は必要に駆られて毎年交換してきていたのだが、前輪はなかなか磨耗も劣化もしなかったので、だらだらと使いつづけてきて、気付いてみたら走行距離が1万キロに達しようとしているではないか！
　まぁ、夜は部屋保管なことで、多少は寿命が延びるとかあるにしても、いかにせよなご高齢であるに変わりはなかろう。
　てなわけで、交換、交換。
　前輪なので、作業は一瞬で終了。
　ついでなので、普段は掃除しにくい場所（ハブなど）を磨いてみる。→
　さらについでに、スプロケやサス・ディレイラーなども磨いてみる。　あれもこれも磨いてみる…。
　ふと気付いてみたら、２時間もかけて磨きまくってしまった。(笑)
　（走ってみる）
　…おー、いい感じ！（嬉）


＜道路交通法改正＞
　通勤時、愛チャリで片側三車線道路の左側歩道を走って、交差点の横断歩道を渡ろうとしたところ、対向車線からの右折車両がこっちに来たので警戒したが、それは一旦停車してくれたので、頭を下げて横断し…、うをぉぉぉ！！
　停車した右折車両の陰から、ビクスクが飛び出てきた！
　咄嗟に前後ロックさせて減速回避したが、危うくぶつかる所だった！
　交差点内で右折しながら、しかも内側からの追い越しなんて、私の想像を遥かに超越した大愚行！ まさに真のアホ！
　こんなこと自分なら絶対にしないけど、されないように気をつけないかん時代なのか…。悲しい話だ。
　今年から二輪のAT免許が始まるらしいが、こんな糞ライダーが増えるのかなぁ、と思うと忌忌しき話だと、今更ながらに思ったよ。


＜二輪ETC＞
　やっとかよ！ 動きが遅いなぁ！
　私がモニターしたのが、既に2年前なのに！！


＜慎太郎やるなぁ＞
　三宅島でバイクレースかぁ。
　ホントにやるのなら、参加はともかくとして、観戦＆観光ツーリングしますよ、是非とも！


＜素で＞
　国際免許を受領しに警察へ行ったら、視力検査装置でおじいさんが「何も見えん！」と、警官を困らせていた。　その場はコントみたかったので微妙に笑えたが、そのことが笑えない結果につながる可能性もあるわけで、ここは免許を返上することをお勧めしたいものだ…。
　で、私が国際免許を受け取る際に、「初めてですね」と言われたので「え、もう、何度も貰ってますよ」と返したところ、「期限の切れた国際免許は返却しないと駄目ですよ」と叱られた。
　えー、そないなこと免許証のどこにも書いてないし、説明も受けたことないよ！知らないよ！わしゃ、返さんぞー！（あれ？）


■ＧＳの総走行距離：45346km…ちっとも乗らないのに、バッテリーがちっとも上がらない！ これはABSを切っているお陰か？

---